※2019年4月30日、「狂骨」を「凶骨」に修正しました。
冬木で骨集め
俺は今、燃え盛る街でスケルトンを狩っている。
唐突にこんなこと言われても分からないだろうから順を追って説明しよう。
レイシフトによる浮遊感が終わった俺は無事に冬木に到着した。
コフィンに星1概念礼装「頑強」を、前日に自分用のコフィンに全力で重ねがけしたのだ。これで、コフィン無しでのレイシフトによる意味消失を防いだ。
が、やはり衝撃は強かったのだろう。少しコフィンが故障したようなのだ。
無事に特異点には来れたがそこからが問題だった。特異点に到着はしたが着地はしていないのである。
そう、コフィン故障による座標のズレが生じたのである。
…………しかも上空に。
「ぅあああああああぁぁぁぁーーーーーー!!!???」
絶賛俺、落下中☆
……とかやってる場合じゃなくて!どーすんだよ、これ!落下してるぞ!?ここ高さ余裕でそこら辺の高層ビルよりたかいよ!?雲とほぼ変わらねぇよ!?
…………おい、どーすんだよ?もうどーだっていいや♪
「いやいやいや、ロスト〇ンの〇哭歌ってる場合じゃなくて、さっさと低コス飛行宝具持ちのライダー召喚しねぇと……!」
慣れた手つきで霊基一覧を開き…………
「黒髭しかいねぇぇぇぇーーー!!??」
ライダー・黒髭と召喚した。
俺のスマホ内からの召喚は普通の英霊召喚とは少し違う。まずスマホ画面側から光の玉が3つ飛び出しそのままスマホと平行にグルグルと回って輪っかを作るのだ。そしてどんどん輪が大きくなり、輪の内側が青白い光で満たされると、スっと輪の中から英霊が出てくるのである。そしてそのまま…………
「デュフフフww拙者、参jyおおおぉぉぉぉぉ!? 何コレ!?落下プレイ!?拙者落下中でござるよおおぉぉぉぉ!?」
「うるさいから!?いいから早く宝具の船出してくれよぉ!?そしてこう、…俺らと同じ速度で落下させつつ着地(着船?)してそのまま減速させるとかしてくれよォぉ!?」
「いや、マスター!?船浮かすことは出来るけどマスターの魔力しょぼi……」
「令呪を持って命じる!黒髭、宝具「空飛ぶ船」だ!!」
「いやいや、マスター!?『アン女王の復讐「クイーンアンズ・リベンジ」』でござるよォ!?」
そう言うと、俺らの真下に船が現れた。船は落下していき、俺らの方が少し落下スピードが速く、船に着地(着船)した。そのまま減速していき体にかなりの重力がかかるがまだ耐えることの出来る範囲。そしてギリギリ、高層ビルの30階程度のところで止まることができた。
「た、助かったぁぁぁ…………」
「拙者、初めマスターが落下プレイに目覚めたかとwwww」
「いや、どんなプレイだよ!?」
「こう…空中で服を脱ぎ捨てて、そのまま相手の服をはg……」
「そこから先を言うな!?取り敢えず、そのままビルの屋上に降ろしてくれ。そして宝具を消せ。魔力は戦闘以外には温存したいんだ。」
「おwあんな所に怨霊がいますぞwwwもしかして拙者、マスターと本格的な戦闘をする初めのサーヴァントなのではwwww?」
「それはそうだがアレは仕方ないだろ。あれだよ、急に空中にポイされて冷静な判断が出来なかったんだよ。」
「キッチリと降りる方法考えてたのに?wwww」
「やかましい、取り敢えず主人公たちにはマシュちゃんが宝具使えるようになるまではめんどくさい事に巻き込まれるから行かない。なら、ロマンからの通信が来るか、大体の時間……そうだなぁ、3時間くらいして通信が来なかったら大空洞に行くぞ。大空洞は……(ゲームを起動して地図を見る)……あっちの方角だな。それまでその辺の怨霊……じゃなくてスケルトンな。を狩って骨集めするぞ。」
「んんwwwww凶骨が何回周回しても中々落ちないマスター乙wwwwwwww」
