なんと、とうとうUAが25000を突破致しました!
そして更に、本日でちょうど『μ'sと仮面ライダーの物語』を書き始めて、1年です。長いようで短いようで…もう1年が経ったんですね。ここまで見てくださっている皆さん、本当にありがとうございます!
これからも是非、見てください!お気に入り登録、評価や感想なども頂けると嬉しいです!
では93話、スタートです!
〜前回のラブライブ!、µ’sと仮面ライダーの物語!〜
蓮「音ノ木坂学院に転入してきた秀夜。そして、µ’sのマネージャーに穂乃果が誘うが、メンバー内で反対意見も出てしまう…特に、にこと真姫が1番反対している。
そんな中、秀夜から優がゲーム病だということを聞く。
驚きの事実が次々と分かる中、秀夜は財団Xにいた自分が仮面ライダーになる資格はない。幸せな生活を送っていいはずがないと悩む。そんな秀夜に、花陽は自分の意思を必死に訴える。秀夜はどうするのか…
どうなる93話!」
〜side 真姫〜
私は今、µ’sの練習が終わってから、にこちゃんと2人で帰っている。
「にこちゃん。私、あの秀夜って人の事、ちゃんと自分の目で見て決めようと思う。これまでの事か無しで。」
「私も。あの時は、頭に血が上っちゃってたけど、ちゃんと見てから決めないとって思った。絵里と希に言われて、気づいたわ。」
にこちゃんも、私と同じ考えみたい。そんな会話をしていた私とにこちゃんの前に、
「こんにちは。西木野真姫さん、矢澤にこさん。」
見覚えのある白服の男の人が現れた。
「あんたは確か…グラスとかいう!?」
「私達に、なんの用よ?」
「そんな怖い顔で睨まないでください。私は、あなた達に着いてきて欲しいだけです。」
「そんなのお断りよ!」
「そうですか…ならば、こちらも手荒な方法を使わざるを得ないですね。デビュラー。」
グラスって人がそう言うと、女の人が2人出てきた。そして女の人はボトルを取り出し、腕につけてる物に入れた。すると、姿が怪物に変わった。
「にこちゃん!」
「えぇ、行くわよ!」
『カブッ!』
『スタンディングバイ』
「「変身!」」
『コンプリート』
私は仮面ライダーキバに、にこちゃんは仮面ライダーファイズに変身した。
「「はぁぁぁ!」」
私とにこちゃんは、2体の怪物と戦い出した。
〜side out〜
〜side 秀夜〜
「小泉…俺は…俺は戦う!」
俺はついに決意し、それを小泉に告げる。
「秀夜さん…!」
俺の言葉に、顔を明るくする小泉。
ピンポーン
俺は小泉と話して戦う事を決意した後、優の家に来た。小泉も着いてきているが…
「はーい。あっ、秀夜くん。どうしたの、優くんならまだ帰ってないわよ?」
「いえ、今日は優香さんに用事があるんです。」
「私に?とりあえず入って。」
優香さんに案内され、俺と小泉はリビングに。優香さんは俺と小泉に紅茶を出してくれた。
「それで、今日はどうしたの?」
「この前の、ベルトの事で。」
「あぁ、それなら私の部屋にあるわ。着いてきて。」
「分かりました。悪い、小泉。ちょっと待っててくれ。」
俺は小泉にそう言い、優香さんの部屋に行く。
「お邪魔します。」
「このドライバーからアクセスしたら、削除されてたデータが復元できたわ。このドライバーに関する事だけなんだけどね。このドライバーは、フォースドライバー。」
「フォースドライバー…」
「それで、一緒に渡されてたデータボトルの方なんだけど…」
言い難そうに言う優香さん。
「どうしたんですか?」
「言い難いんだけど、財団Xは元々あなたを殺すつもりだったんだと思う…あのデータボトルには、何もデータも入ってなかった。あれはただのボトル。でも、その代わりに自爆装置が付けられていたわ。あのボトルを使った瞬間、あなたは死んでた…」
「そうですか。薄々、気づいてはいたんです。財団Xは、ただ俺を利用してるだけ。だから、邪魔になったら消されるんだろうと…」
「でも、このフォースドライバーを調べてみて、使えるデータボトルを作ってみたの。」
そう言って、1本のデータボトルを取り出す優香さん。
