東方の世界に平和の狐を!! 作:RUZE@Re_SE-SEN_eR
ども皆さんせーせんです!
今年もやってまいりました!!クリスマスです!
皆さん!今年はだれか大切な人とお過ごしになる予定はできましたか?
ん?僕はって?もちろん“ボッチ”!!!
二次元に嫁がいるのでそれで間に合ってます!!ってね!
ま、そんな聞いててつまらない話よりも皆さんはやはり本編の方が気になるのでは??
とゆことで、本編の方行きますか!!
では…どうぞ!!
空には曇が覆いだした…そんな頃だった。
羽島は…というと。永琳の家であるものを作っていた。
そのあるものというのは、皆が知っているあの【クリスマスツリー】だ。
クリスマスツリーといっても外で採れる材木には限りがあった。
丁度いい大きさの木を探すために、羽島は一日の四分の一の時間を費やしてしまったのである。
そして、昼を過ぎたその頃であった。
「やっと…完成だぁぁっ!!」
という、羽島の声が永琳の家中に響く。
そんな羽島の大きな声を聞きつけた永琳が慌てて羽島の寝泊りしている部屋に飛びこんでくる。
「羽島どうしたの!?」
羽島は、大きな声で叫んでしまったことに少し反省しつつ、今、自分がしていることを永琳に説明する。
「そういうことだったのね…なんか心配して損した感じだわ…」
「あはは…ごめんごめん」
そして、羽島が作り終えたというクリスマスツリーを永琳はまじまじと眺め始める。
「どうかな?」
そんな、羽島の言葉に永琳は。
「どうかな?と、言われても私は、そのクリスマスツリー?のことを何も知らないから…まぁ、羽島がこれで完成というのならそれでいいと思うわよ」
そうかぁ。と羽島は言いつつ。
「そうだ、さっきも説明したんだけどクリスマスにはいろんな人を家に呼んでパーティーをするんだよ。それで、なんだけど…」
続きを言おうとした羽島の言葉を遮るように永琳は。
「はいはい。分かっているわよ…姫様も誘って三人で、そのパーティーをすればいいんでしょ?」
「お話が早いことで…で、どうかな?」
はぁ…。と、永琳は小さな溜息をこぼしつつ。
「分かったわよ。今晩、姫様を招待してみるわ」
「頼んだよ」
そう、永琳は言うと立ち上がり輝夜のもとに行く支度をし、輝夜の家に向かって行ってしまった。
「さて…この間に、と」
羽島はこの都市に売っている鳥の肉などを探しに外へ出る。
羽島は心の中で早くパーティーが始まらないかとウキウキしていた。
その理由としては、金銭面での心配が全くなく、自由に買い物ができ、自由に自分の思った通りに料理が作れるということだった。
自由に買い物ができるというのは、金銭面で心配がいらないかららしい。
どこのお店に行っても支払いは永琳でと言えばタダでなんでも譲ってくれるらしい。
そして、普通の人であればこんなことでは喜ばないだろう。
だが、羽島はあれこれ一人で何かをしたりするっていう経験がないため余計に心がはしゃいでしまっているのかもしれない。
そんなわけで、買い物をしてきたわけだが…
量がな…多いんだよ…
見たところ20キロ以上の重さはあるだろう…
それを羽島は当たり前のように片手で軽々と持っていたせいか、周りの人たちに凄い目で見られていた。
そんな人目も、今の羽島にはどうでもよかった。
そして、ウキウキした気持ちがどんどんと高まり、ついにはその場でスキップまでし始めてしまった。
そして、永琳の家につき台所に立ち…
「よし…!」
羽島にとって料理は初めてではなかった。
羽島がこちらの世界にくる前までは、早苗と一緒に何度か作ったり二人でクリスマスまで羽島の家で準備したりなどだ。
羽島も思ったよりはペースよくサクサクと次から次へと料理を完成させていく。
「これは…こう、かな?」
そんなことを何回も口癖のように何回も小声で言いながら、料理をする。
そんな、羽島の姿を誰が想像できただろうか、?
