スマホを持ってグランドオーダー   作:ぽ〜か〜おぅ♪

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年末年始プラスアルファの忙しさに忙殺ゥ!

遥かに遅くなりましたが、あけましておめでとうございます♨︎

そして、令和であります♨︎

前回投稿して約半年、ホント遅くなってすみません。
いやー、買い出ししたり大掃除したり課題したりテスト勉強したりテストが10回あったり一週間修学旅行行ったり入院したと思ったらリハビリで忙殺だったり文化祭前の生徒会のお仕事だったりで相変わらずの忙しさですw PS4も殆ど出来なければ友達と片手で数えられるくらいしか遊びにすら行ってないほどww ゴッドイーター3まだランク5までしか行けてないんですよ……。エンディングが早く見たいです。あと個人的には勝てない訳じゃないけどハバキリTUEEEE。

まぁ、いつの間にか運営から弱体化されてるらしいけどww
つい一昨日全部終わったので執筆再開出来ました(b・ω・)b

遅くなったのは文字数を大盛りにした事で相殺して下ちいw
約9000字にも及ぶ長編ですぜ!w まあ、前半3000字くらいは話が全く進んでないギャグパートですがwww ついでに言えば、更に2500字はキメラアントの説明ですかね?www

.......何度も保存に失敗して消えた他の長編ってこんな調子だったかなぁ.......?
どの長編もあと一話でセプテムが終わるってのは共通のハズだけどw


セプテム最終局面:攻城(巣)戦

レフの呆気ない死に様を目にして皆が呆然としている中、普段はふわふわ浮いているイメージがある聖杯が足下に転がってきた。出来たよ、お姉様!と言って飛び跳ねながら喜ぶフランを見ながら、取り敢えず拾ってスマホのカメラで回収。多分俺はほくほく顔でもしてたのかね?w

 

「……って何ちゃっかりと聖杯回収してるのよ!?」

 

と所長に怒られたw

 

「…ミッションコンプリート!(キラッ!)」

 

「え、あ、はい。聖杯の回収を確認、これで私たちの作戦は一応、終了になります。」

 

「随分呆気なく終わったね……。」

 

「え、何? コレって最終局面よね? こんなにあっさり終わるものなの?」

 

「だがしかし、終わらないんだなァ! コレが!」

 

『!?』

 

「? 終わりではないのか? 神祖を倒し、そなた達の言う宮廷魔術師とやらも倒したろうに。戦後の事ならそなたらがしなくとも……。」

 

「んー、Berry dangerous な香りがするze……。」

 

「ルードゥスってローマ人じゃねーのかよw 英語の発音良すぎだろww」

 

『……!? な、なんだこれは!?』

 

「どうしたのアーキマン?」

 

『所長! いや、皆も聞いてくれ! この宮殿の裏に有る森の中心部に強力な魔力反応らしきものが観測されたから、モニタリングしてみると異様な建築物を発見した。そこから出てくるのは様々な姿をした異形で、魔力反応らしきものはその生物から発生していると分かった。だけどその魔力反応らしきものは数百もある上に、所々とても強力なな反応も観測されている。中でも、オルレアンの邪龍に匹敵する反応が3つ。そして、それらよりも更に強力な魔力反応らしきものが1つあるんだ。明らかにこの時代の生物じゃない。』

 

『な……!?』

 

「じゃ、邪龍クラスの個体が三体にそれ以上の個体が居るって言うの!?」

 

『はい。そして、この魔力反応っぽいものも既にカルデアの以前の記録から解析済みなのですが……。』

 

「? それは、その魔力反応(仮)を過去に観測した記録があると?」

 

『ああ。ぶっちゃけ、アサシン・クロロ=ルシルフルから観測される本人曰く『念』と言う、異世界の魔力のようなものと殆ど同質のエネルギーなんだ。』

 

『!?』(バッ!) 「……。」

 

『まあ、エネルギーとしては同一でも、個人差と言える程度にしか性質が違わないものもあれば、明らかに違うものも混ざっててまるで得意な系統に分かれてるようにも感じるけどね。量も比べ物にならないし。……そして、そのエネルギーなんだけど……。(チラッ)』

 

ふむw やっぱり観測していれば分かるものなのだなw 俺が「念」を使えるのバレテーラwwww

 

「おう、オレサマもローマにきてから『念』くらい使えるようになってるze☆」

 

「は?」

 

「所長がキレたwwww」

 

なんということでしょうww 俺の自由すぎる単独行動にとうとうキレましたwww

 

「いやー、これはキレても仕方がないんじゃないかな?」

 

なんですと?

