今回、原作とは違う展開へといきます。
・・・ああ、なんでこんな目に・・・・・
ふざけるな・・・ふざけるな、なんでなんだよ
・・・・・
ーーーーー『
・・・こんな
・・・・・・・・もう・・・いい、わかった
・・・・・そのかわり、覚えておけ
『
・・・・・俺破絶タイに許さなイ
『おい、衛宮・・・衛宮・・・・・衛宮!!!」
ふと、目の前を見ると慎二がいた。
「ようやく起きたのかよ。もう、放課後で教室には誰も残っていないのに寝てるなんて、ほんっとうに呑気なやつだなあ、衛宮は」
そういえば、午後の授業中から意識がない。
それどころか、
(これは、昨日、イリヤの部屋で徹夜したのが原因かもな)
昨晩、自宅に帰るとリズにイリヤの部屋へと連れていかれた。
イリヤが高学年になったときから、あまり入らなかったその部屋、俺にとっては少し懐かしい・・・・・と普段なら言えただろう。しかし、現状ではそうも言っていられなくなっていた。
『・・・・・お兄ちゃん・・・行かないで』
イリヤはうなされながら何度も何度も俺を呼んでいた。
三年前、入院が終わり家に帰った後・・・イリヤが俺のあとに引っ付くように、後ろについてくることが多くなった。当時、小学生低学年だったイリヤにとって、身近な・・・それも家族がいなくなるということは、俺が思っていたよりとても重かったのだろう。
当時のイリヤは毎晩うなされ、俺の名前を呼び続けた。それを見た・・・そのときから俺は、イリヤに気を配るように気をつけていた。
イリヤの寝る前には、寝るまでそばにいて『デジタルワールドの英雄譚』を少しアレンジして聞かせていた。
最近といってもここ一年ほど前には、イリヤがようやく一人で眠れるようになったのだが、またそれが再発していた。
(どう考えても、昨日アサシンだから気を抜いていた俺が悪いんだけど・・・・・)
最近の癖になりつつある溜め息をついて、友人の
「・・・おい、今とても失礼なこと考えただろ」
・・・げっ、なぜバレた。
『ンなモん、オ前がバレや巣位だけダロ』
「・・・・・・・いや、そんなことはないよ」
いつもと同じように、言葉を無視して慎二へと集中する。
「なんだよ、その間は・・・まあいい、俺もお前を待っていたしな」
はっ・・・俺を待っていた?あの、慎二が?
「な〜に、驚いてんだよ!
そんなに俺が待っていることが意外なことなのか?」
『「意外だ」』
慎二は俺の言葉に拗ね始め、ボソボソと何かを呟き始めた。
(やっぱり、違うんだな)
中学入学の時からの友人だった慎二に対して、俺はかなり疑問に思うことがあった。
しかし、あの『
「・・・俺が、悪いってのかよ。ああ、そうだよ。いつもいつもいつもいつもいつも・・・・・」
『アあ、又はじマッたか』
あっちの慎二との相違点においては、こっちの慎二はとにかく自信がない。
四年ほど友人をやっていたので、以前その場面に立ち会ってしまい、俺の目の前ではこんな風に泣き言を言うようになったが、その原因までは理解していない。
本当に妹をいじめたり、殺したりした
・・・・・こいつ、偽物か?
