スマホを持ってグランドオーダー   作:ぽ〜か〜おぅ♪

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王の帰還というネクロマンサーデッキもいいですが、やっぱりオリジナルの骸の王とデスタイラントが活躍するデッキがいいです。


始め以外、ほぼ原作の流れです。


シャドバは万能、カルデアはボロボロ
王(俺)の帰還


「……知らない天井だ。」

 

…………いや、言ってみたかっただけだ。天井に墨液で「おはよう俺!」と書いた天井はカルデアの自室に決まっている。←何書いてんだ。

 

「マスター氏の寝起きの第一声草ですぞwwww」

「どうやら目が覚めたようだね。」

 

横を見るとロマンと黒髭がベッドの横に置いていた椅子に座っていた。どうやら俺の様子を見ていたようだ。

 

「俺が生きてるってことは無事にカルデアに帰って来れたんだな。」

「そうだね。君を含む、所長以外の全員が生還しているよ。サーヴァントである黒髭とデミサーヴァントであるマシュは比較的早く目覚めたけど、生身の人間である君とリッツは目覚めて無かったんだよ。まあ、君が目覚めたということはリッツもそろそろ目覚める頃だろう。そして…その……所長は…………。」

「ああ、所長はスマホの中で元気にやってるよ。中からのメッセージが通知として画面埋め尽くしてるし。」

「そ、そうか!なら体さえあれば所長の魂をそっちに移すことは可能かい!?」

「おおう!?そこまで迫らなくても…、まあデータを受信出来る体があればスマホから魂のデータを送信出来るし、所長復活出来ると思うが……。」

「分かった、それはこちらで用意しよう。とにかく今は全員集めて状況報告をするから管制室に行こうか。ひとりで歩けるかい?」

「大丈夫だ、問題ない。」

「ネタで返せる気力があるので大丈夫そうですなww」

「そうだね、とっくに意識がハッキリしてそうだ。君はとても強い精神力を持っているんだね。」

「いや、イマイチ意識がハッキリしてない。このネタを含んだ会話は素だから結構危険じゃね?だから今から美少女サーヴァント召喚して背負って貰うわ。」

「美少女サーヴァントだって!?なんて羨ましい……じゃなくてそんな事でいちいちサーヴァントを召喚するんじゃない!って絶対これ大丈夫だろ!」

「マスター!拙者にも美少女メイドサーヴァントを召喚してくだちぃ!いや、切実に!」

「ダメだ、美少女メイドは貴重なんだ。しかも美少女メイドのサーヴァントは水着オルタだけだから、あとは異世界から引っ張って来ないと居ないんだぞ!?」

「異世界から引っ張って来る!?そんな事が出来るのかい!?」

 

 

これから10分くらい美少女メイドについて語ったあと、リッツが目覚めたという報告が来たので普通に歩いて管制室へ向かった。

 

 

 

俺たちが管制室に着く頃にはマシュを含め、スタッフが全員集まっていた。ロマンがもうすぐリッツ達も着くと思うから、と言った瞬間に管制室にリッツたちが入ってきた。そしてそれと同時にマシュがリッツのもとに向かっていった。

 

「おはようございます先輩。無事で何よりです。」

「おはよう。助かったんだね、マシュ。」

「はい、先輩が手を握ってくれたおかげです。二度あることは三度あるという格言を信じたい気持ちです。」

「暑いな!この辺りの空間だけ異様に暑いな、黒髭!」

「そうですな!我ら非リアの人種からするととても殺意がわいてくる暑さですな!(血涙)」

 

クソッ!前世でも今世でも彼女なんて出来たことのない俺たち(黒髭の彼女の有無は知らん)の目の前でイチャイチャしやがって。今頃イチャイチャしてたって気付いて赤面しても遅せぇよ。

 

「……コホン、再会を喜ぶのは結構だけど、今はこっちにも注目してくれないかな。まずは生還おめでとう乱夜、そしてリッツ。そしてミッション達成、お疲れさま。なし崩し的にすべてを押しつけてしまったけど、君たちは勇敢にも事態に挑み、乗り越えてくれた。その事に心からの尊敬と感謝を送るよ。君たちのおかげでマシュと所長とカルデアは救われた。」

「……あれ、所長はまだスマホの中なの?」

「ああ、体がまだ無いからな。スマホの中で召喚済みのサーヴァント達と戯れてるんじゃないか?w」

「それの中はどうなってんだろう……まあいいや、今はそれは置いといて、マシュから報告を受けたよ。聖杯と呼ばれる水晶体とレフの言動。カルデアスの状況から見るに、レフの言葉は真実だ。」

 

ロマンが既に人類が滅亡していて、その理由が過去にあると話した。そしてその解決法も。

 

「結論を言おう。この七つの特異点にレイシフトし、歴史を正しいカタチに戻す。それが人類を救う唯一の手段だ。けれどボクらにはあまりにも力がない。マスター適性者は君たちを除いて凍結。所持するサーヴァントはマシュと黒髭だけだ。もしかしたらスマホの中から召喚出来るかもしれないが。この状況で君たちに話すのは強制に近いと理解している。それでもボクはこう言うしかない。マスター適性者39番、遊叫 乱夜。マスター適性者49番、藤丸 立香。君たちが人類を救いたいのなら。2016年から先の未来を取り戻したいのなら。君たちはこれからたった二人で、この七つの人類史と戦わなくてはならない。その覚悟はあるか?君たちにカルデアの、人類の未来を背負う力はあるか?」

 

ロマンがやけにカッコイイこと言って質問してきた。

 

「もちろんです。」

「ハッ!2017年発売予定だったPS VRのゲームをプレイするまでは死んでも死にきれねぇのさ!」

「…………ありがとう。その言葉でボク達の運命は決定した。これよりカルデアは現所長オルガマリー・アニムスフィアが予定した通り、人理継続の尊命を全うする。目的は人類史の保護、および奪還。探索対象は各年代と、原因と思われる聖遺物・聖杯。我々が戦うべき相手は歴史そのものだ。君たちの前に立ちはだかるのは多くの英霊、伝説になる。それは挑戦であると同時に、過去に弓を引く冒涜だ。我々は人類を守るために人類史に立ち向かうのだから。けれど生き残るにはそれしかない。いや、未来を取り戻すにはこれしかない。……たとえどのような結末が待っていようとも、だ。以上の決意を持って、作戦名はファーストオーダーから改める。これは、カルデア最後にして原初の使命。人理守護指定・G.O(グランドオーダー)。魔術世界における最高位の使命を以て、我々は未来を取り戻す!」

 

 

 

 

 

 

 

 

『 ぜェ、ぜェ……な、何なのよ、ココは。おかしなサーヴァントの巣窟見たいじゃないの…………。』

「あ、所長出遅れましたねw 今、ロマンがスッゲーカッコイイこと言ってカルデアを纏めましたよ?所長の出番無かったですねwww」

『 な、何ですって……?』

「あ、所長じゃないですか!出てくるの遅いですよ!」

『うるさいわね、仕方ないでしょ、変なサーヴァント達に絡まれてたんだから。…………もしかして、アナタが召喚出来るサーヴァントってあそこにいるサーヴァント達なの?』

「そうですね、彼らをこっちに呼ぶことが、スマホ魔術によるサーヴァント召喚ということになりますね。…………ところで、スマホの充電器無いか?スマホの充電切れたら中の所長の意識が飛ぶんだが。(消滅するとは言ってない)」

『「「「え」」」 』

 

 

 




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