スマホを持ってグランドオーダー   作:ぽ〜か〜おぅ♪

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長めです。


評価バーが青になってた……
嬉しいッ!!

読んでくれてありがとうございます。


道づれって怖いね

「大聖杯はこの奥だ。ちぃとばかり入り組んでいるんで、はぐれないようにな。」

「天然の洞窟……のように見えますが、これも元から冬木の街にあったものですか?」

「でしょうね。これは半分天然、半分人工よ。魔術師が長い年月をかけて拡げた地下工房です。それより、キャスターのサーヴァント。大事なことを確認していなかったのだけど。セイバーのサーヴァントの真名は知っているの?何度か戦っているような口ぶりだっけど。」

「ああ、知っている。ヤツの宝具を食らえば誰だって真名……その正体に突き当たるからな。他のサーヴァントが倒されたのも、ヤツの宝具があまりにも強力だったからだ。」

「強力な宝具……ですか。それはどういう?」

「巨大なビームをぶっぱなしてたりな。」

それは無いだろ、見たいな顔をしているマシュ、所長、リッツがキャスニキの方を向くと、

「ああ、それだな。」

3人とも、……え?という言葉を発しながらぽかんとしている。

「王を選定する岩の剣のふた振り目。お前さんたちの時代においてもっとも有名な聖剣。その名は……」

此処でアーチャーが割ってくるハズだから被せて言ってみよう。アーチャー・エミヤの反応も見てみたいしw

「「約束された勝利の剣(エクスカリバー)。騎士の王と誉れの高い、アーサー王の持つ剣だ。」」

「?今、別の声が聞こえてこなかったかしら?」

「全然。(ここでエミヤって言ったら邪推されそうだ)アーチャーの声なんて聞こえてませんよ。」

「バッチリ聞こえてるじゃねぇか。」

そこには全身ほぼ真っ黒のシャドウサーヴァント。

「アーチャーのサーヴァント……!」

「そこのマスターはふざけてるのか?」

おっと、真面目な対応が来たな。ここはキャスニキに続きを任せよう。俺がでると変に煽りたくなってくるな。

「…………。」

「無視か。」

「拙者はマスターが考えてることが分かりますぞw どーせ、マスターは今どうやって煽るか考えてるんですなwww」

……よし、コイツは……

「帰ったら筋肉プレイ確実にするからな。」

「「「「!?」」」」

「え、マスターそれはないですぞ!?」

 

「(ヤベぇ単語が聞こえた気がするが……話が進まねぇな……)…………おう。言ってるそばから信奉者の登場だ。相変わらず聖剣使いを護ってんのか、テメェは。」

あ、コイツ話を無かったことにしようとしてるな。

「(今の話を無かったことにするつもりだな……まぁ、それがいいんだが)…………ふん。信奉者になった覚えはないがね。つまらん来客を追い返す程度の仕事はするさ。」

お前もか。

「ようは門番じゃねえか。何からセイバーを守っているかは知らねえが、ここらで決着つけようや。永遠に終わらないゲームなんざ退屈だろう? 良きにつけ悪しきにつけ、駒を先に進ませないとな?」

「その口ぶりでは事のあらましは理解済みか。大局を知りながらも自らの欲望に熱中する……。 魔術師になってもその根性は変わらんと見える。文字通り、この剣でたたき直してやろう。」

「ハ、弓兵がなに言いやがる。ってオイ、なにぼんやりしてんだ嬢ちゃん。相手はアーチャーだ。アンタの盾がなきゃオレはまともに詠唱できねえんだが。」

「……あ……は、はい!すみません、なぜか気が抜けていました。問題ありません、いけます!ガードならお任せください!」

「よし、黒髭!お前もガチで剣で斬られない程度に、鉤爪と銃と言葉で煽ってこい!」

「デュフフフフwwww了解ですぞ、マスター。このソコソコイケメンで、しかも可愛い女の子の幼馴染がいそうなサーヴァントは我々の敵ですからな!」

「ああ!全時代、全世界共通で我々の敵だ!!」

「「「何でだよ!(何でよ!)」」」

「マシュ、行くよ!」

「了解です、マスター!押し切ります!」

 

