Aqoursと失われた記憶   作:ねぎぼうし

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最近更新ペースが早いのは暇すぎて死にそうなだけです。斜めにかまえるです。
だったらもっといい設定考えろという意見。なるほど、不可能なことをいうなッ!
てことで十二話始まります。


【第十二話】Aqoursと動き始めた真実

 「あ、あなた、もしかして雷斗くん!?」

「……は?」

 

雷斗?誰それ?僕は蒼輝で……

 

「って違うだろ!」

「え?違いました?」

「あぁいやあなたの言うことが違うんじゃなくて……。え?雷斗って僕ですか?」

「え、えぇ……違った?」

 

……怪しいぃーーー!!

ないでしょ、ないでしょ!

え?なに?偶然僕が指紋鑑定で早く帰って?偶然レオを拾って?偶然その過程で夏目漱石に気付いて?偶然図書館行くことになって?偶然前の僕を知ってる人がいた?

あり得るかッ!?

 

「ちょっ、ちょっとお待ちくださいね?」

 

と逃げて、一旦話し合う。

 

「……怪しくね?」

「偶然……にしては出来すぎですわね」

「やった側かもしれないずら」

「……それは僕らを記憶喪失にした側という解釈でいいな?」

「ずらっ!」

 

ならどうしようか……?

一応、話を聞いてからにするのが一番かな?

 

「えと、こんにちは。黒澤蒼輝です」

「え?あ、やだ!人間違い!?」

「いいえ。ふかーい事情というやつです」

 

 

 

 

 

 

───────…………

 

「記憶喪失……」

「驚きました?」

「はい。とても」

「では、率直に、何者ですか?あなたは?」

「へ?」

 

うしろからざわめきが聞こえるがこれも僕なりの話術。

文句は言わせない。

 

「あやしすぎなんですよねー?もしかして、やった側?」

 

と、手掛かりを知っているように話す。

ブラフは基礎中の基礎。

 

「何者……?ただの店員……」

「嘘だね」

 

店員さんの言葉を遮る。

 

「だってあなた、僕が記憶喪失って言ったとき驚かなかったですよね?口角が微動だにしてなかった。それにまだ名前さえ聞いてないのも気になるな―?」

 

と、たたみかけ、相手の反応を伺う。

結果は、

 

「……え?私、疑われてます?」

 

腑抜けた返事がかえってきた。

それを聞いて、

 

「良かったあぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

僕は腰を抜かした。

だって明らかに焦ってない。

これが演技なら相当だ。

見破ったふりさえ、やりすごすのだから。

つまりそれは僕らにたいして敵意はないということで。

 

「なに?どういうことですか?」

「あぁ、気にしなくていいっすよ。さっきの、全部ブラフとハッタリなんで」

 

後ろの「なに危険なことしてんだ」という視点が痛い。

別にいいだろ?危険な橋は渡ってなんぼだ。

 

「さて、で?誰ですか?その雷斗という人は?」

「だからあなたです。あなたは津螺技 雷斗。私の同級生よ」

「僕の同級生?レオは知ってる?」

「え?レオ?」

「あ、俺のことっス」

「……すいません。記憶にないわ」

「レオは知らないのか……」

「はい。すいません」

「そんな謝らないでください!……ってことはやっぱり偶然の重なり合いか」

「あの、私、田中 うみといいます」

 

後ろで千歌とルビィとダイヤさんが反応する。

うん、言いたいことはわかるよ?

あれだよね?名前だよね?

でもそんなことにいちいち構ってられない。

こっちも挨拶はしなければ礼儀としてどうかしている。

 

「どうも、仮名ですが、黒澤蒼輝です」

「同じく仮名、渡辺レオ」

「本名の高海千歌です!うみっていい名m」

「はい次!」

「ちょっと!?」

 

んなこと話してる場合ではない。

なぜならさっきから花丸が次の図書館に行きたそうにしてるからだ。

大事なところだけ聞いて、後で連絡先でも交換して翌日詳しく話をきくのが最良だろう。

 

「レオの宿娘。渡辺曜です」

「ちょっと待て。それだと語弊があるぞ」

 

まったくもってそうだ。

レオが宿にしている家の娘。

それを宿娘と略すのは一体どういうつもりだろう?

 

「本物の宿娘は私です」

「そうだけどちげぇよ!」

 

確かに千歌は偽物の宿娘の曜と違い本物だな。

家が、宿という意味でだが。

 

「桜内梨子です」

「黒澤ダイヤですわ」

「ダッ!?」

「……ね?」

 

わかった!ダイヤさん分かったから、またこの反応……みたいな目いいから!

 

「黒澤ルビィです」

「あら?妹さん?」

「……ね?」

 

わかった!分かったから、いつもルビィは驚かれないのですわ……みたいな目やめろぉ!

 

「ヨハネよ……」

「津島善子ちゃんずら」

「よろしくね?善子ちゃん」

「……ね?」

 

分かった!分かったから善子さんの名乗りもまぁまぁショックですのに……みたいな目なんなの!?

 

「国木田花丸ずら」

「小原鞠莉です」

 

あ、年上に関しては敬語なんだ。

いつものとうり、「マリーって読んで♪」とか「マリーデース!」とかじゃないんだな。

 

「松浦果南です」

 

なんかよく自己紹介するな最近。

と、それはおいておいて、

 

「僕ってどんな感じでした?その……同級生時代は?」

「そうね……本ばかり読んでたわ。夏目漱石がお気に入りだったみたいだけど」

 

全員が顔を見合わせる。

 

「あの、僕たち、夏目漱石に手掛かりがあると思ってここに来たんですけど」

「あぁ、でも単純に好きなだけだったし、意味深なこともいってなかったわ」

 

なにそれ、ただの骨折り損じゃん。

 

「……あなたは真実をしる勇気がある?」

「え?」

「あなたは真実を知っても後悔しない?」

 

これは……あれだろうか?重大な秘密握ってるパターンだろうか?

 

「教えてください。真実を」

「いいわ……いい?あなたは……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「殺人犯よ」




少し話は変わりますが、別の小説を投稿したのでそちらもぜひご覧ください。まぁ仮面ライダーなんですけどね?
ライバーは意外と仮面ライダー好きな人多いですし……。
まぁ何が意外となのかは自分でも分からないですけど。
やんわりAqoursじゃ出来ないミステリーしてます。
興味があるかたはぜひ。
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