東方 幻想録   作:秦霊

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第10話 秋人の犯した罪①

「だから、駄目だって言ってるだろ紫…」

「いいじゃない、こっちには秋人もいるし…」

「だから、俺はお前達には死んで欲しくはない、それに俺もお前達を守りながら戦うにも少々無理がある…だから駄目だ」

綺麗な満月を前に俺と紫は口論を繰り広げていた

「にしても紫、なんでわざわざ月なんかに侵略しに行くんだ?」

「それは、月の技術が欲しいからよ」

「はぁー、それだけか?」

「そうよ、なにか問題でもあるかしら?」

本当、こいつは月のことをよく知らない…あれだけ永琳が止めたにも関わらず紫は、まだ月侵略なんかやろうとしている…

 

「言っておくが紫、俺はこの件について反対だからな」

「……もういいわよ」

紫はそう言い残しスキマへと消えていった

「あ!紫!」

「はぁー、少し言い過ぎたか?にしても紫も月侵略なんかこれで辞めてくれればいいんだがな…」

 

「それは無理だと思うぞ、主」

どこからとも無く白蛇がひょいと出てきた

「聞いてたのか、白蛇…」

「まぁ少しじゃがな…にしても紫の性格からしてあやつは、月侵略は辞めないと想うが…」

「だよな…」

「仕方ない、アイツを使うか…」

「ん?主、あやつとは?」

「まぁ見とけって…」

俺は息を整え呪文を唱える

「我に付き従うものよ、我が望はブラッディイーグル!」

そう契約獣の名を呼ぶ、すると足元に展開していたルーンから体長2mはある大型の黒い鷲が出てくる

 

「主、我が知らぬ間にこんなものを…」

「主様、何用でございましょうか?」

と、ブラッディイーグルは俺に問いかけてくる

「ああー少し野暮用を頼みたい…」

「分かりました、では具体的に私は何をすれば?」

「俺の嫁、紫の動向を探ってほしい、後はこの周辺の湖の監視を頼む」

紫なら月に行くのに湖に反射した月から入口を作ると思うからな、湖を見張らせておいても、何かしらの動きは見えるだろう…

「主様の奥方の動向を探るのはわかるのですが…湖の監視ですか?」

「ああーそうだ、よろしく頼んだぞ、ブラッディイーグル」

「了解致しました」

そう言い残しブラッディイーグルは満月の照らす空へと飛び立った

 

「主、少し話がある…何故我にあの鷲の存在を黙っておいた!」

「ま、まぁお前に黙っておいたのは理由があるから」

「もしかして我のことを好いてはおらんのか?」

と言い目をウルウルさせている、いや好きじゃねーなら今すぐに契約解除してるだろ…でも、それ以前に

「可愛いな、お前(笑)」

「お前のことは嫌ってないから心配するな、それに理由ってのは鷲と蛇だからなんか相性悪いんじゃね?と思ってたからだよ」

白蛇の頭を撫でながらそう話す

「ほ、本当か?本当に嫌っておらんのだな?」

「ああー嫌ってねーよ」

「な、ならよかったのじゃ!」

そういい俺の背中にくっついてくる…とりあえず俺達は家に戻った…

 

そしてその数時間後の午前12時…ブラッディイーグルから連絡が入った、内容は「北の湖、諏訪湖でなにやら大勢の妖怪達と紫が月への門を開らいたようです…」と、俺は背中に刀を一本そして腰の当たりにもう1本持っていく、白蛇はなにも持っては行かない、それもそうだ空間から刀を出すのだから、そして俺達は北の湖、諏訪湖に着いた

 

「ここかー確かに開いてるな、これはたまげたなぁ」

「主、感心している場合では無いぞ!少しずつスキマが閉じていっておる!」

「なに!?」

見るとスキマは刻一刻と閉じていっていた。

「白蛇!入るぞなにかあったのかもしれん!」

「わかったのじゃ、我は主に従うのみ!」

そういい俺達はその閉じかけているスキマへと入っていった…




あ〜本当に色々あるんです〜でも小説の投稿だけは止められないんです〜
ということでまぁ次回もよろしくお願いします…
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