昨日、Aqoursの4thライブにライブビューイングで参加してきました!ネタバレになるのであまり言いませんが、色々なサプライズ演出があり、とても最高なライブでした!今日も同じくライブビューイングでの参加ですが、楽しんできたいと思います!
紅白出場も決まりましたし、とてもおめでたいことばかりですね!
そして、仮面ライダーの方では『平成ジェネレーションズFOREVER』の予告解禁!レジェンドライダーの本人出演などはまだ明かされませんでしたが、平成最後に相応しい映画になりそうでとても楽しみです!
おっと、長く喋りすぎてしまいましたね…
では96話、スタートです!
〜前回のラブライブ!、μ'sと仮面ライダーの物語!〜
優「美術部の問題もなんとか解決し、予算会議を無事終えた俺たち。そんな俺たちの前に、レオ・ゾディアーツが率いる大量のダスタードと、ガメルとメズールが率いる大量の屑ヤミーが現れた。」
穂乃果「ダスタードと屑ヤミーは、蓮くんと秀夜くん。海未ちゃんと凛ちゃん。そしてことりちゃん、真姫ちゃん、花陽ちゃんに別れて全て倒した。」
優「メズールはにこと絵里が撃破。ガメルは希が、姉ちゃんから預かったラウズアブゾーバーで仮面ライダーブレイド ジャックフォームに変身して倒した。そして、レオ・ゾディアーツと戦う穂乃果は…」
穂乃果「なんと穂乃果は、仮面ライダークウガ ライジングマイティに進化した!その影響で、優くんも使えなくなっていたディケイドのクウガのカードが復活した仮面ライダーディケイド クウガに変身した。」
優「俺たち2人は、協力してレオ・ゾディアーツを倒したのだった!」
穂乃果「けど、まさか蓮くんの電気砲のおかげで、新しい力を手に入れることが出来たなんて驚いたよぉ。」
優「世の中には、何があるか分からないもんだな…」
穂乃果「でも、電気ショックを受けた人ってあんな気分なんだぁ…そうた!もう1回、蓮くんの攻撃受けたら強くなれるかな?」
優「やめとけ。穂乃果はいきなり、時間制限なしでライジングフォームに変身したんだし、これ以上強くなるのは危険だ。もし、究極の力を持つ者に変身してしまったら…」
穂乃果「究極の力を持つ者?」
優「あっ…いや、なんでもない。さぁ、どうなる96話!」
穂乃果「ちょっと、優くん!究極の力を持つ者って何なのぉ!」
〜side 優〜
「ワン!ツー!スリー!フォー!ファイブ!シックス!セブン!エイト!」
放課後、屋上で俺の手拍子と掛け声に合わせ、μ's9人がダンスの練習をしている。
「よしっ、もう時間も遅い。今日の練習はここまで。」
今日の練習が終わり、蓮と秀夜がスポーツドリンクをみんなに渡した。
「疲れたぁ。でも、なんかいい感じだね!」
「えぇ、だいぶ仕上がってきたわ。」
「最終予選まで、もっとしっかりと練習して行きましょう。」
穂乃果、絵里、海未の言った通り、みんなのダンスは凄い上達している。
「俺達も、しっかりとサポートしないとな。」
「あぁ。」
「もちろんだ。」
俺の隣に来た秀夜が言った言葉に、蓮と俺もしっかり返事した。
着替えた俺達。俺は穂乃果、海未、ことりと帰る。校門を出て来たところで、
「あっ、あれ誠くんじゃない?」
ことりが1人の男の子を見て、
「あっ、本当ですね。」
「おーい、誠くーん!」
ことりはその男の子へ向かって走り出した。それに続いて穂乃果と海未も。
「あっ、ことりお姉ちゃん!穂乃果お姉ちゃんに、海未お姉ちゃんも!」
「久しぶりですね。」
「元気にしてた?」
「うん!」
海未と穂乃果に聞かれ、元気に答えた誠という男の子。
「その子は?」
「あっ、この子は誠くん。前よく遊んだりしてたんだ。」
「そうなんだ。俺は仮野優。よろしくね、誠くん。」
「うん!」
「誠くんは、今年小学生になったんだよね?」
「そうだよ!」
「大きくなったねぇ!」
そう言いながら、ことりは誠くんに抱きついている。
