スマホを持ってグランドオーダー   作:ぽ〜か〜おぅ♪

19 / 83
主人公が戦えるようになってきて、このままじゃあ主人公が武勇と魔術の腕で座に登録されて人理修復に二人目の主人公が突撃してきそうww


何とか原作通りに事を運ぶ俺氏

さてさて、みんなと少し離れてセイバー・シュヴァリエと対峙している今、俺はどうやってこいつを原作に支障が無い程度でどうにかするか考えている。

 

「さてさて、こうやってみんなバラバラになって戦っている今、しばらくは君に助けが来ないのは明白だ。だがここに俺を含めそこそこ以上に戦えるやつが3人、それに対し君は1人...。君は何をするつもりだい、バーサーク・セイバぁ?(ニター)」

「くっ……!」

「ヤバイ、マスターが何か企んでるwww」

 

企んでいるっていうかまだ考えているって言うか……。ここはアマデウスが来るまで待って、テキトーに引き上げるか。

 

「なにも一斉に殺しに掛かろうとしている訳じゃない。なあ、……この俺様と遊ばないか?w」

「遊ぶ…だと…?」

「急に自分を俺様呼びwwww(ボソッ)」

「ああそうだ。実を言うと俺様は力はあるが技術が、実戦経験があまり無くてな。そこでだ。この力を全力で貴様にぶつけない代わりに、貴様に俺様の技術向上を手伝ってもらう。」

「……つまり?」

「魔術を使わずに、俺様とケンカだボケ!」

 

そこまで言うと俺はシュヴァリエに斬り掛る。

 

「「!?」」 「ッ!?……くっ!」

 

マスターで、魔術師である俺が明らかに実戦用では無い武器(木刀)で斬りかかった事に全員驚きを隠せていない。急に斬りかかってきた俺にシュヴァリエは驚きながらも避ける。

 

「「マスターッ!!」」

「シッ!!」

 

シュヴァリエが反撃とばかりに気合を込めた一太刀を振るう。そこには木刀を振り抜き少々体勢を崩した俺。俺のサーヴァント二人は俺が斬られると思い叫ぶが、

 

「フン!」 「ガキィィン!!」

「な!?」

「!!??」

 

俺は片手で弾いた。それも当然、いくら剣の達人と言え所詮は神秘をほぼ宿していない一太刀。スマホ魔術(シャドバ)で鍛えた武器の攻防力=俺の攻防力なのだ。俺もよく分からなかったが、俺が今わかる範囲で説明すると、武具を装備していないモンスター(フォロー)を武装強化で強化出来るはずはない。だが、ゲームなら出来る。ならば俺もできる! というめちゃくちゃ理論だ。なのでシャドバのカードで強化した物を持つと石ころであろうが俺は強くなる。まあ、始めはカルデアに来るつもりは無かったので、戦力強化なこの実験は途中で止めたが。

それでだ。このブラックカリバー……あれ?ガリバーだっけな?まあいいや、コレと俺が頑強を重ねがけしたこの魔術礼装の防御力を足すとほとんど神秘の宿っていない一太刀など痛くもない。

 

いや、まあそこそこ痛いんだが。机を手のひらで思いっきり叩いた程度には。

 

「どういう体の作りをしているんだ!?」

「いやはや、焦りましたぞマスター氏。する時はすると言って欲しいものですな!」

「本当です!マスターが居なくなってしまうと思うと私っ…!」

「悪かったって!そんなに悲しそうな顔しないでよ静謐ちゃん。後で構ってあげるから「約束ですよ」う、うん。反応速いな。嬉しいけど。

……それで、力の差は分かってもらえたと思うんだ。どうせもうすぐどちらかが引き始めると思うし、君はここにいる全員と戦わないで済む。俺は戦闘経験が増える。win-winの関係じゃないか! いいと思わないか?w」

「…………どちらかが引き始めるって言うのは何を根拠にしているんだい?」

「このまま戦い続ければ間違いなく俺達が勝つだろう。だから必然的に君たちは撤退することになる。コチラも始めは撤退を前提に考えていた。コチラが撤退すれば戦力で劣る君たちは追って来るはずもないし、もし追いかけてきても最終的に君たちは全滅だ。そして君たちが撤退すればライダーがいる君たちが有利だ。聖杯はサーヴァントを失うと時間はかかるけどサーヴァントを再召喚することが出来る。ライダーもいるし、ワイバーンという足もあるジャンヌなら逃げることが出来るだろう。まあ、俺たちはソレを追わないが。俺たちは今ココで君たちを殺したとしてジャンヌにライダーやらワイバーンやらで逃げられると次は何召喚するか分かったもんじゃないからな。」

「……なるほど、確かにその通りだ。いいだろう、しばらく剣の稽古をしてあげよう。僕も実はフランスに滅んで欲しくないからね。」

「そりゃ良かった。だが俺は剣だけじゃなくて拳も使う感じだからな。剣の稽古は程々にな。それじゃあ二人とも。俺が死にそうな時以外手出し厳禁な。」

「うぃぃーー」

「了解しました。」

「それじゃあ……」

 

