Fate/ fallen brade   作:阿後回

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『色欲』編、最後。
昼の十二時に投稿完了です!!!


今は遠き日の記憶 『色欲』は失い、『傲慢』は嗤う 後編

シロウとともに帰ってきました。

 

見たのは愚かな女の記憶。

あれが私であるというのならば、今なら理解ができます。

 

 

私は愚かだったことがわかったからです。

 

 

戦闘に固執し、充分な注意もせず、ただ敵を屠ることを考えていました。それで、勝てない敵を見たら逃げ出そうとする。

 

師匠が見たならば言うでしょう。

 

お前は三流未満だと・・・・・

 

その通りだと思います。

 

 

こんな愚かな私のせいで、彼があんな『選択』をするとは今思いませんでした。

 

 

これも全て私のせいです。

 

 

きっとお姉ちゃんがいたのならば、こんなことにはならなかったでしょうから・・・・・

 

 

 

 

 

ジエスモンは何も言いませんでした。

 

お姉ちゃんが死んだのは私のせいだと言っても、誰も私を責めたりしませんでした。

 

そんなとき、ルーチェモンが言いました。

 

『試練はこれが狙いだったのかもしれない』・・・と。

 

誰もが、それを聞きました。

お姉ちゃんの死は決まっていたものだったか?

 

ルーチェモンの言葉はそれを肯定するように頷きました。

 

『なんとなくだけど、二人のデジモンが試練に選ばれたのは初めてだ』

 

『しかし、シスタモン達は双子の姉妹・・・つまり、同じデジタマから生まれたデジモンだった』

 

『もともと双子として生まれたデジモンだから、二つに別れた力を元の一つにするために『色欲』の守護者が殺したんでしじゃないかと僕は推察している』

 

『それなら、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

そこにいた一部のデジモン達は、ルーチェモンのことを責めました。それは、お姉ちゃんと仲が良かったデジモン達でした。だけど、ロイヤルナイツや魔王デジモンへと進化するシロウのパートナー、ウェヌスモンが止めに入ったことで、争いは一時的に終わりました。

 

 

そして、今まで静観していたシロウが立ち上がりこう言いました。

 

 

『ルーチェモンと二人だけで話したい』

 

 

どこか、いつもと雰囲気が違うシロウに戸惑った私達と、それを首を縦に振ることで肯定するルーチェモン。

 

二人はテントから離れていきました。

それについていこうとしたデジモン達も、先程、止めに入ったデジモン達に再び止められ、私も行くことができませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

「ルーチェモン・・・デジモンのタマゴが生まれる場所って知っているか?」

 

「まさか、彼女(ノワール)をを生き返らせるつもりかい?」

 

「・・・知っているということは、()()ってことだな」

 

「知っているも何も、僕は一応イグドラシルから請け負った剣の管理人であり、それぞれ剣を祀った神殿の神使だよ。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「・・・驚かないんだね」

 

「別に驚くことじゃない・・・と、いうことはタマゴが生まれる場所はないのか・・・・・?」

 

「いや、あるよ」

 

「・・・本当か!!!」

 

「本当だよ・・・イグドラシルが管理している『システム界』の中心地区に厳重に警備されてる・・・」

 

「・・・それならっ!?」

 

「不可能だよ」

 

「・・・なんでさ、俺たちならシステム界に行くことができるはずだ。もし行けなくても、伝令役に頼めば・・・・・」

 

「無駄だ」

 

「・・・ッ!?

なんで・・・なんでそんなこと言うんだよ。

他の記憶を見ていたらわかるだろ、一乗寺賢だって、自分のデジモンと再び会うために、タマゴのある街に行ったじゃないか!!!」

 

「無意味だからさ」

 

「無意味って・・・・・だから、なんで俺は行けないんだよ!!!」

 

 

 

 

()()()()()()()()()

 

 

 

 

「・・・・・は?」

 

 

「基本的にデジモンはある一定の強さを手に入れたときデジタマに戻れる権利が与えられる」

 

「しかし、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

「七大魔王に負けたデジモンはそのデータを七大魔王の血肉・・・つまり、()()()()()()()()()()()()()

 

 

「・・・で・・・でも、それは七大魔王と戦ったデジモンであって・・・ノワールには関係ないじゃない・・・」

 

 

「・・・だけど!!!」

 

 

 

 

「正確には言われていないが、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()・・・つまり、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()・・・()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()・・・・・ということだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・俺は、何のために・・・・・」

 

「どうして、生き返らないのさ」

 

「生き返ると思ったから、戦えたのに・・・・・」

 

 

「・・・何で生き返らないんだよ!!!」

 

 

 

「・・・・・俺が、()()()()()()()()?」

 

 

平穏(あんな夢)を見なければよかったのか?」

 

安息(あんな夢)を望まなければよかったのか?」

 

幸せな未来(あんな夢)を見たから、ノワールは死んだのか?」

 

 

「俺は何のためにデジタルワールド(この世界)に来たんだ?」

 

 

「『()()()()()』になるためだ」

 

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

()()()()()()()()()()()

 

 

()()()()()()()()()()()()

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

「俺は正義の味方(えいゆう)にならなければならない」

 

 

 

 

 

「だって、そうだろノワール」

 

「・・・・・俺は正義の味方なんだからさ(俺はお前を殺してしまったからな)

 

 

 

 

 

 

 

「大丈夫、計画は順調だよ・・・イグドラシル」

 

 

「ふう、逐一報告するのも疲れるよ」

 

 

「それにしても、シロウは面白いな」

 

 

「こんなにも、()()()()()()()()()()

 

 

「普通なら、自身の過去を見せられた時点で終わっていたのに」

 

 

「まさか、他人の記憶をねじ込まれても壊れなかったのは面白いとしか言いようがないね」

 

 

「・・・思ってた通り、()()()()()()()()

 

 

 

 

「さあ、人形(シロウ)これから僕に何を見せてくれるのか・・・楽しみで仕方がないよ」

 

 

 




ようやく出せたこの設定。
姉妹デジモンがもともとゼリモン(テリアモンの幼年期)やココモン(ロップモン幼年期)のような、一つのデジタマから二体のデジモンが産まれたのだと考察していました。
ハカメモでこのネタ(ノワールとブランの幼年期)出された時には困りましたし、悩みました。しかし、どうしても姉妹で別デジモンという公式設定が納得いかず、ここであり設定として出させてもらいました。

双子で生まれたから二つに力がわけられてしまった。
あるある設定ですが、ノワール敗退ところまで私は考えていました。師匠枠は前作と同じように最終決戦より前に敗退してもらいます。


そして最後に、七大魔王とその剣の設定。
このシロウを壊す要因として使います。
シロウ自身は色々とこの世界で心を折られてはいたものの、決定的な挫折・・・stay nightのセイバールートでいうところの言峰神父と敵対したときのような、一種の絶望を味わってもらいます。

一応、※七大魔王の公式設定(剣や試練はオリ設定)なので受け入れてもらえると嬉しいです。

※知らない人は、デジモン公式ページのデジモン図鑑『ベルフェモン レイジモード』について調べるとわかると思います。

実は、この設定が使いたいがためにこの作品を選んだとも言えない。

最後に、明日の夜までにはプリヤの話を一つ進めるので、読んでくれるとありがたいです。

誤字・脱字、感想等あればよろしくお願いします。

番外編に関するアンケート

  • 1.間桐雁夜に召喚されるZERO編
  • 2.岸波白野に召喚されるEXTRA編
  • 3.FGO二部を暴走して終わらせる編
  • 4.始まらないヘブンズフィール編
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