「残された時間」凄かったですね。
スゴくラブライブしてました(謎語彙力)
それは置いておいて二人目の記憶喪失しますよ!
「俺は……誰だ……?」
「………………え?」
きき……間違い?
「……君、名前は?」
恐る恐る質問をする。
「……わからねぇ……誰だテメェ」
ウソ……だろ……
これって……
「……僕は黒澤蒼輝。率直に言う、君は記憶喪失だ」
「記憶喪失……?」
二人目か……
「君は名前、住所、個人情報は全く覚えていないのに常識は覚えてる。違う?」
「……なんでわかる」
「僕もだからだよ」
その言葉を引き金に男の目付きが変わる。
……釣れたか。
「おいで、君は来ないと名前を取り戻せない」
「テメェ……信じると思ってんのか」
「信じないのなら勝手にどうぞ。少なくとも僕はそうしたら面倒みないぞ」
「……チッ!」
舌打ち一つでついてくる。
釣れたからついてくるのはわかってたけど。
僕は電話で緊急集合をつたえる。
ただし、全員ではない。
なぜかは……
「スゴイことになったね」
果南さんの呟きに場にいる全員が頷く。
ここは十千万旅館。千歌さん家。
そこにいるのは五人。
千歌、曜さん、果南さん、の三人と記憶喪失二人。
他のメンバーはある理由で除外してある。
その理由とは……
「こいつの名前を決めようか!」
無断で勝手に名前を決めようの会ー!
改めて除外メンバーを確認しよう!
ルビィ、花丸、善子、梨子さん、鞠莉さん、ダイヤさん。
ルビィを除外したのはさすがに気がひけたがダイヤさんに言いかねないし、同じ黒澤家の血だ。
ネーミングもアレだろう。
「一人ずつあげていこう。僕は……」
「まって、そこじゃないよね」
「え?」
「まず名字だよ。どこに泊まるの?」
「ハァ!?俺は野宿でもするから泊まるなんてまっぴらだ!」
無視して、話を続ける。
「旅館、ホテルは論外、……ダイビングショップで働かせる?」
「それもいいけど……私の家はダメ。いまで十分回していけるのに給料はらうのは……」
「タダ働きさせれば?」
「それしちゃうと鞠莉や千歌と一緒だよ。働かせるならお金を。お店の絶対規則。千歌ならわかるでしょ?」
千歌が頷く。
なら残るは……
「曜しかいないよなぁ……」
「私!?」
「当たり前でしょ。黒澤家は四人目とか無理だし、ホテル、旅館、ダイビングショップは無理。善子のところだってペット禁止の家だ。人がこれ以上増えるとか無理だろ。花丸もお寺だし、梨子さんところだって言っちゃ悪いが三人で過ごせる金があるか……曜なら船長のコネでなんとかできるだろ」
「長い説明をありがとう。そしてやっぱり私?」
そうだな。名字は渡辺か……
「オイ!俺の意見を聞けよ!」
「お?なにか名前の候補?」
「ちげぇよ!なにかってに俺があいつん家に泊まることになってんだよ!?」
そんなこと言われましても……
「……善意?」
「そんな善意いらねぇ!俺は一人で何とかする!ほっといてくれ!」
男は立ち上がって部屋を出ていく。
「……ほっとくわけねぇよなぁ?」
俺をほっとかなかったお人好しだもん。
全員が頷く。
千歌も立ち上がって
「よし!レオくんを捕まえにいくよ!」
「……誰?そのレオってやつ?」
「あの子のこと!蒼輝くんとは違ってオレオレいってるからレオくん!」
「へぇ……渡辺 レオね……」
意外としっくりくるな。
よし、
「それで決まりだな。あいつ、レオを捕まえにいくぞ!」
「うん!」「ヨーソロー!」「もちろん!」
三者三様の返事。
僕たちは旅館を飛び出し、レオを追うことにした。
あてがない捜索と思うだろうか?
