「永遠亭で待ってるわ
紫はそう言ってスキマの中へと消えた
「ッ!!」
魔理沙は箒に跨りはじめた
「おい!魔理沙!どこへ行く!」
「決まってんだろ!永遠亭だ!霊夢が心配だからな」
「…魔理沙」
「なんだ?」
「永遠亭に案内してくれないか?この件は俺のせいでもある」
「……わかった、ちゃんとついて来いよ!」
「あぁ!」
俺は禍を見て
「禍津!お前も来い」
そう言った
「!?」
「こいつも連れていくのか!?秋人!」
「あぁ、色々とこいつにもお前達にも教えなきゃならんからな」
「…そうか。それじゃついて来いよ!」
「あぁ!」
魔理沙は箒に跨りふわりと浮き上がり飛び立つ
「ほぅーここが迷いの竹林か〜」
「そうだぜ!ここに入ったら最期案内がない限り出られないって訳さ」
「なるほどな」
「こんなの覚えるの簡単だな」
禍津は俺にそんなふうに話しかけてくる
「まぁそうだな俺達が作ったとこよりかはマシだけどな」
「お前達どんなとこに居たんだよ…」
魔理沙が引きつった顔で話す
「「人間が入れないところだ!」」
「ハイハイ、もうわかったぜ」
「ところで秋人」
「んぁ?」
「なぜ今になって呼び名を変えたんだ?」
「いや、特に意味はねーよ。強いて言えばそうだな〜呼び方がめんどかったから」
「ハイハイ、話はその辺にしてくれーもう永遠亭に着くぜ」
「あぁわかった」
その時だった…昔懐かしい霊力を感じ取ったのは…
「着いたぜ、ここが永遠亭だ!」
俺達が案内されたのは竹林の中に立つ和風の屋敷だった…
「…魔理沙、一つ聞いていいか?」
「ん?なんなんだぜ?」
「ここの屋敷の医師…八意永琳って名前じゃないか?」
「なんだ?永琳を知ってるのか?」
「やっぱりか…」
「ん?まさか…!永琳も嫁さんなのか!?」
「さぁ〜それはどうだろーな」
「ほら、お前達行くぞ」
「はいはい」
俺らは門をくぐり抜け大きな玄関へと向かうと後ろから声が聞こえた…
「秋人、なの?」
「ん?」
俺達は振り向いた…そしてそのには
「お?優曇華か?」
「えぇー秋人!久しぶりね、それにしても来てたんだこっちに」
「あぁそうだよ紫に連れられてな、それより久しぶりだな優曇華」
彼女の名は鈴仙・優曇華院・イナバ、紫が第1次月面戦争の時に敵側に居た人物で俺らが撤退する時に命からがら亡命してきた月の兎だ
「あ、そうだ優曇華!永琳の事まで案内してくれないか?」
「えぇーいいわよ、ついてきて」
「助かるよ」
アレから玄関をむしろ抜けて縁側に出た、永遠亭の庭はきちんと手入れされており綺麗だった。ま、俺はこういうのじゃなくてただ単に小川と木漏れ日があるとこの方が好きだがな。
っと、そんなことを思ってると優曇華が戸を開けた
「師匠、お客さん連れてきましたよ」
「あぁ、優曇華丁度よかったわ!」
「どうかなされたのですか?」
「霊夢がやられたのよ…しかも外傷はないのだけれど内臓系が少し不味い事に…」
永琳の言葉が止まった…
なぜならそれは俺が永琳の前に立ったからだ
「あ、え?秋人なの?」
「あぁ、そうだ。紫から聞いてないのか?最近紫に誘われて幻想入りしたんだが…」
「……そ、それより優曇華!早く別室の用意を」
「は、はい師匠!」
「秋人、昔話は後でやりましょう。今は貴方にも手伝ってもらうわ」
「それとことにいる元凶さんもね」
「……私のこと、いつから気づいていた?」
「永遠亭に入ってからよ、妙に妖力や霊力が大きいと思ったのよ…そして当てはまったのが禍津神…貴方よ、紫から封印を解いたことはさっき聞いたしね」
「なるほど」
