魔法科?うるさいそんな事より都牟刈だ!!   作:益荒男

4 / 21
 遅れてしまって申し訳ありません。リアルが忙しかったもので。ライブ大成功だぜやっほい。

 この話が終わったら少し時間がとびます。原作で言う所の追憶編あたりまで。

 後半の方が、少し走りぎみになっているかもしれません。それではどうぞ。


親こそが最大の壁というけれど、俺の場合いくら何でも高すぎると思うんだ。

 この前述べた通り、俺の家族は俺にこの家を継がせることを良しとしていない。それぞれ度合いは違っているが皆がそう感じている。爺やは気は進まないが望むのであれば仕方がないというスタンス。母さんは他が認めたのであれば協力するが出来ればそうしたくないと言い、父さんは何があろうとも断固反対、といった具合だ。

 出来るなら無視してでも継ぎたいと思っているのだが、彼が現当主であり魔術刻印を持っている以上絶対に説得しなければならない。俺は夢の為なら何だってすると決めた。例えその相手が父さんであろうと必要と思ったなら、切る覚悟はできている。

 

 そう誓った。だから、

 

「頼む、考え直してくれ。僕は、お前を失いたくない。お前に、こんなつらい道を行かせたく、ないんだ・・・!」

 

 俺の肩を片方しかない腕で抱きながらそう言い涙を流している父、郁磨の姿を見て思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 時は稽古の途中、俺の両親(バカップル共)の声が響き渡り、道場に乗り込んで来たところまで遡る。

 

 父さんは顔を真っ赤にし、怒り心頭と言った様子で爺やに怒鳴りかかった。

 

「大声を出すな。それと稽古の途中だ。邪魔をするな。」

 

「そんなことはどうだっていい!それよりも、また刀を打ったな!それも僕とアイナが旅行に行っている間毎日!大方刀弥に見せる為だろうけど、この前もうあそこに入ることを禁じようと言っただろう!僕達にはもう、刀鍛冶なんて必要ないんだ!何度言ったら分かる!」

 

 父さんが物凄い剣幕で爺やに押し掛けている。本当に三十後半なのかこの人。つーか殺気がヤバい。この世の殺気と怒気を一つに纏めて凝縮すればこんな感じだろうか。常人なら秒も耐えられずに泡吹いて死んでいるだろう。今はその全てを爺やに向けているので俺と母さんに影響はない。てかそんな殺気を受けても眉一つ動かさない爺やも大概だな。改めてこの一族が脳筋で化け物の家系なんだと理解する。

 それと、父さん違うんです。爺やは悪くないんです。バカップル共が消えた今がチャンスと思った俺が爺やの所に頼みに行ったのが悪いんです。最初はダメだと言った爺やに向けて5時間土下座をし続けたら流石の爺やも折れてくれた。土下座は暴力。よく分かんだね。

 

 さて、現実逃避もここまでだ。そろそろ目の前の問題に向き合うとしよう。顔を横に向けると、そこには眩しい位に輝く笑顔を浮かべたマイマザー、アイナが。知ってるか?女が最も危ない時は最上級の笑顔を浮かべる時なんだぜ?

 

「刀弥、私が旅行前に言ったこと覚えているかしら。」

 

「旅行に行っている間、魔術回路を起動させる時は母さんが作った魔力封じの布を付けること。」

 

「ええその通りよ、覚えていたのはいいわ。でも、何でその布が()()()()()()()()()()()()()のかしら?もちろん説明してくれるのよね?」

 

「無理に30本以上の魔術回路を発動させたから。」

 

「さらっと言ってんじゃないわよ!」

 

 笑顔が剥がれ、こちらも怒り心頭といった具合でつっこんでくる。いやー爺やとの手合わせで思いの外気合い入ちゃって。一々制限されるのうっとうしかったからハア!って力入れたらブチッとな。お陰で翌日から3日間は回路の修復と筋肉痛で全く動けなかったぜ。

 

「これは!アトラス院から持ち出した術式を使って編んだワタシの最高傑作なのよ!聖骸布と同等の効果があると自負できるそれが、どうすれば焼き切れるなんて羽目になるのよ!」

 

「気合いで」

 

「こんの脳筋息子!もうヤダこの化け物一族!」

 

 そう言ったきり、母さんは崩れ落ちてしまった。

 母さんが編んでくれた魔力封じの布。一定数以上のの魔術回路を起動させようとすれば術式が発動し魔力を押さえ込む仕組みになっている。元はアトラス院に置かれていた魔術兵器の暴走を防ぐために扱われていたらしい。アトラス院の兵器を封じ込める程の術式を気合いで破る俺とはいったい・・・。

 まあ、単純に俺の、というか政狩一族の魔術回路が他の物とは格が違っているというだけなんだが。

 

