μ’sと仮面ライダーの物語   作:シーチ

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はい、94話です。

今回から、アニメ2期7話のダイエット&予算会議回に入ります。

では94話、スタートです!


14章 覚醒し始めるμ's
94話 トラブル発生!?


〜前回のラブライブ!、µ’sと仮面ライダーの物語!〜

 

穂乃果「黒崎秀夜くんをµ’sのマネージャーに誘う私、高坂穂乃果。けど、秀夜くんは穂乃果達と敵対していた時の負い目から、マネージャーになる事を断る。更に、にこちゃんと真姫ちゃんも秀夜くんがマネージャーになる事に反対する。」

 

ことり「秀夜くんは、自分が仮面ライダーとして戦うことにも迷いがあった。しかし、花陽ちゃんの言葉で戦うことを決意。そして、秀夜くんは新たな戦士、仮面ライダーイボルブに変身して戦った。」

 

海未「その姿を見た真姫、にこも秀夜の事を認め、秀夜をマネージャーに迎え入れる事に。µ’sに3人目のマネージャーが入る事になりました!」

 

穂乃果「そんな時、穂乃果の部屋で雪穂が封筒を見つける。封筒の中身を見た雪穂は、驚愕するのであった…!ってあぁ!?雪穂、また私の物を勝手に…」

 

海未「それより、そんな大事なものを何故放って置くのですか!なんの書類だったんです?」

 

穂乃果「えっとぉ…沢山ありすぎて分かんないや…あはは…」

 

海未「穂乃果!部屋にすぐ物を放ったらかしにするからそうなるのです!いつも言ってるでしょ!」

 

ことり「まあまあ海未ちゃん、落ち着いてぇ…」

 

穂乃果「もう、わかってるよぉ…その封筒の中身も、94話で分かるからぁ!もうっ、どうなるの、94話!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

〜三人称視点〜

 

朝、例の封筒の中身を見て驚愕する、穂乃果の母と雪穂。

 

「こんな事になっていたなんて…!?」

 

「これって、まずいよね…」

 

「まずいなんてもんじゃないわ、もう手遅れね…」

 

「お母さん、そんな!?」

 

どんな一大事件が起こったのだろうか…そう思わせる会話をする穂乃果母と雪穂とは違い、

 

「おっはよー!」

 

通常運転の穂乃果が、元気に朝の挨拶をしながらやって来た。

 

「穂乃果…」

 

「あっ、それ身体測定の紙。どこにあったの?封開けたっきり、どっか行っちゃってぇ…」

 

何故封を開けたのに中身を確認しなかったのか。そして何故どこかへ行ってしまったのか。そして、どこかに行ってしまったと思ってたものが、机の横という比較的わかりやすい所に落ちていたのを雪穂が発見したのか。

そんな疑問はさておき、会話が進んでいく。

 

「あなた、まだ知らないの?」

 

「何が?」

 

母から身体測定の紙を渡され、目を通す穂乃果。

 

「身長157センチ。変わんないなぁ…それから体重…うっ、うぅぅぅん!?これは…なんとかしなくっちゃ!」

 

〜side out〜

 

 

 

 

 

〜side 優〜

 

「たるんでる証拠です。書類もこんなに溜め込んで。全てにおいて、だらしないからそんな事になるんです。」

 

「ごめんごめん。でもさぁ、毎日あんなに体を動かして、汗もかいてるでしょ?まさか、あそこまで体重が増えているとは…」

 

海未の言葉に、そう答える穂乃果。

 

俺、海未、ことりは生徒会室で書類の整理をし、穂乃果はランニングマシンに乗って走っている。何故生徒会室にランニングマシンがあるんだ…?それはともかく、穂乃果は身体測定の結果を見て、体重が増えていたらしく、ダイエット中らしい。

 

「身長は変わらないの?」

 

「うん。雪穂に怒られちゃった…そんなアイドル見たことないって…あっ、それオニオンコンソメ味?」

 

ことりが食べていたポテトチップスを見て、そう聞く穂乃果。

 

「うん、新しく出たやつだよ。」

 

「食べたかったんだよねぇ…1口ちょーだいっ!」

 

