まだ本編でもありませんし。
御挨拶だけで、失礼します。
まるきゅー、初の二次小説です。読んで頂ければ幸いです。
第二の人生
さてーーーーーー
死んだ訳だ。
いきなりだが、俺は死んだ。
心臓に短剣を刺されて死んだ。
まあ、悔いは無い。
元々理由があろうが無かろうが、殺される理由なんざ幾らでも作ってきた。
殺人鬼。
の、紛いモノ。
中学生辺りからか、人型の物体を、殺したくて、殺さなくちゃいけない気がして。
まず、親友の喉を、カッターで斬った。
カッターはすぐに使い物にならなくなったが、一撃で殺せた。何の感慨も浮かばなかったが、楽に死ねただろう。
次はクラスメイトを定規と鉛筆、シャーペンで皆殺しにした。
偶に手元が狂って、痛い所にイっちゃったが、すぐに殺した。
次に教師を、次に他のクラスを、職員を、通行人を、他人を、隣人を、家族を。
ーーーーーー皆殺しーーーーーー
それでも、何の感慨も浮かばない。
まあ、たかが人殺しなんて、こんなモンだ、と納得し、誰も生きていない故郷を去った。
そして、俺みたいな、狂っちまった同類に、俺は殺された。
漸く、変な、殺人衝動から、解放、された。
ありがたかった、よく殺してくれたと感謝した。
殺し合いで、相手にも致命傷を負わせてしまったが、ギリギリ死ぬか生きるかだろう。
何はともあれ、死ねたんだ。
だが。
「転生です!」
「断る」
「ライトノベルは読みますか?転生先はハイスクールD×Dです!中々人気なんですよ?」
「本は伊豆の踊子、三四郎、人間失格、鹿鳴館しか読んでいない」
「まあ、とりあえず、ハイスクールD×Dの世界へ、転生です!!」
「だから、断る」
さっさと死なせてくれ。
責め苦なり何なりはしっかりきっちり受けるからさ。
露骨に嫌な顔をしてやったが、目の前の黒髪のロリ声の年上系お姉さん風は、依然としてハイテンションな笑顔のままだ。
「拒否権は御座いません存在しませんありません!!ーーー口答えせずにさっさと転生準備に入りやがって下さいな☆」
「………………」
何なんだ。
ある意味、俺に相応しい罰か?
散々人殺しをして来た俺には、それ相応の生存をさせると?
あり得ないな。
というよりも、死後の世界なんてものは、信じていなかったが、あながち宗教もバカにできないな。
「そうです!信仰者様々です!がっぽがっぽですよウワハハハハ!!」
前言撤回、バカにできないのは信仰者、蔑んでいいのは信仰対象。
って、さらりと読心したな。
「これでも神ですから」
おっけー、めんどくさいからこのままでいいや。
喋るのが億劫になってきた。
「いやいや喋りましょうよ!」
断る。
「………おーけいおーけい。わっかりましたよ。このままで。ーーーさて、転生には、もう異論はありませんね?」
あぁ、何かめんどくさくなってきた。
「実はですね、幾つか特典がつきます!」
ふぅん。
特典ねぇ…………。
ていうか、何で俺が転生するんだ?
「稀に見る殺人鬼だったから、面白そうだなぁ!て思いまして!」
ウワハハハハ!!と、また笑う。
声と身体がアンバランスだ。
で、特典というのは?
「二つまで!好きなスキルを持って転生できます!」
二つまで、ね。
贅沢だなぁ。
元の身体は、生前のまま?
「そうです!生前の御姿のまま、プラスαで特典がつく!と考えて頂いて結構です!」
贅沢だなぁ、本当に。
そうだなぁ……………。
じゃあ、さ。俺が生前特に愛用してた武器の、改悪版を持っていけるように。
「愛用!アレですね!?」
そう、アレ。
で、だ。もう一つは、殺人衝動を抑えられるような精神訓練法を。
「あぁ、そういった類が無いと、二の舞ですからね!わっかりました!以上で宜しいですか?」
あぁ、構わない。
「ではでは!第二の人生!精々適当適切適材適所に往きやがれ!!!」
やっぱり、口調がおかしいと指摘した方が良かったか?
と、足元に穴が。ここから逝くのか。
ーーーーーーーーーーーー死にたかったなぁ、本当に。
はい駄文です。
ここまで読んで頂いただけでも感激です。
出来れば、ちょくちょく更新していきます。
では、これにて。