「お前マジでやかましいな、凶骨落ちたら自動的にスマホの中に吸収されるから数狩ってりゃ、バンバン落ちるだろ。てか、お前カルデアに帰ってきたら2人のスパルタクスと筋肉プレイさせるからな。覚悟しとけwwww」
「ちょwマスター!?それは好きなプレイじゃないって言うか、生理的に受け付けないプレイって言うか、拙者そのなことしたら死n……」
「ほら、そこに下に降りれる階段があるからさっさと行くぞ。」
「ホント、マスター!?筋肉プレイは勘弁ですぞww!?」
そのまま一階について外へ出た俺たちは大空洞の方角を目指しながらスケルトン狩りをして行くのであった。
「…………そして現在にいたると…。」
「いや、スケルトン狩ってるのマスターじゃなくて拙者何ですけどなwwww」
「うるせぇ、ごちゃごちゃ言わずに真後ろから来てるスケルトンに攻撃でもしねぇかw」
「オパァァァーwwww(攻撃ボイス)」
「おお、凶骨がどんどん入ってくる…。(震え声)」
乱夜は凶骨が沢山手に入って嬉しい模様。
……マシュが召喚サークルを設置した後……
「生き残った二十人に満たない? じゃあマスター適性者は? コフィンはどうなったの!?」
所長が大声をあげて問い詰める。
「……48人、一名を除き全員が危篤状態です。医療器具も足りません。何名かは助ける事が出来ても全員は…………」
ロマンが現状を伝え。
「ふざけないで、すぐに凍結保存に移行しなさい!蘇生方法は後回し、死なせないことが最優先よ!」
所長が指示を出す。
「ああ!そうか、コフィンにはその機能がありました!至急手配します!」
「…………驚きました。凍結保存を本人の許諾なく行う事は犯罪行為です。なのに即座に英断するとは。所長として責任を負う事より、人命を優先したのですね。」
マシュが関心するのに対して。
「バカ言わないで!死んでさえいなければ後でいくらでも弁明できるからに決まってるでしょう!?」
所長はそれを否定した。
「だいたい48人分の命なんて、…………
ちょっと待って?一名を除き?だれかマスターで他に生存者がいるの!?」
「えぇ!?ああ!はい、マスター適応番号39の遊叫 乱夜が特異点へのレイシフトに成功しています。ですが、まだ通信が繋がっていない状態です。」
「あのゲーム脳が此処に来ているの!?何でそれを言わないのよ!?」
「いや、だってまだ通信が一度も繋がってなくてそっちで生きているかはまだ分からない状態だからですからね!?」
「そうなのね……ってそうじゃなくて。アイツ、どうやってレイシフトしたの!?コフィンは壊れていたハズよね!?」
「ああ、それは…コフィンの周りにスマホ魔術特有の魔力を感知しました。おそらく何かしらの魔術で爆発を防いだのでしょう。」
「あの爆発を防いだ?……彼は何か知ってそうね。ロマニ、あのゲーム脳をそっちで探してくれないかしら?」
「それならもうやってる。今出来る限り全力で彼を探しているところです。」
「そう…………なら今、カルデア内の報告を出来るだけしてちょうだい。」
「はい、現在………………」
優男説明中…………
「……ねぇ、マシュ。」
「はい、何でしょうか?先輩。」
「その、遊叫ってどんな人?」
「ああ、そう言えば自己紹介してませんでしたね。レイシフト前の所長の説明会のときに、先輩よりも後に遅刻をしてきた、あの挨拶して横に座った方です。」
「よかった。あの人も生きてるんだね。」
「はい、まだ連絡が取れていない状態ですので現時点での生存は確認出来ていませんが……」
「…探そうか。生きていれば、きっと合流出来るさ。」
「そうですね。街の中を探索しながら行きましょうか。」
そして所長率いる(笑)主人公組は数回の戦闘と話し合いのもと、特異点の調査に向かった。
キャラが濃いキャラは描写が難しい。