そう言いながらランニングマシンから降りて、ことりの方へ来て、ポテトチップスの袋に手を入れようとする穂乃果…の腕をつかみ、

 

「雪穂の言葉を忘れたのですか!」

 

と怒る海未。穂乃果のやつ、ダイエットする気はあるのか…?いや、それよりもダイエット中の穂乃果の前で、何故ことりはポテトチップスを食べていたんだよ…

 

「大丈夫だよ!朝ごはん減らして来たし。今もほら、走ってたし!」

 

呑気なことを言ってる穂乃果を睨む海未。

 

「何が大丈夫なんだよ…そういえば、朝ご飯を食べないと逆に太るらしいぞ?」

 

「そうなの!?」

 

俺の言葉で落ち込む穂乃果。

 

「どうやら現実を知った方が良さそうですね。」

 

そう言った海未は、ファーストライブで3人の時に披露した『START:DASH!!』の衣装を穂乃果に渡し、着るように言う。俺達3人は、生徒会室から出ていく。

 

「ファーストライブの衣装を着せて、何するんだ?」

 

「私の目が間違ってなかったら、これで明らかになるはずです。穂乃果の身に、何が起きたのか。」

 

「穂乃果ちゃんの、身に…」

 

深刻そうに言う海未とことり。えっ?太っただけじゃないの?なんでそんな深刻な表情を…俺がそんな事を考えていると、

 

「きゃああああああああああああああああ??!!?!」

 

突然穂乃果の叫び声が聞こえる。

 

 

 

「うっ…うぅ…うぅぅ…」

 

生徒会室に戻ると、穂乃果が泣いていた。

 

「ほっ、穂乃果…大丈夫、か…?」

 

「今日はもう、1人にして…」

 

なるほど、ファーストライブの衣装が着れなかったのか…女の子からしたら、そういうのは悲しいのかもな。

 

「きっ、気にしないで。体重は増えたかもしれないけど、見た目はそんなに…」

 

「ほんと!?」

 

立ち直りはやっ!?

 

「気休めは本人のためになりませんよ!さっき鏡で見たでしょ?」

 

「うぅぅ…」

 

そう引き下がる穂乃果に、

 

「見たんでしょ!」

 

鏡を向けて、追い討ちをかける海未。

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!やーめーてぇぇぇぇ!!」

 

「体重の増加は、見た目はもちろん、動きのキレを無くし、パフォーマンスに影響を及ぼします!ましてや穂乃果はリーダー。ラブライブに向けて、ダイエットしてもらいます!」

 

こうして、穂乃果のダイエットが始まった…

 

 

 

「収穫の秋!秋といえば、なんと言っても新米の季節です!」

 

「いつにも増して大きいにゃー!」

 

「まさかそれ、1人で食べるつもり?」

 

顔ほどでかいおにぎりを持つ花陽。

 

「なぁ、小泉…じゃなくて、花陽っていつもあんなおにぎり食べてるのか?」

 

まだ下の名前で呼ぶことに慣れていない秀夜が、蓮にそう聞く。

 

「まぁ、花陽は無類のお米好きだしな…」

 

「だって新米だよ?ほかほかでツヤツヤの!これぐらい味あわないと!あーんっ…ん?」

 

「おいしそぉ…」

 

花陽のおにぎりを見て羨ましそうにしている穂乃果。そんな穂乃果に、

 

「食べる?」

 

花陽がそう聞き、一瞬笑みを浮かべたが…

 

「いけません!それだけの炭水化物を摂取したら、燃焼にどれだけかかるか分かってるのですか?」

 

鬼の教官、海未様がそう言い、穂乃果はがっかり。

 

「どうしたの?」

 

「まさかダイエット?」

 

「うん、ちょっとね…最終予選までに減らさなきゃって。」

 

凛と真姫の問いに答える穂乃果。

 

「それは辛い。せっかく新米の季節なのに、ダイエットなんて可哀想はぁーんっ!モグモグ…」

 

巨大おにぎりを頬張りながら花陽が言った。

 

「さっ、ダイエットに戻りますよ。」

 

「ひどいよ海未ちゃん!」

 

