μ’sと仮面ライダーの物語   作:シーチ

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はい、95話です。

今回の前半で、アニメ2期7話は終了です。後半はオリジナル回です。

では95話、スタートです!


95話 金のクウガと復活するカード

〜前回のラブライブ!、μ'sと仮面ライダーの物語!〜

 

秀夜「穂乃果の体重が増えた事を知った海未。更に花陽まで体重が増えていた。2人は海未の考えたダイエットメニューを、弱音を吐きながらも頑張っていたと思っていたのだが…」

 

凛「2人はランニングの途中にご飯を食べていたんだにゃ…そんなハプニングがありながらも、かよちんはダイエットに成功!けど、穂乃果ちゃんの体重は変わっていなかった…」

 

蓮「そんな中、予算会議を目前にしていた生徒会に思わぬ出来事が…なんと、美術部の予算申請書を間違えて承認してしまい、予算会議前に予算を通してしまっていた…さぁ、どうなる95話!」

 

 

 

 

 

 

 

 

〜side 優〜

 

「面倒な事になったね…」

 

とりあえず、美術部の件について、前の生徒会長と副会長である絵里と希に相談した。

 

「すみません…」

 

「注意していたつもりなのですが…」

 

「海未ちゃんが悪いんじゃないよ、私が…」

 

「ううん。私が悪いんだよ…仕事溜めて、海未ちゃん達に任せっきりだったし…」

 

「とりあえず、誰が悪いとか言うのは後にしよう。」

 

「優くんの言う通り、今は予算の事をどうにかしないと。」

 

「3年生に、美術部OGの知り合いがいるから、私からちょっと話してみるわ。」

 

「そうやね。元生徒会長の言うことやったら、協力してくれるかもしれないしね。」

 

「すみません…」

 

俺たちは、絵里と希に美術部OGの人に話してもらう事にしようとしたのだが…

 

「でも、私たちで何とかしなきゃ、ダメなんじゃないかな。自分たちのミスだもん。私たちで何とかするよ!今の生徒会は、私たちがやってるんだから!」

 

穂乃果が、真剣な表情でそう言った。

 

「でもっ……えっ…希?」

 

絵里が何か言おうとしたが、希が止める。

 

そして、俺たちは予算会議に向けて、動き出した。

 

〜side out〜

 

 

 

 

 

〜三人称視点〜

 

自分たちでなんとかする。穂乃果にそう言われた後、絵里と希は音ノ木坂の校舎から出る。絵里は、そんな穂乃果たちが生徒会の仕事をしているであろう生徒会室の窓を、寂しげに見ている。

 

「気になる?」

 

「あっ…いや、まぁ…」

 

希に聞かれ、歯切れ悪く答える絵里。

 

「帰り、パフェでも食べてこうか。」

 

「えっ?」

 

「ウチらが卒業したら、4人でやっていかなきゃいけないんやから。」

 

決して口には出していないが、この時既に、3年生は卒業するという寂しさを、感じていた…

 

〜side out〜

 

 

 

 

 

〜side 優〜

 

「ふぅ…これでよし! 」

 

どうやら穂乃果は、もう任されていた仕事が終わったようだ。

 

「終わったのか?」

 

「すごーいっ!」

 

「らんらららっらーん!スッキリ!予算の方も手伝うよ!何すればいい?」

 

「全く…集中すれば出来るのに、どうして毎日少しずつやれないのですか?」

 

呆れ混じりに海未に聞かれる穂乃果。

 

「えへへ…そうだよねぇ…分かってはいるんだけど…」

 

「まっ、それが出来たら、私がやる事が無くなっていますけどね。」

 

そう言われた穂乃果は、海未とことりと笑い合っている。

 

それを見た俺は、何故か懐かしく感じた。なんでだろうか…俺も、久しぶりに2人の幼馴染と再開することが出来たから、共感が生まれているのだろうか…

 

「海未ちゃん、そっちの方は?」

 

「今、計算合いました。優はどうです?」

 

