Aqoursと失われた記憶   作:ねぎぼうし

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失踪しかけました。うん。
だって仕方ないじゃぁぁぁんッ!?
ノゲノラの新刊とか映画の円盤とか竜王のおしごと!の大人買いだったり卒業関係の作業いろいろしたり色々こっちにもあったんですよ!
前回の前書き?
あー……。なんのことでしょう♪
さてさて、あまり深く追及されちゃ困る。
本編へ逃げましょう。どうぞー!






【第二十三話】Aqoursと取り戻した日常(後編)

こんにちは、桜内梨子です。

蒼輝と離れたあと、無事にとらのあなへ行きました。

も、もちろんなにも買ってませんよ?

ま、まぁそれはそうとして善子ちゃんと駅へ戻ろうとしていました。

そこで少しに気になることがあって……

 

「善子ちゃん」

「ヨハネ。なに?」

「なんで蒼輝にあんなこと言ったの?」

「理由なんてないわよ。ちょっと気になっただけ」

「ほんとに?」 

「ホントよ。天界堕天法に誓って」

「なら安心ね」

 

何が安心なの?と首をかしげる善子ちゃん。

また変な考えで蒼輝が拗ねることがあったらこまるなぁって思っただけなんだけど……。

 

「おいそこのお二人さん!」

「……何かしら?」

 

急に声をかけてきたお兄さんたち三人組。

みたところ大学生ですが制服はちゃんと来ていません。

ヤンキーです。

そんな人たちにも臆することなく接する善子ちゃん。

ちょっと喧嘩腰でハラハラします。

 

「俺らと遊んでくれない?」

「ごめんなさいね。私たち彼氏がいるの」

「善子ちゃ…!?」

「だからお兄さんたちとは遊べないわ。ナンパなら帰ってくださる?」

 

もう完全に喧嘩売りました。

善子ちゃんの彼氏の存在は真偽を疑いますがそれどころではありません。

そう、

 

「ちゃんと喋れてる……ッ!?」

「私がちゃんと喋れたら悪いの!?」

「いつものギラッは!?」 

「たまに封印ぐらいするわよ!」

「なめんてんのかてめぇら……!」

 

ハッとしてヤンキー達を見ます。

逆鱗に触れたみたいで今にも殴ってきそうです。

慌てて善子ちゃんの手を握って走ろうと……。

 

「逃がさねぇぜ!」

「ッ!!」

 

なんと後ろからも三人組で挟み撃ち。

これは……。

 

 

 

──────────

 

「捕まっちゃったわね」

「どうするの善子ちゃん!携帯取られちゃったし」

「取られちゃったわね」

「手足縛られるから逃げられもしないのよ!?」

「そうね」

「落ち着いてる場合?助けは来ないのよ。私達このまま……」

 

思わず泣きそうになるけど善子ちゃんの前で泣くわけにはいきません。

ぐっと涙をこらえているとそれを見た善子ちゃん、

 

「……………訂正するわ」

「え?」

「さっき特に意味はないっていったわね。あれ、ウソよ」

「あ……」

 

言っているのはおそらく、蒼輝にしたあの質問です。

 

「不安だったのよ。蒼輝は記憶が戻って本当に幸せなのか。私達の関係が消えちゃわないか」

「そんなこと……」

「ないとはいいきれないわよ。例えば記憶が戻って警察に自首したら?」

「ッ!!」

「わすれないで。記憶喪失だからといっても私達は殺人犯をかくまっているのよ」

 

忘れがちですが善子ちゃんは意外と現実主義者。

一度厨二をやめようとしたほどに。

 

 

「さらに言うと……殺人犯の記憶を取り戻した瞬間に、私達を殺しにくるかも」

「それはないわよ」

 

──でも、わたしだって負けません。

だって、

 

「蒼輝、優しいから」

「……殺人犯よ?」

「…………善子ちゃん。蒼輝は殺人犯じゃないわ。殺人犯は、津螺技雷斗で黒澤蒼輝ではないもの」

「でも記憶を戻したら雷斗に!」

「落ち着いて。蒼輝の人格を作ったのはだあれ?」

「…………はぁ?そんなの」

「蒼輝自身よね。だったらきっと、記憶が戻っても蒼輝は……憎たらしい自信家じゃないかな?」

 