「仕方ないでしょう!可哀想ですが、リーダーたるもの、自分の体調を管理する義務があります!それにメンバーの協力があった方が、ダイエットの効果も上がるでしょうから!」

 

いや、海未さん…後ろで美味しそうにおにぎりを頬張る方が1名いますよ…?さっきも誰かさんは、ダイエットしてる人の前でポテトチップス食べてたし。メンバーの協力というよりかは、鬼教官海未の厳しい指導のような…

 

「優、何か失礼なこと考えてませんでしたか?」

 

「いっ、いえ!何も!」

 

素敵な笑顔でそう言ってくる海未。怖ぇよ…

 

「でも、これから練習時間も増えるし、いっぱい食べなきゃ元気でないよぉ。はむっ…モグモグモグ…」

 

「それはご心配なく。食事に関しては、私がメニューを作って管理します。無理なダイエットにはなりません。」

 

「でも食べたい時に食べられないのは、ハムッ…モグモグ…」

 

巨大おにぎりを頬張りながら悪魔の囁きをする花陽。そんな花陽に…

 

「かよちん…?」

 

「気のせいかと思ってたんだけど、あなた最近…」

 

「ん?」

 

凛、真姫が何かを疑う。

 

 

 

「ピヤァァァァァァァァァァァァァ?!!」

 

俺達男子3人が部室から出ていってと言われ、部室から出て待っていると、花陽の叫び声が聞こえる。

 

「まさか、花陽も穂乃果と同じで…」

 

 

 

「うぅぅぅ…」

 

µ’s9人とマネージャー3人、屋上に移動してきた。そこで倒れ込む花陽。どうやら花陽も、穂乃果と同じで体重が増えていたようだ…

 

「まさか、こんな事になっていたなんて…」

 

「まぁ2人とも、育ち盛りやから、そのせいもあるやろうけど…」

 

「でも、ほっとけないレベルなんでしょ?」

 

穂乃果と花陽の身に起こった事を、今知った絵里、希、にこがそれぞれ言った。それぞれ落ち込んでいる穂乃果、花陽に、

 

「これが、今日からのメニューです!」

 

『ダイエット ギリギリまで絞るプラン 園田海未』と書かれた紙束を見せる海未。

 

「夕飯これだけ!?」

 

「おっ、お米が…」

 

「夜の食事を多く摂ると、体重増加に繋がります。その分、朝ごはんはしっかり食べられるので、ご心配なく。」

 

「頑張るしかないよ、穂乃果ちゃん…」

 

「そうだね…でも良かったよ!」

 

花陽も含むここにいる全員が、穂乃果の言葉に『何が?』と思ったであろう。

 

「私と同じ境遇の、仲間がもう1人いてくれて。」

 

花陽の手を握り、そう言う穂乃果。

なんかいい雰囲気にも見えなくはないが…ただのダイエット仲間である。

 

「仲間…?」

 

「目、逸らした…?」

 

花陽と穂乃果がそんな会話をしていると、

 

「あの、今休憩中…ですよね?良かったら、サイン頂きたいんですけど。」

 

音ノ木坂学院の生徒が3人、屋上にやって来てそう穂乃果達に頼む。

 

「あなた達は?」

 

「あっ、すみません。」

 

「私たち、この前のハロウィンイベントを見て感動して。」

 

良かった。やっぱり、穂乃果が気づいたµ’sにはµ’sの個性がある、というのは間違いじゃなかったな…

 

「ありがとう、嬉しいわ。穂乃果、どう?」

 

「もちろん!私たちでよければ!」

 

絵里、穂乃果がそう言って、サインを書くことに…

 

 

「うわぁ、ありがとうございます!実は私、園田先輩みたいなスタイルに憧れてたんです!」

 

「そんな、スタイルだなんて…//」

 

「私、ことり先輩のすらっとした所が綺麗だなって!」

 

「全然、すらっとしてないよ…//」

 

サインを書いてもらった子達が、海未とことりにそう言った。その言葉に、2人は照れる。

 

「私は穂乃果先輩の!」

 

「のっ?」

 

穂乃果が期待して聞き返すが、

 

「えぇっと…元気なところが大好きです!」

 