チラッと周りを見る。所長のグループはマルタと悟飯が殴りあっている。悟飯ならすぐに倒すと思ってたのだが、どうやらなにか話しているらしい。殴り合いながら。

……気を取り直してリッツのグループはなかなか優勢だ。カーミラがアルトリアに勝てるわけがないし、ジャンヌとマシュもウラド相手に善戦している。あれじゃ勝つのにそう時間はかからないだろう。

まあ、あまり時間は無いと思いつつ、

 

「行くぜ!」

「こいッ!」

 

シュヴァリエとの戦闘訓練が始まった。

 

「うぉぉ!」

「「ガキィィン!!」何ッ…!?」

 

始まった瞬間、ちゃんと攻撃を剣で受けたハズのシュヴァリエが吹っ飛んだ。……あ、そう言えば単純な攻撃力もやばかったな、俺……

 

 

 

 

 

戦闘訓練を始めて5分くらいたった。だが戦闘中の1分1秒は長いものだ。体感時間結構たったと思うな。

それで現在、3つのグループが合流して敵サーヴァントが1箇所に追い詰められている。

 

「くっ……!流石にこんなにサーヴァントが多いと不味いわね...」

「行けるわ! みんな、このまま押し切りましょう!」

 

敵を殲滅できそうな今の状況に所長はイケイケムードだ。そりゃあ、このまま戦えば勝てるかもしれないが所長は周りが見えていない。

 

「フフフ...アッハッハ!!」

「貴様ッ! 何がおかしい!?」

 

コレが言って見たかったw

 

「フフフ...貴方達、何も見えて無いのね。哀れだわ、そのままさっきの仕返しと思って滅びなさい!」

「な、何を言っているのよ!コレから殲滅されるのは貴方達の方よ!」

「それは出来ないよい、ヒステリック所長。アンタ周りが見えていねぇよい。」

「「「雰囲気が一変したッ!?」」」

「(どっかで聞いたことのある口調だなぁ……)」

「誰がヒステリック所長よ!何よ、このまま行けば勝てそうじゃない!?」

「いえ、マスター。周囲の上空の状況を確認してください! ワイバーンに囲まれています!」

「なんですって!?」

『え?あ、本当だ! いつの間にかその街の周囲に先程のワイバーンと同じ反応が多数ある。とてつもない数に囲まれてるぞ!』

「フフフ...アッハッハ!! 流石にサーヴァントがたくさん居ても、これ程の数のワイバーン相手にマスターを守りきれるかしら? ああ、はやくその顔が絶望に染まるところを見てみたいわ!」

「……ッ!」

「…………」

 

正直に言えば余裕なのだが、原作通りに進めるには一旦撤退しなければいけないので時間を稼ぐしか無いな。

 

「まあ仕方ないか、ヒステリック!リッツ! コイツらを頼む! 俺はチィとばかし、雑種狩りしてくるぜ!」

「だから、誰がヒステリックよ!」

「いや貴方以外におりませぬwww」

「ぐぬぬ……」

「あ、たしか黒ジャンヌもヒステリックだったっけ?wwww」

「誰がヒステリックですって!?」

「乱夜はいつでも乱夜してるね…」

「おいリッツ、どういう意味だw」

 

おおっと、こんなことしてる場合じゃないな。

 

「まあいいや、黒髭!静謐ちゃん!三方向に分かれてワイバーンを近寄らせるなよ! 静謐ちゃんは魔改造猛毒を使ってもいいぞ!」

「略奪の時間ですなwww」

「主命を受諾。行ってまいります!」

 

それぞれ三角形状に広がりワイバーンを狩りに行く。二人は後方、俺は黒ジャンヌたちの向こう側だな。

 

「それじゃあ俺も行きますかねぇェ……」

 

俺はスマホのスクショの一覧からサーヴァント同士が高速で移動しながら戦っているシーン...これはFate/ApocryphaのカルナVSジークフリートのところだな。スマホでアニメ見直してる時にカッコイイからとスクショしたものだ。このシーンの……カルナでいいや、カルナの速力を俺に憑依召喚する。これはそこまで速くない代わりに体の負担も消費魔力も少ない。体が軽くなったことをその場で少し足を動かして確認すると、

 

 

 

「それじゃあ俺も、行ってっきまぁーーーす☆」

 

 

 

力強く飛んで黒ジャンヌグループを飛び抜か…………

 

 

 

「あ、ゴメ☆」

「へぶっ!?」

「「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」」

 

 

 

…………飛び抜かずに黒ジャンヌの頭に(わざと)着地して黒ジャンヌの後頭部で再び飛ぶ。そうして俺はワイバーンのところへと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

……実は3つグループが合流した時からビデオ撮影してたんだよなwww 憑依召喚する時は一旦中止したけどまた再開したし、面白い動画撮れてるだろうなぁ……wwww




黒ジャンヌは所長と同じく弄られポジションが定着しつつある。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。