スキマを抜けた俺たちの目にまず飛び込んできたのは白玉楼の大きな屋敷の門だった
「秋人〜!こっちよー」
すると聞きなれた俺が俺たちを出迎えた。ん?これは優曇華の声か?
「あら、優曇華ちゃんお迎えご苦労」
「いえいえ、大丈夫ですよ紫さん」
声の主は優曇華、ビンゴだな
「ハハハ」
「ん?なんで笑ってるの?」
と紫が聞いてきた
「ん?あ〜奥見てみろ」
「「え?」」
二人が奥をよく見ると屋敷の縁側で酔った布都が酒を取られたのか幽々子にしがみついている、、、。ん?待てよなんで白玉楼に布都がいるんだ?
「あれ?紫なんで布都が白玉楼にいるんだ?」
「あ、それと優曇華〜香蓮達を妖夢のとこ連れてってやってくれ。妖夢の手伝いは出来そうだし」
「分かったわ、えっととりあえず皆さんこっちです」
優曇華が大きな屋敷の門をくぐり抜け屋敷の奥へと香蓮を連れていくところを見送りながら紫の話を聞く
「それで?布都がいる理由は?」
「まぁまぁとりあえずその話は白玉楼に入ってからするからとりあえず白玉楼に行きましょ」
「あ〜そうだな」
俺としたことが少し早とちりしちまった…といってもまぁ〜久々に嫁に会うんだし緊張だってする
俺はそんなことを思いながら白玉楼の大きな門をくぐり抜けた
「ほらぁ秋人!我のお酒を返すのじゃ〜」
と言って布都が背中にくっついて来る…というか入った途端俺の嫁、全員集合だったから驚いた。それにしても布都はどうしたんだ?普段はあまり酒を飲みはしないのに、、、
俺は布都が背中にくっついている状態で考え、幽々子に聞く
「なぁー幽々子、、、どうしてこいつこんなに酔ってんだ?」
「んー?あ〜それはねー私と神子で少し飲ませたら意外とお酒弱かったみたいで、、、こんなになってるのよ」
「あ〜なるほどね」
そう言えば昔似たようなことがあったな、、、布都は酒をあまり飲まないが故に酒に対する耐性があまりないのだ、だからこんな風に
「 」スゥー
って!寝てるー!俺の背中で寝てやがる。とりあえず布団ないから抱えとくか
俺はそう思い背中の布都を懐に持ってきて抱き抱える。すると周りが
「「「「「あー!」」」」」
「」ビクッ
「布都ちゃんいいなー私もして秋人〜」イイナー
と幽々子
「そうよそうよ、布都ちゃんだけずるいわ」アー!
と紫
「それじゃ私は秋人と夜一緒に寝ましょうかねー」クスクス
と永琳
「あまり秋人に迷惑をかけてはいけませんよ」
と聖
いやー!聖はわかってるね!流石だね!
「でも、夜の営みは参加したい、、です…////」カァー
やっぱり前言撤回、、、
「秋人はやっぱり人気者だな」ハハハ
と勇儀や天魔
いや!もうこれ人気者とかそういうのじゃないと思うんだけど、、、
「まぁまぁとりあえずその辺にしたらどうだ?」
と慧音が口を挟む
流石慧音だね!
「それよりそろそろ料理が来るみたいだが?」
すると慧音が言った通り厨房から妖夢と優曇華、藍、香蓮達が出てきた。もちもんその手には料理を持っている
「旦那様方、お料理をお持ちしました」
Lostがそう言ってくる
「あ〜ありがとう、頂くよ」
「あら〜?料理来たの?それじゃ食べましょうか〜」
と幽々子。だが、その片手に握られていたのは、どんぶりにこれでもかと言うほど白飯をよそぎ、山盛りになっているどんぶりだ、、、
これには嫁一同唖然とする
「まぁとりあえずお前達も座りな」
と香蓮達に座るように促す
「では、失礼します」
といっても香蓮達は妖夢の隣に座った
いやーにしても嫁全員と食事するのはいつぶりだろうなーと思っていると「ムゥー」と吐息のような声が聞こえてくる。
「おん?」
「あら?布都が起きたのですか?」
と神子が声をかけてくる
「ん?そうみたいだな」
ちなみに神子というのは"豊聡耳神子"言わいる聖徳太子だ。そしてのその側近のように付きまとうのが今酒で酔って俺の懐にいる"物部布都"だ
「ん、んー」スゥー
「あ、また寝た」
「え?また寝たのですか?」
「そうみたいだ」
まぁ仕方ないよな…これだけ騒いでおいて流石に体力が尽きたのだろう、、、仕方がない
「あ、秋人!隣の部屋に人数分の布団が置いてあるから布都さんそっちに寝かせてきたら?」
「あら妖夢!いい判断ね」
「ありがとうございます、幽々子様」
「とりあえず秋人、お前も常に抱いているのはキツいだろ」
ん?いやそんなことはないんだけどなーでも今から色々となりそうだし布都を布団に連れていくか…
「そうだな、、、それじゃ布都寝かせてくるわー」
「えぇー行ってらっしゃい〜」
と永琳が手を振っているのを背にして隣の部屋の戸を開け薄暗い布団の中に布都を寝かせてまた戻ってくるとなにか異変に気づきた…
それは俺が取り皿に自分の分を取っておいたのだがいつの間にか無くなっているのだ、、、だが、それの犯人はすぐに分かった
「、、、幽々子?なぜ俺の取り皿の飯が消えてるのかな?」
「んー?あら?し、知らないわよー」プイ
「幽々子〜?お前俺の取り皿の飯取ったなぁ?」
「な、何のことかしら?」
こいつ確信犯だ、、、と思っていると隣の親友からまさかの言葉が出てくる
「ん?あ〜秋人の取り皿の料理幽々子が取ってたわよー」シラー
「え?ちょ!紫!?」
あ、親友に裏切られたな
「ほう?幽々子?」
「むーすいませんでしたー」
と頬を膨らませながら謝ってきた。まぁ可愛いから許す
「まぁ別にいいけど」ヒョイ パク
と言いながら俺は隣に置いてあった麻婆春雨を取り皿に取り食べる。
以前幽々子は納得が行かないのか紫に無言の抵抗をしていた
「あ、秋人!」
と禍津が話をかけてくる
「んぁ?なんだ?禍津」
「お前が捕虜として捕まえてきた男、、、良かったら私にくれないか?」
え?なに?食べるのか?