「イボルブデータボトル。あなたが、新しい仮面ライダーに変身するためのデータボトル。このドライバーも、データボトルも、強い精神を持ってないと力に飲み込まれてしまうわ。けど、今の秀夜くんなら大丈夫そうね。」
「はい。もう俺は迷いません。これまで俺がしてきた事が、こんな事で許されるとは思ってません。けど、せめてもの償いとして、人を守るために仮面ライダーとして戦うって決めました。それに、さっき小泉に言われたんです。
『私にとって、秀夜さんは正真正銘仮面ライダーです!だから、これからも秀夜さんに、仮面ライダーとして戦って欲しいです!』
1人でも俺をそう思ってくれてる人がいるなら、その思いに応えたいって思いました。だから、俺はこれからは、人を守るために戦います!」
「えぇ。これからお願いね。秀夜くん。」
「はい!」
「じゃあ、あとこれも渡しておくわ。イボルブに変身して、使えるカードを作っておいたの。」
そう言って、優香さんはカードを俺に渡してくる。
「ありがとうございます!」
〜side out〜
〜side 優〜
「にこ!真姫!」
俺と蓮は、グラスと2体のデビュラーが現れたと聞いて、駆けつけた。2体のデビュラーと、変身して戦ってるにこと真姫。
「インフィニティ、ネイチャー。あなた達が来ることはお見通しです。」
「うおっ!?」
そこに、デビュラーが更に5体現れる。
「デビュラーが5体…厄介だけど、やるしかねぇ!」
「「変身!」」
俺は仮面ライダーインフィニティオリジンに、蓮は仮面ライダーネイチャー サンダーフォームに変身した。
「俺の強さは、超次元をも超えてやる!」
「全ての悪は、俺が潰す!」
俺と蓮に向かってくるデビュラー。その内の1体が、俺に槍で刺そうとしてくるのをしゃがんで避け、デビュラーの腹部を殴る。
「はぁ!」
すると、そのデビュラーが後ろへ吹っ飛ばされる。
「えっ!?いつも通りの攻撃だったのに、すげぇ威力…オリジンデータボトルの力、とんでもねぇな…」
俺はオリジンデータボトルの力に驚きながらも、戦いを続ける。
〜side out〜
〜三人称視点〜
『シングルモード』
ファイズに変身したにこは、ファイズフォンに『103』も押し、更にエンターボタンを押した。ファイズフォンを銃モードに切りかえたにこは、デビュラーを撃ち抜いていく。
キバに変身した真姫は、肉弾戦でデビュラーと戦っていく。
「にこちゃん、決めるわよ!」
「えぇ!」
『レディ』
にこはファイズポインターにミッションメモリーをセットし、右足に取り付けた。そして、ファイズフォンを開き、エンターボタンを押した。
『エクシードチャージ』
そして真姫は、キバットバット5世にウェイクアップフエッスルを吹かせた。
『ウェイクアップ!』
「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」
にこはクリムゾンスマッシュ、真姫はダークネスムーンブレイクを2体のデビュラーにそれぞれ放つ。
「「…!?きゃっ…!」」
しかし、その攻撃ではデビュラーに勝てず、逆にデビュラーの反撃を受け、強制変身解除してしまう。
「さて、あなた達には着いてきてもらいますよ。」
グラスの言葉で、デビュラーは2人に近づく。
「にこ!真姫!」
「邪魔だ、どけぇ!」
優、蓮はにこと真姫を助けに行こうとするが、5体のデビュラーに邪魔される。
「こっ、こないで!」
デビュラーがにこと真姫に、触れそうになった…その時、
ドンッ!
黒崎秀夜が、バイクで2体のデビュラーを吹き飛ばした。
〜side out〜
〜side 秀夜〜
俺は財団Xが現れたという知らせを聞き、今まで名前がついてなかった俺の専用バイク…ライドイボルブに小泉を乗せ、走ってる。
すると、5体のデビュラーと戦っている優と蓮。そして、2体のデビュラーに襲われそうになっている矢澤と西木野。
「小泉、危ないから降りてろ。」
「えっ?はっ、はい。」
俺は小泉をバイクから降ろし、
「飛ばすぞ…行っけぇ!」
思いっきり、ライドイボルブを飛ばす。
ドンッ!
