復活は1月と言っておきながらサンシャイン最終回に感化されて大晦日に投稿する不届きものこと、斜めにかまえるです!
劇場決定おめでとう!最終回、涙ボッロボロでした!
なんか感動して言葉荒ぶってますがどうぞ!本編です!
黒澤蒼輝こと僕は、
「殺人犯らしい」
「おまえ…もうちょっとドラマ的な落ち込む素ぶりをだな……」
「え?なんで?」
過去のこといちいち気にしてたらキリがなくね?
「それに、」
「それに?」
「ほら」
レオが指さす方向には9人の女子高生。
まぁいつも通りのAqoursならいんだけど。
「千歌?うずくまってどした?」
「フフ……昨日寝ないでした≪蒼輝くんを励まそう会議≫が無駄になって脱力してるだけ」
「あっそう。お疲れ!」
僕の言葉でまた9人が肩を落とす。
あれぇ?なんか僕、間違えた選択したかなぁ?
____________
「殺人犯よ」
重苦しい雰囲気でうみさんはつぶやいた。
全員が言葉の意味を理解し、数々のことを考える。
だが長い沈黙が訪れると思われたその瞬間は
「あ、やっぱり?」
あっけなく僕の一言で破られた。
「そ、蒼輝?知ってたのか?」
「え?知らないとでも思ったの?」
「思ってたよッ!!みんながみんなおまえみたいに頭回ると思うなよ!?」
ええええええええっ!?
うっそでしょレオさん!?
「…………どういうことか説明してくれくださいますか?」
「ええええ……。そうだなぁ、あれでしょ?被害者は僕の親?」
「その通りよ」
「ま、まさか記憶が戻って」
「ません。んなはずないでしょ。そうだったら重大過ぎるわ」
全員がかたずをのみ、僕を見つめる。
「あのな?まず違和感をおぼえろよ。ここにッ!記憶喪失の!人がいるのに!政府はともかくうううぅ!?親でさえ動かないイイ!?んなわけねぇだろッ!」
「せ、政府ってそりゃ病院さえ行ってないんじゃ」
「あたりまえだと?だからおまえはバカ千歌なんだよ分かれよ!僕を記憶喪失にしたのはぁ!?ハイ、ダイヤさん!」
「わ、わたくし!?えっと、正体不明の大きな組織……。あっ」
「そういうこと!ではなんで!?ハイ、善子ッ!」
「ヨハネ!なんでって……何かの実験?」
「じゃあその実験になんで僕を選んだ!?ハイ、曜!」
「…………殺人?」
「正解ッ!理解できない奴挙手ッ!」
千歌が自信満々に、鞠莉が笑顔で、果南がおずおずと手をあげる。
下級生になるにつれ理解力が上がるとか大丈かこいつら?
つまり、だ。
「親が動かないってことはさ、その親はいないか興味ないかの二択だろ。そんで、僕がなにか犯したら、親は見捨て、僕は孤独になる。そしたらあとは、生活金渡すとか言って実験で記憶けしゃいいじゃん?でもま、どこかの企業がその技術を持ってて、乱用。なんて危なすぎるだろ。つまり、少なくとも、最強の組織でないといけない。ま、バックは政府じゃない?」
「だ、だったらそれを告発すれば……!」
「すれば?推理の告発なんざシラきられて終わりだろ。残るのは記憶喪失の週刊誌のカモ。うっかり殺されたらどうすんの?」
と、まくし立てたところで全員に沈黙が流れる。
「あ、図書館で長く店員と話すのもアレですし、お話は、後日伺います。予定があきましたらこの電話番号にご連絡ください」
僕が先行し、この日は図書館を去った。
────────……
「そもそもさぁ?僕そんな落ち込んでなかったでしょ?」
「いや……強がってるとか思うじゃん……」
「いや、そんなわけ…あ、お前バカ千歌だったな」
「けなさないで!」
「そんなことより面白いもの見つけたぞ?」
鞄からあるものをだす。
一番に食いついたのは、
「ピギッ!?」
ルビィだった。
「僕の使わせてもらってる部屋の天井裏から出てきた。いやー!なんだろうな?コレ?」
「人形?」
「ぶっぶーですわ!」
「ちょっと蒼輝さん!わたしくしを真似ないでくれますか!?」
いや、初めて見たときからやってみたかったんだよね。
「人形。に、見えるよなぁ?でもさ、よーく考えてみ?」
「それ、昔ルビィがよく遊んでた人形。で、でも」
「そう。押し入れではなくあったのは天井裏。ホイ、千歌!」
人形を放り投げる。
「っと!」
「よく見てみ?」
「よく見て……?うーん……。え?」
「どうしたんですか?」
ルビィが覗く。
千歌は人形の首を指差して、
「ここ。縫い目?」
そう。普通なら綿詰め用は背中にあるのにだ。
「怪しすぎじゃない?多分僕のことと関係ないけど調べたいじゃん」
ずっと殺人だの記憶だのでしんどいし。息抜きがてらさ。
「でも情報足りないよ?」
「だから縫い目だろ。触感で綿が入ってるってことは熱でバレないように。てことは中に入ってるのは恐らく熱を持つもの、もしくは熱を伝えるもの。ぐらいしかまだわからないな」
「その縫い目破いちゃう?」
「いいかルビィ?」
「大丈夫です」
こんなこともあろうかと!
「テッテレー!ハサミー!」
「絶対最初から破いちゃう気だったでしょ」
「否定はしない」
勘のいい千歌は嫌いだよ。
それはさておき、さっさと破いて中の綿をだす。
暫くすると、
「お?見っけ!って、鍵?」
なるほど、熱伝導、鍵か。
「おかしいですわね……。黒澤家は特別入れない部屋はありませんわ」
「考えられるのは二パターン。黒澤家の鍵ではない。もしくは黒澤家の隠し部屋。僕は後者を推すけど」
「理由は……まぁ蒼輝のことだし、あるのよね?」
「もちろん!ってあれ?どうした皆?」
Aqoursの視線が何故か僕と梨子さんに集中する。
失言でもしたっけ?
したならヤバい。バカ千歌呼ばわりしたとたんの失言は笑えない。主に僕が。
だがどうやらそうではないらしく、
「リリー?あなた蒼輝のこと……」
「え?どうかしたの?」
「呼び捨てデシタ……」
「え、えぇ……」
鞠莉さん、善子が呟く。
そういや図書館でタメ口とか言ったなー。
「まぁ、それは置いといて、」
「結構重要だと思うんだけど!?」
騒ぐ千歌をほっておく。
「さてさて、僕が隠し部屋と予測したのは前者のメリットがないからだ。そこを踏まえた上で、どこにあるのか……」
黒澤姉妹は腕を組み長考。
僕も考える。
「………………」
「蒼輝くん、どう?」
「鍵、隠す、意味、隠し部屋、違和感…………違和感?」
キーワードを反芻すると引っ掛かる。
熟孝し、ヒントのピースを当てはめて……
「………………………………………あ、解けた、」
「え?」
「そ、そうか!解けた!そうだよ!」
謎が解けてはしゃいでいると、ダイヤさんがおずおずと聞いてくる。
「そ、蒼輝さん?説明を……」
「それは黒澤家で!行きましょう!」
「な、なぜ?」
「なぜって……」
「隠し部屋を開きに行くんですよ!」
アニメは終わってもこっちはまだまだするよ!
ちなみにAqoursの頭が悪いわけではありません。
蒼輝くんの頭が推理特化型なだけです。
普通なら私だってAqours側ですよー!
さて、テンションMAXですし、もう一話、今から書こうと思います!
それではまた、次回!