書きたい話は一杯あるのに、それに繋ぐ前半部分が全く思いつきません...
他のゲームに逃げるな
今回もgdgdです
「...海、か?」
ただの海と砂浜があり、俺が今まで見た事もないような建物が遠くにあり...見慣れた死体が一つも無かった。
なんと手入れの行き届いた海だろうか。
少なくとも俺の知っている海に砂浜は無く、有ったとしてもそれは血に濡れ数多の人が死んだ場所でしか無かった。
だが、違和感があった。
海から敵がいるような感覚、そして遠くにある大きな建物には人がいるが...怯え(?)に近い。負の感覚と呼ぶべきか。
「ふむ...明らかな罠だろうな」
建物に足を踏み入れると死ぬかもしれないが...俺らは不死。死ぬことに対して恐怖感は無い。
仲間はいないが、俺一人でどうにかなるだろう。
武器の備え...幾つかは無いが、問題ない。
投げナイフ...良し。
火炎壺...良し。
修復の光粉...良し。
七色石...はかなりあるな。
「行くか」
一歩踏み出した...が、あまりにも足下の感覚がおかしい。
砂の上というより、人の上に立っているような感覚なのだ。
剣を刺してみるか。人の死体なら申し訳ないが、まぁ墓暴きに興味はない。
ロングソードを取り出し、一突き「ぐえっ」して...
「...何故埋まっているんだ?」
「こっちが聞きたいっすよぉ~...あー痛いなー」
アンバサの娘がいた。
適当に砂浜を歩き、おかしい所を突いていると仲間であった副隊長、純魔の娘がいた。
少しバランスはおかしいが、一人よりは格段にやれることは増える。
ちなみに先に見つけたのは純魔の娘で次に見つけたのは副隊長だったが、起きた瞬間ソウルの矢を頭に当てられていた。
「あこに大きな建物がある、見えるか?」
「あー、ビンビンに悪い空気を放ってるっすねぇ...。まるでロスリックのように」
「あれがどうしたんだ?」
「もしかして深淵の兆しでも見えてるんですか?」
俺、アンバサの娘、副隊長、純魔の娘の順で喋る。
「そうではない。今の俺らに必要なのは情報と拠点だ」
「っつーことは、あこへ行って良なら生者と交渉し拠点の確保と情報の入手」
「ダメなら制圧っすねぇ~」
「そういうことだな」
「分かりました!では早速殺しに行きましょう!」
「...そうじゃない」
はて、この娘は以前からこうだったのか。それとも不明の土地に飛ばされたことで興奮しているのか。
俺には分からんな。
ざっと歩いて目的地の前へ到着。ここまで人影は無し。
亡者も罠も無いが、逆にそれが俺らを不安にさせる。
これは呼び込まれたのではないか?
もし人を喰う類の物であれば、ここが最後の引き際だ。
「覚悟はいいか」
「隊長の行く場所ならどこへでも!」
「ま、問題ないな」
「へーきっすよ~」
「行くぞ」
鞘から武器を取り出し、門を潜る...女?
黒髪の女が空を見ながら、微動だにせずそこに立っていた。
「生者、それも魅了状態と見た」
「俺は亡者だな。解呪石を使えば生者の見た目にはなれる」
「どうします?殺します?」
「あれはどう見ても精神が崩壊した人っすよ...」
と、アンバサの娘に窘められる。
俺には精神の崩壊した人と言われても分からないが、大勢の人を看てきた奴なら分かるのだろう。
「俺が行く。後ろと援護は任せた」
「りょーかーいっす」
精神が崩壊した人と言っても、いきなり襲ってくる可能性は無い訳では無い。
武器を構えながら近づく。
ふと、靴がザッと音を立ててしまう。刺激したか、とロングソードを持つ手に力を込める。が
「しっ、失礼しました!軽巡洋艦の大淀です!監察官の方ですよね!?気が付かず申し訳ございません!」
手を頭につけ、よく分からないポーズを取りながらハキハキとした声で話す。
ふと顔を見ると目によく分からない物をつけて...涙?
