スマホを持ってグランドオーダー   作:ぽ〜か〜おぅ♪

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遅れて申し訳ない!
中学時代の友達が「一緒にYouTube始めよう!」とか口走り始めて2週間、一体何枚のヘッダーとアイコンのイラスト案を描いたか……。
とりあえず乱夜クンのイラストは面倒なのでアナログ画でいいですかね……? 2連完徹なんですよ……!

※4月19日、前話に乱夜クンの令呪のイラストを載せました。カルデアのFateシステムからどうやったらこんな形が出来るんだろ?w


とりあえず大量召喚

………………段々意識が浮上してきた…。

 

まだ目は瞑っているが、目が覚めた俺はここが何処でどういう状態か確認する。……自室のベッドで静謐ちゃんと健全な添い寝をしたんだったな。とは言っても、添い寝の時だけは気配を消さない静謐ちゃんの気配が無いという事は、既に静謐ちゃんは起きているという事だ。これは……アレが出来るッ………!?

 

魔術回路を開き………………身体『強化』!

 

俺はカッ!っと目を見開き、掛け布団を寝転んだ状態で蹴飛ばし、はね起きの要領で(腕で)跳び、強化のおかげで天井スレスレ(2m)まで届くと一回転して着地して……!

 

「俺、起床ゥ!!」

 

(あまり覚えていないが)10代ほど前の仮面ライダーのポーズをとる……ッ!

 

 

 

………………ハイ、という事で起床した遊叫 乱夜です☆ 1ヶ月に一回はこーゆー事したくなるんだよねェww

 

……とまぁ、ここまでの流れは良かった。意識が覚醒して、理想の起床方のひとつが出来たので素晴らしいかった。だが、ここからが問題なのだよ。

 

俺は問題なくベッドの真横に着地したのだが、どうやらリッツとマシュが起こしに来ていたらしい。俺の目の前で手を前に出した状態で固まっている。

 

…………ヤベぇ、クソ恥ずかしい!?

 

「「か……」」

「か……?」

「「カッコイイ!?」」

「え゛」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現時刻は午前9時30分。どうやら九時頃に俺に召喚室へ来るようにとのお呼び出しがかかったようだが、俺が中々起きなかったらしく、それでリッツとマシュが直接起こしに来たらしい。そこで見たのが、俺のダイナミック起床。純粋な2人はコレをカッコイイ言いながら目をキラキラさせている。召喚室へ向かっていた数分間は「もう1回やって!」とか「どうやってやったんですか?」とか、暫く質問攻めだった。ココで本当は起きてたんじゃないの?ってならない辺り、この2人の純粋さがわかる。

 

……で、そんなこんなで召喚実験場に着いたわけで。

 

「やぁ。やっと起きたかい? 何回も起こしに行ってこっちは大変だったんだよ?」

「それはそれは、ご愁傷様でw 「死んでないけどね。」そりゃあそうだw ……ってアレ? アナウンスとかじゃなくて起こしに来たのか?」

「ああ、そうだよ。君のサーヴァントである黒髪とハサンに起こしに行かせたんだけどね? 黒髪は『ハッ!? マスターが寝ている今ならベッドの下とかにR18指定の本があるか調べられる!? これは拙者張り切っちゃいますぞ〜w』なんて言いながら部屋を漁るだけ漁って君を起こさないまま帰ってきちゃって……。」

「てへぺろ☆」

「よし黒髪、お前邪ンヌと同じ『スパルタクスの筋肉鬼ごっこ』の刑な。」

「え゛」

『何それ』 By全員

 

「(へぇ…黒ジャンヌはそんな事になってるんだね……。)……まあ、それは後でやってくれたまえ。そしてハサンは『私から主に触れることは出来ません……!』って震えながら帰ってきてね……。」

「申し訳ありません、主。」

「可愛いから許す。」

「拙者との温度差が激しすぎない?!」

『何コレ、ああ、いつものか』 By全員

 

「……と言うか、ダ・ヴィンチちゃんモノマネ上手いなww」

「当然さ、私は万能の天才だからね!」

「ヘェ……半能の変才ねぇ……wwww」

「ちがう、万能の天才だよ。」

「ああもう! アナタ達が話してたら日が暮れちゃうわよ!? どうしてスムーズに話を進めきらないの!?」

「ま、それもそうかww 所長の言う通りにさっさと話を進めますかw ……で、半能の変才さんw? 何故管制室でも工房でもなく召喚室に? 特異点関連のモノは基本的に管制室で話のが雰囲気的に普通だと思ってるし、特異点から持ち帰った聖遺物やら竜の死体やらの加工の話なら工房or管制室でやればいいと思うんだけど?」

「……この際、君が私のことをなんと言おうとも話が進まないのでスルーする事にするよ。実はね、今朝やっと発電室が正常に機能するくらいには復旧してね。冬木の聖杯と合わせて、かなりの電力が賄えるようになったのさ。とは言っても、その電力を必要とする程、現在のカルデアは機能を失っているのさ。でも、どうせならこの電力を有効活用したいと思って電力を使う装置でまだ出来ることがないか探したのさ。」

「え〜っと? つまりダ・ヴィンチちゃんはその電力でサーヴァントの召喚がしたいと?」

「うん、その通りだよ! サーヴァントを召喚する為のエネルギーは(チラッ)ソコにいるからね! サーヴァントを現界させるだけなら、電力があれば可能だから次の特異点に備えて多種多様のサーヴァントを召喚しようと思ってね!」

「んん〜?w ソコの24歳の頃、同性愛ということでしょっぴかれたレオナルドさんやww (史実) エネルギーがソコにいるとはどういう事かな?w」

 

「…………(ピキピキ)」 (#^ω^)

「…………(ピキピキ)」 (╬^∀^) (チャキ)

 

「ロケットパーーンチ!!」

随想娯楽(ザバーニーヤ)ァァ!!」 ドゴォン!