暴論です。分かっています。

でもそう思っているのは事実ですし、

 

「それでも納得できないなら……もっと別の証拠だそうかしら?」

「別の証拠?」

 

理論的にも説明できますし。

 

「以前性格は少し残るってことで夏目漱石をしらべたわよね?」

「えぇ」

「最初から素直に私たちを信じてついてきてくれたってことは、元の性格も優しいってことよ」

「じゃあ殺人犯は?」

「事故じゃないかな?数ある国民の中で蒼輝が政府の実験に選ばれるなんてほぼありえない。だったらなにか注目さるることがあったんだよ」

「………………」

 

しばらく考える善子ちゃん。

ほんと、素直な子です。

 

「そうね!あの蒼輝に限ってするわけないもの!」

「でしょ?」

「じゃあ次はリリーが訂正する番ね」

「え?」

「助けに来ない……ことはないわよ」

 

そして善子ちゃんは不敵に笑い、

 

「あの天才肌のバカに限って、それはないもの」

 

直後。

 

「「らぁぁぁぁぁぁぁッ!!」」

 

 

ドオオオオオオオオン!

 

と、扉が強引に壊され、ふっ飛びました。

そこには足形がついていて……って蹴ったんですか!?

誰が?いえ、決まっています。

そこには……

 

「どこの奴等だボスの面だせオラァ!このレオ様直々に裁いてやるッ!!」

「あー、そこの礼儀知らずども。うちのライオンがさっきからお怒りだ。さっさと二人を返せ」

「あぁぁん!?なんだてめぇ!?」

「だれだと思う?」

「まさか…テメェコイツらの彼氏か?」

「はぁ?二人はアイドルだし彼氏なんかいるわけないだろポンコツ脳が」

 

自信家で、いつも何かを見通すような目は今、言い表すことができないほど怒りがみえていました。

そしてもう一人は最近、読者をたしなみ落ち着いてきた性格が戻るぐらい荒くなっています。

自信家は怒りを隠そうとしないままいつものように軽快な口調で話続けます。

 

「聞こえなかったかなぁ?その二人を返せって言ったの。ほら早く!」

「調子乗んなよ!!」

「お前がな!」

 

煽る蒼輝の前にレオ君が立ちふさがり

 

「らぁっ!」

「なに、その程度?」

 

突いてきた拳を左手でいなし、足を引っ掛け、相手が転んで地べたに這いつくばった所に背中に相手の腕を回し、まるでボディーガードのように組伏せました。

 

「ッ!!ガアアアッ!!」 

「おいおい………レオ、骨とか折るなよ?」

「相手の?」

「もちろん。まさかお前骨おられる心配してんの?」

「まさか?」

 

二人は軽くアイコンタクトを取り、

 

「やられたら!!」

「やりかえす!!」

 

「「倍返しだッ!!!!」」

 

ちよっと……決まってません。

 

 

 

 

 

─────そこからは光のように早い救出劇でした。

鉄パイプを振り回す敵をどこで習ったかわからない拳法のような構えで懐に入り、カウンターでレオ君が撃破。

5対1を魔法のように色んな人の声を真似て連携を崩し、蒼輝が勝利。

でも相手の声を真似て「あの女が逃げ出した!」はやめてほしいです。

殺気を込めた目で見られました。にげてません。その隙に倒せたことは事実だけど……。

 

「15人目っ!よいしょっ!」

「ガッ!」

「蒼輝、終わったか?」

「さっき15人目で終了」

「おつかれだな。大丈夫かお前ら?」

「えぇ、ケガはないわ。助けに来てくれてなによりよ」

「あの!」

「ん?」

 

戦闘後なのに息をきらしていない二人にずっと気になったことを聞きます。

 

