【改稿版】ユグドラシルのNPCに転生しました。   作:政田正彦

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突然就職が決まりニートを脱却した



……のとは特に関係なく更新が遅れてしまい本当に申し訳ございませんでした。

他に浮気しまくってるからな……すまんな。



現実は非情である。

「これは……逃げ道!?まさか逃げられたのでありんすか!?」

 

「そのようね……少し遊びすぎたかしら」

 

 盗賊のねぐらを襲撃し数十分が経過しただろうか、二人は奥の方に居る盗賊があまりに少なかった事に疑問を覚え、周囲を調べていると、どうも抜け穴のようなものがあり、そこから外に続いているようだと知る。つまり、盗賊の一部に逃げられたのだ。

 

 それを知って本気で苛立っているシャルティアに対しエレティカも少なからず苛立ちを見せるが……内心ではほくそ笑んでいた。

 

「盗賊はここから逃げたのでしょうね……道理で少し数が少ないと思ったわ」

 

 嘘である。いくらエレティカとて見ず知らずの盗賊団の人数が多いか少ないか等分かるはずもない。

 

 もっと言えば、本当に盗賊達が逃げているかどうかなど、どうでも良かったのだ。

 問題は、このまますんなりと襲撃が終わってしまう事で、森に居ると思われる人類の盾とも呼ぶべき存在をみすみす見逃してしまう事。

 

 自分と言う存在が居る以上、そこに現れるという確証も無いが、可能性として遭遇する確率が最も高いのはここだ。

 

 むしろここで出会えなかった場合、今後の動きが制限される。

 

 何せどこであのワールドアイテムを持った者達と出くわすのか、本当に予測不可能になってしまう。

 

 既にエレティカという異物も居る以上、彼らが原作通りにここに来ているかも分からないが、そこは一種の賭けだ。

 

 そして、原作通りならばここで「クソ人間共めぇ!!」……と昂っている妹が無策で特攻した挙句、ブリタ達冒険者に存在が知られ、ブレインも逃がしてしまうわ、別件で訪れていた例の人達に中途半端に精神支配を受けるわ、その場に遭遇した白金の竜王と裏で戦う事になるわ、精神支配のせいで自分の敬愛する主人に剣を向けることになるわ、後でそれのせいで死ぬほど凹む羽目になるわとろくな目に遭わない。

 

 

 ……まあ、そうなると知っていて、エレティカが何も行動を起こさない訳が無いのだが。

 

 

 

「フゥ、シャルティア、まずは落ち着きましょう。」

 

「姉上!!この状況で落ち着けと!?」

 

「この状況だからこそ、よ。怒りに任せて先走ってはダメ。それは今最も愚かな行為よ。分かるでしょう?」

 

 そう言われて、あっさりと血の狂乱が収まるなら苦労はしない。シャルティアは「しかし!」と声を荒らげながら、フーッ!フーッ!と獣のように息を荒立てていた。

 

 しかしエレティカはそんなもん知らんと言わんばかりに、シャルティアに流れを握らせない。二の句を継がせず言いくるめる。

 

 

「まず盗賊が逃げたのであれば勿論追って捕まえる必要があるのは事実よ。しかし、先ほど御主人様が言っていた冒険者達というのがここに来るまでそう時間は無いだろうというのも事実よね。」

 

 静かに、言い聞かせるように現状とどうすればいいか、何が問題かを一つ一つ話していく。

 

 

「となると、感知系のスキルを持たない私達では、隠密系のスキルで隠れられると面倒な事になるかも……よって、眷属を使って搜索の手を増やすのがいいわね」

 

「……そうでありんすね、私と姉上が同時に眷属を呼び出せばそれなりの数になるでしょうし、それだけ居れば隠れていても見つけ出せるでありんす……」

 

「眷属に任せたら十中八九食い殺してしまうでしょうけど……まぁ、仕方ないわね……本当は捕まえたかったけど……逃げられてしまうよりマシだもの」

 

「成る程……フゥ、少し、血に酔っていたようでありんすね……私としたことが……」

 

 

 どうやら、少しだけ落ち着いてきたようだ。

 

 ……いや、単に解決法を見出したことで焦りが消え、人間を蹂躙する時の残虐な思考に戻りつつあるとでも言ったほうが良いだろうか。シャルティアの顔には、最早見つけだした人間をどうやって拷問してやろうか、としか考えていない時の笑みが張り付いていた。

 

 むしろ、手間をかけさせた分、見つけたら普段よりも苛烈に殺してやろうとまで考えている。

 

 盗賊達は是非先程捕まえたのが最後で、逃げた奴なんか居なければ良いのだが。

 

 

「それじゃあ早速行きましょう。」

 

「ええ、姉上」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お下がり下さい!カイレ様!」

 

 