俺はライドイボルブで、2体のデビュラーにぶつかった。
「あんた…」
俺を見た矢澤が、少し驚いたようにそう呟く。
「ダークインフィニティ…いつかはそうなると思ってましたが、やはり裏切りましたか。」
「グラス…悪いが、もう俺はダークインフィニティじゃない!」
俺はそう言い、腰にフォースドライバーを巻き付けた。そして、イボルブデータボトルを取り出す。
「なんです?そのデータボトルは…」
俺はフォースドライバーに、イボルブデータボトルを入れた。
俺がこれまでしてきた事は、何をしても許されない…でも、せめてもの償いとして…
「俺はこの力を正義のために使う!こんな俺でも、仮面ライダーとして認めてくれるやつもいる。そいつの、期待に応えるためにも!」
そう言って、俺は小泉を見る。
「秀夜さん…!」
「変身!」
俺は仮面ライダーイボルブに変身した。
「俺は、仮面ライダーイボルブ!俺の正義が燃え上がる!!」
「小癪な…デビュラー、やつを殺しなさい!」
グラスの言葉で、2体のデビュラーは俺に襲いかかってくる。
「遅い!はあぁっ!」
一体のデビュラーの攻撃を防ぎ、反撃する。そして、そのデビュラーは吹き飛ばされた。
「くっ…だったら!」
もう一体のデビュラーは、デビュラーブレスにスピードデビュラーボトルを入れた。
「ふんっ!」
すると、そのデビュラーはさっきよりも速く動き攻撃してくる。
「ぐっ…!」
その攻撃に後ずさる俺。
「はぁ!」
デビュラーは素早い動きで殴りかかってくるが、
「オラァ!」
それを俺は避けながら殴る。カウンターを決めた。
「お前の動きはもう見切った。」
「馬鹿な…速さに特化したスピードデビュラーの動きを、そう簡単に見破れるはずが!?」
「俺は進化する仮面ライダーだ。さっきの攻撃を受け、俺は一段階進化した。今の俺は、こんな速さを見破るぐらい、造作もない。」
〜side out〜
〜side 優〜
「秀夜のやつ、やるな…蓮、俺達も決めるぞ!」
「あぁ!」
『サンダー!』
蓮はネイチャーピストルに、サンダーデータボトルをセットする。
『ライダー!サンダーシューティング!』
蓮はデビュラー2体に、電気砲を命中させ倒した。
『スペシャルアタック オリジンストライク!』
「はぁぁぁぁぁぁ!!」
俺は上空から3体のデビュラーに、オリジンストライクを決めた。
〜side out〜
〜side 秀夜〜
俺はアタックバックルに、さっき優香さんから貰ったカードの1枚を入れる。
『スペシャル召喚 イボルブアロー!』
優香さんが開発した新武器、イボルブアローを呼び出した。イボルブアローは、その名の通り弓の武器。
「はっ!」
俺はイボルブアローから矢を放ち、2体のデビュラーに命中させる。
「まずは一体!」
『イボルブ!』
俺はイボルブアローに、イボルブデータボトルを入れて、普通のデビュラーの方に狙いを定める。
「はぁ!」
『ライダー!イボルブシュート!』
俺が弓を引くと、矢が5本放たれてデビュラーに命中する。1体目のデビュラーを倒すことに成功。
「後はお前だ!」
『スペシャルアタック イボルブストライク!』
「ふんっ!」
俺はその場からジャンプし、
「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
スピードデビュラーに、イボルブストライクを決めた。そして、俺は着地し、スピードデビュラーを倒すことに成功した。
「くっ…今回は、一旦引くとしましょう…」
そう言って、グラスは去っていった。
「ふぅ…なんだ、その…えっと、大丈夫か…?」
俺は変身を解き、矢澤と西木野に、話しにくいが怪我などないかを確認する。
「大丈夫…その、ありがと…」
「この前は、言い過ぎたわ…ごめんなさい。」
「私も、ごめん…」
矢澤、西木野が俺に謝ってくるが…
「なんでお前らが謝るんだよ…悪いのは、俺だろ。本当に、ごめんなさい…」