「こっちも、もう終わりそうだ。」

 

「よーしっ、ラストスパート!」

 

俺たちは予想以上に早く、仕事を進めるのであった。

 

〜side out〜

 

 

 

 

 

〜side 蓮〜

 

とうとう迎えた予算会議当日。生徒会の4人は、今頃生徒会室で各部部長を待っている頃だろう。

 

「いよいよね、予算会議。」

 

「上手くいってくれるといいけど…」

 

準備運動をしながら、そう心配する真姫と花陽。

 

「大丈夫だろ、あの4人なら。」

 

「俺も、なんとなくそう思う。」

 

俺と秀夜は、根拠はないが、絶対に大丈夫だと思っていた。

 

〜side out〜

 

 

 

 

 

〜side 優〜

 

とうとう迎えた予算会議。生徒会室には、生徒会である俺、穂乃果、海未、ことり。更に各部の部長が集まっている。

 

「うぅ…空気が重い……ん?にこちゃん!?どうしてここに?」

 

緊張している穂乃果が、各部の部長が座っているところににこを見つけ、そう聞いた。

 

「当たり前でしょ?アイドル研究部の部長よ!私は。」

 

「そっか。」

 

そういえばそうだったな…

 

「それより分かってるんでしょうね?部費アップ頼むわよ!

 

小声で俺たちにそう言ってきたにこ。ほかの部長だっているんだから、ここで言うなよ…マジでアイドル研究部を贔屓してるって思われるだろ。

 

「穂乃果、そろそろ始めるぞ。」

 

「あっ、そうだね。では、各部の部長も揃ったようなので、これより予算会議を始めたいと思います。まず、初めに私から。」

 

「はい!その前にまず、美術部の件について説明してくれますか?」

 

穂乃果の言葉を遮り、美術部部長が言ってきた。更に、にこを除く他の部長も拍手して、美術部部長の意見に賛成する。

 

「えっと…」

 

「それは…」

 

迷う俺たちだったが、

 

「無い袖は振れません!」

 

穂乃果がそう発言する。

 

「はぁ!?」

 

「穂乃果ちゃん!?」

 

「何を言い出すんですか?」

 

これには、にこ、ことり、海未も困惑する。もちろん俺も。

 

「えっ、だめかな?それでは、説明させていただきます。美術部の予算の件につきましては、完全に生徒会のミスです。承認の書類箱に間違って入れたものに、判を押してしまったもので、弁解のしようもありません。」

 

各部の部長に説明していく穂乃果。

 

「ですが、予算会議前に承認することは、やっぱりあってはならないと思います。ですので、謝罪とともに、取り消しをお願いしたいと思います。それで予算ですが、音ノ木坂学院は、今年廃校を免れた状態です。生徒の数も、去年に比べて少ないのが現状です。

そこで、勝手ながら、生徒会で予算案を作成させて頂きました。」

 

そして、海未とことりが各部部長に予算案を配っていく。その予算案を見た部長たちからは、

 

「作ってたんだ、予算案…」

「そういえば最近、遅くまで生徒会室電気ついてた…」

 

そんな声が聞こえてくる。

 

「各部去年の予算と、今年度提出された希望額から、暫定で振り分けてみました。各部とも要求額に届いていませんが、全ての部で希望の八割は確保しています。」

 

「この予算案であれば、各部の今年度の活動に支障はきたさないと考えます。来年度、生徒が増えることを信じ、今年はこれでご理解頂けたらと思います。」

 

俺と穂乃果がそう説明し、俺たち4人は椅子から立ち上がる。

 

「生徒会として、精一杯考えました。」

 

「至らぬ所もあると思いますが、」

 

「どうか…どうかお願いします!」

 

「「「「お願いします、」」」」

 

頭を下げ、4人そうお願いする。しかし、各部の部長達は悩んでいる。そんな時、

 

「はぁ…予算案に賛成の人。」

 

にこが手を挙げてそう言った。すると、部長たちは次々と手を挙げていく。

 