「もうっ、ことりお姉ちゃん恥ずかしいよぉ。」
「誠!」
すると、車に乗った女の人が誠くんの名前を呼んだ。
「あっ、ママ!じゃあ、僕行くね!またね、ことりお姉ちゃん、穂乃果お姉ちゃん、海未お姉ちゃん!優お兄ちゃんも!」
そう言って、誠くんはお母さんの所へ行き、車に乗って走っていった。
「元気そうで良かったですね。」
「うん、会うのはちょっと久しぶりだったけど、変わってなくて良かった。」
穂乃果と海未が、安心してそう言っている。ことりも笑みを浮かべている。そして俺も、去って行く誠くんを見てクスッと笑う。
「優くん、どうしたの?」
「あのぐらいの子供を見ると、俺改めて思うんだ。あの子達の未来を、しっかり守らないとなって。子供たちの未来を、財団Xに壊されてたまるかってな…」
「優くん…そうだね。」
ピピピピピピッ!
「おっと…早速出番か。場所がちょっと遠いな…急ごう!」
「「「うん(はい)!」」」
俺たちは、財団Xの現れた場所へ向かった。少し遠いので、急いで走る。
俺たちは、数分で財団Xがいる場所に着いた。
「あれは…仮面ライダーガイに、仮面ライダーシザース…?」
そこには、ことりと同じVバックルで変身する仮面ライダーガイ、仮面ライダーシザースが人々を襲っていた。後、毎度おなじみおまけのダスタードも引き連れている。
「誠くん!」
そんな中、近くのコンビニに車を止め、コンビニに寄ろうとしている誠くんと誠くんのお母さんが、一体のダスタードに襲われているのが見えた。俺は走ってダスタードを蹴り飛ばす。
「大丈夫?」
「うっ、うん。」
逃げれるような場所は、なさそうだな…
「隠れてて。」
俺の言葉で誠くんとお母さんは、近くの物陰に隠れる。
「「「変身!」」」「はぁぁぁ…たぁ!」
俺は仮面ライダーインフィニティ レッドメモリーズフォームに、穂乃果は仮面ライダークウガ タイタンフォームに、ことりは仮面ライダー龍騎に、海未は仮面ライダー響鬼に変身して、まずはダスタードを相手にする。
「えいっ!これ、借りるね!」
穂乃果はダスタードから刀を借り(奪い)、タイタンソードに変えて自身の武器にした。
「はぁ!オラッ!」
「たぁ!」
「やぁ!」
俺たちはダスタードを倒し、ガイとシザースの方へ向かった。
「ふっ…うぅ!」
シザースがシザースバイザーで穂乃果に攻撃する。それを穂乃果は、タイタンフォームの高い防御力で受け止めようとするが、防ぎきれなかった。
「うぅ…やっぱり、いつもの敵より強い…だったら、新しい金のクウガで行くよ!はぁぁぁ!」
穂乃果は仮面ライダークウガ ライジングタイタンに変身した。更に、タイタンソードもライジングタイタンソードへと進化した。
「ふっ!」
今度はしっかりと攻撃を防ぐことが出来た穂乃果は、
「はぁ!やぁ!」
ライジングタイタンソードで、シザースへと斬りかかった。
そして、海未とことりはガイと戦い、俺は穂乃果に加勢しようとした。しかし、俺たちは見落としていた…
「誠!危ない!」
隠れていた誠くんを、誠くんのお母さんが庇う。俺たちはダスタードを一体取り残していて、そのダスタードが誠くんのお母さんの背中を切りつけた。
「しまった!」
『スペシャル召喚 インフィニティソード! 』
「はぁぁぁ!!」
俺は斬撃を飛ばしてダスタードを倒し、誠くんへ駆け寄る。俺が見てた限り、3人の中で1番誠くんと仲良さそうだったことりも駆け寄る。すると、誠くんのお母さんの傷はかなり深い。
「ママ!ママ、起きてよ!」
クソッ…さっき守るって、誓ったばかりなのに…
「誠くんは、怪我ないか…?」
俺は悔しみながらも、誠くんにそう聞く。
「なんで…なんでママを守ってくれなかったの!お兄ちゃん、仮面ライダーなんだよね?だったら、ママ守ってよ!ママを、助けてよ!」
涙を流しながら言う誠くん。くっ…誠くんの言う通り、俺は仮面ライダーなのにお母さんを守ってあげることが出来なかった…クソッ!