「ゑ?なに?食べるの?」
「いや!食べないぞ!ただ面白そうな能力を持ってるみたいだし、霊夢と一緒に修行させてみようかなと」
ほう、なるほどなーアイツも能力持ちなんだしなーっても禍津に預けていいのやら、、、ま、いっか!
「まぁいいぞ、そしたらとりあえず帰ったら博麗神社に送っとくわ〜」
「あぁ助かる」
そんなこんなで飲んだり食べたりと宴会的なことをして帰ろうとした時に藍にこう言われた…「え?秋人帰るの?今日みんなで白玉楼に泊まるのよ。だから、帰さないからねぇ?」
とハイライトオフで言われたため現場帰れませんでした…
ていうか!絶対なにかあるからね!嫁と白玉楼で泊まりとかなったら絶対俺襲われるからね!
はぁ〜まぁとりあえず今風呂だから大丈夫だろ、、、ん?ちょっと待て!今俺盛大にフラグ建てなかったか!?と思っていると
「」ガララッ
と風呂の戸がバスタオル姿の幽々子と紫はたまた永琳に聖が出てくる…あ〜なんでこうもフラグ回収早いんだろう、、、
「あら?秋人奇遇ねー」
と永琳は言っているが絶対狙っただろ!
「はぁ〜なんでこうなるんかねー」
ととりあえず風呂を上がり携帯をいじっていると部下から着信が来ていた、、、というか冥界って電波あんの!?とか思いながら、部下にかけ直した。プルルルと言う音がしたあと「もしもし」と男の声で答える声が聞こえてくる
「あ、俺だ。それで?ノーチラスの件はわかったのか?」
と問いかけると
「はい、進展があり連絡させて頂きました」
「それで?購入したやつは誰だ?」
「そ、それがですね…」
「なんだ、早く言え」
「実はノーチラスを購入した会社は表向きでは〇✖企業となっているんですが、、、」
「、、、なにか裏があるのか?」
「はい、このノーチラスを購入したのは〇✖企業ですが、裏で所有していたのは」
「''フリーメイソン"でした、、、」
「なっ!なんだと!?嘘じゃないだろうな!」
と俺が声を荒らげると奥からいつも髪を結んでいるリボンを解いたいバスタオル姿の雛が勢いよく戸を開け「どうしたの!?」と聞いてきた。なので俺は平然を装い「あ〜少し驚いただけだ気にするな、それと早く風呂行って布団入れよ〜」と言って雛を風呂に入ることを促した。そして雛が部屋を出ていくのを確認したあと話に戻る。
「それで?まだあるんだろ?」
「、、、艦長はご察しがよろしいようで、」
とバツが悪そうな声でボソッと言った。
「どうした?なにが見つかった」
「実はですね、、、今回の件''安倍晴明''が絡んでいます」
衝撃が走った!なぜなら安倍晴明は昔俺と対峙したときがあったがその時に俺が''一度人間辞めてから忌み子すらも殺せるようになったらまた戦ってやるよ''と言ったことを思い出した。まさかとは思うが奴は蓬莱の薬でも飲んだのだろうか?いや、それにしては、、、
と考え込んでいると
「艦長!これにて報告を終了します!」
とハキハキとした声が聞こえたため
「あ、あ〜わかった。報告ありがとう」
と言っておく。すると「いえこれくらい造作もありません」と返ってきたところで電話を切った。にしても奴が絡んでくるとは…これはなにかあるな
「あ〜き〜と〜!ほら寝るわよ!早くこっち来なさい〜」
と声がかかった。おっと?流石にこれ以上待たせたら嫁に怒られるなと思いながら俺はゆったりと寝室に向かい嫁たちを抱き寝た。
今年の冬は一段と寒いですね、、、作者の地方ではあまり振らない雪がなんと降って積もりましたよ、、、ほんとびっくりです
まぁそんなことはさておき、皆さんも風邪を引かずに体調にお気をつけください。そして今回少し長くなりましたがご了承を、
では、次回もよろしくお願い致します!