間に合ってよかったです。
「しろー、だいじょうぶ?」
しろーがおししょおーサマになぐられた。
いつものビンタじゃない。
『ぐー』だ。
てをにぎっておもいっきりなぐったんだ。
おししょおーサマはしろーをなぐったときにないていた。なんでないていたんだろう?
しろーはみんなをまもっただけなのに・・・・・
しろーはきおくをみておちこんでる。
なんかいわないと・・・・・
「貴方ね・・・ユピテルモンの顔に泥を塗った人間って・・・・・!!!」
そんなとき、ぼくたちのうしろにきれーなおんなのひとがあらわれた。
べつのぼくのきおくがこのひとをキケンだっていってる。
「しろー!!!」
「ファスコモン!!!」
しろーはぼくのこえをきいて『デジヴァイス』をとりだそうとした。
・・・だけど、
『ダメよ・・・取り出さないで』
こえがきこえた。
そのこえはたたかおうとするきもちをぜんぶけした。
それがわかったのは、こえをきいたすうびょうご・・・さっきたたかったユピテルモンとひかくするのはおこがましいぐらいこわくなった。
しろーはまだからだがうごいていない。
かのじょはしろーにちかづいていく。
「しろーっ逃げてーー!!!」
ハネをひろげてぼくはしろーとおんなのあいだにはいろうとしたけど、おんなのひとのかたにのっているとりがぼくのじゃまをした。
とりがぼくのからだをおさえつけると、ものすごくしあわせのようなきもちになった。
・・・・でも、それいじょうにしろーがころされるほうがこわかった。
もがいても、もがいても、とりはからだをはなしてくれない。
そのあいだにおんなのひとがしろーにちかづいていく。
しろーはようやくうごきだしたけどおんなのひとはもうしろーのめのまえだった。
おんなのひとのこえは『ころしたい』ってきもちをすべてこわしてしまうから、しろーもこうげきするきもちにまだなってない。
「
「「えっ?!」」
ぼくとしろーはおんなのひとのことばにおどろいた。
「な・・・なんで・・・・・?」
てきのはずのデジモンがいったとはおもえなかった。
おんなのひとはむねにてをおいて、しろーにもういっかいあやまった。
「私の名前は『ウェヌスモン』」
「一応、先程襲撃してきたユピテルモンがトップにたつ『オリンポス』の十二神いる神の一人です」
やっぱりてきなんだこのひとは・・・・・でも、どうしてあやまったりしたんだろう?
しろーもそこがぎもんだとおもってるようなきがした。
だって、まだにげるたいせいをとっているから。
「もともと私たちオリンポスは、ユピテルモンを中心とした勢力だけど、今回の件に関しては一枚岩というわけにはいかなかったの」
「一枚岩・・・?」
しろーがきになったのかくちにだした。
でも・・・いちまいいわってなに・・・・・?
「そう・・・一枚岩・・・もともとは
「最終的に言い争いをしても意味はないと結論づけた『過激派』のユピテルモンがここに襲撃を仕掛けてきた・・・・・ということですか?」
かおがあおくなっていくウェヌスモンのことばを、しろーが続けた。
ウェヌスモンはなにもいわなかったけど、ゆっくりとあたまをたてにふったから、しろーのいったことがただしいとりかいできたんだ。
「こうして謝ったのは、
しろーはあたまをかいてひっしになやんでる。
いままでしっぱいはなかったけど、しろーがしっぱいしたらまわりにたくさんのきけんがおこることをしろーはしっているから・・・・・
・・・・・だけど、
「だいじょーぶだよ、しろー。
そのひとはたぶんしんよーできるとおもう」
ぼくにはなんとなく、このひとはうそをついてないことがわかった。
だって、
それに、しろーは
「・・・・・そっか、ファスコモンがそういうのならわかったよ」
しろーはさっきとちがった、いつものしろーにもどった。
じゃあ、こんどはしろーをホメよう。しろーはすごいんだっていって、しろーがなやんでるのをやめさせよー!!!
「でも、しろーすごかったよね。『きおく』でみたバンチョーさんみたいにてからぶわっとでて、バンってなぐっておいかえしたもんね」
そのとき、ぼくはまちがえたことがわかった。
しろーをげんきづけれないかなっておもっていったことばは、
「そうだな・・・案外やろうと思えば簡単なことだったよ」
しろーはわらってそういった。
しろーはたてまえでそういった。
しろーはわらってはいたけど、ほんとーはつらかったのは、しろーになにもできないぼくでもりかいすることはできた。
「シロウ君だったかしら・・・ちょっとごめんね・・・・・」
ウェヌスモンがしろーのかおがくらくなったのにきづいたのか、しろーにちかづいて・・・・・あー、しろーのあたまにゆびをおいた!!!