 その日、漆黒聖典は()()()()()()()()二人の吸血姫が居るこの森へと調査に訪れ、そして彼女達の使役する眷族達によって攻撃を受けていた。

 

 

 だが、事の発端は、土の巫女姫が謎の爆発で死亡した事を受けて、破滅の竜王の復活を危惧した法国が漆黒聖典にこの調査を、そしてもしも復活していた場合はこの竜王を支配する事を目的に出撃した……という本来の歴史とはまた()()()()()で出撃している。

 

 

 土の巫女姫の魔法によって、陽光聖典の隊長であるニグン・グリッド・ルーインを監視していた者達による、やや発狂気味でもたらされた驚愕の報告が事の発端だ。

 

 曰く、陽光聖典がたった一人の、幼く、そして美しい少女の姿をしたヴァンパイアによって、()()()滅ぼされ、戦闘不能状態にされた挙句、何らかの……恐らくは転移の魔法により、連れ去られたという事。

 

 

 もしこの報告が本当で、それが出来るような存在であるなら、それは神……とまでは言わずとも、神人やそれに連なる何かではないのだろうか。

 

 人間至上を掲げる法国としては、その謎の存在がヴァンパイアというアンデッドであるのが惜しい所である。

 

 もしこれが人間だったなら良かったのだが、等と発言してしまう者を咎める者は居ない……ように思えた。

 

 だが、土の巫女姫の魔法により、それを見ていた者はその発言に対しこう返した。

 

 

 人間だったとしても、あんなものに救済を求めるのは間違っている。

 

 

 ()()は……そう、彼女は、素手で天使達を組み伏せ、地に引きずり下ろし、そのまま、顔を握りつぶした……追加で召喚された天使は、目にも留まらぬ速さで全て消されてしまった……まるで悪夢のようだった。

 

 恐怖に駆られて魔法を放つも、全て躱され、避けられる。

 

 その後、狂乱するニグンに、彼女が……何かを言っていた。

 笑みを深め、首をかしげながら、何かを……尋ねているようだった。

 

 何を言っていたかは、何を尋ねていたのかは分からない、わからないけれど……ニグンのあの怯えよう、表情から伝わってくる、恐怖。

 

 ……私はあの声が聞こえなくて、心底良かったと思う。

 

 でなければ、その後狂おしい程美しい笑顔で、彼女がハルバードを振り下ろした瞬間、私は今よりもっと発狂していただろうから。

 

 

 そう語った者は、今は自室に篭って出てこなくなってしまった。

 

 これには、流石の周囲も認識を改め、すぐにそのヴァンパイアをどうするべきかという会議が開かれた。

 

 

 そもそも、人間至上という信念と教えを掲げている以上、このヴァンパイアをどうこうするまでもない、即刻始末すべきであるという考えと、神人や、それに連なる実力を持っているなら殺すのは惜しいのではないか、という意見に分かれる。

 

 後者は、どうにか拮抗しているものの、今にもそれが崩れそうな現状で、不確定要素をはらんでいたとしても戦力が欲しいという者達だ。

 

 だが、そもそも言う事を聞くかどうか不明だし、経緯を聞く限りでは間違いなく始末するべきであると言われてはぐうの音も出ない。

 

 

 だがそこにとある天啓を得た者からの鶴の一声があった。

 

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

 漆黒聖典は、この会議の数時間後、【ケイ・セケ・コゥク】を身に纏ったカイレを護衛しながら、かの陽光聖典を全滅させた吸血鬼を周辺で捜索。その後この吸血鬼を()()する為、出撃を命じられたのだ。

 

 無論、支配に失敗した場合は即刻対象を始末する事も任務に含まれている。

 

 ……その結果、彼らは奇しくも、そして不幸な事にも、こうして本来の歴史通りにこの場所へと訪れることとなったのだ。

 

 違うのは、報告から竜王ではなく、吸血鬼が相手であると考えられていたが為に、吸血鬼用の対策装備(といっても武器に銀を塗ったり施したりする事位しかしていないが)をしていること。

 

 

 そして、ここにエレティカという異物が存在していた事である。

 

 

 

「……なんだ!?」

 

 戦闘中、敵を捌いていた隊長の許に、白く輝く斧が投擲される。

 間一髪でそれを避け、地面へと刺さったそれに目を向けると、その斧はまるで幻だったかのように、地面に深い傷跡だけを残して幻のように消えていた。

 

 

「……何だ!?何かがいる!!」

 

「気をつけろ!既に敵はすぐ近くにいるぞ!!」

 

 

 隊員の一人がまるで、こちらを取り囲むが如く、ぐるぐると風を切りながら木々を飛び回り、目にも留まらぬ速さで彼らを中心に走り回る、何かが居る事に気付いた。

 

 それは、“隊長”の目をもってして、ようやく残像が追えるか追えないか、という程のスピードであった。

 

