リアルの方が忙しくなってきたので、投稿頻度が夏休みまで落ちると思います。
それでも少しずつ投稿していくので、よろしくおねがいします。
Now hacking......
Now hacking......
Now hacking......
「・・・・・ダメ、全く情報が出てこない」
いや、それは違う。
こちらの
やっぱり、『EDEN』で情報が共有されていたあの世界と違って、情報量が多すぎる。
「・・・それに、こちらの手の内を相手が知っているような・・・気がする」
膨大な量の情報の中に『ジミィKEN』に関係する一定以上の情報を調べようとした途端に、『
「一通り送ってみたけど、きっといい情報にはなってないだろうな」
前にジミィKENのブロックがされていない情報を集めて送ってみたけど、やっぱり参考にならなさそうだったし・・・・・唯一わかりそうな情報に至っては、
こんなときに私の無力さが恨めしくなる。
せめて体力さえあれば、地道な聞き込みだって手伝えるのに・・・・・
杏子さんや助手さんがこっちにいるってことは、探偵の仕事一人でやっているんだろうな。
「・・・・・これじゃあ、士郎にまだ情報を渡せないかな・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・んっ?」
今、なんて言った私・・・?
(嘘・・・!?私そんなこと言ってない・・・私はただ『カミシロ』で現在開発中のEDEN限定マスコット『めめたん』を士郎に取りに行かせるかわりに依頼を受けただけなのに、なんでそんなこと言っちゃったの!?)
それから数分間、ベッドの上でゴロゴロしたり、熱くなった顔を隠したり、本当に自分でも訳がわからない行動をしていた。
そんな時、ピコン・・・とパソコンの画面にメールの通知が来た。
「・・・お兄ちゃんから連絡・・・?」
記憶が戻っていらい、関係は悪化して普段は会話もないのに、そんなお兄ちゃんからメールが届くなんて・・・・・
『
簡潔にそう書かれたメールに関係者の情報が明記されている。
「これなら・・・士郎に連絡できる」
キーボードを打ち付けて士郎のメールに放課後、『店』に来るように連絡を入れた。
・・・・・同時に、私は手元のキーボードを使って、違う画面を見る。
「まだ、完成しない・・・やっぱり難しいかな?」
画面にあったのは『
黒いイリヤと遠坂やルヴィアさんの家突撃から二日、クラス内の雰囲気がテスト返却によって浮き沈みしていた。
俺はまあ・・・そこそこの点数を取ったので、今日やるべき仕事をする。
・・・・・慎二は今日、学校に来ていなかった。
担任の葛木先生に聞いたところ、『家庭の事情』・・・・・ということだったが、間桐からの連絡もないので、慎二の独断であろう。
そんなとき、携帯のバイブの音に気づいてメールを開いた。
「『この後、『フーディエ』に来て欲しい』・・・?
なにか、情報でも掴めたのか?」
唐突なエリカからのメールに少し驚いた。
「先輩、どうしたんですか?」
メールの内容を確認したところで、校門前の間桐がこちらへとやってきた。
「・・・えと、ちょっと協力者からのメールが届いた」
依頼内容は学校では秘密なので、少し砕けた口調で彼女へと言った。
『協力者』という言葉を聞いた瞬間、彼女は眉を顰めた。
「・・・・・その人って、信用できるんですか?」
まあ、そうだよな・・・協力者なんて言われたら、俺だって心配になる。でも、杏子さん達がいない今、
「信用できると思うぞ。
あっちも似たような仕事してるから、こちらの秘密をおいそれと明け渡すことはないだろうし、むしろ破格の条件でその手の
この世界では、今回のような仕事自体請け負う必要はないはずなのに、わざわざ人探しなんていう仕事まで請け負ってくれたエリカには感謝するしかない。
「・・・・・
・・・・・あれ、間桐の雰囲気が変わった?
「ああ、
俺の返答とともにその懸念は現実へと変わった。
「ふふふふふ・・・そうですか・・・彼女ですか・・・・・」
(げっ・・・また、なんか地雷踏んだのか?)
自身の行動を顧み、
(・・・・・まさか、さっき言った『彼女』って単語に反応したのか?!)
