それでは、スタートです
…今年、ホグワーツにてーーー」
ゴクリと誰かの喉音が聞こえた。それくらい、静まり返っていた。
ビカーンゴロゴロ!
怪しい雲だったのが変わり、雷へと変化する
「セティナ…別に今雷ならさなくていいから」
フレッドの言葉に皆が頷く
「はっ!?いや、私じゃ…」
バタン
「今度はなんじゃー!?」
「セティナ…性格変わってる…」
ドアから入ってきた何者かを睨みつけるセティナの横でハリーが静かに言った。
私の睨みつける目に気づいたのか、こっちをしばらくみたが、目を背けダンブルドアの元へと歩いていった
彼の名は、アラスター・マッドーアイ・ムーディ
顔中に傷痕の残っている、左目にブルーの不気味な義眼をつけている男。今年の闇の魔術に対する防衛術の担当だ。そして元闇祓い。
よく自分の持ってきた飲み物を飲む。ふむ…それは普通か…?まぁ、それは置いておこう。
「先程言いかけていたのじゃが」
ダンブルドア校長が咳払いして言った。
「これから数ヶ月にわたり、我が校は誠に心踊るイベントを主催するという光栄に浴する。この催しはここ百年以上行われていない。この開催を発表するのは、わしとしても大いに嬉しい。
トライウィザード・トーナメント
今年…ホグワーツで、三大魔法学校対抗試合を行う」
「ご冗談でしょう!」
隣でフレッドが叫んだ
「フォッフォッ、Mr.ウィーズリー。けっして冗談ではないぞ。冗談といえば…」
オッホン
ダンブルドアの隣に座るマクゴナガル先生の咳でダンブルドアは一瞬固まったが、また話しだした。
「さて、知っている者は別のことをしとっても良い。知らぬ者に簡単に説明しよう。ヨーロッパでもっとも大きい魔法学校であるホグワーツ魔法魔術学校、ダームストラング専門学校、ボーバトン魔法アカデミーの3校が競う大会なんじゃ。それぞれの学校からひとりずつ代表が選ばれる。代表選手たちは魔法能力、知力、勇気を計る3つの課題に挑戦する。選手たちは優勝の名誉と栄光である優勝杯と賞金をかけて競うのじゃ。
しかし、対抗試合はその並外れた危険性で有名であり、試合中に選手たちの死亡事故が相次いだため安全の観点から1792年に中止されることになった。」
ここで1区切りして、ダンブルドアは辺りを見回す。
「本来は、各校代表1人。17歳以上のみ参加となっておった。それほど非常に危険なんじゃ…」
「17歳以上だって!?」
「俺たちは参加できないのかい!?」
隣でフレッドとジョージが声をあげる
「しかし、それでは楽しめないのではないのか。応援もよい。だが、もっと…一直線ではなく…生徒たちがさらに楽しめるものを…!そこで魔法省とホグワーツ全教師が工夫を凝らし考えた。危険でありながらも、わしは皆を信じたい。各校は、1人ではなく…2人じゃ!「17歳以上だけなんて…」と、皆思っておることじゃろう。」
そこでダンブルドアは机の下から箱を取り出し、皆に見えるように高々と見せた。
「ここに箱がある。この箱は、17歳以下の者が入れるものじゃ。自分も出たい。そう思う者は、この箱に名前を入れるように。この箱の中から教師が選ぶ推薦する生徒を代表の1人としよう。ただし、決まったからには全力で。簡単な気持ちでは入れるでないぞ」
再び、歓声があがる。前よりもさらに激しく…
隣では、フレッドとジョージがよくわからんダンスを踊っていた。
「既に、他の2校も知っておる。今頃、決め中じゃろう。ホグワーツでは、3日後まで待っておこう。それ以降はできん。最後に…そう全てをまとめて最後に発表するからのう。この箱は大広間のここに置いておこう。それでは…解散!」
解散はしたものの、誰1人帰る者はいなかった。あの箱を誰もがじっと見て、誰も箱に名前を入れないのかとちらちら辺りを伺っていた
「俺は投票するぞ!永久の栄光を我が手に!なっ!ジョージ」
「あぁ、セティナ。羊皮紙ないか?って…!」
「あるよ。はい」
ジョージに羊皮紙を渡し、私は立ち上がった。
「セティナ、ダメだっ!君は前に…」
「なんのこと?したいっていうこの気持ち…お兄ちゃん達は理解してくれないの…?」
「「大丈夫!セティナならできるさ!」」
セティナのこの言葉に2人は弱いよう。フレッドとジョージはとろけるように座りこみ、セティナはニヤリと笑いガッツポーズw
輪を抜け、最初に箱に名前を入れた。
「セドリック!私、入れたよ!」
「本当に…!?セティナなら大丈夫だよ。僕も入れようと思ってたんだ。17歳以上だから、また別のにね」
「うん!一緒になれたらいいね」
「セティナーー!俺たちも入れたぞぉぉぉー!」
「さっすが!セドリックまたね!」
「あぁ」
ムーディ先生の授業…確かに凄かった。けどね…許されざる呪文、本当に使っていいのか…?って思うけど…しかも1度は体験を…で、どうして生徒に服従の呪文をかけるのか…
今はハリーの番。最初に闘う姿を見せたからって…
「机にあたったら痛いじゃん!」
「「そこっ!?」」
「まぁ見てろ、マリント。ポッターはもうじき…ほら!いけたじゃないか!」
ついに、ハリーは服従に勝ったのだ。
おめでとさん。
もう、授業が終わりだから私の名は呼ばれないだろうと思ってドアの方に向かったら…
「マリント!お前はまだ終わってないだろう!前に立つんだ。」
呼ばれたので、カバンを置きムーディ先生の前に立つ
学年トップであるセティナはどうなるのだろう?と皆が注目した。
「……インペリオ!」
辺りは静けさで増す。幸福?それがなんだ。
母は殺され、毎日傷だらけ。必ず奴は生きている。そして、いずれ復活する。だからこそ、大切な皆を守りたい。セドリックを…いつも、優しく微笑んでくれる彼を守る…!だから、こんなんで立ち止まっちゃいけない。
「カンガルーのように飛び跳ねろ…」
「ククッ…これだけ奴には感謝だな。この呪文は効かない。ご苦労様~。んじゃねー」
手を振り、
私は呆然とする皆を置いて廊下へと出た
次回、3校が集まります!
そして、代表選手決定か…
ごめんなさい!文章、破滅してる…