東方 幻想録   作:秦霊

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第30話 西行妖との攻防

スキマを通り抜けるとそこには大きな桜の木が開きかけておりその下では紫がその桜を封印しようとしていた

「紫様!」

藍がとっさに叫んだ

「藍!禍津と秋人連れてきた?」

と少し苦しそうに藍に答える

「はい、ここに」

 

「紫!退けろ私が引き継ぐ!」

そう言って母さんは桜の攻撃をつけ流しつつ攻撃している

「霊夢!お前は夢想封印の用意をしておけ!綾人!霊夢を守れ!」

「それから秋人には連絡したのか?」

すると紫が

 

「えぇーしたわよ!というか妖夢に行かせたわ、、、そろそろ来ると思うんだけれど…」

と言った瞬間だった

「紫!危ない!」

 

「え?」ヒュン

紫の方に桜の枝が突き刺さろうとした時、突然赤黒い刀が枝に当たり枝を切り落とした。

「大丈夫か?紫」

「えぇーおかげでありがとう禍津」

 

刀を投げたのは母さんだった…というか母さんは刀を持っていなかったはず、なのになぜ…そんなことを考えながら夢想封印の合図を待ってると。

「霊夢!危ない!」ヒュン

今度は私のとこに飛んできた!ダメ、動けない…足が竦んで動けない…

 

「霊夢!」

そう言うと同時に「魔符:リフレクション」という声が聞こえたあと前に薄紫色の薄いバリアが張られる。それによって西行妖の攻撃は防がれた。

「大丈夫か!霊夢!」

後ろを振り返るとそこには綾人がいた。

「ありがとう!大丈夫よ」

私はそう言って西行妖と一気に距離を開け指示を待っていると

 

「霊夢!今だ''夢想封印''を!」

と母さんの声が聞こえた…私は軽く頷き

 

「霊符:夢想封印!」

 

私がそう唱えると七色のカラフルな無数の球が飛んでいく。そして西行妖に当たる寸前で西行妖が枝で防いだ。

 

「そ、そんな、、、」

「チッ やっぱりか」

「嘘でしょ!」

「なんだありゃ!」

と私、綾人、母さん、紫がそう言った瞬間だった。

 

 

 

「忌符:シャドウ!」

そう聞き慣れた声が聞こえた瞬間、西行妖の上と下に星型魔法陣が展開し、上から現れた赤いバリアがやがて下の魔法陣にまで到達するとバリアが西行妖を包み込んだ。

 

「な、なにあれ…」

私がそうつぶやっと隣の魔理沙と綾人が驚いている…それもそのはず私も魔理沙以外の魔法使いを知っているけどあんなルーン文字は知らない…

 

「馬鹿め、、、来るのが遅すぎだ」

母さんが隣で少し笑いながら後ろを振り返ると後から聞き慣れた声が聞こえた

 

「すまん!少し来るのに手間取った!」

そう秋人さんの声と

「幽々子様!!」

というか声が聞こえた

 

「そんなことより秋人!早くシャドウを!」

と母さんが秋人さんに叫ぶ

「あぁー!わかってる」

秋人さんは母さんの言葉にこう返したあとこう言った。

 

「くたばれ西行妖!死に絶えろ!!」

 

そう言って秋人さんが親指で首をはねる合図をする。

すると下の魔法陣から竜巻が発生し西行妖の枝を1箇所に集めた、そしてそのあと上の魔法陣から赤黒い稲妻が落ちてきて爆発し、西行妖の枝を全て吹き飛ばした、、、

私達はそれに絶句した、、、私達はまるで大昔の月面戦争でも見てる気分だった…

 

 

 

 

 

 

、、、やったか?だが、奴がシャドウ程度では死なないと思うが、、、

俺はそんなことを思いながら土煙の上がった西行妖の方を見る。

「なにをぼさっとしてる!全員一斉攻撃だ!」

 

俺は霊夢達にそう言うと、霊夢達は我に返ったのか攻撃を始めた。

「禍津!突っ込むぞ!他の奴らは援護してくれ!俺らが突っ込んで強制的に封印する!」

 

「「「「了解」」」」

…やはりやつは枝を切られても再生していた。だが、、、ここで封印しないと幽々子が危ない!

 

「霊夢!俺の合図でもう1度夢想封印を撃て」

「綾人!お前は霊夢の援護だ」

「魔理沙!お前も俺の合図でファイナルスパークを撃て」

「紫!四重結界の用意を」

「妖夢!紫の援護だ!」

「藍!お前も紫の援護を」

「白蛇!禍津!俺に付いてこい!」

俺はそう指示を出した。それにみんなも頷き、答える

 

さぁフィナーレだ!西行妖イィィ!