「許さないわ。」
「にこちゃん…」
「「にこ…」」
俺が謝ったことに、キッパリと許さないと言った矢澤。その言葉を聞いた小泉、優、蓮は、暗い顔をする。
「これまで私達を危険な目に合わせてきたあんたを、私はただじゃ許さない。私の言うことを、聞いてもらうわ。」
「分かった、なんでもする。」
俺はここで、どんな事でもする覚悟はあった。が、次に矢澤が言った言葉を聞いて、俺は耳を疑った。
「アイドル研究部に入部して、私達µ’sのマネージャーになりなさい。」
「えっ…?」
〜side out〜
〜side 優〜
「アイドル研究部に入部して、私達µ’sのマネージャーになりなさい。」
「えっ…?」
「聞こえなかったの?マネージャーになりなさいって、言ったのよ。」
「いいのか…?」
にこの言葉に、信じられないという表情を浮かべる秀夜。
「いいも何も、私達がそうしなさいって言ってるのよ。花陽と凛と話して、あなたの事を何も知らないのに、否定ばっかりするのは良くないって思ったの。だから、優や蓮。µ’sのみんなが信じるっていうあなたを、私も信じてみようと思ったの。」
「私も。絵里と希と話して、同じことに気づいたわ。だから、私も信じてみようと思うわ。µ’sのマネージャーになりなさい、秀夜。これは、アイドル研究部の部長命令よ。」
真姫、にこが言った言葉に、
「西木野…矢澤…ありがとう…本当に、ありがとうございます!」
これまで見た事がないぐらいの嬉しそうな顔で、頭を下げながら礼を言う秀夜。
「にこ…真姫…ありがとな。」
「べっ、別に、優と蓮のためにやったわけじゃないんだからっ…//」
顔を赤くして、相変わらずのツンデレで言う真姫。
「そうだ、秀夜。もう1つ、言い忘れてた事があるわ。」
「ん?」
「これからは、ごめんは禁止!」
「私達は、あなたを信じてマネージャーに入れたの。だから、これまでの事で謝るのは禁止。分かった?」
「……あぁ、分かった。小泉も、ありがとな。俺が仮面ライダーとして戦う決心したのは、小泉のおかげだ。」
「いえ、私なんてそんな…でも、これからもよろしくお願いします!秀夜さん。」
「あぁ、よろしくな。」
「やったな、蓮。」
「そうだな、優。」
一段落し、蓮が変身を解いた。俺も変身を解除しようとした時、
「んっ!?なん、だ…!?うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!?」
俺の体に電流が走る。
「優、どうした!?」
「優!?」
蓮、秀夜、真姫、にこ、花陽が心配して駆け寄ってこようとしたその時…
俺は光に吸い込まれ、その場から消えた…
〜〜〜〜〜
「ここは、音ノ木坂学院…?」
俺が気がつくと、見慣れた音ノ木坂学院の校舎が見えた。
「なんだ、ワープでもしてきたのか…?誰か来た!?」
俺は変身したままの姿でいるため、姿を見られるわけにはいかず、近くの木の後ろに隠れる。
「あれは…!?」
そこに来たのは…
「まったく、ほのかは!むかえに行ったらまだねているなんて…」
「うぅ、ごめんってばぁ…」
「まあまあ、うみちゃん。おちついてぇ…」
この聞き覚えのある会話。そう、穂乃果、ことり、海未だ。けど、その姿に俺は驚いた。なぜなら…
彼女たちが、小学校低学年ぐらいの身長だからだ。
「けど、たのしみだね!ひさしぶりに、あえるんだよね!」
「そうですね。ことり、かれはここに来るんですよね?」
「うん、お母さんのがっこうに来るって言ってたから。」
久しぶり…?誰かに会うのか…?
すると、俺がいる所の少し奥の方の草むらから音がする。
「りっ、りんちゃん…やっぱり、かってに入ってきちゃダメだったんじゃ…」
「ちょっとぐらいなら、だいじょうぶにゃ!かよちんはしんぱいしすぎにゃ!」
あれは、花陽と凛…?2人も小さくなってる…いや、もしかして、俺が過去にタイムスリップしてるのか!?