そして、全ての部長に納得してもらい、予算会議はなんとか丸く収まった。

 

 

 

 

 

「それで予算通しちゃったのぉ!?」

 

予算会議のことについて、俺たちは他のµ’s5人と、蓮と秀夜に説明した。

 

「ほんと危なかったぁ…」

 

「でも、上手くいってよかったね!」

 

穂乃果、ことりがほっとしながらそう言っていると、にこが話し始める。

 

「私のおかげよ、感謝しな…」

 

「ありがとう!にーこちゃーんっ!」

 

にこに抱きつきながら、そうお礼を言う穂乃果。

 

「そんなのいいから、アイドル研究部の予算を!」

 

「その前に、ダイエットです。」

 

海未は容赦なく穂乃果にそう言う。穂乃果は「えぇ!?」と言うかと思いきや、

 

「それがさ、さっき量ったら戻ってたの!」

 

そう言った。その言葉に、みんな「えっ?」と驚く。

 

「本当?」

 

「うん!4人で一生懸命頑張ってたら、食べるの忘れちゃって。」

 

「わかりやすいにゃー!」

 

凛の言う通り、ほんと極端というか単純というか…

 

「ことりの言った通りね。」

 

ことりのところに行き、そう言う真姫。

 

「えっ?」

 

「3人、信頼し合ってるんだなって。」

 

「うん。お互い、いい所も、悪いところも言い合って、成長出来てるんだなって思う。」

 

そう言いながら、またパンを食べようとしている穂乃果と、それをダメと追いかける海未を見る。

 

「けどね、今は3人じゃないよ。」

 

「えっ?」

 

「だって、優くんだっているんだし!」

 

そう言って、ことりは俺の方を見る。

 

「おっ、俺も?」

 

その事に、俺は驚いて少し顔を背ける。

 

「あっ、優!今照れただろ?」

 

そんな俺を見て、ニヤニヤしながら蓮が言ってくる。

 

「べっ、別に照れてねぇから!」

 

そんなことを言いながらも、俺は内心、とても嬉しく感じていた…

 

〜side out〜

 

 

 

 

 

〜三人称視点〜

 

「生徒会、大丈夫そうやね。」

 

「えぇ。」

 

穂乃果たちを見ながら、安心したように…そして、少し寂しそうにそう言った希と絵里。

 

寂しそうな表情を浮かべている希を見て、

 

「今日もパフェ、食べに行く?」

 

絵里がそう聞いた。

 

「そうやね…」

 

そして希も、静かにそう答えた。

 

〜side out〜

 

 

 

 

 

〜side 優〜

 

予算会議の日の放課後、俺と蓮と秀夜は姉ちゃんに呼ばれ、蓮の家に来ていた。蓮の家に来た秀夜に、姉ちゃんがまず、鍵を2本と紙を1枚渡した。

 

「はい、この紙に書かれている住所があなたの家の住所。この鍵は家の鍵と、合鍵ね。必要な家具だったり、お金だったりは用意してあるから。」

 

「何から何まで、本当にありがとうございます!」

 

「それと、3人から預かってたブレスも返しとくね。」

 

俺たちはそれぞれのブレスを姉ちゃんから貰う。

 

「そういえば、秀夜くんのブレスの名前、どうする?」

 

「イボルブブレスで、いいんじゃないですか?」

 

咲さんの言葉に、そう答えた秀夜。

 

「やっぱりそうなるか…インフィニティブレスにネイチャーブレス、そしてイボルブブレス。ライダーの名前にブレスつけただけじゃねぇか…」

 

「それと、今回預かっている時に、ネイチャーブレスとイボルブブレス。それぞれ共通のベルトを呼び出せるようにしといたから。」

 

「共通のベルト?」

 

「そう。ネイチャーブレスから呼び出せるアイテムをイボルブブレスからでも、イボルブブレスから呼び出せるアイテムをネイチャーブレスからでも呼び出せるようにしたの。」

 

「なるほど…」

 