「頼む、治ってくれ!」
俺は誠くんのお母さんの傷口に、手を当てる。すると、お母さんの傷口が塞いで行く。気絶はしたままだが、傷は完全に治すことが出来た。
「良かった…」
レッドメモリーズフォームの力で、傷を治すことが出来て、安心する俺とことり。
「何か来る…?ことり、誠くんを頼む。」
そんな俺たちに近づくように、コツコツと足音が聞こえてくる。それに気づいた俺は、ことりにそう頼んで身構える。
「うん。」
俺の言葉に答えたことりは、変身を解いて誠くんを抱きしめる。
人影が夕日に照らされ、顔が段々とはっきり見えてくる。そこには、金髪混じりのの白髪の男がいた。
「なんだ…お前?」
「ここか?祭りの場所は…」
「祭り…?怪人がいる所を見て、祭りなんて言うやつ、ただの人じゃねぇな…何者だ?」
「南ことりってのは、お前か?」
男は俺の言葉を無視して、静かに言った。
「私…?」
「まぁなんでもいい。そこのお前はライダーか…だったら俺と戦え。」
そう言って、男は近くのガラスに、ある物を向ける。
「王蛇の、バックル!?」
「変身!」
男は仮面ライダー王蛇に変身した。
「アァ…」
「王蛇…!?」
『ソードベント』
王蛇は専用武器であるべノサーベルを召喚した。
〜side out〜
〜三人称視点〜
穂乃果のライジングタイタンソードとシザースのシザースバイザーがぶつかり合う。
「なかなかやるねぇ…けど、穂乃果も負けないよっ!」
そう言った穂乃果を、シザースがシザースバイザー押し斬ろうとする。
カキンッ!
その攻撃を、ライジングタイタンの高い防御力で受け止める。
「やぁ!」
そして、そんなシザースをライジングタイタンソードで斬り裂いた。
「はぁ!はぁはぁはぁ!」
穂乃果とシザースが戦っている場所より少し離れた所で、海未がガイと戦っている。海未は音撃棒の先から、火の弾を放っていく。そして、一気にガイへ近づき、
「たぁぁ!」
音撃棒で叩く。
「くっ…効きませんか…」
『ストライクベント』
するとガイは、ストライクベントでメタルホーンを装備した。
「たぁ!はぁはぁはぁはぁ、てぁぁ!!」
海未は再び音撃棒で叩くが、ガイはメタルホーンで防ぐ。が、海未は更に音撃棒で叩いていく。そんな時、
「ん…?これは…!?」
海未の音撃棒から赤い光が出てきて、更に海未自身が変身した響鬼の体からも赤い光が溢れてくる。その赤い光が、段々と火に変わっていき、響鬼が紅くなっていく…
「はぁぁぁぁ…てやぁ!」
海未は、仮面ライダー響鬼紅に変身した。
「これは…私の、新しい力?なるほど、行きますよ!はぁぁぁぁ!」
海未はガイへと走り出し、音撃棒で叩きつける。
「よしっ、今度は効いてますね。たぁたぁたぁ!」
進化した紅の力でガイにダメージを与えていく。
「これで決めます!……んっ…!?どこへ…?」
海未がガイにトドメを刺そうとした時、ガイが消えて爆煙が出てきた。
海未の前からガイが消えた数分前…
海未が戦っている近くで、王蛇はべノサーベルを優へ向けて振り落とす。
「うっ…一撃が、重い…!?」
優はインフィニティソードで辛うじて防いだが、王蛇の重い一撃にダメージを受ける。
「これは、長くは戦えなさそうだ。」
王蛇との戦いは持久戦では勝てないと考えた優は、一瞬で蹴りをつけようと考える。
「はぁぁ!ぐぁ…!?」
優はインフィニティソードで王蛇へ斬りかかるが、王蛇に殴られ膝まづいてしまう。
「なーんてぇ、なっ!」
優は王蛇の腹部を蹴り、王蛇から少し距離をとる。
『鎧武!ライダー オレンジフレッシュ!』