 あの裏切り者、疾風走破(クレマンティーヌ)でもここまで速く動くことは不可能だろう。

 

 

「動きを止める!」

 

 

 第九席次「神領縛鎖」、長いチェーンを武器とし、人やモンスターを捕縛する能力を持つ者であり、捕縛するという意味で彼の右に出る者は居ない。

 

 彼でも、この謎の敵の動きは見えない。だが、彼は見えなくても“装備”は的確にその謎の敵の影を捉える為に俊敏にその者を追う。

 

 数秒、森の中で木々を蹴り飛び回る音が鳴ったかと思うと、彼の持っていたチェーンがビン、と張り、凄まじい力で引き寄せられ、一瞬彼の身体が浮き上がるのではないかという程の怪力でチェーンを引っ張られ、慌てて他の仲間も彼のチェーンを彼の身体ごと引くが、ビクともしない。

 

 どころか、漆黒聖典のメンバー3人の力をもってしても力負けして、ズルズルと地面に靴の跡を作ってしまっている。

 

 

「なんという、力だ……!!」

 

 未だに、木々や草でその者の姿が見えないが、こうしてズルズルと引きずられている以上、なにかを捉えた事は確かだ。

 

 ならば、後はその捉えた者を無力化させてしまえばいい。

 

 

「使え!」

 

 

 隊長の指示に従い、カイレがケイ・セケ・コゥクの効果を発動させる。

 

 そこから出ずるは闇夜を照らす光を放つ黄金の龍。

 

 龍はチェーンの先に存在する何者かに向かって飛翔し、木々や草木の先の中に潜り込んで行き、その先でカッと大きく光り、辺りを照らし始める。

 

 

「やったか!?」

 

「……いや、これはっ!?」

 

「ぬわぁ!?」

 

 カイレが違和感を感じた次の瞬間、チェーンの先から感じられていた大きな力がフッと消える。あまりにも唐突な出来事に、ドドッ、と大きな音を立てながら、チェーンを引っ張っていた3人の隊員達全員が尻餅をつかされていた。

 

 どういう事だと驚きと屈辱に顔を歪める第九席次の許に、彼の扱っているチェーンが舞い戻る。だが、確かに捉えたと思ったはずの対象の姿はそこには無かった。

 

 何故、どうして、という疑問が、隊長の頭の中で浮かんでは消える。

 

 隊長の脳裏に『失敗』という二文字が浮かび上がり、支配が上手く行かなかった事から、一度態勢を立て直すべきであると判断した彼は撤退を命じようとした。

 

 

「動くな。一歩でも動いたらコイツの首を跳ねるわ」

 

 

 

 だが、相手はそれすらをも許してくれないようだ。

 

 隊長が気付いたその声の方向に振り返ると、地面に倒れ首から血を流し、気を失っているらしいカイレとこちらを鋭く見据える真っ赤な目のヴァンパイアの少女の姿。

 

 少女はカイレを膝で抱えるような形で捕らえ、凶悪な見た目のハルバードを片手に持ち、もう片方の手でカイレの身体を抱き寄せつつ、その手は切りつけられた首元に鋭い爪を添えており、いつでも殺せる状態となっていた。

 

 

「見捨てて逃げようなんて考えない事でありんすえ?」

 

 

 そして、いつの間にそこに居たのか、カイレを捕らえている吸血鬼とまるで瓜二つの見た目をしたヴァンパイアの少女が、退路を塞ぐような形で立っていた。

 

 隊長を含めた漆黒聖典の全員が、もはや、最悪カイレを見捨てて自分達だけこの吸血鬼の情報を持ち帰るために撤退するという、事実上の敗北すらをも許されなくなったと悟るのに、そう時間はかからなかった。

 

 何故……どうしてこんな事になった!?と隊長と漆黒聖典の隊員達は狼狽する。

 

 

 

 その問いに答える(ネタばらしをする)と話は至ってシンプルだ。

 

 

 

 

 まず、第九席次がチェーンで捕まえた何か。

 

 それは、能力値の同じ人造物を生み出す切り札である姉妹共通のとっておきのスキル、【エインヘリヤル】でエレティカが作り出した……早い話がただの囮である。

 

 事前に、念の為最初から切り札を使って万全を期して戦闘に入る、というエレティカの案を、眷族達が死亡している事を感知していたとはいえシャルティアは最初不審がった。

 

 だが実際に眷族を倒した相手と対峙してみると、確かに、そこそこ強い(装備をした)人間が揃っているようで、その判断が正しかったと素直に理解出来た。

 

 こうして上手く事が進んだ今となっては特に必要なかったのではないか、と思った彼女だが、この後、相手がワールドアイテムを所持していると知った時、もし無策に突っ込んでいたらどうなっていたと思う?という姉の問いで冷や汗を流すことになる。

