「セティナ」
外に出ると、彼がいた
「セドリック…」
「大事な話があるんだ。きてほしい」
真剣な顔でセドリックが見ていた。
「どうして…!?私といたら、皆不幸になっちゃ…」
「来て。」
セドリックはそう言うや、学校の方へ歩いていく。
少し間をあけてから、私も着いていった
行き先は大広間
「待って!どうして大広間なの…!?」
逃げ出そうとすると、まさかの…
「ルーピン先生!?」
「おや、セティナとセドリックじゃないか。私もちょうど入ろうと思ってね。さぁ、いったいった。」
ちょ~…絶対計画してたよね…挟み撃ちとかやめていただきたい…
私は、警官に捕まった囚人のように…セドリックとルーピン先生に挟まれながら、大広間に入った。
いつもの大広間ではなく、机が丸く円をかくように置かれていた。向こうっかわには、ハリー、ロン、ハーマイオニー、フレッド、ジョージが座っていた。
「「「「「セティナ!」」」」」
「ほっほ…セティナではないか。よく来たのう。最近、見えなんでな。心配しておったのじゃ」
「絶対、計画たててたでしょ。見ていたくせに」
睨みながら言うと、ダンブルドアは「はて、なんのことか?」と言いながら首を傾げた。
「セティナ、こっち」
セドリックに引っ張られ、その場所にあった席に座った。
「セティナ。君は1人じゃないんだよ。僕もいる。だから、頼ってよ…」
「…どうして…?皆を傷つけたくないから離れてるのに」
「君はそう思ってるかもしれない。けどね、僕…いや、皆もだけどそういう時は頼ってほしいって思ってるんだよ。苦しいことも、辛いことも。だって、友達じゃないか!セティナにとっては違うの…?」
「私は…私は、皆と喋りたかった…!1人は嫌…!また皆と冒険したいっ!セドリックと話したかったぁ…!」
一言一言を発するたびに涙がポロリと流れる。
(そっか…私は…1人じゃないんだ…セドリックがいる!皆がいる!)
「セドリック…ありがとう…!」
にっこりと私は微笑んだ。
「ハリー、ロン、ハーマイオニーごめんなさい。突き放したりして…」
「いいのよ。セティナ!」
「そうさ!」
「うん。だって僕たち、親友でしょ?」
「…うん!」
私たち4人は抱き合った
ー セドリック
「セドリック。ありがとう。セティナはまた、輝いている。君のお陰だよ」
「ルーピン先生…。僕じゃない。ハリーたちのお陰だよ。あの3人がいるからこそ、セティナは輝ける。僕は今回、セティナに辛い思いをさせた。あんなに悲しんでたのに、僕は…!」
「違うよ。君のお陰だ。ハリーたちもいた。けどね、君の存在がセティナにとって1番だったと思うよ。」
「「そうだぜ。セドリック」こんなところで落ちこまれちゃー、まだまだだな。そんなことしてたら、俺がセティナを先に取っちゃうよ?」
「いいや…!セティナは僕が幸せにするんだ!」
「よっ!さすがっ!」
(僕が必ず守る。例え、この身がなくなろうと…!)
「セ~ドリック!」
僕は、こっちに向かってやってくる彼女に抱きついた。セティナは顔を赤らめる
「セドリック…?離して…」
「離さない。君が僕を避け続けた罰だよ。」
そう言うと、セティナの力が緩んだ。
「もう、セドリックったら…好き…大好きだよ……」
「僕もだよ…おやすみ。お姫様…」
セティナは眠った。僕の腕の中で。僕よりも小さな体。絶対に悪の手には触らせない。
そんな様子を見ていた教員。そして生徒たちは、微笑んでいた。
グリフィンドールVSレイブンクロー
それは、ハリーのフィイアーボルトの御披露目会のようであった。なんたって、世界で最高の箒だからね。セティナも、いつもよりも気合いが入っていた。
そして…
「ピッピー!そこまで!グリフィンドールの勝利~!」
5分ぐらいで試合は終わった。
結果はグリフィンドールの圧勝。
(例えフィイアーボルトも持っていたとしても、僕たちのチームは負けないよ。次は、正々堂々と…!)
ー セティナ
「さすが、フィイアーボルトね」
「あぁ…!でも、君の箒には敵わなかったよ」
「ふふん…そうでしょ~!ハリー、またかかってきなよ!」
「もちろん!次は負けないよ!」
私とハリーは、箒を上に掲げコツンとぶつけた
「皆さんにお知らせです。クィデッチ優勝戦は、試験の後に開催します!」
その後のマクゴナガル先生によるお知らせでそう発表された。
月日はたち…
試験が終わり、思いっきり伸びをしているとハリーたちが悪いお知らせを持ってきた
「ヒッポグリフが殺される!?そんなの…」
「ドラコが親に言ったのよ!それで、ハグリットが魔法省でヒッポグリフのこと伝えたんだけど負けてしまって…」
「それで、今日…殺されちゃうんだ…」
「だから、セティナ…着いてきてくれないかな…?」
「あっ…ごめんなさい…行きたいんだけど…ちょっと、ルーピン先生とね…先に行ってて!後で行くから!」
「わかった。必ずだよ!」
「えぇ…!」
ハリーたちを見送ってから、私はルーピン先生の元へと急いだ。
ガチャ
「ルーピン先生!って、スネイプ先生!?」
ルーピン先生の部屋に入ったつもりが、なぜかスネイプ先生がいた…
「おや…Ms.マリント。どうしたのだね…?」
「…ルーピン先生はどこに行ったのですか…?」
「知らん。薬を持ってきたのだがもぬけの殻だ。…我が輩にもゆえんのか…?」
「…スネイプ先生。あなたは、‘ピーター・ペティグリューが生きているとしたら’信じますか…?」
「ピーター・ペティグリュー…?どうしてだ。まさか、そこらにおったというのはないだろう?」
「…着いてきてください」
一瞬の間をあけてから私はスネイプ先生にそう言って歩き出した。
「ここです」
「…」
「シリウス・ブラックを見ても攻撃しないでください」
そう言い、ポケットの中にあるスイッチを押した
暴れ柳に向けて呪文を唱え動きを止めてから、中へと入っていった
「・・・っ!」
「ち・・っ!」
どこかから、声が聞こえる。
ある部屋の前で立ち止まり、再びスネイプ先生に声をかけようとしたら…
「ちょっ…先生!?」
「シリウス・ブラック…会えることをどんなに楽しみにしたことか…」
先に入ってしまった。
お父さんに声をかけ、ニヤリと怪しく笑っていた
スイッチのことを覚えておいてください