スマホを持ってグランドオーダー   作:ぽ〜か〜おぅ♪

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数話前から突然、アストルフォの事をアスフォルトと書いてしまっていました。すみません。……というか何故にアスフォルトなんてうったんだ?w さっき見直してやっと気がついたんだよ。感想のとろこに違いますよって指摘も来なかったので、ね?
……まあ、恐らく違和感があっても問題なく読めてたからかな?

……ハイ、スミマセン、誤字が無いように努力します……。

そして本編ではついに修正力が働いた様ですww


ついに修正力が働く様です

「あ、分かる?wwwwww」

 

やぁ諸君。自分の中ではかっこいい口上を言いあげて、その口上が今考えたモノだと一瞬で黒髭にバレた遊叫 乱夜だww

 

「「「「(ズルッ)ッ!?」」」」

「(ズルッ)って危なッ!?」

「「プッww」」 「アハハ!」

 

プッww 思わず黒髭と同時に吹き出してしまったが、これは仕方が無いと思うw 身構えていたリッツ、マシュ、アルトリア、ジークフリートが思いっきり体勢を崩し、邪ンヌも体勢を崩してワイバーンから落ちかけたんだぞ?w これが笑われずにいられるかwwww アストルフォすら声を上げて笑ってるぞww

因みに近くにいた白ジャンヌの方も体制が崩れていたのは内緒だww

 

「なに笑ってんのよ!?」

「いや、だってさ? 体勢崩した拍子にワイバーンから落ちかけるってwwww」

「だからコイツは嫌いなのよ!」 (ピュー)

「およ?w」

 

急に邪ンヌがワイバーンに乗った状態で距離をとりだしたが、まぁ、どちらにしろ今からファヴニールを殺るのでそっとしておこうw

 

「ま、いっか……。それじゃあ作戦……というかクエスト名、邪竜対魔船 を開始しようか!」

「「「「!!」」」」

 

そして俺は手を上げて大砲発射の号令を……

 

「…………ここは雰囲気的に指揮剣みたいな物を持ってた方がいいのか?w」

 

あげずに振り返って操舵輪の前に立つ黒髭に大声で訊いた。

 

「「「「(ズルッ)」」」」

 

またもやリッツらは体勢を崩したwww

 

「ンん〜、やっぱりマスター氏は雰囲気とか気にしちゃうタイプ? それなら拙者におまかせ☆ 拙者がこのマントをはためかせながら、この海賊らしさ満載の鉤爪で悪の大海賊らしく大砲ぶちかまして見せますぞwwww」

「誰もそんなヒゲを見たくないわwwww」

「あの……すまない、もう戦いを初めてしまってもよいのだろうか。俺は既に、もう土に還してやろうという口上を言い終えているのだが……。」

 

すまないさんの生すまない……っ! コレは得をしたなw てか、もう戦闘開始直前だったのかwww それは「すまない」w ことをしたなw

……というかそこで口上って言ってしまうのかw さてはジークフリートも雰囲気を大切にするんだろうなwww 俺は趣味(悪戯等)には一切の怠惰wを許さずに全力で取り組む派だからな。こういうところ(だけ)では雰囲気も大事にするのだよww

 

「悪い悪いw それならさっさと剣……そうだな、普通の刀でいいや、魔力は温存しておきたいし。」

 

俺は「刀」と画像検索して(見た目が)普通の刀を召喚する。……普通の刀にしては消費魔力が多かった気がするがそれは置いておく。

そして俺は召喚した刀を目の前に持っていき、横向きに抜刀! 鞘は左手に持ったまま、そして抜き身の刀を上に掲げ、

 

「マシュ! 宝具を展開しろ!」

「急ですね! 了解しました!」

「ま、待ってよ!? まだマシュのNP溜まってないよ!?」

「(掲げたまま)あ、リアル事情?w」

「マスター! 令呪を!」

「そうだった! 令呪を持って命ず、マシュ、宝具だ!」

「はい!」

 

「それじゃあ行こうか、500発の聖なる凶弾、世界を焼くのは我が悪戯心、万象一切灰燼と為せ、『劣化簡易版・世界の終わり(ラ・ファン・ジ・モンズ)』!」

 

