東方 幻想録   作:秦霊

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第24話 過ちと反省、そして救出

俺は紫のスキマを抜けたあと香蓮の運転する車に乗り、埠頭へと向かった。そこから船に乗り換え太平洋上の小さな島へと向かった。

島に着いてからは地下にある隠された施設の司令室に入り状況を確認する

「状況を報告しろ」

「は!現在はロストしていますが、ロストポイント前のデータがこちらになります」

そう言って軍服を着た兵が俺にタブレット端末を渡してくる

 

「太平洋上だと?」

「はい、ここまではレーダーで捕捉出来ていたのですがそれ以来ターゲットをロストしまして…」

仕方ない…アレを出すしかないか…

 

「SR-71をだせ。高高度からの捕捉に切り替える。それとA-10、2機に対艦用無誘導爆弾とミサイルを積ませておけ、あと護衛にASF-X震電Ⅱをつけろ。そっちは対空使用にしとけ」

「了解しました!」

「あと、SR-71にMK82-1を積んでおけ」

「は!」

そう言って軍服を着た兵は足早に司令室を出ていった。そしてその数分後アナウンスが施設内に流れた

 

「これより、SR-71の離陸を行います。関係者は各員航空機格納庫に集合してください。繰り返します、これより…」

ちなみにMK82-1とは俺たちがLDGP・MK82を5つ改造したうちの一つだ

そしてMK82-1とはMK82に水中用ソナーを取り付けたもので、投下したあと水中に入った直後からソナーを放ち水中にいる潜水艦などを一時的にSR-71のレーダーに反映するように出来ているものだ

「旦那様なぜ衛星ではなくSR-71なのですか?」

「理由を教えてやろうか?」

「はい、是非とも」

「簡単な事だ、今俺たちの所有している旧式の衛星ではタイムラグが生じる。だか、SR-71なら目標真上、それも敵にあまり気づかれにくい高高度からの迅速な情報を得られるからだよ、それにMK82-1を積んである…だからSR-71だ」

「なるほど…」

香蓮と話をしていると、椿がこんな質問をしてきた

 

「あのーすみませんが、SR-71とは何のことでしょか?」

「…貴女は、SR-71を知らないの?」

と香蓮が呆れた口調で言っている

「そうだな、SR-71の愛称は"ブラックバード"なんだが…そこまで言ったらわかるよな?」

「え!?SR-71って"ブラックバード"の事だったんですか?」

「そうだよ」

えー、と椿が言っているがそんなのは今は無視だ

 

「こちらブラックバード滑走路に入った。司令室、離陸許可を求める」

「こちらに司令室、離陸を許可します」

「了解した」

そんなやり取りに俺が水を差す

「SR-71に通達、目標ロストからかなり時間が立っている。予想される地点にMK82-1を投下しろ。ポイントは目標周辺に到着次第随時送る」

「ブラックバード、了解!」

「こちらカタパルト射出班!ブラックバードのカタパルト射出可能!いつでも打ち出せる!」

「了解、ブラックバード出撃しろ」

滑走路の先の重く閉ざされたハッチなゆっくりと開きやがて真っ暗な海と快晴の空が顔を覗かせ月明かりが滑走路に差す。そしてそんな中ブラックバードの大きく黒い巨体が蒸気式カタパルトによって時速250kmまで加速し大空へと飛び出す。

「こちらにブラックバード!高度、速度共に良好!」

「了解、ブラックバード」

 

さぁ〜て次は震電Ⅱだな

「こちらカタパルト射出班!次の打ち上げまで4分かかる!オーバー!」

「了解、空いてる第2~第4までの滑走路を空けろ!震電Ⅱを4機同時射出する!」

「了解!」

震電Ⅱはエレベーターに載せられそこから確認カタパルトへの移動を完了させ、カタパルト射出可能になった

「震電Ⅱ!各出撃しろ!」

蒸気式カタパルトが震電Ⅱを各月明かりが照らす夜空へと打ち出した。頼むぞ

 

「伊402改の出港用意をしろ!魚雷、弾薬持てるだけ持っていけ!それともしもの時の救急用意だ!」

「了解!」

とりあえず俺らも行くしかないな…

「白蛇、香蓮と椿を連れて伊402改に先に乗っていろ…俺は後で乗る」

「わかったのじゃ」

はぁ〜長い夜になりそうだ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アレから何時間経ったのだろう?だけど私にはアレから何時間たったかわかる道具は今は持っていない…。なぜなら私達はしくじりまんまと敵の手に落ちたからだ…はぁ私も馬鹿なことをした。なぜ凛が撃たなかったのを不審に思わなかったのか…それを今すごく後悔している…。だけど今後悔しても遅いよね。こんな暗い牢の中に服も剥がれ己の身一つでいるのだから…

 

「はぁ〜私ほんっと!馬鹿なことやったわねー」

私がそう呟いていると隣にいるReiが

「そんな、私もあの時あれほど旦那様から言われたにも関わらず警戒を怠った…それがこの結果ですよ…」

「そうよね…」

すると凛が

「昔旦那様が私に言ってたことを今思い出しました」

「え?旦那様が貴女になにか言ってたの?」

「えぇー旦那様は私に"自分が起こした失敗やしくじりを振り返れ、そしてなぜ起きたか分析し、そこから解決策を見つけて足掻け。そうなれない姿が一番憐れな姿だ"と、そう仰っておりました」

「旦那様らしいわね」

と、Reiが呟く

「そうね」

「それじゃ私達も旦那様の言葉のように失敗を振り返ってここからの脱出を図りましょうかねー」

「Lostさんに賛成です」

と凛

「そしたらまずこの牢からよね?」

「えぇーそうですね」

私がそんな話をしていると

「任せてください、こんな時のための私の能力ですから」

そう言ってReiは鍵にだけ重力を集中させ鍵…というか牢ごと破壊した

「あちゃー派手にやったわねRei」

「すいません…」

「いいのよ、でもこれは敵さんすぐに気づいたでしょ」

「ですね、これで気づかなかったら馬鹿以下ですよ…」

「そうね、そしたらその馬鹿を待ち伏せして武器を奪うついでに私達の装備の場所聞きましょうか」

「ですね!」

女だって舐めてたら皆殺しにしてやるわ

 

それから私達は数分待ったすると馬鹿な兵がノコノコと4人で来た。

私達はそこをすかさず狙い一人は首の骨を折ってあとの二人は一人目の持っていたAK12で撃ち殺し、ラスト一人はAKとM1911と眉間に突きつけ私達の装備の場所を聞いたあと、殺した

さぁーて面白くなってきたわね、全員皆殺しにしてくれるわ

 




前回よりは投稿早くなってるのでしょか?出来るだけ早く出すようにはしていたのですが、なかなかネタというか場面の構図を考えるのが難しくてですね…あ、あとキャラの設定を少し変えさせて貰いました。すみませんこちらの事情です…m(_ _)m
それでは次回もよろしくお願い致します!
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