 

 

現在、3対1でエミヤを追い詰めてるところだ。まず、マシュがアーチャーであるエミヤとマスターの間に入り、エミヤがマスターを狙えないようにしている。そしてマシュの左斜め後ろにキャスニキが居て、魔術を撃ってマシュが防ぎ漏らしたマスターへの攻撃を撃ち落としたりエミヤの気をちょこちょこ逸らしている。そして黒髭がマシュの右前から鉤爪でヒット&アウェイを繰り返したり、銃を撃ったり、理不尽な言葉の暴力で攻撃している。(なお、相手は無視と決め込んでる模様)マシュが盾を突き出し、エミヤがそれを引いて回避する。それを今度は盾の(なんて言ったらいいのかな?)鋭い横の部分で右から殴りかかる。それを、現在二刀流なので左手の剣で受け止めると右手の剣をがらあきのマシュの腹へと鋭く振るう。それを黒髭の銃が弾くとマシュが1歩引いて体制を立て直し、また盾を突き出す。それと同時に黒髭も鉤爪で切り掛る。エミヤが両手の剣でそれを止めると2人はアウェイ(回避行動)をする。そしてそこへ、キャスニキの炎の魔術が飛んでくる。エミヤはギリギリの回避となり、服が焦げている。

 

なんか、コンビネーション凄くないか?何でここまで息合ってんだろう?……アレだな、さすがキャスニキ。マシュの行動を大体読んでるんだな。流石にマシュも盾を使うのは今日が初めてなので、(今はキャスターだが)接近戦のプロであるクーフーリンなら、動きを読めるんだよな。黒髭はサポートだな。ちょこちょこマシュを銃で守ってる。流石に可愛い女の子を守護する精神が高いな。流石は紳士的な愛 C の持ち主だ。……あれ?紳士なのか?……

 

しかし、初心者はそう長くは集中力は持たない。いつか、マシュがミスってそれをカバーし切れない時が来るだろう。エミヤを倒すまでに集中力が切れないとは限らない。マシュにはこの後、エクスカリバー(モルガン)を防いで貰わなければいけないのだ。ここで集中力を浪費している暇はないんだ。

 

 

……な、の、で、俺がチートな魔術を使っちゃいます☆

 

 

俺は昔(1話)、こう言ったハズだ。「ゲーム内のものを召喚することができる」と。そしてその「ゲーム」は何もFGOだけではない。ほとんどのモンスターが神なので消費魔力も神がかってるが、パズドラのモンスターだって召喚出来る。同じ名前のヤツもいるが、ミリオンアーサーの人物だって召喚できる。つまり、「俺のスマホに入っているゲーム内のモノ」であれば何でも召喚することが出来るのだ!

 

そして今回召喚するのはこちら、シャドウバースというカードゲームに出てくる、「よろめく不死者」というフォロワー(モンスター)カードだ。

このフォロワーについている特殊効果は「ラストワード(自分が破壊された時)、相手1体をランダムで破壊する」というものだ。ようするに、敵が1体しかいない時、1対1で戦ってコイツが死ねば相手も死ぬという中々恐ろしいモンスターだ。

しかし、コイツには「守護を持つフォロワー(敵)にしか攻撃できない」ともある。

だがしかし、だがしかしだ。ヤツは今、奥にいるセイバーを守護している状態なのだ。これでアイツを攻撃できる!