 思い出して欲しい。この政狩一族、刀を打ち始めたのは約六百年前だがそれより前から魔術師としての研究を続けていたのだ。少なくとも九百年以上前からは。もちろんその頃から魔術刻印は継いでいるし、代々山籠もりをすることが多いので一度たりとも途切れたことはない。

 その結果、やけに魔術回路を多く持っている人間が産まれてくる。更に扱う魔術も単純ながら日常でも応用が利く4つの魔術だけ。長い間それしかやっていないため質も良くなっていく。その結果生まれてしまった「強化と火と治癒を自分にかけ続ける耐久型バーサークヒーラー」、それこそが政狩一族。手がつけられないことこの上ない。

 俺の家族で言うなら、爺やは68本、政狩の最高傑作と名高い父さんは更に上を行き81本の魔術回路を持っている。ついでに母さんは42本。

 これを初めて知った母さんは「こんな脳筋一族に負けているなんて・・・。」と嘆いたそうだ。アトラス院の魔術師はもともと数が少ないらしいから仕方がないだろう。てか母さんの胃大丈夫かな。真面目に心配になってきたんだが。ついでに俺の場合は72本。爺やよりは多いが父さんには及ばない。政狩一族最強の名は伊達じゃないね。

 

「はあ、ま、いつものことよね。目を離す度に何かをやらかしてくれるのは。で、あっちはあんなことになっているけど。あなたでしょう。お爺様に刀を打って欲しいって頼んだのは。」

 

「なんで?」

 

「旅行にでる前、郁磨がお爺様にずっと言っていたもの。「絶対に鍛冶場を開くな」って。耳にたこができると言うのかしら。その位口酸っぱく言っていたわ。」

 

 余裕でバレてーら。

 

「刀弥。」

 

「なに?」

 

「本当に目指すのね。」

 

 さっきまでの雰囲気はなりを潜め、今度は真剣な顔を俺に向けていた。魔術師らしい無機質さを持ったその目は、俺からすればどこか親の温もりを感じるものだった。

 

「ワタシも元はアトラス院の錬金術師よ。やることは違うけど、どちらもほぼ無意味な人生を送るって点では変わらないわ。魔術師も根源なんて物を追い求めて全てを費やすんだから。」

 

「母さんはどうして抜け出したの?」

 

「研究の為よ。幾つもの偶然のお陰だったけどね。」

 

 あまり詳しくは教えてくれないようだ。

 

「だけど、郁磨(あの人)と出会って、色々あって研究も投げ出して、そしてあなたを産んだ。

 嫁ぎ先が魔術師?の家だったのは嫌だったけど、他よりは全然マシだったし。

 ……何より彼に惹かれてしまったから。」

 

「……」

 

「彼も根源を目指していた。けどそれは家のためだからとか究極の知識を欲しているからとかじゃない。誰でもない、あなたの為。未来自分にできる子どもに家の呪いを残さないため。」

 

 父は小さい頃、政狩家の人間としてやるべきことを全て投げ出していた。何故自分がそんなことをしなければならない、何故自分は他の子ども達のように遊んではいけないのかと。それが変わったのは十二になった頃、爺やの魔術刻印の継承式に立ち会ってかららしい。

 父は思った。もし自分が継がなければ、他の子どもがあんな呪いを継いでしまうのか。自分の父や祖父の人生が無駄になってしまうのか。

 父は優しかった。なら自分の代で終わらせよう。自分が根源へと至り、この呪いに終止符を打とう。自分の家族の、そして何より未来産まれてくるであろう自分の子どものために。

 

「結果として、手にしかけたものの至ることは出来なかった。至りかけた代償として右腕も失ったわ。恐らくは抑止力が働いたんでしょう。これではもう十全に刀を打つことも扱うことも出来ない。再び根源に挑むことなんて出来ない。」

 

 いつの間に言い争いも終わったのだろうか。父さんと爺やもこっちを見て静かに母さんの話を聞いていた。父さんは残った左腕で肩を握っている。

 

「だけど、もう目指すことはしなくていいということになった。郁磨の努力が最高の形で実った。

 なのに、あなたはそれを無駄にしようとしている。彼のなくなった右腕を見て、自分もそうなりたいって。それはとても残酷なことよ、刀弥。」

 

 

 

 きつい言い方をしているのは、俺を心配してくれている証だろう。そして場面は冒頭へ戻り、父さんが俺に涙ぐみながら訴えている。親にここまでさせてしまっている俺はなんて親不孝な子どもなんだろう。そんな思いがこみ上げてくる。そして、父の涙を流す姿をみてもう一つの思いを抱く。

 

「刀弥、もう一度聞くわ。あなたは本当に、政狩を継いで根源をめざすの?」

 

