ひぐらしのなく頃に 嘘   作:HTNN

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【罪騙し編②】

一瞬、会話が止まった。

 

 

レナ「え…?」

 

御影「だから、僕は君が嫌いなんだよ」

 

レナ「ど、どうしてかな…?かな…?」

 

 

レナは、驚いた様な悲しそうな顔で御影に尋ねた。

 

 

御影「レナちゃんが、ゴミ山荒らすたんびに騒音で悩まされてるんだ。夜中なんかゴミ山が崩れる音がするんだよ。その所為で寝不足になってるんだ」

 

レナ「ご、ごめん!次から気をつけるよ…!」

 

御影「別に謝らなくていいよ!宝探しを止めろって強要してる訳じゃないんだからさ!レナちゃんが、反省してるってなら何も言わないよ!」

 

レナ「じゃ…じゃあ、レナが気をつけたら、レナの事嫌いにならない?」

 

 

レナは、恐る恐る聞いた。

 

 

御影「それはないかな~。今のは『カレーの福神漬け』って位の理由だしね。勿論、カレーと福神漬けは好きだよ!じゃないと、知恵先生に殺されちゃうからね!」

 

レナ「じゃあ、なんでレナの事嫌いなの…?」

 

御影「レナちゃん、僕達に嘘吐いてるよね?」

 

 

レナは少し動揺した。

 

 

御影「僕には、レナちゃんが『作られたキャラクター』に見えるんだよね!他の皆は、どう思ってるか知らないけど。僕は、レナちゃんの素顔を知りたいのに、そんな態度とるんだもん!嫌いになって当然だと思わない?」

 

レナ「そ、そんな事してないよ!レナは…」

 

 

その先を言おうとすると、御影はレナに追い打ちを掛ける様に言った。

 

 

御影「だって、レナちゃんのお父さん、なーんにも仕事してないんでしょ?それどころか、毎日毎日、家のお金使って遊び呆けてるって聞いたよ。僕は羨ましいと思うけど、レナちゃんの立場だったら、そんな家庭が嫌だから学校じゃあーんな作り笑いしてるんでしょ?」

 

 

その時、レナのビンタが御影を襲った。

 

 

レナ「何も知らないくせに…!お父さんの事、悪く言わないで…!!」

 

御影「気に障ったなら謝るよ、ごめんね~。まぁ、僕は君が嫌いだから宝探しには参加しないよ。でも、トイレ位なら貸して上げる。その時は遠慮なく言ってね」

 

 

御影は、ヘラヘラ笑いながらレナと別れた。

 

.

.

.

 

6月11日(土)

 

 

あれ以降、レナは自分から御影に話し掛ける事がなくなった。

 

クラスに不審がられるのは避ける為に、御影から話し掛けられたら返す程度はしている。

 

今日は、圭一が登校している。

 

そして、欠席者は誰も居ない。

 

御影を部活に誘う絶好の機会だった。

 

 

魅音「さて、御影!今日は逃がさないよ!」

 

圭一「え?俺の居ない間、お前ら部活やってたんじゃ…?」

 

沙都子「御影さんったら、圭一さんが居ないからって部活に参加しませんでしたのよ!」

 

梨花「みぃー。下手に参加させてたら、クラスが大騒ぎだったのです」

 

 

事情を知らない圭一は、「?」と頭に浮かべていた。

 

 

御影「ちょっと待ってよ!ねぇ、レナちゃん!今日、君は大事な用があるって言ってたよね?」

 

 

レナは驚いた。

 

 

レナ「え…!?大事な用?あったっけ…?」

 

 

レナは考えるが、思い付く用事はない。

 

 

御影「本当に?今日やらないと手遅れになるって、僕と一緒に帰った時に言ってたじゃないか!本当にその用事済ませたの?部活なんかしてて大丈夫なの!?」

 

 

レナは、御影の言葉から推理する。

 

そして、自分の家庭事情の事だと推察する。

 

 

レナ「あ、そうだ!思い出した!ごめんね、レナ、ちょっと大事な用があるんだ。思い出させてくれてありがとう、御影君」

 

 

レナは、早足で教室を出て行った。

 

 

御影「残念だったね。部活は、今日もお預けみたいだ」

 

 

御影は、ヘラヘラ笑いながら教室を後にした。

 

 

沙都子「キーッ!くやしいですわー!!」

 

 

沙都子の悔し声が教室に響いた。

 

 

 

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