と思うと、その場で土下座を始めた。
「こっ、このことは提督様には何卒...何卒...っ!」
何をしているんだ?こいつは。
「はいは~い、そのことは不問と致しますので~、提督へ会わせて頂けませんかぁ~?」
後ろからアンバサの娘が話す。こいつは警戒する必要無いのか、と目で聞くが彼女は目を合わせようとはしない。
ただ言外に上を見ろ、と強く訴えてくるのだ。
上を見ると、カラフルな色の服を着た女どもがこちらを見ていた。それは憎しみでも歓迎でもなく、ただ無の表情で。
「ありがとうございます!ではこちらです!」
俺らに背を向け、歩き出す。ついてこいと言うことか。
「罠などは無いと思いますよぉ~。恐らく私達を何かと勘違いしているようですねぇ~」
「監察官、と言ったか。恐らく立場が上なのだろう」
「そうとも限らんぜ? 俺達が起きたときアレほどヤバい空気を出していたんだ。そう楽観的に捉えると足下を掬われるぞ」
「貴方は足下ではなく、背後に気をつけるべきね」
「それは痛い忠言だな、ただこの距離で撃つと隊長に当たるやもしれんぞ?」
「ぐっ...」
「喋りすぎた」
「...発言しても良いでしょうか?」
「あ、どうぞぉ~」
「監察官の方々は何故それほど仲が良いのでしょうか?」
「...どういうことだ?」
仲が良い...?この茶番がか? ということは、こいつらが置かれている状態は軟禁もしくはただの野良の集いか。
「失礼しました...。今のは失言でした。お許しください...」
「ま、そんなにピリピリすんなって!それで、提督はどこだ?」
「提督様はこの先に見えます、奥の扉におられます」
「そうか、ありがとう」
「いえ」
「何か気づいたことは」
「提督様、という単語から提督と呼ばれる存在はかなり上位、もしくは最上位に立つ役かと」
「この...大澱?からは提督に対する恐怖しか感じないな」
「恐怖政治ですかねぇ~。私達の隊長がそのような方で無い事に感謝するしかないですねぇ~」
「なるほど。では提督を利用して情報収集と拠点の確保を行う。発言には注意をしろ」
「りょーかーいっす」「はい!」「おう」
「こちらです」
「行くぞ」
扉を開けようと進むと、女が扉を叩き始める。まるで、俺らが来たことを知らせるかのように。
「背後と罠に気をつけろ。殿は副隊長」
「あぁ」
「失礼します!提督様、監察官の方をお連れ致しました!」
「あぁ、お前は立ってろ。役に立たないゴミは、な」
「はっ!」
女が扉付近に立つ。そして扉を押さえている。
入った時に閉じ込めるつもりか?
その時は扉か部屋を破壊して脱出か、皆殺しだな。
そう決意して入る。
「あぁ、監察官。よく来てくれ...誰だ?貴様は」
さぁ、ここからが勝負だ。
「ほう、貴様らは異世界人とでも言いたいのか?確かにそのような不気味な服装をしていればそう言いたくなるのも分かるが」
「異世界、というのが俺らには分かりませんが、俺らが望むのは情報とどこかに俺らが身体を休める部屋もしくは拠点を用意してもらいたい」
「何故貴様らにそのようなことをせねばならんのだ。それに、もし用意したとして我らにメリットがあるのか?」
「...確かに。俺らに出来る事は少ないが、兵力や下働き、労働力としてなr「提督様!」」
「スクラップ風情が会話の話の腰を折るか? あぁ!?」
強く拳を振り下ろしたのか、机から大きな音が鳴る。
その音を聞いて女が身体を震わせた。
ふと思い出したが、こいつ居たな。というのと閉じ込めるつもりは無かったという安堵。
どうやらこの二人の関係性は悪いようだな。
「申し訳ございません!ですが、席を外して良いでしょうか!」
「何故だ?スクラップ風情が監察官の偽物を連れてきた責任から逃げるつもりか?」
「そうではありません! ...お手洗いに行きたいのですが...」
「はっ!兵器がトイレか!面白い冗談だ!行ってくるといい、だが貴様の友達にも罰を与えるがな」
「...」
ふむ、仲間を人質に取られたか。お手洗い、トイレとは何の事か分からんが...。
「すみません、私もお手洗いに行ってよいでしょうか?」
「...!」
「ははっ、良かったなぁ?鉄くず、案内してやれ」
「はっ!」
「ではお願い致しますね」
「...ありがとうございます」
と、二人は出て行った。速剣ぐらいは使えるだろう、死ねば分かる。
「いやはや、お優しいこって」
「こちらこそ申し訳ない、仲間が迷惑をかけたようだ」
「仲間!?はっ、化け物に付きそう奴が仲間か!しかも最低限の言葉遣いも出来ない低脳とはな!貴様らに用意してやるものなんざ何一つない!さっさと出て行け!化け物が!」
交渉は決裂か、仕方ない。
さっと立ち、扉から出て行こうとしたが、扉の奥からソウルが凝縮し暴れている感じがある...奔流!
「雑魚の分際で私の隊長を愚弄するなぁ!!!!!!!!!」
バッと横に転がったから間に合ったが...。
「あっ」
「これはヤバいですねぇ~」
「殺したのか?俺以外の奴を...」
純魔の娘が放ったソウルの奔流は扉や提督ごと文字通り薙ぎ払ってしまった。
生者は殺さないよう言っておいたはずなのだがな...。
ここから何が起こるか分からないが、きっと今のを見て弔い合戦にでも来るだろう。
「おい!貴様ら何をしている!」
「我ら憲兵隊が来る日に提督殺害とは思い立ったな!」
「お縄につけ!人殺しめ!」
くそ、面倒な事になった。
拙作にお付き合い頂き、また閲覧頂きありがとうございました。
書きたい物が一杯あるのに序盤の鎮守府着任までの話が一切思いつかない....
ここら辺はグダるだろうし、亀更新なので着任した回の後書きに簡単に説明致しますね...。
失踪してから騎空士になりながら聖杯マラソンして駆逐娘のレベリングしていました...もし楽しみにしていられる方がいらっしゃいましたらお許しください...。
モチベ上げにもなりますので、私の拙作に対する感想などがありましたら是非ともよろしくお願い致します。
かしゅみと深淵マラソンはいいぞ。
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