「・・・
「・・・クヒッ・・・クハハハハハハハハ!!!」
「何がおかしい」
そういえばいたな・・・
「悪いな、久々にいい気分なんだ。
少し静かにしてくれないか・・・」
「・・・・・士郎さん?」
「ああ、美遊・・・ありがとう、君のおかげで元に戻ることができた」
そうだ・・・この子のおかげで、俺は『
・・・そういえば、クソ抑止力のせいで、俺が三年も半分に別れたままだったのを思い出すと腹が立ってきたな。
「
・・・抑止力が来る前に片付けるとするか。
「なんだと・・・先程の
『見てくれが変わっただけではないか』
たしかに、俺の姿は変わった。
髪は漆黒に染まり、肌は白く塗りつぶされた。
体・・・いや、左目、右肩、左手のひら、右の太ももに左の足の甲、背中の真ん中、そして、胸の心臓がある部分・・・それら全てに七色の模様が浮き出ている。
これは、罪の証・・・
「本当に愚かだな『人形』。
・・・俺がどう変わったかも、見て取れないのか」
「なんだとッ!!!」
奴は激昂と同時に、ランクの低い武器を射出した。
「士郎さん!?」
「大丈夫だ」
使う武器は決まった。
「来い、
ベルゼブモンの銃。
俺のパートナーデジモンの一体が持っている銃の一つ。
奴の射出した剣へと一発・・・弾が空間ごと切り裂き、射出した剣を一瞬で塵へと変えた。
「・・・なっ!?ならば、これでどうだ!!!」
俺の周囲360度から、無数に射出する。
・・・・・だが、
「『ダブルインパクト』」
八回・・・計十六発の弾丸が剣の来るほうに即座に反応し撃つ。それは、今まで
体が馴染む。
かつて、投影と
「なっ・・・貴様ッ!!!」
「今度は空間置換をしてスピードを上げる・・・か」
英雄王のカードを使う彼女を、失望した目で俺は見た。
「これなら、貴様も対応できないだろ!!!」
射出した剣の雨。
先程とは比べものにならない速さだ。
・・・だが、彼女は気づいていないのだろうか?
俺がもう『攻撃』していることに・・・・・
奴の射出した剣は俺に当たる前に消えて無くなった。
『リフレクト・ショット』
先程の『ダブルインパクト』の弾が反射して、奴の剣を粉々に砕いたのだ。
「・・・何が起こった!?」
奴はそれに気がついていない。
・・・本物の英雄王ならば、この程度の攻撃にはすぐに対処しただろう。
まあ所詮、偽物だということだ。
「この程度の小細工にも気づかないなんて、本当に英雄王のカードを使っているのか?」
これは単なる疑問だ。
あの意識があるヘラクレスを圧倒したサーヴァントのカードを使っているんだ。なんらかの対策を講じるのが普通だ。
だが、使って来るのは剣、剣、剣・・・どこまで頭悪いんだ?
「ならばこれでどうだ!!!
『イガリマ』・『シュルシャガナ』!!!」
俺は『憤怒』を使用。
「掻き消せ、『フレイム・インフェルノ』」
大きな焔の渦が二つの大剣を蒸発させた。
「なん・・・だと・・・」
「・・・この程度かよ」
正直言って、今まで苦戦していたのが馬鹿に思える。
この程度なら、普通に対処できていたはずだ。
実際にあり得る行為だ。
デジタルワールドを旅していた頃の俺ならば、カード集めの時点でデーモンのローブで介入して、全て集め終えて、爺さんに渡していた。だが、それに意識が向かなかったのは、何故だろうか?