「それから、インフィニティブレスからも、イボルブブレスから呼び出せるアイテムを呼び出せるようにしといたわ。ネイチャーブレスの物は、元々呼び出せてたけど。」

 

「そういえば、蓮は自然の能力があるから1号ライダーのベルトはネイチャーブレスから呼び出せるように出来ないって言ってたけど、秀夜のイボルブブレスからはどうなんだ?」

 

「それも無理みたい。1号ライダーのベルトを呼び出すのは、インフィニティの特権ってことね!」

 

「特権かぁ…あっ、そういえば前聞いてなかったんだけど、秀夜は財団Xの本拠地を知ってるのか?」

 

「いや、本拠地については俺も知らない。俺がいたのは、あくまで財団Xの基地の1つだ。女神様と手を組んだ財団Xをまとめているジェフリーというやつと、女神様をまとめてる…その…優香さんの妹も、たまに来てはいたけど…」

 

「そうか…ん?って事は、財団Xにはいくつも基地があるのか!?」

 

「あぁ。俺も聞いた話だから、よくは分からないけどな。詳しくも聞かされてないし…」

 

「なんだよ…詳しく聞かされてない事ばっかじゃんか。」

 

「悪かったな!どうせ俺は、信用されてませんでしたよ…まぁ、裏切ったしその通りなんだけどよ。」

 

蓮の言葉に、少しむくれながら答える秀夜。それ、可愛い女の子がやるのはいいけど、男がやっても気持ち悪いだけだぞ…

 

「それと、優くん。」

 

「ん?」

 

「ノーマルデータボトル、ちょっと借りてもいいかしら?いろいろ調べときたいことがあるから。」

 

「分かった。」

 

俺はインフィニティに変身するためのデータボトル、ノーマルデータボトルを姉ちゃんに渡した。

 

「それじゃ、俺はそろそろ帰る。」

 

「もう帰るのか?」

 

「あぁ。優奈も待ってるだろうし、夕飯も作らないといけないからな。」

 

「そっか、分かった。」

 

 

そして、俺と姉ちゃんは俺の家に帰った。

 

「あっ、そうだ優くん。」

 

「ん?」

 

「これ、希ちゃんに渡しといてくれる?」

 

そう言って、姉ちゃんはあるものを渡してくる。

 

「これって、ラウズアブゾーバー?」

 

「うん。中にスペードのジャックとクイーンのカードも入ってるわ。」

 

「けど、希がこれでキングのカードを使って13体のアンデッドと融合してしまったら、希はジョーカーに…」

 

「多分、それは大丈夫よ。キングのカードコピーシステムは、作ってないから。」

 

「そうなのか?」

 

「うん。というか、作れないのよ。私たちの技術じゃ、それぞれのライダーの最終形態に変身するためのアイテムは…」

 

「そうなのか?」

 

「うん…」

 

「なら、今のところ大丈夫か。分かった、ラウズアブゾーバーは希に渡しとくよ。」

 

「ありがとう。」

 

俺は、姉ちゃんからラウズアブゾーバーを受け取った。

 

 

 

 

 

そして更に翌日…

 

放課後の練習を終えた俺達は、音ノ木坂学院から出て歩いている。しばらく歩いていると、

 

「あっ、悪い。俺忘れ物!」

 

蓮がかばんを見てそう言った。

 

「なんだよ蓮…って、あっ!俺もだ…」

 

どうやら秀夜まで忘れ物があったようだ。

 

「なんだよ、2人揃って…」

 

「穂乃果たち待ってるから、取ってきなよ!」

 

「先に帰ってていいから!じゃあ、ちょっと行ってくる!」

 

そう言って、2人は音ノ木坂学院へ引き返して行った。

 

「ったくあいつらは…」

 

「あははは…」

 

そう苦笑いするみんな。そんな俺たちの前に…

 

「この前のダスタードとレオ・ゾディアーツ…いや、それよりもかなり多い!?それに、屑ヤミーにガメルとメズールまで出てきやがった…」

 