 

「なにをそんな『何を言ってるんだ、コイツ?』みたいな顔をしているんですか。フランスと同じく、乱夜さんが単独行動していた間に、私たちはとても大変な思いをしたんですよ。」

 

「ダローナwww そんな予感がしてたから、実験や戦闘の仕込みと言う口実で抜け出してた訳だしw 遊んでた訳じゃないけど、昨日までやっていた修行以外は全くキツいってモノがなかったし、そもそも修行も嫌いじゃなかったから楽しいしてなかったわwwww」

 

「「ギルティ。」」

 

「よし。マシュ、リッツ。2人でそのバカを私の前まで殴り飛ばして頂戴!」

 

「馬鹿めィ!w 俺は装備している武器の能力によりィお前ら程度の生半可な攻撃なんざ……は? 強化の感覚が消えた? え、ちょ?」

 

「「了解!!」…すぅ……やあぁっ!」 (シールドバッシュ)

 

「あべしっ!?」

 

ドバン!という音と共にマシュの盾が俺の正面にクリーンヒットし俺の知能指数が幾らか下がった! ……てか、痛え!? おい、コラ。しっかり「ブラックカリバー」装備してるんだぞ!? 素の肉体で受けた位のダメージがあるんだが!? 何、アレか、ギャグ補正ダメージか!? どんなに強い主人公キャラだろうがヒロインの攻撃が効くというアレか!?

 

シールドバッシュで体制を崩したまま少しの距離を吹き飛ぶ。着地、というか落下地点にリッツがどこかで見たようなファイティングポーズをとっている。

 

だがしかしィ! 英霊、まして魔術師ですらない一般人のパンチやキックなど、体制を崩して吹き飛んでいるままの状態でも避ける事など容易いにも程があるわァ!w

 

「瞬間強化。」

 

「え?」

 

「飛び後ろ回し蹴りィ!!」 (バキッ!)

 

「グハァッッ!!??」

 

や、野郎、何処でそんな体術を習いやがった!? フランスにいた時は身体能力は良くても体術は素人だったじゃねーか!? しかもしっかりと俺のコメカミにクリーンヒットさせやがって! クソ痛えんだけど!? てか、コッチにもギャグ補正ダメージ有りかよ!? ついでに言えば、幾ら強化したからと言っても元一般人の蹴り程度見切れるくらいの自信はあったんですけど? まさかの命中補正もあんのかよ。てか、コメカミを強打された事による意識障害は何故か無い。

 

…………って待て待て待て待て! 待てって!? 今、魔術の術式が見える龍玉世界のスカウター的な魔改造を施した俺の擬似魔眼にいくつもの強化術式が見えたんですけど!? (一応、衝撃発言。カルデアに来る前に改造) 何いくつもの強化を自分の体にかけてんだよ!? 所長の体が見た目も中身もヤベー事になってんだけど。あ、走り出した。悟飯の目の前で軽くジャンプして、悟飯が腕を組んでいる箇所に着地。悟飯に勢いが付くように加速して貰い、開眼野郎が開けた天井の穴よりも更に上へジャンプ。…あ、重量増加と重力増加の術式が見えた……ちょっと待て、この先の展開は何となく理解したけどその前にひとつ聞かせろ、なんでそんなに術式を自分の身体に付与出来てんだよ!? え、何? そんな事って出来るものなの、ねえ? …あ、さてはコレもギャグ補正ダメージ入ってる訳? FGO化? ……さいですか。 ……ちょっと待て((2回目))、補正有りの状態でそんなものくらったら俺氏死…………

 

「……ふん!」 (ズドオオォォォン!!!)