 

 

 と、そんなどこぞの影分身的な経緯で発動したエインヘリヤルだったが、実際のところ、敵の周辺を走り回らせ注意を逸らすのが目的だった。

 

 相手がチェーンを使って捕縛までしてくるとは流石に予想外だった。

 

 そして引きずられるような形になっていたとはいえ一応の行動の阻害さえも出来ていた事実は、エレティカも予想外の出来事であり、流石は人類の盾である、と言えよう。

 

 

 だが、現実は無情である。

 

 

 いくら能力値が同一であるとはいえ、とっておきの切り札であるとはいえ、今回に限って、それは囮に変わりはない。

 

 注意がそちらへ向いている隙を突いて、一番面倒かつ対処に困るカイレを行動不能にし、捕縛。ついでにエインヘリヤルを解除。

 

 そして、現状を鑑みて彼らを逃がすべきではないという姉の意を汲んだシャルティアにより漆黒聖典は退路を塞がれ、完全に詰む事となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「(これは……?ここで一体何が……)」

 

 

 数刻の後、同場所にて、白金の鎧をその身に纏う騎士……その実態は、がらんどうの鎧を遠隔操作で操っているアーグランド評議国永久評議員にして白金の竜王(プラチナム・ドラゴンロード)と呼ばれる竜であり、現存する最強の竜王の一人。

 

 ツァインドルクス=ヴァイシオンがその場に訪れていた。

 

 優れた知覚能力を持ち、不可視化や幻術を無効化し、はるか遠方、たとえ自分が寝ていても相手を察知することが出来るというドラゴン特有のそれより、更に格段に優れた感覚を有するツァインドルクス=ヴァイシオン……通称ツアーは、強力なアイテムを捜索中に、その知覚能力で、鎧の付近で戦闘が行われた事を察知した。

 

 事前にこの場所に漆黒聖典が訪れている事も知覚していたツアーは、彼らの前に姿を現すつもりも無かったので少し離れた場所に居たのだが、そんな彼らが戦闘を行う程の相手がこの森に居る事までは知覚の範囲外であった。

 

 感知した情報では、既に戦闘は終了しており、それは漆黒聖典の完全敗北で終わっている。

 

 

 だがその後、まるで……いや、実際にその場から消えたのだろう、彼の感知になんの反応も無くなってしまったのだ。

 

 流石に気になって、こうしてツアーは彼らが“何か”と戦闘を行っていたのであろう場所へと訪れたのだが……やはりこうして訪れてみても、既にそこに人影は無く、多少の戦闘跡が見られるのみであった。

 

 

「(……つまり、あの漆黒聖典とやり合って、この短時間で勝利し、そして隊員全員を打ち負かし、その場に戦闘跡を残すだけに留め、彼らごと姿を消した、と?)」

 

 

 それが出来るとすればそれは……。

 

 

「百年の揺り返し……その可能性もある、か……」

 

 

 がらんどうの白銀の鎧から発せられた言葉は、闇夜の中へと溶けて、誰にも届くことは無く、発した本人も森の中へとその姿を消した。

 

 

「(願わくば、八欲王のような邪悪な存在でないことを祈るよ……)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えっ?ちょっとまって今よく聞こえなかった、もう一回言って?……うん、うんうん、それで?うん……そっか、それでそいつらと出会って交戦になった、と……それで切り札も使って勝って捕まえた、と……うん、よくやったね。

 

……はいそこ~~~!!敵の一人がワールドアイテムらしきものを所持してたってどういう事ぉ~~~ッ!?一体何に喧嘩を売ってそして勝っちゃったって~の!?」

 

 

 

 ……一方その頃、別の(変態的な)意味でも邪悪な存在(ペロロンチーノ)は自分の認知していないところで娘たちがまた何かとんでもない事をしてる!!と頭を抱えていたのだった。






旧作エレティカ「シャルティアが支配されるの耐えられん!わいが代わりになったるやで!!」ドン!!
シャルティア「!!!」


今作エレティカ「支配されたくないし囮使うやで。影分身の術!(エインヘリヤル)」
シャルティア「名案かよ、その隙に退路塞ぐでありんすえw」

漆黒聖典「は?やめろおい、詰むだろ、おい、やめろ、やめ、やめろォーーーーッ!!」


現 実 は 非 情 ! デデドン


ツアー「100年の揺り返しかもしれへんな……(超シリアス顔」キリリッ

ペロロンチーノ「俺(の娘達)、またなんかやっちゃいました?」ポカーン



エインヘリヤルを解除とか出来んのかって?
……知らん!



……もし今回の話で「これって納得いくかぁ~~~?おい?俺はぜ―――んぜん納得いかねえ」っていう読者さんが多かったら、後々書き直すかもしれません(汗)

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