東方 幻想録   作:秦霊

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第22話 霊夢の回復と秋人の嫁達

「ん、あ〜その件ならお前達任せる」

「あぁ、あぁわかった、手段は問わん」

「あぁ別に構わん、いたぶるのもいいが必ず消せよ」

「ん、じゃぁな」

そう言って電話を切る。もちろん相手はLostだ、んで今の状況だが…

 

「な、なぁ秋人そろそろいいか?」

「正座して3分も経ってないぞ」

「…そんなこと言わずにそろそろ許してくれよー」

「知らん、これが旦那を売った罪だ」

「……」

はぁ、あのあとたっぷりと永琳に血を取られたからな…まぁ俺は今にも軽く爆発しそうな堪忍袋を閉じて禍津を正座させているんだけどな…

それにしても永琳生き生きとしてんなー、人の血を色々と使ってるけど何作ってんだ…?はぁ、それにしても

「母さん…なんで正座してんの?」

「…霊夢、だから私はお前の母さんではなく…」

 

「…え?…母さん?」

 

「ゑ?」

 

「…紫、どうしよう私母さんに捨てられる…」

そう言って泣き顔で紫にくっついてくる…でも、紫は笑顔だ

「大丈夫よ、あの人は貴女の本物の母さんで先代巫女よ。だから何一つ心配することは無いわよ」

…ゑ?紫もしかしてマジで禍津を霊夢の母親に仕立てようとしてない?これ不味くない?このままだったら霊夢…俺の娘になっちゃうんだけど…

「そうよね、ねぇ麗華?」

「え?あの…紫?」

「ねぇ?」

「え、えぇー」

おい!?禍津!了承してんじゃねーよ!こっちには既に義理の娘が居るんだよ!また義理の娘増えるじゃねーかよ!

 

「という訳よ霊夢、だから貴女の母さんはそこにいる麗華よ」

「そう…よね、そうよね紫、私ったら何言ってんだろ」

お前も信じるな!!

「さぁ母さん家に帰ろ」

「え?あ、あぁそうだな」

いやいや、了承すんなし!もう少し抵抗しろし!てか、潤んだ目で俺を見るんじゃねぇ!

「秋人…私どうしよう…」

「と、とりあえず神社…行けば?」

 

「お前!嫁を売る気か!?」

 

「俺を売ったお前が言うな!」

「うぐっ、そ、そうだったな」

「さぁ母さん帰るわよー」

「え?ちょっ!ちょっと!?」

禍津が霊夢に引きずられていった…大丈夫だろうか…アイツが母親で

 

「そ、それじゃ私も帰るぜ」

「あ、あぁじゃぁな魔理沙」

「あぁ、それじゃぁなー」

「あ、魔理沙!」

 

「ん?どうしたんだぜ?」

「禍津のこと頼む」

「え?あ、あぁわかったぜ」

霊夢に一番近い人物といえば魔理沙だからな禍津のことを頼んでおいても大丈夫だろう……たぶん

 

「はぁ、さて俺も帰るかな…」

「え?なにを言っているの?」

 

「…ゑ?」

 

「誰が貴方を返すと言ったのかしら?」

「え?あの何言ってるか、わかんないんだけど」

「だから、貴方は今日永遠亭に泊まっていくのよ〜」

 

「……ゑ?」

 

「あと拒否権はないわよ秋人」

あ、なんか優曇華がすんごいいい笑顔してるんだが冗談じゃねぇ。永琳と優曇華はもちのろん嫁だが、だが!永琳と優曇華、どう見ても……精力が足りねぇ!

「あ、秋人大丈夫よ!貴方の考えてることわかってるから」

 

「…ゑ?」

 

「どうせ、私と師匠と寝ると精力が足りないとか思ってるんでしょ?」

「!?」

何でわかってんだよ!てか、さらっと心読むなよ!

「ちなみにその事なら心配要らないわよ、ですよね師匠?」

え?なに絶対やばい気しか起きねぇと思うんだけど

 

「そうね優曇華、世の中には[精力剤]って物があるものね?」

「そうですねぇ師匠、それに師匠の作った[精力剤]がありますもんねぇー」

「そうね優曇華」

「「フフフ」」

 

やべーやべぇよ!!俺の勘が絶対に逃げろって言ってる!あれどうすんだよあれか!?もう逃げるか!世の中には逃げるが勝ちって言葉もあるしな、よしそうしよう、いやそうするべきだでないと俺が死ぬ!

ダッ!

俺は走って逃げようと姿勢を変えた瞬間

 

ガシッ

 

「誰が、逃がすって、言ったのかしらぁ?」

「ゑ?」

「さ、行くわよ秋人」

「ゆ、紫!た、助けてくれ!」

「え?なにを言ってるのかしら?私も参加するのよ?」

「ゑ?」

あ、これ俺終わったわ、詰みゲーだわ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「わかりました、必ず証拠は残さないので心配なさらないでください」

「はい、それでは失礼いたします」

私は電話を切る

「目的は必ず消せ…だそうよ、Rei」

「わかりました」

「あ、ちなみに必ず消すなら手段は問わないそうよ」

「やった!それじゃ久々に暴れれる!」

「あんた…その代わりサイレンサーは絶対付けなさいよ…」

「わかってますよ、Lostさん」

「お二方、援護はまさせてください」

「えぇー期待してるわよ、凛」

「椿から腕の凄さは聞いてるから私も期待してる」

「はい、おまかせを」

そういった話をしながら私達はReiの運転する黒のランエボXを走らせる。そしてまた凄いのは、実はこのエボXはReiが旦那様に頼み込み買ったエボだ。それから、それから、このエボ旦那様のご友人の方がチューンした車のため馬力は750程あるとかいう日本ではサーキットでも走って良いのかわからない車だ。と言うっても私はそういう関係は詳しくないから言い切れはしないが…

そんなことを知ってか知らずかReiは高速道路で200km出してる…

後ろに乗っている凛が青ざめてるけど…まぁ無理もないかー凛は新しく入って来た方だし、それにいつもは椿と行動を共にしてるからエボXにも乗りなれていないのだろう。まぁ私は自分の車旦那様と同じ32-4Rなんだけどね…

あ、そうそうちなみに椿の車は黒ベースにオレンジのlineの入った新型のNSXのフルチューンなのよね

「凛、慣れときなさいこの子は高速になるといっつも飛ばすから」

「ひ、ひえぇ」

ふふ、可愛いわね…

私達はそんなやり取りをしながら、山梨の甲府を通し過ぎていた




お久しぶりです。少し長かったでしょうか?長かったのならすみません…そして色々遅くなってごめんなさい…
投稿ペース出来るだけ早くしようと思ってるんですが…
とりあえずまぁ今回をありがとうございました、次回もよろしくお願い致します
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