東方 幻想録   作:秦霊

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第12話 秋人が犯した罪③

あれから30分、秋人と邪神を体に下ろしたサグメの戦いはまだ続いている。というか白蛇ちゃんは私の隣でさっきから戦いには参戦せず秋人とサグメの戦いを楽しんで見ている…秋人と白蛇ちゃんが強いのは知っていた…だけどここまでとは思わなかった…

「……もう戦い始めて30分よ、秋人でもサグメは少しキツかったのかしら?」

「そうですね、紫」

「そうかもしれんね」

「もうどっちでもいいから早く幻想郷に帰りたいわ〜」

と、妖怪達と勇儀、幽々子が言うが、一人だけ違うことを言った…

 

「ふふふ、主、遊んでおるな」

と白蛇ちゃんが両手で口元を隠しながら笑う

 

「「「え?」」」

「白蛇ちゃん、それはどういう意味?」

「ん?わからんか、そのまんまの意味じゃ」

「え?つまり秋人はサグメのレベルに合わせて力を制限して戦ってるの?」

「そうじゃよ〜」

と白蛇ちゃんは言う

「あれなら、まだ破壊神の方が相手になりそうじゃの」

「「「は、破壊神!?」」」

「ん?そうじゃよ、主の人種 忌み子 の中でも主と同等かそれ以上の力を持つ者、それが破壊神じゃ」

破壊神の名を聞いた時に妖怪達には衝撃が走った…それもそのはず破壊神と言えば奴が大剣を振れば山が一つ消し飛ぶと言われている奴だから…そして白蛇ちゃんの今の話を聞く限り秋人は破壊神と同等もしくはそれ以上の力を持っていることになる…

 

「はぁー面白くねー」

「なにがだ!」

「お前との遊びだよ、もう飽きたからそろそろ終わらせるか」

「ふざけるな、何を言っている!」

サグメは息を切らしながらそう言い残すと

「片羽の白鷺!」

サグメの周りにレーザーが多数放たれる。しかも、一個一個正確に撃ってくる…めんどくせぇと思っていた矢先だった…

「はあぁぁあ!」

「な!」

ぐふっ、こいつ…突っ込んできやがった!

「ッチ、面倒だがやるか」

「これならどうだ!」

と息を切られている。あめぇな戦いの途中に止まるとはいい的だぜ

「壱撃離脱式:壱慣!」

「!?」

俺は身をよじり刀を背中を構える刀の柄を腰の当たりに持ってきた状態でサグメに音速で近づき、刀を抜く。まず刀を切り上げで抜きそこから反動で一回転し刀を横に振り、さらに刀を戻し逆方向に切り下げまた反動で一回転し横に振るの繰り返しで、最終的には40連撃をサグメに叩き込む

 

秋人の動きは遥かに妖怪達や月人の域を超えていた…私達にはもちろん秋人はサグメの後ろにテレポートしたようにしか見えなかった…

だが、実際はサグメは月面上に叩きつけれられ動きもしなかった…

「し、白蛇ちゃん…あれは何なのよ…」

皆、唖然としているのは目に見えた。だけどやはり白蛇ちゃんだけは違った…

「あれか?あの技は主の生み出した技の一つじゃ、あの技は背中に刀をからい刀の柄を腰から出して、それに速度を刃に載せて切る技じゃ。まずは、切り上げから始まりその次は切り上げの反動を使って横に刀を振る、そして今度はまた逆方向にかえ切り下げをし、という感じで相手に40連撃を叩き込む技じゃ」

 

「「よ、40連撃!?」」

「そうじゃ」

あの一瞬の間にサグメは40連撃も食らっていたのかと思っと、幸い秋人がこっち側の者で良かったと思う

 

俺は月面上に降りた、妖怪達や月人は唖然とし言葉も発しようともしなかった

「おい!月人共、俺らは地上に帰らせてもらう。結界を解け!さもなくば、 この月事破壊するぞ!」

と脅すと月人達怯えた様子であっさりと結界を解いた。

「紫!スキマを繋げ、幻想郷に帰るぞ」

「え、えぇー」

数十秒後、紫がスキマを開き俺達は幻想郷へと帰った…




どうも喉が痛く風邪を引いた作者です〜
今回も読んで頂きありがとうございます
では、次回もよろしくお願いします!
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