あれから何日経っただろうか。俺はそんなことを思いながらサラを懐に抱き天井を見上げる。
俺達は人間に捕まったあの日拷問されていた…最初は俺、この次はサラだったが俺はサラに触れようとするクズ共を数人殺した。
そのおかげが知らんが人間共は俺達を結界の張ってある薄暗い牢の中に入れた。それから牢の隅でサラを懐に抱きできるだけ彼女を温めてながら今後について考えていると、スゥーと寝息が聞こえてきた。その時だった彼女が来たのは
ギィーと扉が開き、手を縛られた少女が入ってきた。入ってきた少女はローブ姿で顔と体つきがわからないが体のシルエット的に女の子だろう。俺は奴らを睨む、すると怯えたのか彼女を押し込み足早に去っていった。
「……貴方人間に恐れられてるのね」
彼女に突然そう言われ驚いたが冷静を装い話を続けた
「まぁーな、俺は何もしてないがただサラに危害を加えようとした奴を殺したことに過ぎん」
「……!?」
「殺した?あの手足を縛られてる状態で人間を?」
「あーそうだよ、サラに危害を加えようとしたからな。当然の報いだ」
「いや、そんなことはどうでもいい!どうやって殺したの?あの状態で」
「簡単だ」
俺はそう言って左目の眼帯を外し彼女に見せた、すると彼女はやはり驚いていた、それもそうだ…俺の左目は
「あ、貴方何で左目が紫色なの……右目は蒼色なのに!」
「それはね、秋人が人間を操れるからよ」
「は?え?」
彼女は動揺しているまぁそうだろうこの目にそんな恐ろしい能力があるとは誰も思いもしない
「というか、サラ起きてたのか?」
「いいえ、この子が来る時ぐらいに目が丁度覚めたのよ」
「なんだそうなのか」
「えぇー、にしても秋人の腕の中暖かかったわねー」
「貴女もどう?」
「私は別にいい」
「そ、」
彼女が入ってきたことによりサラにも俺以外の話相手が増え俺はら結果的に良かったように思えた
「それで?貴方、人を操れるってどういうこと?」
やっぱり来たか。この質問そりゃそうだよなーいきなり目を見せられてこれ目は人間を操ることが出来ると目だ、と言って食いつかない奴はどこにも居ない
「あ〜それはだな」
「マインドコントロール」
サラはボソッとその名を口にする、そして俺の懐へとまた入ってくる。え?サラ先に言っちゃうのかよ……俺が少しカッコつけて言おうと思ってたのに…
「え?」
「だから、マインドコントロールよ」
「そ」
「まぁ簡単に言うと人間やそのほかの目がある生物と目を合わせることでその生物を操ることが出来るという、恐ろしい付与能力がついた目だよ」
彼女は固まっていた、それもそのはずそんな馬鹿げた能力がこう易易とあっていいはずがない…マインドコントロールと言っても流石に同じ奴は2回までしか操ることは出来ない…
「そ、それじゃぁその能力で人間を操って殺したの?」
「まぁ〜ざっくり言えばそうだな」
「………」
あ、黙っちゃった
「え、えっと、とりあえずあなた達は味方…よね?」
「なぜ疑問形になる、この同じ牢に入っていることが答えだろう?」
「そ、そうよね!」
「じゃ、じゃあー大丈夫よね?」
「だからなんで疑問形なんだよ」
すると彼女は俺の言葉を無視してローブを脱いだ。
俺たちは自分の目を疑った…なぜならそのには 銀髪の長髪に右目は赤く左目は黄色そして特徴的とも言える顔から足にかけてある赤紫色の文様があったからだ…
「「!?」」
「お、お前禍津神なのか!?」
すると彼女はコクコクと首を縦に振る
「禍津神…」
サラがボソッとつぶやいた
すると彼女は気を悪くしたのかまたローブを羽織った
「あ、警戒してる訳じゃないんだ。だからお前もあまり警戒しないでほしい」
「本当?」
「あ〜本当だ」
「そう…」
俺が彼女にそう言うと彼女は俯き笑っているように見えた
だが、俺が彼女を安心させ仲間にしようとしているのは彼女に一目惚れしたからではない…事はもっと簡単な事だ。
もし、彼女が本当禍津神なら人間に捕まる前というか今もあの能力が使えるはずだ…そう禍津神の能力は
ありとあらゆる災害をもたらす程度の能力
俺は密かに決めた、彼女を使いこの地域に災害を起こさせこの結界を解く…もとい破壊し、俺達3人は脱出する……
この人間共に与えられた地獄に一つの光が差したんだこれをみすみすと見逃す訳には行かない、サラのためにもこの禍津神のためにも…
まずは投稿が少し時間が空いたのですみません…m(_ _)m
どうだったでしょうか?少し短かったでしょうか?
まだまだここから話が少しずつ難しくなりますが何卒よろしくお願い致します!