若干の小説の投稿をはやめなければいけないという後悔と、デジモンリアライズ楽しいという気持ちが入り混じって結局こんな時間になってしまいました。
バルバモンの記憶編ですが、かなり短めです。
沢山の民が死んだ。
『
なぜ・・・なぜ我らの同胞が・・・
かつての儂とイグドラシルは契約を結び、共に同じ生命体として生きていくことを決めた。
そのために、同じ志を持つ同志達とともに同胞達を殺し、世界の革新を続け、ようやく・・・ようやく『NEO』が完成する・・・というところで、儂は滅んだ。
しかし、
・・・・・だって、
「・・・・・いくのじゃろ」
「行ってくるよ、ファントモン」
こんなにも
『・・・なぁ、師匠』
『なにかしら、シロウ?』
『俺さ・・・決めたことがあるんだ』
『へえ、なにかしら?』
『俺、デジタルワールドに残るよ』
『・・・バカじゃないの?!』
『心外だな・・・こんなにも必死になって考えたっていうのにさ』
『・・・あんたの世界には、あんたの居場所があるんでしょ・・・その人たちに迷惑がかかるとは思わないの?』
『あいにくと、俺があった世界に戻ったら処刑されるらしいんでな・・・たとえ家族がいようとも、わざわざそんな場所には戻りたくは無いのさ』
『・・・・・処刑ってどういうこと?』
『うーんと、どこから話したらいいかわからないが、俺の体の中には、俺を引き取ってくれた人たちが埋め込んだ特別な・・・デジヴァイスみたいなものが入ってるんだが・・・それによって俺はこの前話した『投影魔術』ってのが使えるようになったんっだって。だけどさ、それの奥の手はあちらの世界でも珍しいものだったから、裏の世界の奴らが欲しがって、よくてホルマリン漬け、悪くてそれを抜き取られて殺されるらしい』
『・・・なっ!?』
『並行世界の俺はその力を使って、より多くの人を助けて回っていたんだが、その結果救えなかった奴らや、結果的に殺す羽目になった奴らがいてさ』
『・・・まさか?』
『そのせいで、処刑された・・・ま、それが一番の理由じゃないけど』
『・・・殺されるっていうのに?』
『そう・・・殺されるっていうのにさ・・・俺はその事実を知っても最初の頃は帰りたかった・・・だけど・・・・・』
『・・・大丈夫、手・・・震えてるわよ?
『大丈夫、大丈夫・・・ちょっと緊張してるだけだから』
『・・・何よ、そんなにじっと見て』
『俺が一番残りたい理由はさ、師匠・・・・・いや、『ノワール』』
『
『・・・は、そんなこと知ってるわよ。で、それがどうかしたの?』
『いや・・・そうじゃなくて、愛してる・・・『LOVE』のほうだよ、ノワール』
『だから、私だって愛してるわよ、妹も、ガンクゥモンも、ハックモンも・・・それにあんたさっきから名前で呼んでんじゃないわよ、私は師匠よっ!!!』
『いや・・・こんなにも鈍感だとは思わなかった』
『・・・何か言ったかしら?』
『流石に恥ずかしいが、こうするしかないか・・・・・』
『だからシロウなにっんむッ・・・!?』
『・・・・・バカ・・・』
『うわぁ、やったことは仕方ないとはいえ、頰がまだヒリヒリする・・・それに『バカ』って、それはあんたが鈍感で俺の『好き』を理解してくれなかったからだろ・・・・・』
『第一、私たちはデジモンと人間・・・種族だって世界だって違うのよ』
『別に・・・俺はもう俺自身を『人間』だとは思えないけどな』
『・・・・・・・・・・わかったわよ、それぐらい付き合ってあげるわ。あんたに生きなさいって無責任なことを言ったのも私だしね』
『・・・・・本当に悪いな・・・こんな無理矢理な告白を受け入れてもらっちゃって・・・』
『ふふふ、ちょっと昔を思い出しただけよ』
『昔?』
『私は私の師匠・・・ガンクゥモンに会う前は、物語のヒロインみたいな王子様が迎えに来てくれるって思っててのよ』
『いや、それは嘘だろ・・・たとえ物語の世界でも、師匠は完全に主人公、それも男の・・・ヒロインなんてありえないと思うぞ』
『イテッ・・・なんでまた殴るのさ?』
『シロウ、たとえデジモンであっても女の子は女の子・・・貴方は女の子達の夢をバカにしたのよ』
『そういうところが男っぽいんだよ』
『じゃあ、男みたいな私とは付き合えないわよね』
『あいにくとそういうところも好きで付き合いたいんだよ』
『・・・バカ』
『バカは酷いと思う』
「随分と悪趣味なことをしてるんだね」
背後を振り返る。
すると、ひとりの少年天使が儂の前に立っていた。
「ルーチェモン」
「まあ、これは見たい気持ちもわかるけれど、流石には無粋とは思わなかったの?」
手に持っていた水晶・・・その中には、先ほどの二人の会話が続いている。
「無粋じゃとは思ったのじゃが、流石にあのヘタレがどうなるのか見てみたかったといっても許してはくれないのじゃろう?」
ルーチェモンはニコリと笑って・・・・・
「『グランドクロス』」
「ひぎゃあああああああああああ!!!」
儂は攻撃を受けてしまった。
完全体に究極体並みの攻撃を与えるなんて・・・・・
「ハア、許すわけないだろ・・・・・ン?」
『本当に・・・私でいいの?』
『あんただから、好きなんだよ俺は』
「まっ・・・たしかに面白いとは思うけれど・・・・・」
ルーチェモンは水晶を持って・・・
「流石にこれは見逃せないかな」
地面へとたたき壊した。
次回から、バゼット編に入ります。
この話で出てきた水晶は、イグドラシル関連のものです。
明日の夜あたりに次の話を出す予定です。
誤字・脱字、感想等あればよろしくお願いします。
番外編に関するアンケート
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1.間桐雁夜に召喚されるZERO編
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2.岸波白野に召喚されるEXTRA編
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3.FGO二部を暴走して終わらせる編
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4.始まらないヘブンズフィール編