俺はインフィニティソードに鎧武データボトルを入れた。
その時、
「これで決めます!……んっ…!?どこへ…?」
一瞬で海未の前からガイが消えた。その事に少し戸惑う海未。
それに気づかず、斬撃を王蛇へ飛ばした優。それにより、爆発が起こった。
「やったか…?……何!?」
しかし、爆煙が晴れると、そこに見えたのはガイを盾にした王蛇の姿が見える。そして、ガイは爆発して消え、その場にガイのバックルだけが残った。
「ガイを盾にしやがった…」
「近くにいた、こいつが悪い。」
「くっ…はぁぁぁ!!ぐっ…」
王蛇へ走り出した優だが、王蛇から膝蹴りを受けて倒れる。
「なんだ、もう終わりか?もっと俺を楽しませろ。」
「楽しま、せろ…?っざけんじゃねぇ…俺たちは楽しくて戦ってんじゃねぇんだよ…人を守るために、戦ってるんだよ!」
「ハハハハッ!人を守るために戦う?そんな綺麗事を言うライダー、前にもいたな…お前を見てると、イライラする…あぁ…!」
「ぐぁっ!?」
倒れている優を躊躇いもなく踏みつける王蛇。
「優!たぁぁぁ!」
そんな優を助けようと、海未も王蛇へ突進していく。
「くぅっ…!?」
しかし、紅に進化した海未の体当たりでも、王蛇へダメージは与えられない。逆に、べノサーベルで反撃を受け、強制変身解除して倒れてしまう。
「優くん!海未ちゃん!変身!」
ことりは仮面ライダー龍騎に再び変身し、
『ソードベント』
ドラグセイバーを呼び出し、王蛇へ斬りかかる。それを王蛇は、べノサーベルで受け止める。
「その姿…!?城戸と同じか。」
「城戸?なんだかよく分からないけど、これ以上あなたに暴れさせない!」
「ふははは…お前に俺を止められるのか?はぁ!」
王蛇はことりを斬りつける。
「うぅ…まだまだ。やぁ!」
ことりはドラグセイバーを王蛇へ振り落とす。しかし、王蛇は何事も無かったかのように、ビクともしない。
「嘘…」
「あぁ?はぁ!あぁ!」
「うっ…きゃっ!?」
「ふははは…これだからライダーの戦いは面白い。生きるか死ぬかの命の奪い合い、こんな面白い事は無い。アァ!」
「きゃっ…」
ことりは王蛇の攻撃を受け、強制変身解除してしまう。
「ことり…」
優はさっきまでのダメージで、まだ足が震えながらもなんとか立ち上がる。
「はぁぁぁあ!」
優は王蛇に殴りかかるが、王蛇はそれを腕で防ぎ、優を蹴り飛ばす。
「うっ…ぐはぁ!」
『ファイナルベント』
王蛇はべノバイザーにファイナルベントのカードを入れた。すると、王蛇の契約モンスター、ベノスネーカーが現れた。そして後ろに飛んで回り、ベノスネーカーの黄色い毒液を浴びながら、優に飛び蹴りを喰らわした。
「ぐあぁぁぁぁぁあ!!」
その影響で、優は強制変身解除。その優には、胸元から血が流れ、血反吐を吐いた。そして王蛇も、変身解除した。王蛇に変身していた男は、近くに落ちていた鉄パイプを拾う。
「ふははは…アァ…!」
「ぐっ…」
王蛇に変身していた男が、倒れている優の顔面を鉄パイプで叩きつける。
「ぐぁぁ…!」
更に男は、優の髪の毛を引っ張って顔を持ち上げ、優の顔面を地面に叩きつけた。王蛇に変身していた男は、意識が朦朧としている優に、躊躇なく痛めつけている。
「なんだ?こんなもんか、仮面ライダーってのに。もっと俺を楽しませろよ。」
「優!!?」
「もうやめて!!」
海未とことりが、そう叫ぶ。
少し離れた所で、シザースと戦っている穂乃果は、優が男から痛めつけられていることに気づいてない。
更に少し離れたところ。
「浅倉威。やはり彼を利用するのは正解なようですね。以前ナイトオブサファリガシャットのデータを取る時にも、いいように使われてくれましたしね。」