 

 

「うん。目指すよ。」

 

 

 ごめんなさい。俺はもう止まらない。止まりたくない。

 

「父さんを超える技を得る。父さんが打ったものを超える刀を打つ。境界も抑止力も切り裂いて、誰も至ることがなかった境地に、俺が立つ。」

 

 俺もこの話を聞き、新たな決意を固めた。都牟刈と呼べる刀を打つことには変わりない。けど、同時に根源へと至ってもみせよう。これまではものの次いで感覚だったが、今からは本気だ。父さんでも敵わなかった抑止力を切り、俺が政狩の歴史に終止符を打つ。

 

 俺の返事を聞いて、父さんは唖然とし、母さんは俯き、爺やはやはりかといった具合に嘆息した。

 

 

「それがあなたの答えなのね。」

 

「うん。」

 

「後悔はできないわよ。」

 

「しないよ。絶対に。」

 

「そう。・・・なら私から言うことはなにもないわ。」

 

 

 それから誰も何も言えないまましばらくたった後、

 

 

 

「今日の鍛錬はここまでとする。刀弥は風呂に入ってきなさい。」

 

 爺やのそんな言葉が沈黙を打ち破り、俺は道場を後にした。

 

 

 ・・・はあ、くっそ気まずかったな。まあ、あそこまで泣きつかれてこの反応じゃ仕方無いよな。

 本当ゴメンよ父さん。でも俺は執念だけを持ってこの世界に来たんだよ。こんなところじゃ終われないんだ。あと爺や、気を使ってくれてありがとうマジで助かりました。

 もう爺やに足を向けて寝れないな。これから心の中では大天使ハゲエルと呼ぶとしよう。えっ、まだ禿げてないって?いやといってももうあなた波平状態じゃないですか。

 

 とりあえず今は風呂だ。一番風呂は俺が貰った!!

 

 

 

 

 あのバカップル共、お湯炊きしてねえじゃねえか。

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 本当に、どうしたものかしら。

 

 道場を後にした最愛の息子、刀弥の姿を浮かべながらしみじみと思う。赤ん坊のころから口下手なところは変わらないが、あそこまでの情熱を胸に秘めているとは思いもしなかった。ここまで政狩という魔術師一族に似合う性格をした人間もそういないだろう。

 

「アイナよ」

 

「お爺様」

 

「先程のこと、礼を言う。知っての通り私も刀弥(あいつ)と同じで口下手な身でな。これまで幾度も問うことはあったが、あそこまで向き合ったことは一度もなかった。」

 

「親としてやらなければならないことをしたまでです。気になさらないで下さい。それに自分のことを卑下なさらないで。あなたがあの子と真剣に向き合おうとしていることは、あの子自身が一番良く分かっているでしょうから。」

 

「そう言ってくれるとありがたい。」

 

 恐らく、刀弥と一番向き合っているのはこのお爺様だろう。政狩の人間として向き合い彼の望む技術を与えながらも、一家族の孫と祖父の関係としてしっかりと見守っている。ワタシでは後ろから見守ることは常にできても、向き合うことができる場面は少ないだろう。今の郁磨では、向き合うことはできても見守っていることなど出来やしないだろうし。っと、そろそろ彼の相手もしなくては。未だ俯いている郁磨の下に寄りしゃがみこむ。

 

 

「あなたも何時まで俯いているの。さっさと立ち直りなさい。」

 

「・・・アイナ」

 

「あなたがメソメソし続けるなんて事はここにいる誰も望んで無いわ。分かったら、はい」

 

「・・・ああ、そうだな。すまない」

 

 涙をぬぐんだ郁磨は一度座り直したら、道場の床に仰向けに倒れこんでしまった。まだ引きずっているのね。まあ、無理もない。自分の言葉をあそこまでバッサリ切り捨てられたら引きずりもする。それも内容が内容なだけにね。なんとも皮肉なことだ。最も家を嫌った男が持った子どもが最も家に相応しい人間だなんて。

 

「僕は、間違っていたのかな。」

 

「いいえ。あなたの言っていることは親として何も間違ってなんかいないわ。けど、刀弥とこの家からすれば正しくはなかった。それだけよ。」

 

「そっか。なら、仕方ないな。」

 

 そう言って彼は笑みを浮かべた。自虐のような、諦めのような、そんな笑み。

 

「郁磨、覚悟を決めろ。もう我が儘ではいられんぞ。継承の儀もさっさとすませるべきなのだ。お前が持っていても、もう意味はない。」

 

「そう、か。もう、そんなとこまできたのか。」

 

「たとえ根源を目指すことは認めないとしても、魔術刻印は継承させるべきだ。これだけは譲歩できんぞ。」

 

「・・・わかった。魔術刻印は刀弥に継承させる。それについては、もう文句は言わない。」

 