「あっ、ありがとう…」

 

スタイルの事は言われず、喜びが半減してしまった穂乃果…

 

 

 

「やっぱり、みんなそう思ってたんだね…」

 

生徒会室に向かう廊下を歩きながら、落ち込んで言う穂乃果。

 

「そんな事ないよ、さっきのはたまたまなんじゃないかな?」

 

「これでより、やらねばと思ったでしょ?」

 

そんな穂乃果を慰めることりだが、海未はより一層ダイエットに励むよう言う。

 

「人間はそんな簡単に出来てないよ…」

 

「まあけど、やるならしっかりと頑張っていかないとだろ?」

 

「そうだね…」

 

俺の言葉に答えた穂乃果が、生徒会室に入る。

 

「なにこれ?」

 

机の上に置かれた大量の書類を見て、顔を顰めてそう聞く穂乃果。

 

「そろそろ予算会議だからな。」

 

「各部から予算の申請が集まっているんです。」

 

穂乃果の言葉に、俺と海未が答えた。

 

「こっちは私とことりで、あっちは優が処理しておきますから、穂乃果はまず、これを全部処理してください。」

 

そう言って、分厚いファイルを穂乃果に渡す海未。

 

「うぅ…こんなに…?」

 

書類の量に愚痴をこぼす穂乃果。そんな時、生徒会室に1人の女子生徒が入ってくる。

 

「あの、すみません。美術部なんですけど、急いだ方がいいと思って、直接予算申請書を持ってきました。」

 

 

「はい、問題ありません。ありがとうございました。」

 

美術部の部長が持ってきた予算申請書に、目を通した俺たち。

 

「じゃあ、お願いします。」

 

そう言って、美術部の部長は生徒会室から出ていった。

 

「はいことり。」

 

海未が持っている予算申請書をことりに渡し、ことりは予算申請書を置きにいった。のだが、この時ことりが予算申請書を入れた箱を、しっかりと確認しておけばよかった。そう後々思うのであった…

 

 

 

「「「「「「「「「「すごい!」」」」」」」」」」

 

練習のため、神田明神に移動してきた俺たち。穂乃果と花陽以外のµ’s7人と、マネージャーである俺たち3人はパソコンで、ハロウィンイベントで行ったライブの動画を見ている。

 

「物凄い再生数ね。」

 

「A‐RISEに強力なライバル出現。」

 

「最終予選は見逃せないって。」

 

「どうやら今まで通りのスタイルで行って、正解やったみたいやね!」

 

「よーしっ、最終予選も突破してやるにゃ!」

 

絵里、海未、真姫、希、凛がそれぞれ言った。

 

「それまでに、2人にはしっかりとしてもらわないとね。」

 

そう言って絵里は、穂乃果と花陽に目を移す。

 

「「はぁはぁはぁはぁ…はぁはぁ…」」

 

「なにこれ…?」

 

「この階段、こんなキツかったっけ…?」

 

神田明神の前の階段を登ってきた花陽と穂乃果が、すごい顔をしてそう言った。

 

「あんた達は今、体におもりをつけて走っているようなものなのよ。当然でしょ。」

 

「はい、ではこのままランニング5キロ。スタート!」

 

「「えぇ!?」」

 

「何してるのです、早く行く!」

 

「もうっ、海未ちゃんの鬼!」

 

そう言って、穂乃果と花陽はランニングに向かっていった。

 

「なっ、なぁ海未。流石にあれはキツイんじゃないか…?」

 

「いえ、あれぐらいは当然です。優だって、前まではもっと凄いトレーニングをしていたでしょう?」

 

「いや、あれは俺も、アデュサへの復讐で頭がいっぱいいっぱいだった時の事だし…それに、流石に厳しすぎると…」

 

「何か?」

 

「ヒィッ…!?いっ、いえ、なんでもありません…」

 

海未の恐ろしい笑顔で、俺は何も言えなくなった…2人とも、ごめん!頑張れ!