「あぁ。けど、あれじゃやりすぎだ。仮野優、やつに死なれては困る。」
白い服を着た男が、財団Xの幹部であるグラスが話している。
「そうですね。彼を止めてきてください。」
「俺が?珍しいな。いつもはお前が行くのに。」
「そろそろ、あなたも仮面ライダー達に挨拶してきてはと思いましてね。」
「分かった。」
そう言って、白服の男は優たちの元へ向かっていく。
「やめて!」
優に向けて鉄パイプを振り上げた王蛇に変身していた男…浅倉威にそう叫んだことり、そして海未も仮面ライダーに変身しようとした。その時、
「やめろ。」
浅倉の鉄パイプを、さっきの白服の男が掴む。
「あぁ?お前は、さっきの。」
浅倉と白服の男は面識があるらしく、浅倉がそう気付いて言った。
「この男に死なれちゃ、俺達が困る。今日のところは一旦引くぞ。」
「俺に指図するな。俺を戦わせろ、もっと!」
「だから、お前が目的を達成すれば、その望みを叶えてやると言っただろ。戦いたかったら言うことを聞け。」
「本当に戦えるんだろうな?」
「あぁ。」
「あの、あなたは…」
突然現れた白服の男に困惑しながら、海未がそう尋ねる。
「仮面ライダーに初めましてとでも言っておこうと思ったが、こりゃ完全に意識ねぇな。俺はクロッカー、お前達が敵対している財団Xの幹部だ。」
クロッカーと名乗った男の言葉を聞き、やっぱりかと思いながら海未とことりは身構える。
「別に、今日お前らと戦いに来たわけじゃない。それより、このまま放っとけば、そいつ死ぬぞ。」
そう言って、クロッカーは去っていった。
「優くん!」
俯きで倒れている優の元へ駆け寄り、優を仰向けにさせる。
「きゃっ…!?」
「そんな…」
優の顔は女子高生が見るには辛いほどに血だらけになっており、それを見た2人も驚きながら青ざめる。
「とにかく救急車呼ばないと!」
ことりはスマホを取り出し、救急通報をした。
「やぁ!」
ライジングタイタンソードでシザースへ斬りかかった穂乃果。それをシザースは、シザースバイザーで防ぐ。そんな戦いが続き、なかなか決着がつかない2人。そこに、さっきのクロッカーという男がやって来た。
「シザース。お前も今日のところは引くぞ。」
クロッカーにそう言われ、シザースは素直に従ってクロッカーに着いて行った。
「あれ?行っちゃった…さっきの男の人、なんだったんだろ…あっ、優くん達のところに戻らないと。」
戦いを終えた穂乃果も、優達の所へ向かった。
「優くん!?何があったの!」
優が血だらけになっているのを見た穂乃果は、困惑しながら駆け寄る。
「王蛇っていう仮面ライダーにやられて…今救急車を…」
「優くん…酷い、こんな…」
「あっ、そうだ誠くん。穂乃果ちゃん、海未ちゃん、ちょっと優くんの事お願い。誠くんも心配だから…」
「分かりました。」
ことりは誠と母親が隠れているところまで行く。
「誠くん、大丈夫だった?」
「うん…その、さっきはごめんなさい…お兄ちゃんに、酷い事言っちゃった…ママの傷を、治してくれたのに…」
「誠くん…誠くんは偉いね。ちゃんと謝れて。」
そう言いながら、ことりは誠の頭を撫でる。
「うっ…うぅん…?」
すると、誠の母が目を覚ました。
「ママ!」
「誠…大丈夫だった?」
「うん!ママ、怖がったよぉ…」
そう母親に抱きつき、泣き始める誠。そのまま誠は、泣き疲れてか眠ってしまった。
「ことりちゃん。本当にありがとう、この子を守ってくれて。私の傷が治ってるのも、ことりちゃんと一緒にいた仮面ライダーさんが治してくれたんでしょ?」