「余所見をしてていいのか!!!」
彼女は『エルキドゥ』を使って、俺の行動を止めようとするが・・・・・
「いや、それは悪手だろ」
『怠惰』を使用。
「燃えろ『ランプランツス』」
俺を縛ろうとしたエルキドゥが、俺の鎖によって阻まれる。
「くッ・・・貴様ァ!!!」
苦し紛れの剣の雨も、『ランプランツス』絡めとり、溶解させた。
「・・・これ以上、無意味なことを続けるのか?」
正直言って、これ以上は見るに耐えない。それに、もうネタ切れだろ。
他人の武器を使って、ここまでのことしかできないなんて、滑稽通り過ぎて、逆に哀れだよ。
「・・・舐めるなァ!!!」
彼女は英雄王の最終手段を呼び出した。
「これならッ・・・これで終いだ『
「・・・
「『
「『
俺はただ一つの武器を記憶から
「『
その宝具の一撃は、ただ一つの愚かな一言が俺を『
「お前は
俺の『
人形であるはずの女が震えるほどに・・・・・
「見せてやるよ、
奴は、呆然とした。
自身の最も強いと確信した宝具を消しとばされれば、自信も喪失するだろう・・・だがな、お前は俺の逆鱗に触れた。
「来い、『陽電子砲』」
腕に取り付けられる巨大な大砲。
俺を中心に、一つの逆五芒星を描いた。
「塵芥全て消滅しろ」
「『カオスフレア』!!!」
奴の方向には山しかない。
だから、俺は全力の一撃を女に浴びせた。
意識が戻り、途中で盾を用意して防ぐものの、光線は盾全てを一瞬で消滅させて女に命中した。
残っていたのは、私服の女とギルガメッシュのカード。俺は女へと駆け寄って、ギルガメッシュのカードを奪い取った。
「これで、お終いだな・・・」
ガシリと掴まれた右足。
「まだだ、私は負けてなどいない」
奴は足を掴んでまだ戦おうとする。
「必ず、聖杯をジュリアンの元に届かなければいけないんだ」
本当に面倒だな・・・この手の相手には、会話も何も通じない。一番手っ取り早い手段は、『
「士郎さん!!!」
「衛宮君!!!」
「シェロ!!!」
三人が起きていることなんだよな。
とりあえず、掴まれていない左足で背中を蹴飛ばして気絶させる。
「士郎さん、大丈夫!?」
「大丈夫・・・もう、怪我はない」
体は変化の影響で傷がほとんど治っている。
「衛宮君、とりあえず状況を教えてくれないかしら?」
「あいにくと、俺にも把握できない部分があるがいいか?」
特に、勝ったとは思うが、タクミさんの戦いの様子は知らないしな。
「シェロッ、シェロ〜!!!」
「とりあえず、ルヴィアさんはシェロシェロ言うのやめてください!!!」
遠坂に説明する前に、気絶した女を鎖で縛りあげようとした時・・・・・
「げっ、士郎にそんな趣味があったとは・・・あとでアラタに伝えたこと」
「タクミさんも、幼女抱えて歩き回ってたって所長に言いますよ」
「それだけはやめてください!!!」
なんていいながら、大空洞へと入ってきたタクミさん。
そんなとき、派手な外車のエンジン音が大空洞に鳴り響いた。
「・・・大空洞・・・ここにイリヤ達がって、あらシロウ・・・なんでいるのかしら?」
アイリさんが登場した。
「衛宮くん?」
「士郎さん?」
「シェロ?」
「シロウ?」
・・・・・なんか、怖いな。
タクミさんに救援を求めてみるも、ゲラゲラと笑っていた。
「とりあえず、全部説明するんで一旦帰ってもいいですか?」
こうして、俺の・・・いや、俺たちの長い夜更けが始まった。
これで番外編が書ける。
士郎の変化は過去編の最後あたりにわかる予定なので、もう少し待ってください。
番外編の方は、明日の昼十二時までには投稿します。
誤字・脱字、感想等あればよろしくお願いします。
番外編に関するアンケート
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1.間桐雁夜に召喚されるZERO編
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2.岸波白野に召喚されるEXTRA編
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3.FGO二部を暴走して終わらせる編
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4.始まらないヘブンズフィール編