「かよちん、あっちいくにゃ!」
やばい、こっちに来る!?凛と花陽がこっちに来ようとしてるので、俺は気づかれないように音ノ木坂学院から出る。
「けど、過去に来てるとしたらどうやって戻れば…変身を解いたら戻れなくなるかもしれないし、かといって変身した状態じゃまともに動けねぇし…」
俺がそう考えていると、少し前の方を歩いている白服の男が見えた。
「まさか、財団X!?過去にもいるのか…とにかく、追わ…うっ!?うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!?」
俺は財団Xの男らしき人物を追おうとしたが、さっきと同じような電流が体に走り、光に吸い込まれた。
〜〜〜〜〜
「うっ…いってて…」
「優、大丈夫!?」
「どこ行ってたのよ!?」
真姫、にこがそう言いながら駆け寄ってくる。俺はどうやら、現代に戻ってきたようだ。
「戻って、来たのか…」
「何があったんだ?」
「光に吸い込まれたと思ったら、1分ほどでまた帰ってきたけど…」
「多分、過去にタイムスリップしてた…」
「えっ?」
「気がついたら、音ノ木坂学院にいたんだ。そこに、小学校低学年ぐらいの穂乃果と海未とことり。それに、凛と花陽がいたんだ。」
「えっ、私も?」
自分の名前を呼ばれ、そう聞き返してくる花陽。
「あぁ。」
俺はそう答え、インフィニティドライバーからオリジンデータボトルを取って、変身解除する。すると、オリジンデータボトルが一瞬光、さっきの出来事についての情報が、少し頭の中に入ってきた。
「なるほど…このオリジンデータボトルには、時を超える。言わば、タイムスリップ出来る能力があるみたいだ。」
「時を超える…?それって、すっげぇじゃん!」
蓮がざっくりと、バカっぽくそう言う。
「けど、今の俺にはまだ使いこなせないみたいだな…俺がオリジンデータボトルを完璧に使いこなせるようになった時、俺は過去や未来に自由自在に行けるようになってるんだと思う。」
「過去や未来に…もしこの力が財団Xの手に渡っていたらと考えると、ゾッとするな…」
「だな。でも、過去や未来に行くんだから、かなり体力を使う。これまでレッドメモリーの治癒能力や、ワープのカードの様にライダーエナジーを多く消費するものはいくつかあったが、そのどれよりも多くライダーエナジーを消費するだろう。」
「じゃあ、優は少しの間戦えないのか?」
「まぁ、今回は少ししか過去に滞在してないから、明日明後日には元に戻ってると思うし、大丈夫だろ。」
まぁ、過去に戻ったりしたが、にこと真姫が秀夜の事を認めてくれ、なんとか無事に終わった。
それにしても、過去に戻った時見た財団Xの男は、何をしようとしてたんだ…?
そんな疑問が、俺の頭に残りながらも…
「という事で、秀夜がアイドル研究部に入部して、µ’sのマネージャーになる事になったわ。他のみんなも、それでいい?」
翌日。放課後、部室に集まってにこがそう言う。
「もちろん!これからよろしくね、秀夜くん!」
「よろしくお願いします、高坂先輩。他の皆さんも、よろしくお願いします。」
なんか、秀夜が礼儀正しくしてるのって、違和感あるなぁ…俺は内心そう思いながらも、秀夜がマネージャーになった事に喜んでいる。
「秀夜。この部活に入ったら、1つルールがあるのよ。」
「ルール?」
絵里が言った言葉に、秀夜は聞き返す。
「先輩禁止よ!」
「先輩禁止…?」
「そう、先輩禁止。」
「でも、絢瀬先輩は先輩ですし…」
「だから、そういう遠慮を無くすためよ。」
「ならついでに、みんなのこと下の名前で呼んでよ!」
絵里に続き、穂乃果もそう提案する。
「わっ、わかりました…穂乃果、絵里。」
少し戸惑いながらも、秀夜は2人のことをそう呼んだ。
「ちょっと待って!」
「どうしたの、にこ?」