 

「ゴハアァッッッッ!!!???」

 

丁度仰向けになって着地寸前だった俺のみぞおちに所長踵落としが炸裂。俺の体と床が下の階迄とそこそこ深く陥没した。

 

……スゴく、……イタイ。

 

「……オルガマリーよ。大丈夫なのか? 遊教の魔術師殿が白目を剥きながら泡を吹いておるぞ…?」

 

「m9(^Д^)プギャーwwww」

 

『うわあぁ、痛そうだ…。』

 

「全く、話が進まないじゃないか。」

 

「クロロ…。そうね、ならさっさとそのバカを起こして話を聞かせて貰いましょうか。そう言えば、いつも通りとは言え、何か知ってそうな口振りだったから、ね!」 (ドスッ) (腹パン)

 

「ガブッ!?」

 

「と、言うことでさっさと喋って下さい、乱夜さん。」

 

「……なんだろう、このローアングルで見る所長やマシュ、オロオロする静謐ちゃんも良い気がする。」

 

「乱夜、それは開いちゃいけないトビラじゃないの?」

 

「そして、ルードゥスと黒髭、テメェらは処刑な。」 (ヒュン)

 

「「知ってた、ゴフッ。」」

 

ふぅ……。痛かったぜェ……。…笑ったバカ2人に斬魄刀によって俺に付与されたスキル「投擲」 D- (ザバーニーヤの影響) で石を投げ付けて撃墜してやったぜw

 

「…まだ腹が痛いのでこのままの体制で話すぞ。ゴフッ。さっきロマンが話していた生物の正体は、まあ予想通りにクロロのいた世界に存在する『キメラアント』という虫だ。」

 

「何?」

 

まあ、普通のキメラアントという虫を知っているクロロからすれば不思議に思うだろうな。あと、リッツ達の顔が思案顔になったのを見れば、道中何処かで見かけたのかね?w

 

「その感じなら、一度は会った事が有りそうだな?w 虫やら動物やらを混ぜたキメラみたいな感じの見た目をした、人間大の異形だよ。」

 

「あぁ……。」 (遠い目)

 

「確かに遭遇しました。この連合ローマ首都に来る途中、敵兵に混ざって出てきた、強くておぞましい生物ですね。」

 

「ああ、多分それだ。」

 

『僕はその時からその生物の解析を進めてたんだけど、終わったのがついさっきでね。乱夜くんから新たに観測された「念」が無ければクロロとの関係性に気づかなかったと思うよ。』

 

まあ、敵性生物から発せられている未知のエネルギーを味方も発してるとか普通思わないからなwww

 

「その説明、少し待って欲しい。」

 

「ん?」

 

「やっぱり?w」

 

「私が知るキメラアントは、それ程大きくない上に「念」を使うなど一度も聞いた事が無いのだが?」

 

『「「「え?」」」』

 

「wwwww」

 

ああ、やっぱりコイツらの呆けた顔は面白いwww ローアングルからでも面白いw

 

「じゃあ、取り敢えず『キメラアント』と言う生物がどういうものなのかと言う所から、ざっくりと教えようか。『キメラアント』とは、その名の通り蟻だよ。元の世界では第一級隔離指定種に認定されている虫だ。とにかく貪欲で、摂食交配という特殊な産卵形態を取るんだ。旺盛な食欲で自重の数倍の食料を一日で消費してしまう。大きさは女王蟻で10cm程度だが、今回の敵は2メートルは有るだろうな。」

 

「摂食交配って?」

 

「んー、よーするに摂食交配の特性を持つキメラアントの女王蟻は、他の生物を食べる事でその生物の特徴を次世代に反映させる事が出来るのさ。より強い生物の遺伝子を取り込む事で種の保存を計ろうとする奴は、しばしば気に入った種が絶滅するまで摂食を続ける程だ。」

 

「ちょ、ちょっと待ちなさいよ! アナタ、さっき2メートルって……。」

 

「そうだナ、大型の生物・人間も余裕食えるゾ。」

 

『!?』

 

「この世界の現代と同等に発展したその世界で、元々『暗黒大陸』と呼ばれる世界地図の外の世界に住んでいたキメラアントの女王蟻は、武器や電話などの通信手段を含む機械類を一切持たない国へ流れ着いた。そしてヤツらは知能と学習能力が高く、栄養価の高い、数が多く、脆弱な生き物である人間に目を付けた。」

 

『……。』

 

「そこから先は言わなくても分かるだろう? 人間を喰らったヤツらは高い知能と学習能力を備えた個体が産まれ、その個体が指揮をして更に大量の人間を食糧として巣に運ぶ。そこからは未曾有のバイオハザードさ、ヤツらはどんどん勢力を高めていった。」