「なんでここにいるって分かったんですか?いえ、それ以前になんで監禁されてるって……」

「あぁそれ。俺も急に呼び出されたから知りたいんだが」

「うかほうびりたお」

「は?」

「善子が送ってきたメールだ。これな?暗号なんだ」

「ノーヒントの暗号?それ解けるの?」

「解けたからいるんだろ。あとノーヒントじゃなかったしな。ったく、どこで覚えてなんで思い付いたんだ善子」

 

蒼輝君が聞くと善子ちゃんは自慢げな表情で

 

「フッ!以前ラプラスのすみかに封印の様子を確認したところで知ったのよ」

「危険だからとはいえは花丸連れてこなかったの間違いだったかなぁ?どういうことだよ暗号よりも意味わからんわ」

「つまり、前に倉庫にはいったじゃない?そのときに本棚にあった本を読んだのよ」

「あぁ、あのとき!ってなんで僕はラプラスなんだ?梨子がリリーなのは分かるがラプラスって一文字もカスってないだろ」

「ラプラスは全知……故に全てを見通す目を持つ蒼輝が!」

「それはたいそうな名前なことで……。ラプラスねぇ、まぁいっか」

「ところであの暗号の意味は……」

「んあ?すまん完全に梨子のこと忘れてたわ。えー、暗号の前に一本電話があってだな。着信履歴っと、これこれ」

 

『ザァッーーー!』

 

「これいつ……?」

「携帯とられる前にこっそりマイク部分をこすったのよ。勘づかれると不味いからすぐきったけど」

「いい判断だ。これがヒント。さっきの暗号と組み合わせると文字ができる」

「組み合わせる?どうやって?」

「シーザー式暗号だよ。けっこうオーソドックスな暗号だ」

「へぇ?シーザー式。なるほどね」

 

レオくんが納得したように頷き笑います。

 

「蒼輝の代わりに説明すると、シーザー式ってのは文字をズラして読む暗号だ。どうズラすかはめんどくさいから説明しないが、さすがにあの音で引きずる→ズラすを連想しろって無理があるぞヨハネ」

「他に手がなかったのよ。こっそりうちこむのも苦労したんだから。結果オーライじゃない」

「僕ならもっといい暗号遅れてたね!」

「知らないわよ」

 

ばっさり一刀両断。

善子ちゃん、以外とシビアです。

 

「は、話を戻すぞ?この暗号は最近……といっても結構前だが解読用のサイトができるほど有名になった。そのサイトに文字を打ち込んで、復号っと」

 

蒼輝が見せた携帯には……。

 

「えきまえびるちか……駅前ビル地下?ここ?」

「そういうことだ」

「でも助けてって……」

「書かなくてもなんで暗号かを考えたらわかる。多分、後でチェックされたとき、見つかったら困ると踏んだんだろ。だから短く、アホなら分からない暗号にした。ったく、頭の中でシーザー式暗号化とは……」

 

たいしたもんだ、そう言って鞄から袋を出して、

 

「はいこれ。帽子とメガネ。他のやつらにも渡してるから正体隠しとけ。といっても、もう日は落ちそうだし、帰らなくちゃならないがな」

 

それを受け取り、地下室を出ます。

その途中に……

 

「あ、携帯忘れてた……」

「あー、そういやお前ら取られたのか。どっかにおいてあんじゃね?」

 

周りを見ると近くの床に二つ携帯が。しかもちょっと震えています。

 

「…………もしもし?」

『梨子ちゃん!?無事なの!?大丈夫なの!?』

 

拾った携帯のマイクが壊れたと思うほど大きな声。

 

「千歌ちゃん、こっちは大丈夫。傷ひとつないわ。それよりそっちは?」

『蒼輝くんに言われて皆で駅でまってるよ。ってわわっ!……梨子さん!大丈夫ですか!?』

「ルビィちゃん……。無事よ。ちゃんと変装用のメガネと帽子も貰ったし」

『あ、その帽子なんですけど多分中に……』

「なか?」

 

言われた通り善子ちゃんと二人で帽子の中を見ると……。

驚いて蒼輝をみるともう遥か先を歩いていました。

………素直じゃありません。

 