 

〜side out〜

 

 

 

 

 

〜三人称視点〜

 

「「フッフッ…ハッハッ…フッフッ…ハッハッ…」」

 

文句を零しながらも、順調にランニングを進めていく2人であったが、穂乃果が足は動かしたまま1点の場所にいる。そこの看板には『GOHANYA』と書かれている。

 

「フゥフゥ…」

 

「はぁはぁ…」

 

「フゥゥ…」

 

息で会話しながら、穂乃果はご飯屋さんを指差す。

 

「ハァハァハァハァ!あぁぁ!フッフッ…」

 

一瞬目を輝かせながらも、ダメとジェスチャーする花陽。それでも穂乃果はその場から動こうとしない。

 

これ以上は誘惑に負ける、そう思った花陽はその場から走り去ろうとしたが…

 

「フウッ!」

 

「あぁぁ!?」

 

穂乃果に掴まれて動けなくなってしまう。

 

「フッフッフゥッ!」

 

そして穂乃果は、『黄金米』と書かれた旗を指差す。

 

「はぁぁぁぁ!!」

 

とうとう誘惑に負けた花陽は、穂乃果と共に『GOHANYA』に入店してしまった。

 

それにしても、ここまで息で会話してきた2人。元はアニメだからよく分かったが、文字では伝わりにくすぎるのであった。

 

〜side out〜

 

 

 

 

 

〜side 優〜

 

穂乃果たちがダイエットを初めて3日経った。

 

「もうっ、海未ちゃんも疑い深いよね!」

 

練習終わり、俺は穂乃果と2人で帰っている。海未とことりは用事があって一緒に帰れないらしく、穂乃果が寄り道して何かを食べないか俺に見張っておいてくれと海未に頼まれた。

 

「まぁ、海未も穂乃果のためを思って言ってるんだと思うぞ?」

 

「うん…それは分かってるけど…」

 

そんな会話をしながら、俺たちは歩いていると…

 

「穂乃果、危ない!」

 

工事現場の下を通っていると、組み立てが崩れて鉄パイプなどが落ちてくる。俺は穂乃果の肩を支えながら横に避ける。

 

「大丈夫か?」

 

「うん、ありがと…優くん。」

 

「ダスタード…」

 

鉄パイプが落ちてきた工事現場の上の方を見ると、ダスタードがいる。そして周り見渡すと、更に20体ほどダスタード。穂乃果がいる所に来たってことは、やっぱり狙いはµ’sなのか…

 

「優くん、行くよ!」

 

「あぁ!」

 

「「変身!」」

 

俺は仮面ライダーインフィニティに、穂乃果は赤のクウガ、仮面ライダークウガ マイティフォームに変身した。

 

「俺の強さは次元を超えるぜ!」

 

俺と穂乃果は、それぞれダスタードを相手にしていく。

 

「はぁ!おらぁ!」

 

「やぁ!えいっ!超変身!」

 

穂乃果はマイティフォームから青のクウガ、仮面ライダークウガ ドラゴンフォームに姿を変えた。穂乃果は落ちていた鉄パイプを持ち、ドラゴンロットに変えた。穂乃果はドラゴンフォームで強化されたジャンプ力で、工事現場の上の方にいる鉄パイプを落としてきたダスタードの元へ飛ぶ。

 

「はぁ!やぁぁぁ!」

 

上にいた3体のダスタードは、穂乃果のドラゴンロットでの攻撃で倒された。そして、再び穂乃果は降りてくる。

 

「よし、一気に終わらせちゃおう!」

 

「あぁ!」

 

『スペシャル召喚 インフィニティソード!』

 

俺はインフィニティソードを呼び出した。

 

『ウィザード!ライダー フレイムマジック!』

 

「はぁぁぁぁ!」「やぁぁぁぁ!」

 

俺はインフィニティソードに炎を纏わせ、穂乃果はドラゴンロットでダスタードへ攻撃を決め、全てのダスタードを倒した。

 

「よし、やった…」

 

ダスタードを倒し、一安心したのもつかの間、俺たちの前に新たな敵が…

 

「レオ・ゾディアーツ!?」

 

俺たちの前に現れたのはゾディアーツの幹部であるホロスコープスの1人、レオ・ゾディアーツ。

 

「穂乃果、気をつけろ。あいつは獅子座の力を持つ、ゾディアーツっていう怪人だ。幹部でもあって、かなり強い…」

 