前よりもかなり多いダスタード、更に屑ヤミー。それに前戦ったのと同じレオ・ゾディアーツ、それにガメルとメズールまでいる。

 

「優くん、私たちもやるよ!」

 

「あぁ、頼む。」

 

そして、俺たちは横に並んだ。それぞれみんなベルトを巻き、海未は返信音叉・音角を手に持った。俺はインフィニティブレスからディケイドライバーを呼び出し、腰を巻き付けた。

 

「「「「「「「「「変身!」」」」」」」」」

 

クウガ、アギト、龍騎、ファイズ、ブレイド、響鬼、カブト(キャストオフ)、電王、キバ、ディケイド、計10人の平成ライダーが並び立った。

 

「行くぞ!」

 

俺たち10人は、それぞれ大量の敵と戦い始めた。

 

俺と穂乃果はレオ・ゾディアーツとリベンジマッチ、ガメルとメズールは3年生3人が、ダスタードと屑ヤミーは後のみんなが戦っている。

 

〜side out〜

 

 

 

 

 

〜三人称視点〜

 

ディケイドに変身した優は、ライドブッカー ソードモードを取り出し、レオ・ゾディアーツへ斬りかかる。それに対し、穂乃果は肉弾戦でレオ・ゾディアーツで戦っている。しかし、ホロスコープスの中でもかなり強いレオ・ゾディアーツには、攻撃がなかなか効かず、反撃を受けてしまっている。

 

 

海未、ことり、真姫、凛、花陽(モモタロス)は、大量のダスタード、屑ヤミーを相手にしている。

 

「数が多い…」

 

「切りが無いにゃ…」

 

真姫と凛が言ったように、屑ヤミーとダスタードの数はかなり多い。そんな時、

 

ブゥーンッ!

 

2台のバイクが屑ヤミーとダスタードを轢いた。

 

「蓮!秀夜!」

 

現れたのは仮面ライダーネイチャー サンダーフォームに変身した蓮と、仮面ライダーイボルブに変身した秀夜だった。

 

「待たせたな!」

 

『スペシャル召喚 ネイチャーピストル!』

『スペシャル召喚 イボルブアロー!』

 

2人はそれぞれの武器を召喚した。

 

「蓮、一気に蹴散らすぞ。」

 

「あぁ!」

 

『サンダー!ライダー サンダーシューティング!』

『イボルブ!ライダー イボルブシュート!』

 

蓮はサンダーピストルから電気砲を、秀夜はイボルブアローから大量の矢を放った。それにより、かなりのダスタードと屑ヤミーを倒した。

 

 

「海未ちゃん、凛たちも!」

 

「えぇ。」

 

凛はオルタリングからフレイムセイバーを取り出し、仮面ライダーアギト フレイムフォームに変身した。

 

「はぁぁぁぁ!!」「にゃぁぁぁぁ!!」

 

凛はフレイムセイバーに炎を纏わせ、屑ヤミーとダスタードを斬り裂いた。海未は音撃棒に炎を纏わせ、凛と同じく敵を斬り裂いた。

 

 

『ストライクベント』

『バッシャーマグナム!』

『ガンフォーム』

 

『お前たち倒すけどいいよね?答えは聞いてない!』

 

ことりは手に、契約モンスターであるドラグレッターの頭部を手にはめた。真姫は仮面ライダーキバ バッシャーフォームに、電王はガンフォームに変身した。

 

『フルチャージ』

『バッシャーバイト!』

 

『「「はぁぁっ!」」』

 

ことりは炎を、花陽(リュウタロス)は銃弾を、真姫は水の弾を飛ばす。それにより、全ての屑ヤミーとダスタードを倒した。

 

 

そして、絵里とにこはメズールと戦っている。

 

「はぁっ!」「やぁっ!」

 

「あなた達のような小娘の攻撃なんて、効かないわ。はぁ!」

 

メズールが飛ばした水流に押される。

 

「だったら…10秒で決めてあげるわ!」

 

