では、スタートです!
「あった!」
私が部屋に戻ると、ハリーの叫び声が聞こえた…
「えっ…?」
「あっ、セティナ!あったんだよ!どこかで見たことがあるのに思い出せない…って言ってたでしょ?これ!」
ハリーが私に蛙チョコのアルバス・ダンブルドアのカードを見せた。
「えっと… 『特に、一九四五年、闇の魔法使い、グリンデルバルドを破ったこと、ドラゴンの血液の十二種類の利用法の発見、パートナーであるニコラス・フラメルとの錬金術の共同研究などで有名。』…錬金術!!確か…」
「あっ!セティナも来たのね!軽く読書をしようと思って借りてたんだけど、読もうとは思わなかったわ…」
「軽く読書だって!?」
ハーマイオニーは、ロンに見つけるまで黙ってて!と、言いペラペラとページをめくっていった。
「あったわ!」
「もう喋ってもいいのかな?」
ロンは、不機嫌そうに言ったがハーマイオニーはそれを無視して、話し出した。
「ニコラス・フラメルは著名な錬金術師で、賢者の石の創造に成功した唯一の者として知られる魔法使い。アルバス・ダンブルドアの友人で、賢者の石の共同研究を行った。
賢者の石が創り出す「命の水」を使っていたため、ニコラスとその妻ペレネレは大変な高齢であった。1992年時点でニコラスの年齢は665歳以上だった。
著名な錬金術師であると同時にオペラ愛好家でもあり、妻と共にデボン州で静かに余生を送っている…つまり、賢者の石よ!」
「確かに、賢者の石が命の水を作り出せるなら誰だって欲しくなるな。」
「それをスネイプが狙ってるんだ!守らないと」
「…まって、スネイプって…」
「セティナ、言ったでしょ?前にハリーがスネイプが怪我していたのを見たって…。それに、クィデッチの時も…」
「スネイプ先生だけじゃない!クィレルもハリーから目を離さずに呪文を唱えていたわ!」
「だけど、スネイプなんだ。クィレルを脅していた。だから…!」
「…もういいわ。スネイプ先生だっていうなら勝手にして。私は、外させて頂きます。」
そして、セティナは談話室を出てどこかへ行ってしまった。
「なんで、セティナは…」
「どうせ、あいつもすぐ戻ってくるよ。ほっといて3人で進めようよ。」
ロンの声で、私達は再び戻った。
あれから、セティナとは話さなくなってしまった…
「セーティーナ!」
「何でしょうか?私は、今忙しいので用がないなら行きますね。」
「おい。こりゃ、そうとう怒ってるな…」
「そうだな、セティナは怒ったら話し方変わるしな」
「…もういきます。では…」
そう言い立ち去ろうとするとフレッドに掴まれる
「待て、セティナ。ウッドが呼んでるんだ。次の試合のことで…って。」
「そうですか、それはありがとうございます。」
礼をして、私はMr.オリバーのところに向かう。
「別に、怒ってるわけじゃない…何も調べてないくせにスネイプ先生が悪い悪い言うから、いけないんじゃないか…」
ぶつぶつ言っていると、、、いた。
「Mr.オリバー、なんですか?」
「あぁ…セティナ。最近ハリー達と喧嘩したんだって?次の試合は大丈夫だよな?」
「大丈夫ですよ。その喧嘩は日常生活での喧嘩。試合とは、関係ないので。集中するし、その辺は大丈夫です。」
「そうだな…うん。そうだ。残り3日、頑張ろう」
「えぇ」
Mr.オリバーに礼をして、立ち去った。
3日後の試合は、ハリーが5分以内に金のスニッチを捕まえグリフィンドールは、寮対抗杯を手にすることができた。
しかし、ハリー達とセティナの溝は少しずつ深まっていっていた…
首位で、先頭にたっていたグリフィンドールは次の日150点減点され最下位となった。
最近、3人がよく図書室に行く姿を見たり、ロンの手が何かに噛まれ変な色が出ていたり、ハリー達が出て行った後ハグリットが慌てていたり…
「まだ、スネイプ先生だと疑ってるんだ…本当はあなたなのにね‥?」
暗闇の方に声をかけると、サッと音がしてどこかへ消えていった。
「ちっ、やられちゃったな…まさか、、、、。」
そして、私は倒れた。
しばらくしてから、マクゴナガル先生に見つかり私は医務室に運ばれた…らしい。
ー ハリー
「セティナ…目を覚ましてよ」
「ハーマイオニー、これは自業自得だよ。夜に外へ出たんだろ?」
「そうだよ。セティナが勝手に…」
「あなた達!セティナが目を覚まさないっていうのに、心配じゃないの!?」
「………ごめん、ハーマイオニー」
「ごめんよ。」
ハーマイオニーはため息をつく。
「謝るなら、セティナじゃないかしら?セティナの机の上、何が置いてあるか知ってる?」
「机の上…?知らないよ。そんなの」
「…ニコラス・フラメルをもっと理解しようとしてるのか、関係のある本を借りてるわ。私達がドラゴンのことを調べてるときも、借りてたもの。多分、セティナの方が詳しいところまで知ってるわ。あの三頭犬の下のドアに何があるか…をね。だから、狙われたんだと思う。私達や先生に教える前にね‥」
ハーマイオニーは再びセティナを見る。
いっこうに覚める気配がなかった。
「とにかく‥私達も行きましょう。」
ハーマイオニーの声で、僕達は医務室をあとにした