東方の世界に平和の狐を!!   作:RUZE@Re_SE-SEN_eR

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第三十三話「羽島の旅は、いつのまにか新築の家を建てる事になっていました。」

 

今日(こんにち)の空は快晴に恵まれ青々と颯爽に茂った山の木々たちが、どこからか吹く風に揺られゆっくりと時間を進めている環境を作り出しています。

そんな中、羽島御一行はというと。

 

「師匠(せんせい)!!紫に妖術の扱いを教えてください!!」

紫と出会ってから数日、その間に紫は羽島がどのように妖力を扱っているのかに興味を持ち始めていたのだ。

いや、持っちゃったのである。

 

「妖力の扱いかぁ…紫ちゃんはどうしてそれが知りたいの?」

妖力とは何なのか紫はそれが知りたいといった。

「私は未熟です。妖怪でありながら妖術を知らないお子様なのです。だからこそっ!師匠(せんせい)に教えていただきたいのです!」

 

それならと、羽島は彩花と黒雪を呼び出す。

「なんでしょう羽島様」

「なんですかぁ?」

 

「君たちに一度僕の見ている世界を見てもらおうかなって」

三人は同時に首をかしげる。

「あー、えっと僕の左目が見ている世界と君たちが見ている世界は違うんだよ…だからそれを一時的に僕の能力で見えるようにするから」

 

三人はいまだに羽島の言っていることが理解できていないらしい。三人は互いに顔を合わせ首をかしげる。

「一時的な能力付与:世界の流れを見る程度の能力」

 

すると突然、三人の体が光りだした。

その眩しさに三人は目を瞑る。

そして目を開けるとそこには…

 

「羽島様…これは一体?」

「羽島様~?このフワフワした光の線は何ぃ?」

「師匠…これは…」

 

そう、三人の見ている世界はまさに、「魔力」 「妖力」 「霊力」 「神力」の四つの力が入り混じった世界だ。

 

そのうちの三人にはない三つの力、「魔力」は空気中に川のように流れ、「霊力」は羽島の体を妖力の色とは違った色で体内を血液のように循環していた。

そして、羽島の周りに唯一神々しい光を放った黄金の光が数本、円を描くように回っている。

 

「これが、羽島様が見ておられる世界なのですか…?」

そんな彩花の問いに羽島は一言。

「そうだよ」

 

だが不思議な点が一つだけあった「神力」とは神である個体の中でのみ干渉する力なのだ。

それが、羽島の周りでクルクルと回り続けている。少し分かりづらいと思うが、その力が体外にあることがおかしいのだ。

 

理由は、あっさりとしたものだった…

羽島自身が自らに「ありとあらゆる能力や力を制御する程度の能力」を付与したのだ。

さらに、この能力を付与した理由がもう一つあった。

 

それは―「妖力」と「神力」は互いに相性が悪いということだ。

それらの力は、互いに干渉しようともせずぶつかれば、そのぶつかった一部が互いに消滅してしまうという次第、これらの理由により羽島自身がこのような能力が必要になったというわけだ。

 

まぁ、そんな話は置いておいてこれから紫の修行を引き受けるとなると、旅なんてものはしづらくなってきてしまう…

―そこで羽島は…

 

「ねぇ、三人ともー。この辺の森に僕らの家でも建てるか…」

そんな羽島の一言に三人は…

「「「え?」」」

 

彼女らの一言が森に一瞬の静寂を与えた…。

 

 





私たちのお家ぃー!

―黒雪

次回 羽島の家はいつの間にか豪邸へと…

Twitter せーせん@二次創作

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