どうだ! 俺の精一杯の厨二心を搭載した、どっかで聞き覚えのあるフレーズしか使っていない詠唱! Google先生に訊いた世界の終わりをフランス語にしただけのルピ! だが、破壊力は抜群だ!ww

 

俺は適当な宝具の真名解放(笑)を言い終えた瞬間に刀をファヴニールの方に向けて振り下ろした。瞬間、俺の後方から実に30×5発の砲声が鳴り響き、同数の爆発音が前方から聞こえてきた。

そこに広がった一瞬の光景は、世界の終わりに相応しい爆発の芸術だと思った。

 

……因みに黒髭のいる操舵輪の近くにカメラマンを配置しているので、戦いの一部始終は録画するつもりだ!

 

「やったか!?」

「おいいぃぃぃぃぃぃいい!!?? そこのモブ海賊B それはフラグだぞ!?」

 

「ガアアアアアアアアアアッッッ!!!!」

「ほらぁぁぁああ!?」

 

何やってんだモブ海賊B!? お前がフラグ立てたせいでピンピン……は流石にして無いな。全身の鱗が砕けて傷や血まみれになってやがるw ツノや翼、胴体は部位破壊されてるしなw しかも大きな角が下に落ちているので剥ぎ取り可能だぞw 流石に尻尾は切れなかったようだな、斬裂弾用意してた方が良かったかな?ww

 

「まあ、良くやった方だなw なかなか満身創痍じゃなイカw さっきのフランス軍の集中砲火よりは何倍もいい結果が出てるじゃんw」

「ハイ! ハイハイ!」 (手を上げながら)

「はい、ティーチ君!w」

「拙者、あの竜から剥ぎ取りをして船を改造したいな〜!ww」

「おお! いいな! そしてそのまま防具やら武器やら作っちまうか!w 船は改造したものをお前の霊基に保存しとけばいいんじゃないか?w」

 

気になる……、ファヴニールの素材を使うとどんな防具が完成するのかな?www

……あ、そう言えばリッツらはちゃんと防げたかな?w 一応、直撃も近くでの爆発も起きてないから爆風だけのハズだけど?w

 

「な、何とか防ぎきりました……。」

「よく頑張ったね!」

「よくやりました!マシュ!」

「……流石だな。」

 

「……結構爆風が激しかったようだな、めちゃくちゃ喜んどるやん…。(エセ関西弁)」

 

そこまでの爆発力が……!w これからの爆撃効果範囲を少し改める必要があるようだなww

 

「ちょっと! なんなのよさっきの爆発は!」

 

と、ソコにへっぽこ所長が!w

 

「アナタ今、変なこと考えなかった?」

「イエ、メッソウモナイ」

 

アレか? 最近、俺の周りは俺の心を読む術を勉強でもしてるのか? 最近やたらと心を読まれる気がするのだが……。

 

「まあいいわ、兎に角向こうのサーヴァントはあらかた悟飯が片付けたわよ!」

「悟飯なに無双してんだよ?w」

「そうよ! そのせいで私が倒れている私(カーミラ)の胸を一突きするだけで終わっちゃったじゃないの!?」

「う〜ん、やっぱりサンソンも僕の鎮魂歌のファンだったんだろうな〜。」

「きっとそうよ! 彼はそう言っていたけども、きっと貴方の音楽が聴きたかったハズよ♪」

 

おおー。カーミラとシャルルはあっさりと片付けたようだなw 流石バグキャラww

 

「俺たちの前に出てきた剣士の人と吸血鬼の人も倒したしね!」

「え? リッツそれガチかw」

 

サーヴァント4体かw なかなか無双してるなw 多分アタランテも倒してると思うし5体………ん? 5人? 倒したんだろうなw

 

「さてさて、これで全員集まったかな?w」 (船の甲板から見下ろしながら)

「私を忘れてませんか?」×3

「あw」

「それはわざとですか?!」×3

 

ジャンヌと清姫とゲオルギウスがいつの間にかいたよw 何処へ行ってたんだよ?w フランス軍は未だにワイバーンと戦ってるし、その手伝いか?