にこは腕に付けているファイズアクセルからミッションメモリーを外し、ファイズフォンに付けた。

 

『コンプリート』

 

にこは、仮面ライダーファイズ アクセルフォームに変身した。

 

「クロックアップ!」

 

『スタートアップ』

『CLOCK UP』

 

にこと絵里は高速移動を開始する。

 

『レディ』

『エクシードチャージ』

 

「はぁぁぁぁぁぁ!!」

 

にこはメズールにクリムゾンスマッシュを放った。

 

『1・2・3』

 

「ライダー、キック。」

 

『ライダーキック』

 

絵里はメズールに静かに近づき、回し蹴りを決めた。

 

『タイムアウト』『CLOCK OVER』

 

「きゃぁぁぁ!?」

 

にこと絵里の動きが通常の速さに戻り、メズールは何も抵抗することなく爆発した。その影響で、メズールからシャチコアメダルとタココアメダルが飛び出し、絵里がキャッチした。

 

「なにこれ?」

 

「さぁ?よく分からないけど、優に渡しとけばいいんじゃない?」

 

「そうね。」

 

「こんな小娘ごときに、コアメダルを2枚も持ってかれるなんてね…今日は、撤退と行きましょうか…」

 

そう言って、メズールは去っていった。

 

 

「希、これ使え!」

 

レオ・ゾディアーツと戦っている優が、希に向けてラウズアブゾーバーを投げ渡す。

 

「これは…うん。なんとなくやけど、使い方も分かる。」

 

希はラウズアブゾーバーを腕に付け、中からジャックとクイーンのカードを取り出す。

 

『アブゾーブクイーン』

 

希はラウズアブゾーバーにクイーンのカードをセットし、

 

『フュージョンジャック』

 

ジャックのカードをスキャンさせた。

 

「まっ、眩しい…」

 

ブレイドのボディは光り輝き、ガメルもそれに怯んでいる。そして希は、仮面ライダーブレイド ジャックフォームに変身した。

 

「これが、ウチの新しい力…なんか、行けそうな気がするやん!」

 

「うぉぉぉ…!」

 

ガメルが希に向かって突進してきたが、

 

「やぁ!」

 

ブレイラウザーで斬りかかり、ガメルへダメージを与えた。

 

「ふんっ!」

 

希はオリハルコンウイングを展開させ、上空へ飛び、加速する。

 

『スラッシュ』

『サンダー』

 

『ライトニングスラッシュ』

 

そして段々と低空飛行になっていき、希はガメルをライトニングスラッシュで斬り裂いた。それにより、ガメルからサイコアメダルが飛び出し、希がキャッチした。

 

「ふぅ…これは、優くんに渡しとかんとね。」

 

「メズールゥ!」

 

ガメルはそう言いながら、去っていった。

 

〜side out〜

 

 

 

 

〜side 優〜

 

「グハァッ…!?」

 

俺はレオ・ゾディアーツの攻撃を受け、吹き飛ばされて倒れてしまう…

 

「優くん!?やぁぁぁぁぁ!!」

 

穂乃果は勢い良く走り出し、レオ・ゾディアーツを突くがその腕を掴まれてしまう。そして、首元を掴まれて持ち上げられ、穂乃果は身動きを取れなくなってしまう…

 

「うぅぅ…」

 

「くっ…穂乃果!」

 

俺は立ち上がろうとするが、さっきのダメージで立ち上がれない…

 

「あなた達なんかに…この世界を、みんなを、無茶苦茶にさせない!この世界は…穂乃果達が守ってみせる!」

 

その時、穂乃果の体が光り出す。

 

 

そして、光が止むと…

 

「あれは…ライジングマイティ!?」

 

穂乃果は、仮面ライダークウガ ライジングマイティに変身していた。俺は驚きながらも、立ち上がる。すると、俺が腰につけているライドブッカーからカードが飛び出してくる。俺がそれをキャッチすると、

 

「これは…!?」

 

エンプティ状態になっていたクウガのカードが、復活した。

 