エミヤも得体のしれない物が襲い掛かって来れば反撃ぐらいはするだろう。しかも、カルデア招集前の実験で雑魚英霊がシャドウバースで言うところの攻防力3ということが分かったのだ。よろめく不死者は攻防力1と2、それに対してエミヤは雑魚ではないのでどう見ても攻防力4以上はあるだろう。つまり、よろめく不死者を余裕で殺せるという事だ。

 

 

 

俺はスマホを取り出すとシャドウバースのカード一覧を開き……

 

「フォロワー・よろめく不死者をプレイ(場に出すの意)」

 

リッツと所長が驚いた目でコチラを見たけど構わず召喚を実行する。するとマシュの約10m後ろ(俺の2m前)にフードを被った大男?が現れた。……コイツ、カード説明で彼女達って表現されてたから性別男で合ってるか分からないんだよなぁ……

 

突然現れた大男?に戦っていた4人が驚いた表情でアイツを見た。すると……

 

「グガアアァァッッ!!!」

 

手に持つ石の斧を振り上げると、そのままエミヤに走って近付き出した。

 

「おい!マシュ!避けろ!」

「…っ!」

 

マシュが左に避けるとそこをよろめく不死者が通過し、エミヤに斬りかかった。

 

「なんだ、この化け物は!」

 

エミヤは左手の剣で攻撃力の足りていない斧を弾くとよろめく不死者の懐に入り込み、そのままザシュッ!と気持ち悪い音を出しながら3回ほど切りつけた。よろめく不死者は膝をつき、そのまま前のめりに倒れた。

 

「貴様の魔術……ホムンクルスか?。」

 

確かに戦闘用ホムンクルスの失敗作みたいな奴だったけどww

 

俺はその質問に答えず、ニィっと顔を歪ませた。そしてよろめく不死者がガラスが砕けるような、または霧になって霧散するように消えると……

 

「ガハッ!?」

 

エミヤが突然吐血した。

 

「オイオイ、何が起きた!?」

「わ、分かりません!」

「うわぁwwwマスターセコいですなwwww」

「ね、ねぇアナタ、今何したの!?」

 

全員(エミヤを含め)がこちらを見てくる。俺はフッ、と笑うと、

 

「何って、俺のさっき召喚したやつが道づれにアーチャーの霊基を破壊したんですよ。」

 

黒髭以外の全員がぽかんとしている。そりゃそーだわな。とんだチート魔術だもんなw

 

「まぁ、そういう奴なんですよ、さっきのは。おかげで2割も魔力が持っていかれましたが。」

 

そう。何故こいつをこのタイミングで出したかというと、消費魔力が高いのだ。(ゲーム内のではコスト10のうち)コスト2のクセに俺の魔力を2割も持っていくのだ。俺の魔力(ゲーム内ではPP)はPP10か。

 

「なんて言うか、俺の魔術については追求しないでくださいね。」

「お、おう。分かった。」

 

いつの間にかエミヤが光になって消えていっていた。

 

「おう、未練なく消えろ消えろ。聖剣攻略はオレと嬢ちゃんと髭とそっちのへんてこマスターでやってやる。」

「だれがへんてこマスターだ。」

「……信頼していただけるのは嬉しいのですが、わたしに防げるでしょうか。 ……その、音に聞こえたアーサー王の聖剣が。わたしには過ぎた役割のようで、指が震えています。」

「そこは根性(ガッツ)で乗り切るしかねえわな。だがまあ、オレの見立てじゃ相性は抜群にいい。その盾が壊される事はない。負けるとしたら、盾を支えるお嬢ちゃんがヘマをした場合だろうよ。お嬢ちゃんが盾から手を離せば、その後ろにいるマスターは一瞬で蒸発する。いいか、聖剣に勝つ。なんて考えなくてもいい。アンタは、アンタのマスターを護る事だけを考えろ。得意だろ、そういうの?まあなんだ、セイバーを仕留めるのはオレ達に任せて、やりたい事をやれって話さ。」

「……はい。そのアドバイスは、たいへん力になるようです。」

「よし、それじゃあ行こうか!」

 

 

 

俺達はさらに奥へと進んで行った。

 

 




シャドウバースのフォロワー、スペル、アミュレットはネクロマンサー、ロイヤルを中心に多用するつもりです。(何故ネクロマンサーなのかと言うと、作者がネクロマンサー一筋だから)
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