 

「冗談w それよりファヴニールにそろそろトドメを刺すからな、今度は俺の特殊砲弾を含めた爆撃の第二弾が始まるぞ?w」

「先輩! 早く避難を!」

「すまない……、竜を殺す事しか取り柄のない俺が竜を殺さなくて、本当にすまない……。」 orz

「ジ、ジークフリートさんも早く!」

 

「それじゃあ下がったな?」

「何が始まるの?」

「爆撃ですよ所長。とても一方的な蹂躙です。」

 

第一弾が終わってすぐに弾を詰め始めていたので既に前方全30門に5発ずつ詰め終わっている。そういう俺も「竜種」の概念を込めた砲弾をセットしてある。爆撃をくらった後、一度空中に距離を取ったファヴニールは突撃体制だ。そのまま突っ込んで来れば迎撃できるが、こっちが撃った砲弾を躱しながら辺りを飛ばれたら厄介だな。何かいい方法はないかn……

 

『みんな、大変だ! 近くで膨大な魔力反応が現れた!近くで英霊召喚が行われてるぞ!』

「「「「「「な、何だってー!?」」」」」」

 

おおう、なんてシンクロした何だってーなんだ……って、そうじゃない?! 英霊召喚!? どこでだよ!? リッツは英霊召喚はカルデアじゃないと方法すら知らないハズだし、所長は今のロマンのセリフを聞いてあたふたしてるし、そもそも英霊召喚がまともに行われるという事は召喚サークル(陣)が必須ではないが必要なハズ……

 

「あ、召喚サークル発見。」

 

ファヴニールのさらに向こう側、ここから100m以上離れた場所でワイバーン一匹と召喚サークルと邪ンヌ、それからキャスターのジル・ド・レが見えた。

 

「……告げる。汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。聖杯の寄るべに従い、この意この理に従うならば応えよ。」

 

俺は刀を納刀すると腰にさして大砲の向きを急いで変える。

 

「誓いを此処に、我は常世総ての悪を敷く者。されど汝はその眼を混沌に曇らせ侍るべし。汝、狂乱の檻に囚われし者。我はその鎖を手操る者……汝三大の言霊を纏う『七竜天』、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ……!」

 

「滅龍魔砲!」

 

対ファヴニール用の竜種の概念を宿した砲弾を躊躇う事もせずに撃つ。今、地味に聞こえた詠唱の中に「七竜天」とかいう聞き慣れない言葉が聞こえた。明らかに竜を召喚する詠唱(多分)だ。 流石に砲弾が足りなくなるかもしれないので出し惜しみは無しだ!

 

発射された砲弾から黒いもやと赤い雷が迸る。砲弾が飛びながら、それは大きくなって形を作っていき、飛竜の形をとっていく。

 

これが俺の考えた、火竜リオレウスをモデルにした龍属性砲弾! 敵が竜ならば宝石剣の概念を宿した砲弾よりも圧倒的にダメージを喰らうハズ!

 

召喚サークルに直撃し、黒いモヤと赤い雷が辺り一帯に爆発のように迸る。爆風と黒いモヤが晴れるとそこには1匹の竜の死体と6匹の竜がいた。

 

「おいおいおい、冗談じゃねーぞ……!」

 

龍属性砲弾が直撃したらしい、竜の死体は尾槌竜 ドボルベルクだ。盾みたいな竜だし、そこんとこはどうでもいい。

 

桜火竜 リオレイア亜種

蒼火竜 リオレウス亜種

恐暴竜 イビルジョー

炎戈竜 アグナコトル

黒角竜 ディアボロス亜種

黒轟竜 ティガレックス亜種

 

破壊力と機動力に特化したモンハンの上級の竜の群れだ。アグナコトルという下位にもいる竜もいるが周りの奴と同じく上位だろうな。コイツの熱線で援護されたら正直難しい。

 

それに、モンハンはあくまでもゲーム。下位と上位にはかなりの能力の差があるのでゲームで見る動きの速さではない筈だし、そもそもゲームでは無いので方にハマった動きなんてするはずもない。せいぜい参考にはなるかな程度だ。

 

というかどうやって召喚した!? 俺か!? 俺という異物がいて、尚且つ異世界と繋がってるから、竜の魔女としての縁を使った縁召喚か!? 何世界の修正力働いてんだコラァ!? というか聖杯ひとつでそこまで召喚出来るものか!?

