東方の世界に平和の狐を!!   作:RUZE@Re_SE-SEN_eR

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どうも!せーせんです!

お久しぶりの投稿になりますね…。

皆さん…長らくお待たせいたしました。

待ってくれて、ありがとうございます!そして、すいませんでした!

また、このような形で休みを頂くことがあるかもしれません。

その件は、皆様、ご理解の方よろしくお願いいたします。

それでは、第二期の最初の物語…どぞ!





第三十一話「羽島が不死の山目指すそうな…」

宴(お別れ会)が終わり、酔いつぶれた一同であったが、流石に羽島が旅立つということでいつものメンバーが自然と外に集まっていた。

 

「あぁ、諏訪子、神奈子、月代さん…僕らは此処でお別れとなります…」

すると、神奈子が大きな口を開いて笑い出した。

「何言ってんだい!あんたはそんなしんみりとした挨拶をする奴じゃぁないだろうに?」

 

羽島の口からもいつの間にか笑みがこぼれていた。

「そうだね、んじゃぁ、ちょっと行きたいところあるので行ってきます!」

そう羽島は言い、一歩ずつ次の旅へと足を進め始めた。

後ろからは、神奈子と諏訪子、月代たちの声が聞こえる。

 

―あぁ…本当に信頼できる人って、こういうものなのかな…父さん、母さん…

 

神奈子、諏訪子は笑いながら。

そして、月代はその目に涙を浮かべながら、彼らを見送った。

 

                          ◇

 

五時間ほど歩き、山を越え平原に出たところだった。

羽島御一行は、一人の妖怪…少女?に足止めされていた。

 

正確には、足止めというよりは、たまたま羽島が道端で困っていた少女を見つけ話しかけてみたところ、その場で泣いてしまったのである。

ただ、その少女の姿は、見た目が12歳ぐらいなのだが、見るからに誰かに殴られた跡が顔に数か所、服装自体は紫色の和服のものだが、ところどころ切れて、泥をかぶった状態だった。

 

「羽島様…このガキ、いかがいたしましょう?」

唐突の彩花の発言に羽島は、慌てて彩花をなだめる。

「そうだね…ねぇ、君の名前は?」

 

「ひっく…う、ひっく…う、…」

「う?」

少女は、ダムが崩壊したかのように大声で、また、泣き出してしまった。

 

そして、何十分経っただろうか?

ようやく泣き止み落ち着きを取り戻したのか、少女は道端の木の陰で、羽島に治癒魔法をかけてもらっていた。

 

「それで、落ち着いたかな?」

少女は、泣いた後のせいか目がまだ赤く充血していた。

「はい…お見苦しいところすいませんでした」

 

そして横に控えていた黒雪が、羽島の後ろからバッ!と飛び出す。

「ねぇ、貴方のお名前は何―?」

 

「黒雪、余り急かしちゃだめだよ?」

黒雪は、しゅんとした愛らしい表情をしながらうつむく。

そんな黒雪に羽島は右手をポンと置き、優しくなでる。

 

すると少女はゆっくりと口を開き。

「わ、私は低級の妖怪なので名前何て大層なものはございません…」

 

―この子は…多分、僕と一緒だ…

 

羽島は、目の前の少女をいつの間にか過去の自分と照らし合わせていた。

どこか、似ているそんな感じがしていただけなのに。

「そうか…なら僕がつけてあげるよ?」

 

少女は、驚いた顔で羽島を見る。

「いや、だったかな?」

羽島がそう聞くと、少女はまた泣きそうな目を必死に堪えている。

「いえ…お願いします…!私に、名前をください…!」

 

羽島は、その場で空を見る。―そして。

「八雲 紫(やくも ゆかり)でどうかな?」

少女の動きが止まったことによって、羽島は変な名前を付けてしまったかとしどろもどろになってしまう。

 

「あ、いや、えっと…君が嫌ならいいんだよ?」

そんな、慌てる羽島を見た紫は、クスリと笑って見せる。

「フフっ…いえ、私は『八雲 紫』です!」

 

そんな紫の初めて見せた笑顔は、やはり幼い少女の顔をしていて、どこまでも純粋な澄み渡った顔をしていた。

 

 




久しぶりに再会!!ということで、皆さん!帰ってきました!
長らくお待たせいたしました!初期の頃から読んでくださっている方、最近読み始めたという方も、待っていてくれてありがとうございます!

今後からは、第一期、第二期、第三期と大きく物語が進んだ後にまた休暇のようなものを頂くことがあります。
そちらの方、よろしくお願いします!

次回 羽島と一緒に紫が旅をするそうです…?

Twitter せーせん@二次創作
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