 

 

 

─────────────

 

梨子と善子を救出した僕らはそのまま駅に向かった。

いやー、15人は多い。

骨は折ってないしレオも名乗ってたけど記憶喪失で情報ないし、お礼参りはないだろ。

 

「ただいまー」

「蒼輝さん!また危険な真似を!こういう事は警察に……!」

「ダイヤさん落ち着いて。暗号だったから確証なかったし呼べなかったんですって」

 

だからレオ呼んで乗り込んだけどさすがに危険だったな。怒られもするわ。反省します。

 

「蒼輝くんっ!」

 

千歌がニコニコしながら近づいてくる。後ろに手を回しながら。

 

「ん?どしたニコニコして?」

「これっ!」

 

千歌は両腕をだし、手にのせてあるものを見せる。

これは……

 

「えぇ?おまっ、どこでこれを……?」

「つくったの!」

「ええ!?」

 

見せてくれたのはストラップの小さな人形。

ただしそれは、

 

「僕のやつだからきっとゼロからつくったことだよな?」

 

そう、僕の人形だった。

似てるとかそんな次元ではなく、まんま僕だった。

 

「おぉ、スゲェ……!いつ?」

「さっき!大急ぎで!」

「ルビィちゃんがね」

 

千歌の伸びきった鼻を音速でへし折る曜さん素敵!

 

「これまさか……」

「うん!おかえし!」

 

全員が手に人形を持つ。

それは、

 

「気に入っていただけたらなによりだよ」

 

Aqoursの人形。

1人1人ちゃんと本人のを渡した。

ちなみにレオのはショップで売ってなかったので『Aqours』と書かれた金属のキーホルダー。

帽子の裏にコソッと袋いれたから帽子をつけたとき違和感で気づくというしゃれたサプライズだ。

 

「さて、帰ったらペンダントの…………」

「うん?どうしたの?」

「……………なぁ、海いかね?」

「「「「「「「「「「え?」」」」」」」」」」

 

全員が?を頭の上に浮かべる。

いやペンダントそういや海と空の写真だったからいいかなぁって思っただけなのだが……。

と、次の瞬間、

 

「ぷっ……」

「「「「「「「「アハハハハハッ!」」」」」」」」

 

千歌、僕、レオ以外が大爆笑!

 

「なになに!?え?変なこと言った!?」

「いや……前に東京来たときも千歌ちゃんが同じこといってて……」

「アハハ……そ、それで千歌ちゃんが二人いるみたいで……」

 

…………。

なんか不毛だ。

 

「で、いくの?いかねぇの?」

「…………私は、早く帰りたいかな?」

 

そして千歌は笑って、だって……とつけたし、

 

 

「海は、優勝したあとにみたいんだっ!」

 

笑っていた雰囲気一気に変わる。

平然と、さも当然かのように優勝すると言う。

これがうちのセンターだ。

優勝を軽く見てる?好きなように言え。

ラブライブは遊びじゃない?ならお前らは楽しまず自己精進だけに勤めな。

あいにく、みかん髪に教えて貰ったんだ。

届きそうもない夢をあがいて掴みとるのが楽しんだってな。

距離のわかる夢なんて面白くねぇんだわ。

ま、やっぱり千歌は千歌で、

 

「はぁ……やっぱおかしいわコイツ……」

「ほえ?」

「なんでもねーよ。帰ろう、いつも通り」

 

そう、いつも通り。

あと何回あるかわからない、いつもだ。

いや、僕が記憶喪失の時点でもういつも通りは貴重なんだ。

忘れてはならない。

この一瞬を大事にしなきゃ。

だって、この11人で入られるのは多分……。

 

「蒼輝さん、電車きますわよ。行きましょう」

「…………はい♪」

 

もう少しなんだから……。








もう少しです。話数にしてあと7話。それで最終回のつもりです。もしかしたら一、二話誤差でるかもですが。
ゆったりまったりまってて下さい。
それではまた!








……………あ、シャドバ新パックだ←小説書かなかった原因
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