 

「おお……! 哀れな聖女に救済を……!」

 

……納得。キャスターのジル・ド・レが霊基が粉々になるまで召喚を補助したのか。竜種は一旦召喚してしまうと呼吸をするだけで魔力を生み出すらしいし、一体一体分けて召喚してギリギリ持たせたか。

 

「……コレは不味いな。」

 

純粋な竜はこの世界じゃ強すぎる。それはあのファヴニールの頑丈さが証明している。アグナコトルの下位でさえ大岩を簡単に粉砕したり、鉄製の全身鎧を着けた人間を即死されられるんだ。(ただしハンターは除く) ブレスを使えば強固な竜の鎧を着けてても即死するのに、上位の上級竜の群れとか……!

 

「ちょっと! 乱夜! コレは不味いんじゃないの!?」

 

所長が純粋な竜種の威圧を前に混乱している。今、悟飯がなだめ始めたが、不味い状況には変わりない。

 

「ジークフリート!」

「俺の出番か?」

「ファヴニールを!」

「承知した。もはや満身創痍のファヴニールには負けはせん! 行くぞ!!」

「悟飯!」

「だから大丈夫です! マスター! ……はい!何でしょう!」

「あの黒い二体を頼めるか?」

「はい! マリーさん、モーツァルトさん! マスターを任せます!」

「乱夜! 俺たちはどうすればいい!?」

「リッツとマシュ、ジャンヌは清姫とエリザベートを連れて邪ンヌを追え! アイツいつの間にか逃走してやがる!」

「あ! 本当だ!?」

「分かりました! "竜の魔女"と決着をつけに行ってきます。」

「俺もコイツらを片付けたら向かう!」

「あの! 私は!」

「ゲオルギウスはザコ掃討だ! フランス軍の所にも行って加勢して来い! 静謐ちゃん!」

「ハッ!」

「静謐ちゃんはあのゴーヤみたいなのを倒してくれ! 大丈夫、奴は毒に弱いから向こうの攻撃さえ当たらなければ勝機はある! 取り敢えず回避しながら奴に触れ!」

「御意、行ってきます!」

「アストルフォ!」

「ほいほーい! ここに居るよマスター!」

「お前はあのマグマの魚みたいなのを殺ってこい! 幸い、ここは溶岩地帯じゃないからヤツもそこまで素早く動けないだろうしな! ただし、ヤツが口から放つ熱線には注意しろ! ヒポグリフでも一撃で落とされるぞ! 空中で奴の熱線に当たらないように飛んで奴に突撃すれば行けるはずだ!」

「了解! ヒポグリフー!」 (←宝具)

「グッ……! やはりFateシステムを通してないと魔力の消費が激しいな……! 黒髭!」

「遂に拙者の出番が!!」

「お前は変わらず船の操縦だ! 俺たちはピンクと蒼の火竜をやるぞ! 片方は陸の女王、片方は空の王者だ! どちらも飛べるがそれぞれピンクは陸を走ることを、蒼は空での高速移動を得意としてる。コチラも空を飛びながら大砲とアレで応戦するぞ!」

「拙者の見せ場を意地でも作らないつもりでござるかッ!!??」

「喧しい! 海賊が火竜相手に何が出来る! 何もできないならせめて出来ることをしやがれ!」

 

「「「「「「ガアアアアアアアアアアッッッ!!!!」」」」」」 「ガアアア……!!」(←ファヴニール)

 

「! 動き出したか……! 総員戦闘用意! 一体も残らずに仕留めろ!!」

「「「「「応!」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「「「「「「「(何コレ、今日の乱夜頼もしすぎ???)」」」」」」」」」」」(困惑)

 

乱夜以外の全員の考えが一致した瞬間であった。




ここで修正力入れることができそう!と思って登場させたモンハンの竜の群れですが、乱夜勢(聖杯付き)+所長&悟飯の世界への影響はとても大きいと思われるので、ここまでぶっこみました。まだオルレアン終わるまでかかりそうですね……。因みに『七竜天』はなんとなくで書いたもので、それっぽいと思っただけです。

確かにモンハンの下位はそう強くはなくても上位の上級のモンスター(古龍を含む)はFateの世界ではかなり強い部類に入りそう……!
流石にヘラクレス級(神話最強)はなくてもジークフリート級(大英雄級)はありそうですね……!

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