ハイスクールD×D 水色の殺人鬼紛い   作:まるきゅー

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会話中心ですが、割と重要な事喋ってます。
少し挑戦をして、ギャグっぽくしてみました。如何でしょうか?






第二章 惨殺屋の遊戯劇
第二十三話 貝輪(会話)


どうも、久しぶりに語り部を担う出流だ。

いきなりだが、後日談。

結局、九龍はどこに攫われたかは、わからずじまいだった。

とりあえず知り合いの金持ちから大金を貰って衣笠へ渡し、功労者である夜伽にも少し多めに渡しておいた。

玖賀の中でも腕利きの奴に堕天使からアゾット剣を奪うように指示し、別の奴には悪魔が手を出しにくい魔物の封殺を頼んだ。

悪魔側への報酬はまだ手こずっているが、衣笠と夜迦への報酬は済ませ、俺はその翌日リアス・グレモリーに呼び出された。

俺が渡した鉈が偽物だと判明したようだ。何でも、『騎士』の木場とやらが見抜いたらしい。未熟かと思ったが、中々にいいモノを持ってる奴のようだ。将来化けるかもしれないな。

今日の放課後、旧校舎はオカルト研究部に来るように言われたんだが、正直面倒だ。隠れ家も移動を済ませたし、尾行に気をつければ干渉を極力控えられるが…………しかし、騙したのは悪かったしなぁ……………しょうがないな、行くしかない。この辺り、出艸や出飢や出雲に「お人好し」なんて言われる原因かなぁ?

そういや、他の玖賀は何処で遊んでるんだか。全く音沙汰無し……かと思ったら、昨日だけで三人の一般人が消えてるところを見ると、どうやら潜伏はしているようだ。

何人かには九龍の騒動の帰り道に会ったぜ。出雄の奴とマッドサイエンティストを地で行く出納の奴に、出排と出葉って奴らに。どうやらあいつらも隠れ家探しをしていたようだ。ん?他?さあ、カラオケか何かで遊んでるんじゃないのか?

さて、そんなこんなでオカルト研究部前で時間潰しに後日談を語ってきた訳だが、中にいるはずのリアス・グレモリー達が全然気づいてくれないから、俺から出向くかね。

……………ん?あれ、扉が開かない?

まさか、中で大事な話し合いでもしてるのか?俺を呼び出しておいて?いや流石に無いか。となると、俺への罰を思案している……?だとしたら逃げるが?

まあしょうがない、行けば分かるか。

危ないようだったら逃げるし、危機だったら殺せばいい。極力サーゼクス達悪魔勢と波を立たせたくは無いが、絶対ではないしな。

では、(強☆制)開扉しまーす!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………彼は何故あの扉の前で考え事をしているのでしょうか?」

 

「さぁてね?私の興味関心の心理を刺激するものではないねっ!それよりもだねっ、先程見かけた体育会系の男子生徒!中々薬物への耐性がありそうなんだよ!【実験】してきていいかねっ!?」

 

「やめて下さいよ出納さん………アンタの【実験】は玖賀の俺でも吐き気を催すぜ?」

 

「そう言うな出飢。私の計算によれば、この狂女に常識を認識させるのは不可能だ」

 

「仲間に対してあんまりじゃないかなっ!?」

 

「出雄さんも止めて下さいよ、あと出飢さん?吐いたら殺しますよ?」

 

Scusa(すまない)、出流が割と頑丈な結界が貼られていた扉を蹴り抜いて中に入ってしまったぞ?」

 

「出排、そういうのは早く言え!私の計算によれば五秒程言うのが遅いぞ!」

 

「はぁ………やれやれですね……………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在駒王学園敷地内に存在する玖賀の名簿と大雑把な説明。

 

玖賀出流。リーダー。常識外に強い。初期メンバー。悩んでる人。

 

玖賀出排。古参。かなり強い。イタリア人のナイスガイ。

 

玖賀出納。古参。かなり弱い。でも怖い。マッドサイエンティストの白衣さん。薬物乱用を能動的な意味で使う怖い人。勿論被験者は哀れな薬物耐性がある獲物。合掌。

 

玖賀出葉。中堅。けっこう強い。メイドさん。出流に恋する乙女さん。しかし辛辣。それもまたたまりません。

 

玖賀出雄。古参にギリギリ入るから入らないか。黒スーツ着てる。計算好き?