「うっ、うん、分かった!」

 

「「はぁぁ!」」

 

俺たちはそれぞれの武器でレオ・ゾディアーツへ攻撃するが、

 

「効いてない…グハッ…!?」「きゃっ!?」

 

俺たちの攻撃は効かず、逆に反撃を受けてしまう。

 

「超変身!」

 

穂乃果は再びマイティフォームに戻り、

 

「やぁ!」

 

今度は肉弾戦で戦うが、防御力も高いレオ・ゾディアーツには効いていない。

 

「やっ…なに?もしかして、また…!?…きゃぁぁぁ!?」

 

「穂乃果!?」

 

突然苦しみ出した穂乃果に驚きながらも、俺はレオ・ゾディアーツの近くで苦しんでいる穂乃果を助けるため、インフィニティソードで斬りかかる。それでなんとかレオ・ゾディアーツから穂乃果を遠ざけることが出来た。

 

「穂乃果、どうしたんだ!?」

 

「なっ、なんか突然、体に電気が流れてきて…」

 

「電気が…?レオ・ゾディアーツにそんな能力はないはずだが…」

 

俺は疑問に思いながらも、更にレオ・ゾディアーツに攻撃を仕掛ける。

 

「はぁ!オラッ!」

 

「優くん避けて!」

 

穂乃果の言葉で、俺は素早く横に避ける。

 

「はぁぁ…たぁ!やぁぁぁぁぁ!!」

 

穂乃果は助走をつけてジャンプし、マイティキックをレオ・ゾディアーツに決める。が、レオ・ゾディアーツが防御し、跳ね返されてしまう…

 

「はぁ!」

 

更に、レオ・ゾディアーツはエネルギーを溜めて俺に飛ばしてきた。それを受けた俺は、強制変身解除してしまう。

 

「くっ…だったら…!」

 

俺はインフィニティブレスからフォーゼドライバーを呼び出し、腰に巻き付けた。4つのスイッチを押して、

 

3(スリー)2(トゥー)1(ワン)!』

 

「変身!」

 

俺は仮面ライダーフォーゼに変身した。

 

「宇宙キター!仮面ライダーフォーゼ、タイマンはらせてもらうぜ!」

 

『チェーンアレイ・オン!』

『スパイク・オン!』

 

俺はチェーンアレイモジュールでレオ・ゾディアーツを叩きつけ、ジャンプして上空からスパイクモジュールで蹴る。

 

『クロー・オン!』

『チェーンソー・オン!』

『ハンマー・オン!』

 

更に、俺はクローモジュールとチェーンソーモジュールでレオ・ゾディアーツを斬り裂き、ハンマーモジュールで叩きつけた。

 

「やぁぁぁ!うっ…まだビリビリくる…ていっ!」

 

穂乃果はどうやらまだ電気が走っているようだが、それでも戦い続ける。

 

「割って、挿す!」

 

『N!S!マグネット・オン!』

 

俺は、仮面ライダーフォーゼ マグネットステイツに変身した。

 

「穂乃果、避けろ!」

 

穂乃果が横に避けたのを確認し、両肩のNSマグネットキャノンから電磁砲を放っていく。

 

『ランチャー・オン!』

『ガトリング・オン!』

 

俺はランチャーモジュール、ガトリングモジュールを取り付け、フォーゼドライバーのレバーを入れた。

 

『リミットブレイク!』

 

「ライダー超電磁ボンバー!」

 

両肩のNSマグネットキャノン、ランチャーモジュール、ガトリングモジュールから一斉に射撃した。しかし、射撃の爆煙が止むと、レオ・ゾディアーツが倒された形跡はなかった。

 

「逃げられたか…穂乃果、大丈夫か?」

 

「うん…なんか最近、戦ってるとビリビリ来ることがあるんだ。前に海未ちゃんとことりちゃんと戦った時も、ビリビリ来たことがあったんだ…」

 

ビリビリ…?どういう事なんだ…?