 

「…………それで?」

 

「たまたま別の国で、千切れたキメラアントの女王蟻の脚が海岸で流れ着いたのが発見された。解析の結果、巨大キメラアントのものだと判明し数名のプロハンター……特殊な免許を持ち『念』を扱う強者達の事だ。彼らはハンターの総本山『ハンター協会』に討伐隊の編成を依頼すると、潮の流れから解析した女王蟻が紛れ込んだ国へ現地調査に赴いた。通信手段が無いからな。……だが、元々キメラアントの兵隊アリは強力で、『念』が使えるだけの人間ではキメラアントの兵隊アリの中でも下級しか討伐する事が出来ず、指揮官レベルの兵(師団長)には手も足も出なかった。食糧として捕まったハンターは捕食され、また、『念』を知ったキメラアント達は『念』を修得するにまで至った(ざっくりと言うとこんな感じだろ)。『念』を修得していない指揮官レベルの兵隊アリを倒すハンターも居たが、今回観測された邪龍レベルの3つの個体の内の一体に殺された。結果、キメラアントの生息地に侵入し、脱出出来たのはたったの2人だけだそうだ。」

 

『…………。』

 

「もっとも、それから1ヶ月ちょっとで、保護された戦意の無い数体のキメラアントを除く、ほぼ全ての個体が討伐されたらしい。それでも、人類は万単位の死傷者を出し、プロハンター最強という声もあったハンター協会の会長も、今回観測された中で最も強い個体に敗れている。」

 

「そんな……。」

 

『……それは、どうやって討伐されたんだ?』

 

「……指揮官レベルの兵隊アリ以下は中堅以上のプロハンター達が直接始末した。各地に散ったアリも居たが他の中堅以上のハンt……いや、クロロが団長を務める『幻影旅団』のメンバー等のたまたま出会した強者達が始末したらしい。」

 

「……。」

 

「邪龍レベルの個体の内の一体は、とある少年の復讐相手だった。十代前半で中堅以上だと言われた才能を持つ少年が、『もうこれで終わってもいい』というそれ以降の人生を捨てて迄一時の強大な力を求めたんだ。結果、それを「誓約」として『念』で望み通りその個体を倒せるまで成長した少年は、その個体を殴り殺した。」

 

『ええ……。』

 

「観測された中で最強の個体、キメラアントの「王」と残りの邪龍レベルの個体「王直属護衛軍」の2体は、ハッキリいえば『毒』だ。王に敗れたハンター協会の会長は満身創痍になった事で自爆する事を選んだ。心臓が止まる事で起爆するその爆弾は、一撃で広大な兵器実験場を蒸発させ、岩盤をマグマに変えるほどの熱と爆風のエネルギーを持ち、同時に核爆弾よりも悪質な毒性を持っていた。……それは、被爆者や爆発跡地を訪れた生物から毒が伝染するという被害者を増やす事に特化した毒性だ。至近距離で直撃を受けた王は四肢がもげ、満身創痍になった。そこで王直属護衛軍の2体が王救出の為にと、王と爆発跡地に近付いたのさ。結果毒は拡散しこの3体は倒れた……。」

 

『…………。』

 

『……なるほど。それで乱夜はその毒兵器の準備をしてたと?』

 

「……いや、難しいだろうな。」

 

「それは……何故、ですか……?」

 

「ヤツらの戦闘力と索敵能力の高さが問題nanoさ。事前に偵察してきたが、ヤツらの巣には指揮官レベル以下のザコ……じゃないな、並のサーヴァントレベルの奴らしかいない。4体の上位個体は巣の近くにある「宮殿」に居るが、その宮殿を数キロ単位で囲っている『念』は「円」という触れたもの、侵入したものを完全に把握出来る技術だ。本来なら、さっき話した指揮官レベルの兵隊アリを倒した強いハンターですら50mも無かった筈だ。……この技術なら、透明化や気配遮断程度じゃ気付かれるだろうな。」

 

「なによ、ソレ……。」

 

大半の顔色が悪い、漸くジャンプワールドエネミーの面倒くささを理解したかw

 

「まぁ、待てよ。俺にイィ考えがある……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜少年&少女移動中〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、漸く見えてきたか!」

 