だが意外とこれが絞れる。
まずここは内浦。バスなんてそうそう通らない。よって遠くへいけない。
二つ、僕がAqoursを信用したのは明らかに敵意がない発言と、行動があったから。今回も同じなのに対してレオは信用出来ないといった。性格からみても頭は良くない。よって凝った場所にはいない。
三つ、記憶喪失なのだからこの辺りの地形を無理に進むと迷いかねない。迷った場合、バカは決まって知っている方向にいこうとする。倉庫の本で読んだだけだが……これを信用するとレオが知っている場所は一つ。
「海……だろ?」
「テメェ……なんでここが分かった?」
「近所で海が見える場所を手分けしてさがした」
なぜ海と特定したかは長いので説明しない。
「なぁ、なんで僕たちにそんな警戒するんだ?彼女たちも敵意なんかないだろ」
「……テメェはどうなんだよ」
「は?」
「記憶がないのに怖くねェのかよ!?」
えぇ……今さら?
「怖いよ。未知はこの世で一番怖いものだと思う」
「だったら」
「でもな?未知ってのは同時に楽しんだよ」
「……どういうことだ?」
「僕だって彼女たちを警戒したよ。でも彼女たちは今を精一杯輝こうとしてる。だったら僕も精一杯今を、未知を、知ることを楽しもうって思った。君はどう?このまま明日の見えない不安を持って生きるの?それとも明日の見えない楽しみを持って生きる?」
「……んだよそれ……」
うーん、これでも納得しないか。
「あーっ!レオくんいたー!」
あっ千歌!
連絡いれるの忘れてたな……
「レオ……誰だそれ?」
「君の名前さ。どうだ?見ず知らずの他人に勝手に名前をつけられて、頼んでもないのに面倒までみてくれて」
「大きなお世話だ」
「だろ?そんな彼女たちだからゾクゾクする」
「はっ?」
「ふふっ、千歌ー!」
「な~に?」
「こっちこーい!」
掛け声一つ、犬のように走って言われた通りに来た。
「なぁ千歌、なんで僕たちの面倒みるんだ?」
「……?困ってるから以外の理由なんてないけど?」
「…………」
レオは口を開けて唖然としている。
あー最初僕もこうだったんだろうなぁ……
「な?面白いだろ?ゾクゾクするだろ?ついていって、いや、肩を並べて走ったら、とんでもないものが見れそうだろ?彼女たちはそれを奇跡とよんで、起こそうとしてる」
「奇跡……」
「君はその瞬間に立ち会えるかもしれないんだ。記憶喪失なんて、一旦おいといてさ、どう?一緒に来ないか?」
「……いいのか?」
なにを今さら。
「もちろんだよ、君を歓迎する」
「いいんだな?俺はレオ、輝きを食いつくしてなお輝く王だ。お前らも食いつくすぜ?」
「はっ!洒落たことを……やってみやがれ、だったらくらい尽くせないぐらいこっちは輝いてやるよ」
僕は手をレオに差し出す。
レオはその手を握り、宣戦布告のように笑う。
「……どういうこと?」
一人状況が理解できない千歌。
困惑するわな……
まぁ要約すると、
「このレオがなんでもしてやるってことだ!ところで名前つけたの誰だ?」
「私だけど?」
「へぇー百獣の王の名前を選ぶとはいいセンスじゃねぇか!」
「え?私はオレオレいってるから……」
「ストーップ千歌!それ以上はやめよう」
せっかくだし、王様気分にさせておこう。
だが……
「ホントに……いい名前だな、レオ」
レオ、
Aqoursらしい、0からの、記憶喪失からのスタートだ。
精一杯楽しめよ、レオ。
さて、家に帰るか。
……あれ?なんか忘れてるような……
「あっ、あーーーーーーーーっ!」
「うわっ!?なに蒼輝くん!?」
「忘れてたああっ!部活早退したのはなんのためだよ!」
ペンダントのこと完っ全に忘れてた!
11人目のAqours! どうなるんでしょう!?
作者にもわからん!(馬鹿)
オレオレ系のレオと比べてわかったんですが蒼輝チャラくね?おなじセリフ言わせてみても
「いや、そんなことはねぇよ……」
「いーや?そんなことはないけど?」
ほらね!?いや書きわけ楽だからいいけど……
次回更新は一週間以内早めに!