「秀夜。あんたさっき、絵里だけじゃなくて、穂乃果にも先輩付けて呼んでたわよね?」
「よっ、呼んでたけど?」
「けど、昨日私の事は呼び捨てだったわよ?」
「あぁ…それは、なんかにこって先輩って感じしないし…」
「なっ…やっぱ嫌いよ、あんた!!穂乃果にまで負けるなんてぇ!!」
あははは…秀夜のやつ、俺や蓮と同じようなこと言ってるし…
「それで私たち、3人の関係をまだ聞いてないんだけど?」
「えっと…それは…」
真剣な空気に変わり、真姫がそう聞いてくる。ここで転生者という事を話す訳にはいかない…なんて言えば…
「べっ、別に聞かなくてもいいんじゃないかしら?」
「そっ、そうだよ!別に、そんな深追いすることじゃ…」
転生者だということを知っている絵里、ことりが焦ってそう言うが…
「ことり、絵里。なぜそんなに焦るのですか?」
「怪しい…2人は何か知ってるのかにゃ?」
逆に怪しまれている。こうなったら…話すしかない。俺がそう思った時…
「まぁ、いいんじゃないかな?誰にだって、話したくない事だってあると思うし。」
「穂乃果…?」
1番気になって聞いて来そうな、穂乃果がそう言った。まさか穂乃果が、そんな大人っぽい言葉を言うとは思いもしなかった。その事に、俺を含む他のみんなも驚いている。
「えっ、どうしたのみんな?」
「いえ、穂乃果がそんな大人っぽい事を言うなんて…」
「むっ、酷いよ海未ちゃん!他のみんなも、そう思ってるんでしょ?」
「けど、穂乃果の言う通りかもね。私達は、今の秀夜を信じるって決めたんだし。」
「うん。そうだね!」
けど、なんとかみんなも納得してくれたようだ。いやぁ、助かった…
「そうだ、みんな。みんなに渡しておかなければならないものがあったんだった。」
「えっ、何?」
俺は9枚の召喚カードを取り出す。
「これは、俺や蓮が持ってるメカアニマルの進化版。ハイパーメカアニマル。本来なら、俺達が腰に付けてるアタックバックルを持ってないと召喚出来ないんだけど、今回は特別仕様。使用者を1人設定すると、その使用者がカードを投げると召喚出来るようになったんだ。それを、みんなに1つずつ渡しておこうと思って。」
「なんで穂乃果たちに?」
「えっ…?いや、その、みんな仮面ライダーに変身したし、持っておいた方が便利かなと思って。」
「へぇ、そうなんだ。ありがとう!」
そして俺は、みんなにハイパーメカアニマルの召喚カードを渡していく。ちなみに、優奈にはアルパカハイパーメカアニマルを、昨日渡しておいた。
「穂乃果のは熊さんなんだ!可愛い!」
穂乃果に渡したのは、ベアーハイパーメカアニマル。熊モチーフのハイパーメカアニマル。
「私のは兎ですか…可愛いですね。」
海未に渡したのは、ラビットハイパーメカアニマル。兎モチーフのハイパーメカアニマル。
「私のは羊さんなんだぁ…可愛いぃ〜!」
ことりに渡したのは、シープハイパーメカアニマル。羊モチーフのハイパーメカアニマル。ことりに渡したけど、今回は鳥モチーフではない。
「凛のは猫だにゃ!」
凛に渡したのは、キャットハイパーメカアニマル。猫モチーフのハイパーメカアニマル。
「私のは鹿だ。可愛いねぇ!」
花陽に渡したのは、ディアーハイパーメカアニマル
「私のはひょうかしら?私みたいにクールで、かっこいいじゃない!」
真姫に渡したのは、レオパードハイパーメカアニマル。ひょうモチーフのハイパーメカアニマル。
「私のは、キツネかしら?」
絵里に渡したのは、フォックスハイパーメカアニマル。キツネモチーフのハイパーメカアニマル。
「ウチのはたぬき?可愛いやん!」
希に渡したのは、ラグーンドックハイパーメカアニマル。たぬきモチーフのハイパーメカアニマル。
「私のは、パンダ?なかなか可愛いじゃない。」