現在俺たちカルデア組&何故か着いてきたネロは、未だに紅い月の下、キメラアントの宮殿の遥か上、上空に浮いている方舟マクシムに乗っていた。説明したキメラアント討伐作戦は何とか納得されたので、こうして早めに実行に移す。

 

「実行部隊、荷物は持ってるなァ!?」

 

「「おー!」」 (吸血鬼姉妹)

「「ゴァァァ!(ガァァァ!)」」 (アルバコア&魔改造ゾンビコンビ)

「はい。」 (重力戦士)

「ハッ!」 (変装した静謐ちゃん)

 

「よろしい、ならば戦争だ!」

 

「ソレ使い方間違えてない!?」 (リッツ)

 

多分間違えてるけど気にしないようにw

 

「こちらHQ。黒髭ェ! 聞こえてるか?」

 

「HQって何?」

 

『聞こえてますぞw ではでは?始めちゃっても?ww』

 

『立香くん、確か、本部って感じの意味だね。伝説の傭兵が出てくるゲームで見たよ。』(ロマン)

 

「ああ、一向に構わん。蟻どもに人類の兵器を見せつけてやれ!」

 

『あらほらさっさーwww』

 

手に持っていた通信器具で黒髭に作戦開始の指示を出す。

 

今回、異常過ぎるジャンプエネミー(バトル漫画に出てくる強過ぎる敵キャラ)を討伐する為に練った作戦はこうだ。

標的は、概念的攻撃に弱いが身体的能力がずば抜けた異形だ。数は多いが特筆すべき戦力は少ないのが救いだ。また、二箇所に固まっていて巣にいる蟻どもを宮殿に向かわせる事は地形的に容易い。その上、強いとはいえ、現代兵器で勝てないことも無い。

 

故に、とる作戦は至ってシンプル。

纏めて四方からドカン!だ。

 

具体的に説明すると、

「巣と宮殿が直線に並ぶ位置から大量の大砲で爆撃。手前の森から徐々に巣に着弾地点を合わせていき、手前の森と巣に火災を起こす。向かってくる者は迎え撃つが、突然の爆撃に大半は宮殿方向へ逃げるはず。そして、宮殿を中心に張ってある「円」に侵入させ、宮殿側の気を逸らす。異形に見えなくもない実行部隊を宮殿の四方へ向かわせ、今回の作戦の武器である原作にもでてきた猛毒爆弾『貧困な薔薇/ミニチュアローズ』(遠隔操作型)を設置、或いは投下準備をする。(因みに、逃げる蟻に混じって変装した静謐ちゃんが手前、残りの三組は「円」に触れるか触れないかの上空で待機) 静謐ちゃんの帰還完了のタイミングに合わせて四方の内3つの爆撃を投下、マクシムからも宮殿の中心向けて1つ投下。宮殿から5つの爆弾が均等な距離になった瞬間爆破。4体の上位個体以外はそれだけで死ぬだろうが、事前に上位個体用に即死させるスペル「沈黙の粛清(エンハンス済み)」を爆弾にエンチャントしておく。」

 

この作戦において、特に注意すべき箇所は3つ。

 

1つ目は、爆弾の設置途中、もしくは滞空中に迎撃されないか。奴らの感知能力は確かにずば抜けている。そのために怪しまれて変装を見破られ迎撃されないか。

 

2つ目は、投下した爆弾そのものが迎撃されないか。原作で凄まじい察知能力を見せたネフェルピトー(上位個体である王直属護衛軍の一匹)に気付かれない為に、気配遮断をした上で遥か上位に待機しているのだが、爆弾を投下すれば「円」に触れずとも気付く可能性もある。「遠視」の魔術で見た限りでは屋内に居るが、屋外に出てくると投下中の爆弾に気付くかも知れない。蟻の王に気付かれでもしたら、一瞬で逃げられてしまうかも知れない。

 

3つ目は、スペルがしっかりと発動するか。如何にシャドバの即死スペルと言っても、概念的防御、つまり高い対魔力スキルや圧倒的な『何か』に阻まれると効果を発揮しない。念の為に、ただの即死スペルでは無くエンハンス済み、つまり相手の能力を消滅させた状態にした上で即死をかける「沈黙の粛清」なら行けると思う。

 

ハッキリ言うと、一か八か。

 