作者もこの展開にはびっくり(笑)!!
五時間ぐらいだろうか丁度、夕日が窓から見える都市の壁からゆっくりと隠れるそんな時間にだった。
「やっと、完成したぁっ!」
羽島は、2×5の大きなテーブルいっぱいに先ほどまで作っていた料理で埋め尽くしたのである。
これには、作っていた羽島も。
「いやぁ…作りすぎたね」
すると、玄関の方から扉が開く音がする。
羽島は顔をそちらの方に見ると、永琳と輝夜がテーブルに並べられた料理の量に驚きながら、ただ、呆然と立ち尽くしてた。
本来、永琳の家から輝夜の屋敷までは歩いて20分もかかるかかからないくらいの距離なのだがこの時間のかかりようだと、稽古をしてきたのはなんとなく羽島にはわかった。
「こんばんは、姫様。わざわざ時間を取らせてしまってすいませんでした」
そんな羽島の謝罪よりも輝夜は。
「こ、これ。全部。羽島が作ったの…?」
「もちろんです」
すると、永琳は。
「貴方ってやっぱり変よ…」
(しっけいな…!)
それじゃぁ。と羽島が言うと三人分の席を用意し。
輝夜と永琳はそれに従うように席に座り。
「それでは、どうぞ」
と、羽島が言うと。
「「「いただき(ますわ)ます」」」
先に、羽島の料理に手を付けたのは輝夜だった。
輝夜が手に取ったのは鶏のもも肉で作られた唐揚げだった。
これは、羽島が揚げ物料理の中で最も解くとするものの一つだ。
そんな、羽島の得意料理の一つだとも知れずに輝夜は口をいっぱいに広げ唐揚げを一口でほおばる。
ッサク!という音が部屋中に響き…
輝夜はというと…
「なにこれ⁉羽島!これどうやって作ったの!?」
輝夜の口からは歓喜の声?のようなものが上がった。
「鳥のもも肉を生卵に軽く浸して小麦粉で包んで衣をつけて油で揚げたんです」
「そ、そんな簡単な料理でこんなにおいしいものがつくれるの…!」
「喜んでいただけたのであれば幸いです」
永琳は隣にあった手羽先を手に取る。
「これは…?」
「それは、そのまんまかぶりつけばいいんだよ」
永琳は羽島に言われるがままに手羽先にかぶりつく。
「これは、とてもおいしいわ」
そして、一時間と少しが経った頃に羽島が台所へと姿を消す。
数分後に羽島が戻ってきたのだが、羽島の両手には何とも立派な、綺麗に飾りが施してある生クリームケーキがあった。
永琳と輝夜は初めて見るケーキの存在に目を光らせながら、今か今かと待てんと言わんばかりの目で羽島を見る。
「少し待っててくださいね」
そう、羽島が言うと羽島は包丁を取り出し綺麗にケーキを切り分ける。
ケーキが切り分けられると小さなお皿にケーキが一切れずつ乗せられ永琳と輝夜の席へと運ばれる。
ケーキを先に食べたのは永琳だった。
「姫様!!これは、先ほどの料理とはまた違ったおいしさがあります!」
「本当なの永琳⁉」
こんな普段見ることのできないような子供のようなやり取りを少し近くからほほえましい笑顔で見守る羽島がそこにはいた。
そんなやり取りが30分ほど続き。
永琳と輝夜は二人してどうやら疲れたみたいで、ソファーで寝てしまった。
時間的には夜の10時を回ったころだろう。
そして、羽島はそんな寝ている二人の隣にそっと。ラッピングの施された小さな箱を二つ置き―
「メリークリスマスだね」
といい自分の部屋に戻っていった。
箱に何が入っているのか…それは、サンタさんの秘密。
聖夜の夜にステキなプレゼントを
―冬菜月 羽島