 

 

 

 

 

レオ・ゾディアーツとの戦いから4日、結局ビリビリの正体は分からないままだった…まぁそれは置いておいて、穂乃果と花陽はダイエットに励んでいる。

 

「いってきまーす!行くよ、花陽ちゃん!」

 

「はい!」

 

そう張り切って、ランニングに向かう穂乃果と花陽。

 

「2人とも、頑張ってるな!」

 

「これなら、ダイエットも順調なんじゃないか?」

 

そんな2人を見て、蓮と秀夜がそう言ったが…

 

「どうでしょうか…」

 

低い声でそう言った海未。

 

「この1週間、このランニングだけは妙に積極的なような気がするんです。」

 

「気のせいじゃないかなぁ…?」

 

ことりの言う通り、気のせいだと思うけど…

 

「確認する必要がありますね。せっかくなので、優にもらったこのハイパーメカアニマル?を使ってみましょう。」

 

いや、別にそういう使い方のために渡したわけじゃないんだけど…そして海未は、自分のハイパーメカアニマルであるラビットハイパーメカアニマルを起動した。

 

「私も後から追いますので、穂乃果達を探してきてください。見つけたら、スマホに連絡をください。」

 

海未がそう言うと、ラビットハイパーメカアニマルは頷き、穂乃果たちを探しに行った。

 

 

 

数分後、どうやら本当にサボっていたらしい2人が、泣きながら海未に捕まって帰ってきた。その海未の肩には、ラビットハイパーメカアニマルがちょこんと乗っていた。

 

後から聞いた話だと、2人は『GOHANYA』でご飯を食べていたらしい…ダイエットに1番の天敵と言っても過言ではない炭水化物の塊、白米を食べていたなんて、本当にダイエットする気はあるのだろうか…

 

 

 

 

 

「それでは、これまでのダイエットの状況を報告します。」

 

「「はい…」」

 

広い方の部室に移動してきた俺たち。ランニングをサボってご飯を食べていた事で、海未にお説教された2人は、落ち込みながら海未の話を聞いている。

 

「まずは花陽。運動の成果もあって、なんとか元の体重に戻りました。」

 

「ほんと!?」

 

海未の言葉に、2人は笑顔になる。

 

「しかし穂乃果!あなたは変化なしです。」

 

「えぇ!?そんなぁぁぁ…」

 

「それはこっちのセリフです。本当にメニュー通りトレーニングしてるんですか?」

 

「してるよ!ランニングだって、腕立てだって!」

 

海未の言葉に、穂乃果はそう言うが…

 

「昨日ことりからお菓子をもらっていたという、目撃情報もありますが?」

 

「えっ、あれは…1口だけぇ…」

 

食べる穂乃果も穂乃果だが、ことりもなんであげたんだよ。ことりは本当に穂乃果に甘いなぁ…

 

「雪穂の話では、自宅でお団子も食べていたとか。」

 

「あれはぁ…お父さんが新作を作ってたから、味見してて…」

 

「じゃあその後のケーキは?」

 

「あれは、お母さんがもらってきて…ほらっ、食べないと腐っちゃうから!」

 

「問題外ね…」

 

にこの言った通りだ…穂乃果、本当にダイエットする気はあるのだろうか…

 

「何考えてるのです!あなたはµ’sのリーダーなのですよ!」

 

「それはそうだけど…」

 

「本当にラブライブに出たいと思ってるのですか!」

 

「当たり前だよ!」

 

「とてもそうとは思えません!」

 

「そんな事!」

 

穂乃果に叱る海未。だが、穂乃果も穂乃果で反論する。そんな2人を見て、

 

「穂乃果ちゃん、可哀想…」

 

「海未は穂乃果の事になると、特別厳しくなるからね。」

 

凛と真姫がそう言った。更に凛が、

 

「穂乃果ちゃんの事、嫌いなのかな?」

 

と言った。

 

「ううん。大好きだよ。」

 

ことりがそう説明した時、

 

「穂乃果!一体あなたはなんでいつもいつもこうなのです!私だって、こんなにガミガミ言いたくないのですよ!」

 

更に海未は、穂乃果に怒鳴った。

 

「そうは見えないけど…」

 

「まぁ、昔からあんな感じだよな。海未が穂乃果のお母さんみたいな感じ。」

 