「うん…」
「本当にありがとう。良かったら、また誠と遊んであげて。誠、いつも楽しそうにことりちゃんと穂乃果ちゃん、海未ちゃんの事話してるから。」
「もちろん。あっ、私たちが仮面ライダーだって言うことは、内緒でお願いします。」
「分かったわ。誠にも言っておくわね。」
「ありがとうございます!」
そして、ことりは2人と別れて優と穂乃果と海未がいる場所に向かった。
「優くん…優くん…」「優…優…」
優の名を呼び続けながら、手を握っている穂乃果と海未。
ピーポーピーポー
そこに救急車が駆けつけ、救急隊員が優を救急車に入れる。
「付き添いの方は?」
救急隊員にそう聞かれ、
「どうする?」
と考える3人。みんな行きたいが、全員が行くわけにはいかない。と思っていたが、
「3人ともでも、大丈夫ですよ。」
と言われて、3人付き添いで行くことに。
王蛇と戦っていたところは、音ノ木坂学院から少し離れた場所。そのため、西木野総合病院よりも、仮面ライダーエグゼイドの変身者である宝生永夢が働いている聖都大学附属病院の方が近いため、優はそこに搬送された。
聖都大学附属病院に搬送された優は、手術室に運ばれて緊急手術が始まった。
「うん、うん。分かった、ありがとう。」
手術室の前で待っている穂乃果、海未、ことり、ことりはスマホで通話していた。
「お母さんも分かったって。帰りに車で、穂乃果ちゃんと海未ちゃんも一緒に迎えに来てくれるって。」
ことりは母である理事長に電話をかけていたようだ。穂乃果と海未も、自身の母に遅くなると連絡し、許可をもらったようだ。
「ありがとう。優くん…」
3人とも、優を心配して暗い表情を浮かべている。
しばらくすると、手術室の扉の上に付いている『手術中』というランプが消え、手術を担当していた医者が出てきた。
「飛彩先生!」
「優は!」
3人がそう言って、飛彩に近づく。そう。優の手術をしたのは、かつて仮面ライダークロノスに変身した檀正宗を倒すため共闘したドクターライダーの1人、仮面ライダーブレイブの変身者である鏡飛彩だ。
「俺に斬れないものはない。」
「って事は…」
「成功したのですね!」
「良かったぁ…」
飛彩の言葉を聞き、穂乃果、海未、ことりの3人はほっとする。
「とは言ったものの、かなり危険な状態だった。胃の損傷が激しく、外部からも内部からもかなりの傷があった。もし常人なら、ここに運ばれて来た時点で命はなかっただろう…」
「えっ?」
「恐らく、仮面ライダーインフィニティに変身した事でか、学生の肉体も強化されているんだろう。だから、生命力や回復力は並のものでは無い。が、その分学生の体にはかなり疲労が蓄積される。」
「じゃあ優くんは…」
「あぁ。これまで、かなりの疲労を溜めていたのかもしれないな。」
「そんな…」
「確かに、ここ最近、優は毎日戦ってましたしね。それに、優は私たちを出来るだけ戦いに巻き込ませたくなかったようですし…」
「そうだよね…私たちに仮面ライダーに変身する力が手に入った時、私たちが強く戦うって言わなかったら、優くんは私たちを戦わせなかったし…」
優の身体の状態を聞いた穂乃果、海未、ことりは驚愕しながらも、納得する部分もあった。
「まぁ、学生は全治1週間。普通は命を落としていたかもしれないが、学生なら全治1週間で治ってしまうだろう。だが、この1週間は入院生活だ。この1週間で、どれだけ傷も疲労も回復できるかだな。」
「優くんは、いつ目覚めるんですか?」
「明日にでも目覚めているだろう。今日はもう遅い、帰った方がいい。」