 

「いい加減にしなさいよ!?」 ((スパーン))

「「ヘブシッ!?」」

 

 

 

ダ・ヴィンチちゃんが俺のことをサーヴァントを召喚する為のエネルギーなんて言ってきたものだから、つい、レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯についてというWebに書いていた史実を言ってやったよw

その結果、ダ・ヴィンチちゃんの額に青筋が浮かんで来て、ロケットパンチを撃ってきたから随想娯楽(斬魄刀解放状態)の首に繋がっている包帯の様な手? 手のような包帯? ×6 で迎撃した。

 

……その直後に所長がどこからか取り出した長いハリセン×2で俺らの頬を叩かれたがw

 

 

 

 

 

 

 

 

「……よし、次だ。準備はいいかい?」

「うぃー、それじゃあ始めるかねェ……。」

 

やっと落ち着いた召喚室で俺は召喚を始める。とは言っても、儀式と呼べる程のものでは無く、エネルギーを送るだけという簡単なものだ。エネルギーと言っても、聖晶石では無い。俺のスマホ内のサーヴァント全員をコッチに召喚するとしても、圧倒的に俺の魔力が足りない。サーヴァント召喚を100回近くも連続で出来るほど俺の魔力は多くは無い。聖晶石も丁度10連引ける位しか持っていない。

 

なら、エネルギーとは何か。

 

答えは簡単、FP(フレンドポイント)だ。先程の騒ぎが鎮圧した後、フレンドポイントという概念(エネルギー)をFateシステムの召喚に使えるようにプログラムした。幸い、俺のフレンドポイントは数百回分あるので、俺の手持ちの星3以下のサーヴァントを全員召喚し、星4のサーヴァントは5倍、星5のサーヴァントは10倍のフレンドポイントで全員召喚した。

ああっと、多数のダブり鯖と邪ンヌ(ルーラー)以外全員なw

 

……本当にフレポで金鯖召喚出来たらいいのになぁ…。

 

とりあえず、全員知り合いで自己紹介とか不要なので、召喚近くの大部屋で待機していて貰う。リッツ達の自己紹介はその時だ。

 

このFateシステムを通すことで、俺の魔力負担が大幅にカットされる筈だ。ローマはローマで、イタズラの仕込みが困難になるだろうし、隠密に魔力を少しでも多く残す為にも、魔力負担の削減は必要な事なのだよw

 

…………さてさて、リッツと所長はフランスで合計15個の聖晶石を拾ったらしく、リッツは1回、所長は2回の英霊召喚をするらしい。そして俺もスマホからFateシステム経由のサーヴァント召喚では無く、Fateシステムオンリーのサーヴァント召喚をして欲しいそうだ。何でも、スマホを経由する分、Fateシステムからの補助として送る魔力を作る電力の消費が激しいらしい。なので、英霊召喚を俺も2回する事になった。

 

……まあ、縁召喚になるよなぁ…………。

 

ファヴニールみたいな大型の幻想種等はFateシステムでは召喚出来ないらしいので、ファヴニールの死体を使えばほぼ間違いなくジークフリートが召喚出来るだろうが、先程、俺の召喚したサーヴァントの中にジークフリートがいたので止めるそうだw

 

………………ここで一言。

 

「便所行ってくる。」

『え』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふぃ〜♪ スッキリしたぜ! 朝起きて顔は洗ったが、朝食も食べてないしトイレにも行ってないしで、中々我慢の限界だったんだよw

 

……さて、貴重な召喚(爆死w)シーンを見逃した訳だが、リッツと所長の縁召喚の結果はどうかな……?

 

 

 

久しぶりだな みたいな雰囲気で向かい合うアルトリアとエミヤ(アーチャー)、その横で状況が呑み込めないリッツとマシュ。

 

オルガマリー所長(と悟飯)に紳士的でイケメンな挨拶をする クロロ=ルシルフル (HUNTER×HUNTER) & 藍染 惣右介 (BLEACH)。

 

 

 

「なんだこのカオス!?」

 

と、驚いた拍子に聖晶石6つを召喚サークルに落としてしまい、召喚が始まり……

 

「こんにちは!」

「ヤハハ! どうだ、神(私)が来てやったぞ、青海人(セイカイジン)!」

 

初音ミク と エネル (ONE PIECE) がソコに立っていた。






リッツ→今のところstaynight
所長→とても強いが主人公では無いジャンプキャラ
乱夜→電気(電子)系

何コレ辛い (´・ω・`)

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