(ヤバイヤバイ、
間桐そっちのけで意識を集中して打開策を
「先輩・・・そこへ、連れてって・・・くれますよね・・・?」
間桐の雰囲気は先程よりも重圧感が増して、有無を言わさない。
・・・・・並行世界の
『なんでさ』
その言葉は数分後、俺の口から出ていた。
先輩は酷いです。
私の気持ちも知らないで、女の人に頼みにいくなんて・・・・・それにその人は絶対に先輩に惚れています。
先輩の言う破格の条件とはなにか知りませんが、プロが早々に安く仕事を請け負われて溜まるもんですか。
「・・・・・すみません、間桐さん。もう少し、機嫌を直してもらって申し訳よろしいでしょうか?」
「・・・なんですか先輩、私は全然機嫌悪くないですよ・・・・・」
先輩がヒイッと悲鳴をあげる。
(そんなに私の顔が怖いですか・・・?)
精一杯笑顔をしているつもりなのに・・・酷いです、先輩。
そうして、さらに私の機嫌は悪くなっていく。
・・・先輩もわざわざ、私の前で女性の話をしなければいいのに。
「・・・・・どうしたら、許してくれますか?」
少し時間を置いて、先輩はそう言った。
「・・・先輩?」
先輩の言葉に耳を疑い、先輩の顔を見ると、とても真剣な表情の先輩がいた。
「暮海探偵事務所の所長と助手が他の仕事をしている今、たとえバイトであったとしても依頼を任されている身の上で、たとえ所長と助手が許したとしても、私自身が失敗することを許せません」
「それほど、私にとってこの依頼はとても重要なものなのです」
「だから今、私ができる精一杯のことをしたいと思っています」
「今回、貴女を不機嫌にしてしまった要因には予想がつきますが、私自身未熟者の自覚があるが故に、それが正しいとは思えないのです」
「ですので、依頼人の要望にはできうる限り答えたいと思っています」
先輩はそこで言葉を区切りました。
私は少し時間をかけて考えました。
「わかりました先輩、機嫌を直しますから私の要望に三つほど答えてはくれませんか?」
私は笑顔でそう言った。
「・・・・・できうる限りのことなら」
先輩は少し言い澱みましたがそう答えました。
さて・・・なににしましょうか?
そうですね・・・・・まず、先輩のクラスに遠坂先輩と一緒に転入してきたエーデルフェルトさんみたいに強引にいっはいけませんよね・・・せっかく先輩に『おねがい』できるのだから、今後ともよろしくできるようなことにしたいですし、なにより先輩を好きな女性たちに一歩前に進みたいですしね。
・・・そうだ、まずはあれにしましょうか。
「それじゃあ一つ目は、先輩はその敬語をやめてもらってもいいですか?」
「・・・わかった」
これで、先輩は私と仕事中にも普段通り話してくれます。
それなら、他の先輩を好きな女性陣より進むためにも・・・・・
「二つ目は、私の下の名前の『桜』・・・と呼んでもらってもいいですか?」
その瞬間・・・先輩は背中をビクッと揺らしました。
「本当に、そう呼ぶのか・・・?」
その言葉とともに先輩は相当複雑そうな顔をした。
「はい!!!」
その言葉に対し、笑顔で私はそう言った。
・・・数分後、私は『フーディエ』と書かれたネットカフェへと来ていた。
「・・・・・ほんとうにここなんですか?」
先輩はコクリ・・・とうなづいて階段へと登り、受付の女性と少し話していた。
「奥にいるって言ってたから、行こうか」
少し歩くと『VIPルーム』の前に先輩は立ち止まった。
(ここに協力者を名乗る女性がいるんですね)
私の思惑とは裏腹に、先輩はドアへとノックを行った。
「エリカ・・・いるのか?」
すると、突然ドアが開かれた。
「久しぶりだね、士郎・・・・・!?」
これが、協力者『御島エリカ』との初めての出会いであった。
誤字・脱字等あればよろしくおねがいします。
番外編に関するアンケート
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1.間桐雁夜に召喚されるZERO編
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2.岸波白野に召喚されるEXTRA編
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3.FGO二部を暴走して終わらせる編
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4.始まらないヘブンズフィール編