いや、(慎二のトラウマで)
「・・・・・あのさ慎二、さっき言ってた用事って一体なんなんだ?」
「いつもい・・・へっ?」
「ああ、だから・・・」
慎二が正気を取り戻して、(繕った)自信に満ちた表情でバッグの中から取り出しながら言った。
「・・・・・ふっふっふ・・・おい衛宮、衛宮。この手の中にあるものがなんだかわかるか?」
「手の中って・・・それ、ライブのチケットか?」
自慢げに取り出したものは、ライブのチケットであったがそれがなんになるんだ。
「ああ、そうだ。・・・これはな、今ネットで大人気のヴィジュアル系バンドのロッカー『ジミィKEN』さんのライブチケットだ!!!」
そういえば聞いたことあるな・・・一部のカルト的な人気を誇るヴィジュアル系バンド『ジミィKEN』。
「でも、ネット界隈でしか有名でない人が、いきなりライブなんてやって大丈夫なのかよ?」
「いや、何度かライブもやってとうとう全国ツアーにまでこじつけた人だ。きっといいライブになるぜ!!!」
それで、なんで少し不満気味に俺を見るんだよ。
まあ、ファンだから仕方ないとは思うが・・・・・
「しかし、残念だが俺は用事があって行けないからライブ楽しんでこいよ〜」
そういって慎二は俺の前に
「これ、どうすればいいんだ?」
「本当に良かったのですの?」
「ええ、いいわよ・・・これで・・・・・」
これからイリヤを欠いた私たちは、最後のカードへと挑みにいく。
昨日、私たちはアサシンと戦い、
結果としては勝てたものの、その後イリヤは逃走・・・私たちには何もできなかった。
「いい、作戦の確認よ!!!」
イリヤを欠いたメンバーではやはり不安があった。
「私たちがやるべきことは、ただ一つ」
だから、私は声をあげて奮い立たせる。
「美遊がランサーのカードを使い、『
一抹の不安を抱えて・・・・・
遠くで、妹が鏡面世界の開いたのを感じる。
どうやら、セイバーへ挑むらしい。
「ねえ、ルビー本当にいいのこれで?」
イリヤさんが少し辛そうに私に聞いた。
「いいんですよ〜、あっちにはランサーのカードがありますし・・・もうバーサーカーのカードのときのようなこともないでしょう」
イリヤさんの精神状態から考えると、これから鏡面世界に行くことはできない。それ以上に、イリヤさん自身ああはいっているが、行きたいとは思ってはいないだろう。
不意にドアから音が聞こえる。
誰かが来たのだろう。
「イリヤ、入るぞ」
「お兄ちゃん!?ちょっと待って!!!」
イリヤさんに小声で挨拶して、机の中に隠れる。これならば、士郎さんにもバレないだろう。
イリヤさんが私が隠れたのを確認してから、お兄さんを部屋へ入れた。
「・・・・・お兄ちゃん、今日バイトは?」
「休みだよ・・・って言うかとらされた。
『実の妹が風邪気味なのに、バイトなんてまるで私が悪者みたいじゃないか』なんて言ってさ・・・本当にいい上司を持ったよ」
(おおっとーーー!!!ここで貴重なお兄さんのバイト先のことが知れるなんて、私はルビーちゃんとてもラッキーです!!!)
「・・・それでさ、最近バイトとかで話してなかったし、少しイリヤのこと聞きたいと思って色々と」
それから、少しずつ最近のイリヤさんについて、イリヤさんは話していった。お兄さんは相槌を打ったり、質問をしながらイリヤさんの話を少しずつ聞いていった。もちろん、魔術的なことははぶいて・・・
・・・・・そうして、イリヤさんは昨日のことを話し始めた。
とても・・・とても怖いことがあったこと。
それを自分だけで解決できてしまったこと。
それで、友人を・・・美遊さんや凛さんを傷つけてしまったこと。
イリヤさんにとってはならとても苦しいことだろう。
それでもイリヤさんは聞いた。
・・・自身の救いを求めて・・・・・
「・・・・・どうしたらいい、どうすればいいの、お兄ちゃん!!!」
士郎さんは今までとは違い、少し時間をあけてイリヤさんの目を見て言った。
「・・・・・イリヤはどうしたいんだ」
・・・・・同時刻、鏡面世界にて・・・
「・・・嘘でしょ・・・」
宝具を撃ったにも関わらず存在する金髪の少女。
「まさか・・・・・」
先程とは違うのが、腹の部分の鎧だけが壊れていること。
しかし、槍にはたしかに血が付いている。
「・・・・・『
悲報『
番外編に関するアンケート
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1.間桐雁夜に召喚されるZERO編
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2.岸波白野に召喚されるEXTRA編
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3.FGO二部を暴走して終わらせる編
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4.始まらないヘブンズフィール編