「それより秋人手伝って、霊夢が少し不味い状態よ」
「わかった、それで俺は何すればいい?」
「とりあえず部屋を変えるから秋人は霊夢を持って」
「了解した」
「では私は?」
「とりあえず貴女は私についてきて」
「秋人、部屋はここを出て突き当りの部屋よ」
「わかった」
俺はそう言われ霊夢を抱え縁側に出る、すると奥で優曇華が呼んでいた
「秋人ーこっちよ」
「はいはい」
俺は少し苦笑いしながら突き当りの部屋へと入る、部屋に入ると布団が敷いてあった
「秋人ここに霊夢を寝かせて」
「あぁ」
霊夢をゆっくりと降ろす、すると優曇華が
「はいはい、男は出ていくー」
「あっ、ちょ」
と優曇華に部屋から押し出される。はぁ〜絶対ヒーリングオブゴッドの方が効率いいからな…。
俺はそんなことを思いながら紫達がいるという別室に入る
「紫様…少しは落ち着いてください」
「霊夢大丈夫かしら…死んだ入りしないわよね…ブツブツブツ…」
「あ!秋人、手伝って!紫様が…」
あぁーあ〜これはやばいなー。などと思ってる時だった
ドカーン
「な、何事だ!?」
「「!?」」
「あ、秋人!助けてくれ!」
そう言って俺の懐に飛び込んできたのは禍津だった…
「お、おいおい…どうしたんだよ」
「えっえ、永琳が!」
「永琳がどうしt」
そう言いかけた時に
「禍津神?どこに行ったの?出てらっしゃい」
そう言いながら出てきたのは顔は笑ってるが片手に注射器を持ちもう一方には手錠を持った永琳だった…
「え?永琳…?」
「永琳!霊夢は大丈夫なの!?」
と紫が飛びつくが
「大丈夫よ、優曇華からの報告によると今意識が戻ったらしいから」
「ありがとう!永琳」
「いえいえ、いいのよ紫、困った時はお互い様だしね」
「えぇーそうね」
紫の目は輝きを取り戻し涙を流していた。イイハナシダナー
「んで、秋人?」
「ん?」
「禍津神をこっちに渡して?」
「ん?あぁ了解した」
「ほれ、禍津行きな」
そう言って後ろに隠れている禍津を引き剥がそうとするが
ガシッ
「え?」
「い、忌み子の血液を採血するなら秋人の方が珍しいわよ!」
「は!?」
「旦那を売る嫁がどこにいるんだよ!?」
「あ、秋人大丈夫きっと多分」
「多分ってなんだー!」
「母さん!」
「へ?」
突然どこからとも無く霊夢が出てきて禍津抱きつきはじめた
「かあさん〜」
「ちょっ!今はやめろ!」
「え?何で?」
「頼むから離れてくれ!」
「母さんは私のこと嫌いになっちゃったの?」
「「「……」」」
一同黙る…それもそうだよなー霊夢ってそんなキャラじゃ無かったはずなんだけどなー
「あ、いや…そんなことは…ない」
すると霊夢がパァァと笑顔になる…が以前禍津は俺を離さない
「あのそろそろ離して」
「嫌だ」
「あっ!」
「んーどうした?禍津」
「永琳…だったか?秋人の血液はデルタのRH-だそ!」
「え!?デルタの-!?」
ちなみにデルタと言うとは古代の人間達が俺らの血液に付けた名だ
またRh-の言うのは今でも使われている
「フフフ」
永琳が不敵な笑いを浮かべる
「秋人?じっとしててね?」
「はい!?」
そう言って永琳は俺の腕を掴み注射器を向けてきた
「ちょっ!待て!禍津マジで離せ!」
すると禍津は今までにない笑顔で
「頑張って秋人」
おい、嘘だろ…
「男らしい覚悟しなさい」
「ちょっ!待て!痛ったぁぁぁあああ!」
こんにちはこんばんは、今回も前の投稿からだいぶ遅れてしまってすみません。リアルで色々忙しかったので許してください!
まぁ今回謝罪しかないので次回もよろしくお願い致します!