前者一つなら、その瞬間にソウルコンバージョンで味方を回収して即爆破。毒を辺りに振り撒く位は何とかなるはず。

 

2つ目なら、俺が魔術で迎撃しに来たピトーを迎撃する。もしくは悟飯(物理)。王が逃げようとしたなら、俺が持つ全魔力を使って魔術で迎撃する。ありったけのスペルで強化したなら死にはしない、ただ攻撃が当たらないだけで。

 

後者一つなら、毒に完全耐性を持つ俺と静謐ちゃんで爆発跡に押し込み、そのまま討伐か時間稼ぎ。流石に王も、自らの死因には耐えられないハズだし、最悪宇宙にでもぶっ飛ばせば戻ってこれないはず。太陽に向かって撃つのも可。

 

ただ、前者二つのうちどちらかプラス後者なら、ちょっとばかしキツイ。

 

さてどうしたものか.......なんて、俺がうーんてな感じで悩んでると遠くに光が見えた。黒髭の船がキメラアントの巣に爆撃を開始したんだろうな。上空からだと森の一部が赤く光ってるように見える。

 

.......ふむ。

 

「こちらHQ。現状を報告せよ!」

 

『こちら黒髭ェ! ただ今、砲撃を開始しましたぞ!w』

 

「おう、こっちからも確認できたぞ。真っ赤に燃えてんなぁw ・・・それで、アリどもがそっちに向かってるなんてことは無いな?」

 

『ありませんぞwww 巣が大火事な上に森も大火事ですからなw 取り敢えず爆発のない、燃えてない方に全員避難しているようですぞw』

 

「了解。……今、コチラからも望遠鏡でアリどもを見つけた。ヤツらが「円」に入る前に静謐ちゃんをヤツらの中に紛れ込ませる。準備は出来てるか!?」

 

「ハッ!」

 

「よし、ならまずはこのテレポートリングで地上に転移するんだ。この指輪は自分の視界の範囲内なら何処にでも転移することが出来る。連続使用には数秒間のクールダウンが必要だがなw それでも、この上空からなら見える地上の殆どが範囲内だ。一瞬で行けるし、帰還時は火の海を越えて一気に黒髭の船に乗り込めるし、緊急時にも使えるという嬉しいメリットてんこ盛りィ!w」

 

『そんなものが…。』(カルデア+ローマ勢)

 

「…って事で、アリどもが「円」に迫ってきてる事だし、これを装備して早速出撃だぜ!w」

 

「御意」 (シュン!)

 

静謐ちゃんの体から一瞬、光が立ち上ったかと思うと雷が走り静謐ちゃんの姿が消えた。うむww 成功したようだなwww

 

「.......さて、あとはアチラ側のお手並み拝見といこうか?w」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「.......おや?」

 

つい先程、キメラアントの王「メルエム」から「戦術考案の邪魔だ」と言われ部屋を追い出されたキメラアント「プフ」は、遠くからこちらに向かってくる大量の気配を感じ取り、視線を外へと向けた。

 

「(アレは.......、女王の巣に居た兵隊アリ? 何故ここに?)」

 

こうして召喚される前、つまり生前に見た事のある個体がいた為、異形の大軍が「元」味方だと判断するのに時間は掛からなかった。それでも「元」味方なので、攻めてきているか、若しくはしょうもない理由ならば殺してしまっても問題ないとプフは思っているが。とはいえ、キメラアントの大軍が、一斉にバラバラでコチラに向かってきているのはやはり不思議に思えた。

 

「(…あの統率のない動き.......何かから逃げている? …ん? アレは…)」

 

その時プフの目に映ったのは「赤」。恐らく森の一部が燃えているのだろう。突然現れた紅い月の夜は特に何も起きることなく数時間は経過しているため、常時の警戒レベルから一段階上げた程度に留めていたのだが、どうやらもう少し上げる必要があるらしい。

 

「これは、ピトーと相談した方が良さそうですね。」

 

能力により、同胞たちが同じく不思議に思い色々と考えているのを察知しながら、巨大な蝶のような羽を広げると、「円」を展開している同胞の元へと飛び立った。




設定や後の展開が頭の中で加速していると言うのに、その手前の段階で止まってちゃ書けない件についてw

暫くは週一投稿になりそうです(〃・д・) -д-))ペコリン
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