「なんかよく分からないけど、戻ったのか?クウガの力が…」

 

「優くん、一緒に。」

 

「あっ、あぁ…」

 

俺はディケイドライバーに、復活したクウガのカードを入れた。

 

『カメンライド クウガ!』

 

ベルト部分がディケイドのクウガ、仮面ライダーディケイド クウガに変身した。仮面ライダークウガ ライジングマイティと仮面ライダーディケイド クウガ、2人のクウガが並び立った。

 

「「はぁぁぁ…」」

 

『ファイナルアタックライド ク・ク・ク・クウガ!』

 

「「やぁぁぁぁぁぁぁ!!」」

 

俺と穂乃果は、同時にレオ・ゾディアーツへとキックした。それにより、レオ・ゾディアーツは爆発した。そして、俺と穂乃果は変身解除した。

 

「やったね、優くん!」

 

「あぁ!」

 

俺は倒されたレオ・ゾディアーツが落とした、獅子座のホロスコープススイッチを拾った。そこに、残りのμ's8人と、蓮と秀夜が変身解除して集まってくる。

 

「けど、なんで穂乃果はライジングマイティに変身したんだ…?穂乃果が使っているコピーされたクウガのベルトには、ライジングに変身するための力は付いていなかったし…

それに、30秒の時間制限なしで使えていた。いや…これは穂乃果自身の力かもな…」

 

「確か、クウガのライジングフォームって、電気ショックを受けて変身出来るようになった姿だよな?」

 

悩んでいる俺に、秀夜がそう聞いてきた。

 

「あぁ…穂乃果、電気ショックを受けた事なんて、ないよな…?」

 

「電気ショック…?」

 

「ほら、心停止した人が受けるやつだよ。」

 

「えぇ、そんなの受けたことないよ?」

 

「だよな…でも、ならなんで…」

 

確かに、そんなの受けたことあるはずないよな…

 

「あっ!」

 

「どうしたことり?何かわかったのか?」

 

「電気ショックじゃないけど、前に秀夜くんと戦ってた時、蓮くんが電気の弾を出して、跳ね返っちゃって、穂乃果ちゃんに当たってたよね?」

 

「そういえば…」

 

確かに、秀夜がダークインフィニティだと分かった時の戦いで、穂乃果にネイチャーピストルから発射された電気砲が当たってしまった事があった。

 

「確かに、ネイチャーピストルは雷と電気の力も宿している…電気ショックと同じ、下手したらそれ以上の電気の力がある。それを受けたから、ライジングマイティに変身出来たのかもしれないな…

けど、クウガに変身した状態で受けたから耐えられたけど、人間の状態で受けていたらどうなっていた事か…」

 

「でも、ある意味ラッキーだったって事だよね?そのおかげで、強くなれたんだし!」

 

「ラッキーって…ライジングの力だって、危険なんだぞ?」

 

「分かってるよ。危険な戦いはしないよ!」

 

「ならいいけど…」

 

「あっ、優。これ、さっきの怪物が落として行ったものよ。」

 

「ウチも拾ったよ。」

 

「おっ、シャチコアメダルにタココアメダル。それにサイコアメダルまで。ありがとな!」

 

俺は絵里とにこと希からコアメダルを受け取った。

 

 

そんなこんなで、無事レオ・ゾディアーツ達を倒した俺たち。

 

けど、俺に残る疑問はもう1つ。クウガのカードが復活したこと。もしかしたら、μ'sの誰かがパワーアップしたら、ディケイドのカードも復活する…?

 

いや、でも姉ちゃんは最強フォームのアイテムは作れないって言ってたし…もしかしたら、穂乃果のライジングマイティと同じように、みんなが自力で力を手に入れる…?いや、そんなまさかな…

 

そんな疑念が残りつつも、1日を終えたのであった…




今回は次回予告はおやすみです。次回から少し長い間、オリジナル回になります。軽い予告として、『近くにいた、お前が悪い。』次回は、あのライダーが登場します!

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