 

 

 

 

 

 

 

まずは俺と白蛇、禍津で突っ込む

「はぁぁぁぁ!」

白蛇が叫びながら突っ込む。だが、西行妖はもちろんそんな進行は許さない。枝を尖らせ体を貫き殺そうとかかる

だが、流石は元神なだけにその枝を跳ね返したり叩き切ったりしながら突き進むがここでまさかの攻撃が来た!

 

「ックなんじゃと!?」

それは、大小様々な紫色の弾幕と綺麗な蝶が飛んでる光景が俺たちを立ちはだかった…

 

 

 

 

 

「''完全なる墨染の桜-開花-''、、、ですって?」

 

 

 

 

と紫が驚く、、、それもそのはずこれは幽々子のスペルカードだ。これが使えるとなると幽々子のスペルカードは全部使える可能性があるということだ、、、

 

「退け!俺が行く!」

俺はそう言って西行妖に突っ込む。すると奴は幽々子のスペルカードを使いながら抵抗してくるがそんなのは関係ない、、、。俺は奴の攻撃を禍津神威で弾いたり避けながら進むすると不思議と木の根元にあっさりと来れてしまった…俺は不信感を覚えながら禍津神威を鞘に納め、

今度は腰にかけてある''霊刀:倶利伽羅(くりから)''を抜く。

 

簡単に言うとこの刀は''楼観剣''と同じで霊体のものを斬ることができる。ちなみに楼観剣は人に使うと切れ味が良くスパッと斬れるが、この倶利伽羅の場合肉体を貫通し魂を斬ることが出来る…すなわちこれは肉体や物理的なものは貫通するため刀などの物理的物でも抵抗は無駄な恐ろしい刀である

 

俺は倶利伽羅を抜き西行妖を斬る、そうすることで西行妖は元々自分の力でこうなったのではなく人の魂を吸収しそれを培養として自分の妖力や霊力を高めた。だったら弱らせるためには、、、そう奴が培養として吸収された魂を斬ればいい、それに幽々子の魂は亡霊としてそこに形作っているため西行妖を斬っても大丈夫という戦法だ。

 

 

「はぁぁああ!!」

俺は叫びながら西行妖の幹を斬っていき、最後に

「こいつで終いだ!忌式零ノ型一番:二百由旬の一閃!」

 

俺はそう叫び飛んできた弾幕ごと切り裂き西行妖の幹に音速で斬撃を飛ばしていく、、、そして最後に西行妖の根から葉にかけて一気に切り上げそして刀を納める…

すると後ろから「嘘でしょ、、、あれって妖夢のスペルカードよね?それの技版?」などと聞こえてくる…てか、妖夢のスペルカードの''獄界剣「二百由旬の一閃」''は元々は俺が教えてものを妖夢がスペルカードにしてアレンジを加えただけなんだけどな…

 

 

そんなことはさておき

「よし!霊夢、夢想封印を撃て!魔法陣はファイナルスパークだ!それが終わったら紫!四重結界を張れ!」

 

「「「」」」コクコク

皆は頷きそして

「霊符:夢想封印!」

「魔砲:ファイナルスパーク!」

 

「四重結界!!」

紫の四重結界はスペルカードではなく本当の妖力での結界、、、その辺の妖力とは違う

 

よし!だいぶ弱ったな!俺もやるか

「よし!Blood18barrier!」

俺も自分の持っている妖力を4割自分の血を2割結界へと回す

''Blood18barrier''

その名の通り''血の18結界''すなわち血と妖力で構成された18の結界の事だ、、、紫の四重結界とは違い18個の結界が複雑に入り込みもう二度と解くことの出来ない俺が独自に作り出した結界。

 

「グフッ チッやっぱり久々に使うとかなりキツいな!」

俺は妖力と自分の血を使い結界を発動させたとこで後ろから痛みを感じた…

見ると俺の背中には西行妖の枝が突き刺さり腹まで貫通していた。だが、ここで封印をやめてしまったら幽々子が危なくなる!!

俺はそう思いながら結界を張るのを続けた。

後ろから「秋人(主)(さん)!!」と聞こえてくるが今は無視だ!

 

そしてようやく俺らは西行妖を封印したが、、、そこで俺の意識が途切れた…




どうもお久しぶりです!投稿遅くなりすみません、、、m(_ _)m
今回は少し長かったかなーと思いつつ書いたのですが意外と良かったので良かったです!
という訳で次回もよろしくお願いします!
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