にこに渡したのは、パンダハイパーメカアニマル。パンダモチーフのハイパーメカアニマル。
「設定はしてあるから、必要になったらそれを上に向けて、軽く投げてくれ。そしたら、そのカードからハイパーメカアニマルが飛び出す。後、財団Xや他の怪人など、敵の反応が近くに出たら、それを感知して起動するから。」
「優、ありがとうございます。」
「よーしっ!秀夜くんも一緒に、練習行くぞー!」
そして、穂乃果の言葉で、全員屋上に…っとその前に、もう1つの部室で穂乃果達が、アイドルグッズなどが置いてある方の部室で俺達男子が着替える。
そして、屋上で練習を始めるのであった。
〜side out〜
〜三人称視点〜
新マネージャー、黒崎秀夜を迎え入れたµ’sが、屋上で練習を始めた頃…
「そう。フォースドライバーを使って、黒崎秀夜が新たな仮面ライダーにねぇ…裏切ると思って渡しておいた、自爆用のボトルも、お姉様に気づかれたのね。まぁいいわ。
グラス。これからは宮崎蓮、黒崎秀夜の抹殺。そして、彼女達の捕獲を目的としながら、覚醒するよう観察しなさい。」
「かしこまりました。」
この前の謎の女が、グラスにそう命じていた。
さらにと気を同じくして…
µ’sのメンバーの1人、高坂穂乃果の部屋で、その妹の高坂雪穂が文句を言いながら本棚を整理しながら、漫画を探している。
「もう、巻数バラバラ…続き読みたいのに…よくこれで生徒会長が務まってるなぁ…」
文句を零しながら本棚を探っていくと、机の横に落ちている封筒に目を移す雪穂。
「あーもうっ!信じらんない、こんな書類まで散らかして!よしっ、帰ったらお説教だ!」
封筒を机に置き、本棚の方に戻ろうとする雪穂だが、封筒の中身が気になって見てみることに…
封筒から1枚の紙を取り出し、中を見る雪穂。すると、その紙を持つ手が震えていく。
「だはぁ…ああぁぁぁああぁ…やっぱり!?」
果たして、彼女が見た紙に書かれていた内容とは…
〜次回の、μ'sと仮面ライダーの物語!〜
黒崎秀夜が仮面ライダーイボルブに変身し、無事μ'sのマネージャーになった。しかし、そんなμ'sの前に、穂乃果の体にある異変が起きていたり、生徒会でもトラブルが発生したりと、様々な問題が…
次回、『94話 トラブル発生!?』
ライダーアイテム、紹介コーナー!
・ハイパーメカアニマル
仮野優が開発した、メカアニマルの進化版。通常のメカアニマルと違い、近くに敵の反応をキャッチすると、自動的に起動して優の元へ場所などを連絡する。更に、少しの戦闘も可能。雑魚程度なら、勝つことも出来る。通信機能などは優が頼み、女神である優香と咲が付けた。
最初に13体開発し、3体は優、蓮、秀夜が持っている。そして、財団Xの狙いがμ'sである事が分かり、9人に1つずつ渡し、残りの1つは優奈が所持している。μ'sと優奈は、カードを投げる事でも起動させることが可能。
それぞれが所持しているハイパーメカアニマルは、下記の通り。
・ベアーハイパーメカアニマル/高坂穂乃果
・フォックスハイパーメカアニマル/絢瀬絵里
・シープハイパーメカアニマル/南ことり
・ラビットハイパーメカアニマル/園田海未
・キャットハイパーメカアニマル/星空凛
・レオパードハイパーメカアニマル/西木野真姫
・ラグーンドックハイパーメカアニマル/東條希
・ディアーハイパーメカアニマル/小泉花陽
・パンダハイパーメカアニマル/矢澤にこ
・ライオンハイパーメカアニマル/仮野優
・ウルフハイパーメカアニマル/宮崎蓮
・バットハイパーメカアニマル/黒崎秀夜
・アルパカハイパーメカアニマル/仮野優奈
はい、という訳で、μ'sに新たなマネージャーが。そして、次回からはアニメ2期7話のストーリーに入ります!
お気に入り登録、評価や感想など頂けると嬉しいです!よければ、次回も是非ご覧下さい!