「了承した。では、ここに郁磨が息子、刀弥を次期政狩家第十五代目当主とするこ「待ってくれ」・・・なんだ。」

 

「継承はさせる。けど当主にさせるには条件が一つだけある。」

 

「言ってみろ」

 

「高校を卒業するまでは待っていてくれ。現頭首は僕なんだ。それくらいはいいだろう。」

 

「何故だ」

 

「あいつはまだ思春期を迎えたばかりなんだぞ。今は家のことばかりだとしても、もしかしかしたら他のことに興味を抱くこともあるかもしれない。そんな時に、もう後戻り出来ない状況だったら嫌だろう。」

 

 多分それは有り得ない。今の段階であんなにのめり込んでしまっている。ならいつまで経っても他のことなんかには目もくれないだろう。郁磨も薄々感づいてはいるだろう。それでも彼はこう言った。本当に欠片もあるかもわからない希望を含んで。

 

「どうなんだ、オヤジ。」

 

「・・・よかろう。刀弥を当主とするのは高校を卒業してからだ。」

 

 これで今できることは全てやった。ならあとは祈るのみだ。自分の息子がせめて悔いの残さない生き方が出来ますように。

 

「なら、この話はもう終わり!お風呂に入って寝ちゃいましょう。長旅から帰ってきたばかりだもの、疲れちゃった。」

 

「そうだねって、あ、風呂炊くの忘れてた。」

 

「そうなの?なら刀弥が炊いていているのかしら。湯気も上がっていたし。せっかくなら、今日は刀弥と一緒に入ろうかしらね。」

 

「それ、この前もしようとして逃げられてなかったか?それも強化使われて」

 

「アトラス院の錬金術師をなめないでちょうだい。ワタシの計算によれば、今風呂を焚きなおして居間で休んでいる頃よ。一度捉えたらエーテライトで拘束できるわ」

 

「前々から思ってたんだけど、アイナも充分政狩の素質があるよ。」

 

「そんな失礼なこといわないで。」

 

「お前たち二人ともが政狩一族にとって失礼極まりないんだぞ。」

 

 

 

 

「郁磨、私はこれから己の持つ全てを捧げ刀弥を鍛えあげる。それが私の使命だと確信した。文句は言わせんぞ。」

 

「そう、僕からは何も言わないよ。精々頑張ってくれ。」

 

「ああ。それともう一つ伝えておく。恐らく刀弥はそう遠くないうちに鍛冶の腕も剣の技も()()()()()()()()()()だろう。」

 

「なに?」

 

「これをみろ」

 

「っ! これって、まさか・・・」

 

「治癒で傷は塞いだ。問題はない、が」

 

 龍馬が袖を捲り、彼の腕が顕わになる。そこには、骨にまでは届かないだろうが深く切られたことを表す三寸程の傷跡があった。

 

 

「お前たちが旅行に出掛けた次の日、私と刀弥で模擬戦した時に付けられたものだ。魔力封じの布が使い物にならなくなってしまったのもその時だ。」

 

「戦闘能力なら、すでにオヤジの技を抜いていると?」

 

「それもあるが本題はここからだ。模擬戦の時に使用したのは真剣ではない。お互いに、()()()()を使ってのものだった。」

 

「えっ」

 

「あのとき、刀弥は魔力を自身だけでなく、木刀にも注いでいるように見えた。だが、元々『切る』ことなど出来ない木刀に切れ味の強化は出来ない。」

 

「なのに切れた。ということは、僕と同じ『切る』ことに特化した属性、起源を持っている、ということか。」

 

「ああ。」

 

「・・・だとしても、いくら何でも早すぎるだろう。」

 

「お前がそこまで至れたのは、たしか二十歳を迎えてからだったな。刀弥はまだ自覚していないだろうが、あいつははっきり言って()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。」

 

「・・・鍛錬の進み具合は?」

 

「異常と言う他ないな。基礎は一通り叩き込んだ。ここからはどこまで磨けるかだ。次の鍛錬からは実戦的な技を教えることとなるだろう。」

 

「・・・どこまで行くんだろうな。刀弥は。」

 

「あいつの底を見抜く事など私にはできん。だが、少なくとも二十歳になる頃にはお前と並ぶだろう。」

 

 

「そして根源へと至る、か。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 父さんと爺やが小次郎と戦った場合、爺やなら2対8、父さんなら3.5対6.5くらいで勝機があります。もちろん小次郎の方が高いです。勝敗の分け目はやはり、あの対人魔剣をどこまでしのげるかになるでしょうね。

 何なんだろく。この思ったように書けているはずなのに、「これじゃない感」がちらついてくる感じは・・・!
「これが(悪い意味での)若さか・・・」

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。