「えっ、昔から?私たちと優くんと出会ったのって、高校に入ってからだよね?」

 

「えっ?」

 

「ほら、今昔からって言ってたけど…」

 

「俺、そんな事言ったか?なんでだろ…俺が穂乃果たちのこと知ったの、ことりが言った通り高校入学してからなのに…」

 

自分でも、なんでこんな事を言ったのか分からなかった。すると、部室に穂乃果の友達の1人であるヒデコがやって来た。

 

「あの…」

 

「どうしたの?」

 

ヒデコが入ってきた事で、穂乃果と海未の言い合いは収まり、話を聞くため、生徒会である穂乃果、海未、ことり、俺の4人は生徒会室に。

 

 

生徒会室に移動してきた俺たちは、ヒデコ、フミコ、ミカの3人から説明を受ける。

 

「えぇ、承認された!?」

 

「うん。美術部の人、喜んでたよ?」

 

「予算会議前なのに、予算が通ったって。」

 

「そんな事ありえないだろ。」

 

「会議前なのに、承認なんて…」

 

美術部の予算申請が承認されたと聞き、俺と海未がそんな事ないと話す。

 

「あぁぁ…」

 

そんな中、ことりは美術部の予算申請書を見て青ざめている。それを俺達も見に行ってみると…

 

「なんで!?」

 

「どうして承認されているんです!?」

 

美術部の予算申請書には、承認とハンコが押されている。

 

「多分、あたし…あの時…」

 

ことりは、美術部の予算申請書を受け取った時、間違えて承認の箱の方に入れてしまっていたらしい…

 

「ごめんなさい…」

 

「とにかく、美術部に話に行ってみよう!」

 

 

 

そして、俺たち4人は美術部の部長さんに話をしに行ったのだが…

 

「えぇ!?今更言われても困るよ!そっちが承認してくれたんでしょ?」

 

と言われてしまった。そう言われては、俺達は何も言い返せない…

 

「ですから、あれは間違いで…」

 

「だったら、その時に言ってくれれば良かったじゃない。私みんなに話しちゃったし…今更みんなにダメだったなんて言えないよ! 」

 

美術部の部長さんにそう言われ、俺たちは追い返されてしまった。

 

一体、どうすれば…




次回の、μ'sと仮面ライダーの物語!

美術部の予算申請が、間違って申請されてしまっていたというトラブルに直面する生徒会。そして、とうとう予算会議の日がやって来る。果たして、美術部の問題を解決し、予算会議を無事終えることが出来るのか…

そして、穂乃果と優が戦ったレオ・ゾディアーツが再び現れる。しかし、レオ・ゾディアーツの圧倒的な強さに苦戦する。そんな時、穂乃果に新たな力が宿り、更に優のあるカードが復活する。

次回、『95話 金のクウガと復活するカード』





オリキャラプロフィール、紹介コーナー!

黒崎秀夜(くろさきしゅうや)

年齢 16歳/高校1年生、誕生日 7月7日、血液型 A型、身長 176cm、体重 62kg、
好きな食べ物 和食、苦手な食べ物 トマト、
趣味 読書、得意科目 国語 歴史、苦手科目 数学

転生前の優である、橋本拓真と蓮の幼馴染。病にかかった優奈(転生前は美穂)を助けるため、財団Xに協力し転生した。優が転生するよりも少し前から、秀夜はこの世界に来ていた。
普段は落ち着いて冷静だが、幼馴染の2人と会話する時などには笑顔を見せることも多々ある。段々と、μ'sのみんなにも心を開いていっている。
果たして、実の妹である優奈に、本当の兄だと知られる時はあるのだろうか…





今回は久しぶりのオリキャラプロフィール紹介。3人目のオリジナルライダー、仮面ライダーイボルブに変身する秀夜のプロフィール紹介でした。
『何故、私はこのライダー?』のコーナーは少しの間お休みで、次回からはダークインフィニティ、イボルブ、インフィニティオリジンのスペック紹介をしようと思ってます。

見て下さり、ありがとうございました。次回も見ていただけると嬉しいです!お気に入り登録、評価や感想などもお待ちしてます!
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