来週から、テストが始まるので、来週は少し遅れるかもしれません。
わたしにとって『魔術』って
最初はただ・・・・・アニメの中の主人公みたいで、とても楽しかったんだと思う。
凛さんやルヴィアさんみたいな『魔術師』じゃなくて、『魔術』なんかに今まで関わったことのない、もっと平凡な人間・・・・・だと思ってた。
バーサーカーとの戦いでは、手も足もでないほどやられていたから気がつかなかった。
『・・・・・』
わたしを中心に大きな音が聞こえる。
『・・・・・これが』
ボロボロになってしまった、みんなが見える。
『イリヤの力?』
わたしは怖くなって走り出した。
わたしは普通の人間なのに・・・・・
わたしはただ、ステッキに騙されただけなのに・・・・・・
「・・・・・助けてよ、
「で・・・どうだったの?」
「・・・・・熱はありました。
しかし、それ以上に心のほうに異常をきたしており、三年前の状態に戻りかけています」
昨日の夜遅く、私は連絡の一つも送ってこないシロウをリビングで待っていました。すると、玄関からドンっと音が聞こえて、そこへ行くと・・・イリヤさんが倒れていました。
その後、すぐにシロウに連絡・・・といっても返事がくるとは思えなかったのですが、シロウもその
シロウには説教をしたのですが、いつもとは違いイリヤさんのことを心配をしていました。
「たしかに、
「封印は解けてしまいました。それも、十年間溜めていた魔力がほとんど全て無くなるぐらいに。熱のほうも、それが原因でしょう」
「それよりも、
・・・・・いえ、そんなことよりもあの精神状態が不安ですね。 きっと、『三年前』ほどではないにしろ、とても辛いことが起こって、事件などに巻き込まれているのでは・・・!?」
「セラ、大丈夫だって・・・
リズは楽観的に・・・・・いや、少しうつむきそう言いました。
『三年前』、シロウは行方不明になりました。
旦那様、奥様は一度家に帰ってこられ、シロウを寝る間も惜しんで探しておられ・・・・・一週間後、シロウは
旦那様はすぐに迎えに行きました。
しかし、『シロウ』は
シロウの変化にまず気づいたのは、奥様でした。
その後、奥様が『病院に連れて行きましょう』とおっしゃりました。以前、シロウを引き取ったときにお世話になった
その後、シロウの一週間を知るためにシロウには記憶喪失のカウンセリングと称して入院させました。
シロウが入院している間に、シロウを探偵事務所へと連れてきた人物を調べました。
見た目が六十代から七十代の年齢の男性、髪の色が白髪でシロウを探偵事務所に連れて行く前に空港の監視カメラに映っており、荷物は
どう考えても誘拐犯だと思える人物を探しましたが、一向に見つからず、そうこうしている間にシロウの退院すると連絡が来ました。
心理学の先生でも引き出せなかった記憶を、シロウが『少し』思い出したと言ったことで、旦那様たちは迎えに行きました。
旦那様が聞きました。
『何を思い出したんだい?』と・・・・・
シロウは少しずつポツポツと話し出しました。
『親父とアイリさんに出会ったとき』と答えました。
私達を含め、旦那様と奥様は驚きました。
シロウが引き取る前にあった『聖杯戦争』の最後の記憶を取り戻したと言ったからです。
シロウは言いました。
自分は人の命を踏み台にして生きてきたと・・・・・
体が痛いと叫ぶ老人の苦痛を無視した・・・・・
せめて子供だけでも救って欲しいと嘆く母親の悲しみを無視したと・・・・・
そして、自分が救われたとき、とても嬉しかったことを・・・・・
奥様はシロウに抱きついてずっと『もういい、大丈夫』と声をかけ続け、旦那様は苦しそうに言うシロウを見続けました。
それでも、シロウは言いました。
『俺は『正義の味方』になりたかった』
『俺を救ってくれた親父やアイリさんみたいな『人間』になりたかった』
『見ず知らずの誰かを救って、誰もが幸せで、誰もが平和に生きていける世界をつくりたかった』
シロウはまるで教会で『罪の告白』をするように言いました。
『・・・・・でも、それは間違いだった』
『俺が望んでいたのは、
『俺は誰かを救いたかったわけではなく、誰かを救うことで
そのとき、私は気がつきました。
シロウの今までの違和感を・・・・・シロウはあの一週間前まで機械じみていました。しかし、今のシロウにはそんな反応は一切無く、『人間らしく』身勝手に生きていました。
『ずっと忘れていたんだ。
苦しかった記憶、辛かった記憶、悲しかった記憶、でも俺はそれよりも、ずっとずっと大事なことを忘れていたんだ・・・・・』
『あの一週間・・・・・
シロウは一瞬、とても辛そうな表情を見せた。
『・・・・・生きて欲しい。
・・・ずっと・・・・・ずっと言われ続けたんだ。
『たとえどんなことがあっても、誰が
『誰かが言った』とシロウは言いました。
しかし、それが誰かとははっきりと言葉には出しません。
『そのとき、俺は気づいたんだ』
『俺はあのとき、たとえどんなことをしてでも、どんなふうになっても『
シロウは泣くように言いました。
『・・・・・俺をどうしますか?』
シロウは旦那様に聞きました。
旦那様も奥様も私達もその言葉がわかりませんでした。
『俺みたいな『
そのとき、シロウがなぜ『記憶』を言おうとしたのかがようやく理解できました。旦那様から、奥様から、私達から
『大丈夫だよ、士郎。
君がたとえどんな人間だったとしても、僕は君の『父親』だから・・・・・』
旦那様は優しく言いました。
『僕は士郎に幸せになって欲しい。
だって君は僕の『息子』で、僕は君の『父親』なんだから・・・・・精一杯に生きて、幸せになって欲しい』
『・・・・・私もよ。私も、士郎・・・あなたに幸せになって欲しい・・・・・だから、もう二度とそんなこと言わないで!!!』
奥様が強く抱きしめました。
そのとき、シロウは
シロウが初めて見せた
・・・・・だからこそ私は。
「・・・・・リーゼリット、私達があの二人を
「・・・うん」
私は、あのときのことを思い出し、もう一度刻んだ。
誤字・脱字等あればよろしくお願いします。
番外編に関するアンケート
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1.間桐雁夜に召喚されるZERO編
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2.岸波白野に召喚されるEXTRA編
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3.FGO二部を暴走して終わらせる編
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4.始まらないヘブンズフィール編