ゆびがひかったりはじめたら、少しずつだけどウェヌスモンのかおいろがわるくなっていった。
「・・・えっ、えっとなんですか・・・これ?」
しろーはウェヌスモンのふんいきにきづいていないから、ゆびからひかりがでていることにあせっている。
ひかりはゴフンくらいつづいたけど、ウェヌスモンはひかりがきえたときにものすごくつらそーなかおをしたんだ。
「・・・そう・・・だから、頰が赤くなっていたのね・・・・・」
「テメエ・・・
しろーはいっきにけいかいした。
きおくをよんだ?・・・さっきあたまにゆびをおいたときによんだのかな・・・・・でもそれのなにがこまるんだろー?
「ええ・・・少し悪いとは思ったけど、状況把握のために・・・それと、軽い気持ちでこんなことをしてしまったことに関しては、後悔しています。人にはそれぞれ知られたくないことだってあるでしょうに・・・・・」
そのあと、『やはり、いつも通りにはいかないわね・・・』といったのはかのじょなりのりゆうがあったからなのかな?
それに、しろーもけいかいはしてるけど、あんまりおこってないみたい。
「まあいいさ・・・それなら俺の相談にのってくれ。こいつじゃあんまり期待した意見とかもらえなさそうだからな」
そういってぼくのあたまをぽんぽんとたたいた。
「なにをーー!!」
ぼくのこーぎをしろーはわらった。
でも、そのかおのうらでしろーがつらいっていってるのをぼくはしってるから・・・・・
「なあ、あんた神さまなんだろ・・・『オレ』は
しろーはウェヌスモンになにかをきいた。
ウェヌスモンはうーんとかんがえている。
やっぱり、しろーのかんがえていることはむずかしいことなのかな?
「やっぱり、『アナタ』はきっと
しろーはまだくらいかおだった。
しょけーってなんだろう?
ぼくにはわからないけど、きっとしろーのきおくのさいごにみたなわのことかなー?
「同族を身勝手な理由で殺しておいて、俺が世界から殺されない理由にはならないか」
そのかおはきらいだ。
なんとなくそうおもった。
しろーのいままでしたかおのなかで、いちばんきらいだった。
しろーはころされないなんていってるから、たぶんしょけーってころされることなんだろう。
しろーはころされることがいやなのかな?
・・・・・だったら、
「だったら、
そうすれば、しろーもみんなといっしょにいられるし、ころされることなんてないよ、きっと・・・・・!!!」
「だって、しろーはえーゆーになるんだもん。
あっちのせかいでころされるんだったら、ずっとデジタルワールドでくらせばいいんだ。みんなだってうけいれてくれるよ。
それに、
それなら、しろーがいきられないりゆうにはならないはずだよ!!!」
たぶんこのたたかいがおわったら、しろーはあっちにかえっちゃうんじゃないかって。ずっと、しろーやバケモン、オタマモンやルーチェモン、みんなみんなずっとくらせていけないんじゃないかって。
だから、これはただの『ユメ』だ。
でも、くちにだすならおーけーだとおもうんだ。
ふたりはめをしろくろさせた。
おどろいてるみたいだ。
どーだ、しろー。ぼくだってしっかりとしろーにいけんをいうことだってできるんだぞー!!!
「はあ・・・そんな簡単にいくわけありませんよ」
ウェヌスモンはぼくのいけんにはんたいした。
「ウェヌスモンはぼくのいけんにはんたいなの?」
「彼が悩んでいることはそういうことじゃなかって・・・・・」
ウェヌスモンはむずかしーことばかりいってけっきょくなにいってるのかわからない。
でも、むずかしーことはわからないけど、しろーのことはぼくのほうがしってるんだ。
ここはしろーにきいてみよー。
「だよね(ですよね)、しろー(シロウ)・・・・・?」
どーいをもとめた、ぼくとウェヌスモン。
でもしろーは、
「は・・・はは・・・・・はははははハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ・・・・・ひひ・・・ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ・・・・・あぁ、腹がよじれる」
「しろー、どうしたの?」
しろーはぼくをやさしくなでたんだ。
「いや、バカなこと考えてたんだって思ってさ・・・ありがとうファスコモン、ウェヌスモン。いろいろと考えはまとまってないけど、なんかスッキリした」
なんかしらないけど、ぼくの『ユメ』でなんかげんきになってた。
でも、しろーがげんきならそれでいっかってそうおもったんだ。
ベルフェモンの進化前はファスコモン・・・ということに落ち着きました。あまり有名なデジモンではないので、デジモン図鑑で調べてくれるとありがたいです。
『
この話の前に士郎とその仲間たちはユピテルモンの神罰を受けて、判決を覆しました。
ここの『ばんちょー』は某有名な日本一の番長であっています。
誤字・脱字、感想等あればよろしくお願いします。
番外編に関するアンケート
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1.間桐雁夜に召喚されるZERO編
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2.岸波白野に召喚されるEXTRA編
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3.FGO二部を暴走して終わらせる編
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4.始まらないヘブンズフィール編