 

玖賀出飢。後輩。苦労人。先輩方の突飛な行動のストレスで過労死寸前。合掌。

 

????。中堅。死んじゃった人。バール振り回して歓喜してる人(誤情報)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出流が扉をぶち破ると、とても静かな、しかしピリピリと肌を刺されるような冷たい空気が流れていた。

先日、出流も手を借りたグレイフィア。不機嫌ですと顔が告げるリアスに、ニコニコとしながらも冷徹な雰囲気を滲ませる朱乃。関わりたくなさそうに端で座る小猫。唖然とした顔の木場。ぶち破られた扉とひんやりした床にサンドイッチされた一誠。吃驚したような表情で固まっているアーシア。

とてもシリアスな部室の中、出流は自らが破った扉を踏みつけながら歩みを進める。

 

「ーーーーーーさて、俺を呼び出したんだ。何かしら重要な用件があるだろう?言ってみろ」

 

「全・然・シ・リ・ア・ス・じゃ・ね・え!!!今重要な事はお前が俺を吹き飛ばした挙句踏みつけまくったことだ!!」

 

「おお、そこにいたのか兵藤。キヅカナカッタヨ」

 

「こっち見て言え!あと口調が固まってんだろうが!」

 

がばぁっ!!

と、勢いよく起き上がる一誠。出流は既に退いているため、アッサリと立ち上がり、一誠は出流に詰め寄り抗議の声を上げ、出流がさらに煽り、ぎゃあぎゃあと部室内が騒がしくなる。先程までの凍った雰囲気など、見る影もなくなっていた。

暫く呆気に取られていた面々だったが、二人の掛け合いを見て、すぐに笑いを溢した。

が、それはグレイフィアの一言で、また空気が引き締まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ライザー様がお越しになられるようです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***とある深海***

 

「ねぇ、君は毎日毎日、わざわざこんなところまで来てるけどさ?オーフィス、僕は玖賀を離反する気は皆無なんだ。分かったら寝させてくれよ。僕はミドガルズオルムとは違って、気が短いんだからさ?あんまり睡眠を邪魔するようなら、殺すよ?」

 

「我、お前の力を借りたい。グレートレッドを倒すために」

 

「『禍の団』だっけ?オトモダチと仲良く倒しに行けばいいじゃないか?どうせ奴らは君の力が目的なだけだけどさ」

 

「曹操や、シャルバ、ユーグリット、他にも色んな者達が約束してくれた。グレートレッド打倒の、手助け、してくれる」

 

「ーーーーーー反吐が出る連中が」

 

「?」

 

「まあいいさ。さて!僕はもう寝る。これ以上居座るなら……いや居座ってもいいけど、睡眠の邪魔をするなら殺すからね」

 

「……分かった、また来る」

 

「ん」

 

「あ、あと」

 

「んん?」

 

「ーーーーーーヴァーリと、出雲、トールソールと、よく話す。………うまく言えないけど、なんか、良い」

 

「あっそーーーーーー分かったからさっさと行きなよ」

 

「ん、おやすみ。出眠」

 

「………調子狂うなぁ、ハイハイ。おやすみ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いい傾向だな。そうは思わないか?出眠」

 

「思わないねトールソール。雷神なんかと意見が合ったら末期だよ」

 

「しかし、前々時代のヤツよりは、遥かに感情豊かだ。いい刺激になってるんだろう。無論、お前だけから受ける刺激ではなさそうだが」

 

「『禍の団』、入るのか?」

 

「入りたくないな。腐敗に腐敗が進んだクソの掃き溜めのような連中ばかりだ」

 

「それに関しては同感だな。特に曹操と、ユーグリットの周りが気持ち悪い」

 

「では、どうする?」

 

「ーーーーーー確か、アステカの魔鏡のクズが、『禍の団』へ離反しそうだったな」

 

「ふむーーー殺るか?」

 

「僕一人で充分だ、君は日本の八岐大蛇でも殺ったらどうだ?連中に利用されると面倒だ」

 

「同じ蛇同士、オーフィスとは上手く結びつく、か。そういえば、今代のベルシはどこにいる?声をかけておきたいのだが………」

 

「ベルシ……?あぁ、ヴィーティングの担い手か。確か、リアス・グレモリーの人間界における領地の何処かで、コンビニ店員のバイトをしてるとかしてないとか」

 

「………先代が聞いたら泣きそうだ」

 

「知った事か。………あぁそうだ。どうせならバラキエルやサリエルにも一声かけようよ。連中に一泡吹かせられるかも」

 

「ふむ、やってみよう。では、おやすみ」

 

「君が挨拶すると気持ち悪いな」

 

「…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

物語は次の段階へ。

しかして流れを手繰り動かす者は、中軸へと巻き込まれ。

勿体無くも死した者は、転がりながらも生を得る。

野垂れ飢える者は暗躍し。

葉を廻す従者は流れる者の傍らに。

慰めの雄血は、排他的な者と共に魔から遠ざかる。

神雷は眠りと共に、鴉と英傑と戯れ、災禍を蔑む。

 

 

 

 

 

要約、もしもの話。

ここから、中軸は傾き始める。その先には、惨めな死があるのか、はたまた、×××××。

色はまた、カンパスに花を添える。

 

 

 

 

 




物足りないかもしれませんが、今回はここまでです。
明日からまた課題地獄が待っているので、遅れてしまうでしょうが、忘れかけた頃にまた投稿すると思いますので、頭の片隅にでも。

新章、始まりです。
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