「「「ありがとうございました!」」」
3人は飛彩に心から礼を言い、頭を下げた。それを聞いて、飛彩はほんの少し、気づかれない程度の笑みを零し、去っていった。
そして、ことりの母である理事長の車が聖都大学附属病院まで着いた。その車に乗って、3人は帰って行った。
時を同じくして、グラスとクロッカーは浅倉威を連れ、財団Xのとある基地に来ていた。
「おい、何故俺を止めた!もっと俺を戦わせろ!」
「落ち着きなさい。あなたがしっかりと、役目を果たしてくれたら約束しますよ。あなたが完全に生き返って、永遠の戦いを。」
「チッ…あの女を捕まえてくればいいんだろ?城戸と同じ、龍騎に変身したあの女を。」
「えぇ。しかし、彼女も仮面ライダー。そう簡単に捕まえられないでしょう。さっきの戦いで、仮野優を痛めつけたあなたを、警戒しているでしょうし。そこで、この女を捕まえてください。」
そう言って、グラスは1枚の写真を浅倉に見せた。その写真に映っているのは、高坂穂乃果。
「この女…高坂穂乃果も仮面ライダーですが、さっき仮野優を痛めつけたあなたを、直接は見ていない。南ことりよりは、警戒心は薄いはず。だから、この女を人質に取って、南ことり。それから、園田海未を呼び出して、捕獲する。そうすれば、一気に、我々の目的に必要なうちの、3人も捕獲できます。」
「分かった。これが成功すれば、俺は完全に生き返って、永遠に戦えるんだろ?」
「えぇ、もちろん。」
「ふははは!やっぱり最高だ、ライダーってやつは…!」
不敵な笑みを浮かべ、3人を狙い始める浅倉威だった…
次回の、μ'sと仮面ライダーの物語!
仮面ライダー王蛇、浅倉威に攫われてしまった穂乃果。穂乃果を助けるため、ことりと海未は再び王蛇に挑む。そんな2人は、新たな力に覚醒する。
次回、『97話 サバイブと最強の鬼』
ライダースペック、紹介コーナー!
仮面ライダーダークインフィニティ
・変身者 黒崎秀夜
・身長 202cm
・体重 93kg
・パンチ力 15.9t
・キック力 29t
・ジャンプ力 51t
・走力 3.5秒(100m)
・変身ベルト インフィニティドライバー
・変身アイテム ダークデータボトル
・武器 ダークソード
・使用ブレス 謎のブレス(後のイボルブブレス)
・使用バイク 謎のバイク(後のライドイボルブ)
黒崎秀夜が財団Xを裏切る前に、変身していた姿。見た目は、ほぼインフィニティが黒バージョン。インフィニティのプロトタイプであり、危険なため保管されていたダークデータボトルを財団X側の女神に盗まれ、それを黒崎秀夜が使用していた。
インフィニティのプロトタイプなのにインフィニティよりスペックが高いのは、危険な闇の力を持っているため。また、ダークインフィニティよりもスペックが高いレッドメモリーズフォームやサンダーフォームに勝ったことがあるのは、黒崎秀夜の実力。
ダークインフィニティ時代は使用していないが、腕に付けているブレス(後のイボルブブレス)を使い、ゲンムやネクロムなどのレジェンドライダーに変身可能。
今回はダークインフィニティのスペック紹介をしました!そして今回、浅倉威が登場!東映特撮ファンクラブ限定の仮面ライダーブレイブ、ビーストスクワッドで1度復活してますし、それにも財団Xが関わってます。今回はそれより後の話になっています。
そして優のピンチ…更に次回、ことりと海未が手にする新たな力とは…次回もぜひ、ご覧下さい!
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