「はぁーなんだかんだここに来るのは千年久しぶりくらいだな、、、前に来た時より」
そんなことを呟きながら魔界の城下町を歩く。するとある人物が城下町を護衛をつけて歩いているところを目撃する。
「よしちょっと行ってみっかな」
俺はそう呟きその人物の元へと行く。すると奴の周りには護衛とその他大勢の一般の魔物達がいた。うわぁこれマジ面倒だな。そう思いながら名前を呼んでみた
「おーい!サタン〜」
すると周りの魔物や護衛が一気にこちらを向いてきた。なんだよ、、、いいじゃねーか別に呼び捨てぐらい。そう思っていると
「貴様!人間の癖にサタン様を呼び捨てなど恥を知れ!貴様を死刑s」
途中でそう言葉が止まった…それもそのはず俺は殺気を放ちつつサタンの護衛を睨みつけていたからだ。
「テメェ、、俺をあのクズ共と同等にする気かぁ?殺すぞ」
そう殺気を放ちながら言うと慌てて奥からサタンが出てきた。
「も、申し訳ございません極魔王様!!私の部下が大変失礼なことを!!」
と土下座してまで謝ってきたサタンに周りはビビり始めた。周りからは「あのサタン様が土下座して謝ってる…なんなんだあいつは!」と聞こえてきた。
「ほら!貴様も謝れ!!」
とサタンがさっき俺のことを人間扱いしていた奴に言った。そうしていると上から巨大な魔神が出てきた…それは大きさにして約20mほど巨人だ。邪神は赤黒い羽を少し羽ばたかせその後俺前で跪いた。
「''グザファン様''!?」
周りのついに周りのヤツらまで跪き始めた
「お久しぶりです極魔王様。貴方様がなんの連絡もなしにいらっしゃるということは緊急事態でしょうか?」
と邪神は語りかけてきた。俺は邪神の問に答える。
「いや、そんなわけではない。ただ単に''神綺''に会いに、、、な」
俺がそう答えるとグザファンは「ならば私が神綺様のところまでお送り致します。どうぞこの手にお乗り下さい」と言ってその大きな手を差し出してきた。
「お、すまんね〜それじゃ頼む」
俺はそう言ってグザファンの手へと乗る。すると徐々に手を上げていきくるっと180度向きを変えて魔界にある城とは正反対の神殿へと向かう。何故城へ行かないかというと実は実際に政治をやっているのはサタンであり神綺は魔界の創造主として魔界に君臨しているから神殿にいるのだ。要は人間達に祀られた神のようなものだ。
「秋人様。神綺様は貴方様にお会いしたいともう数百年程言ってらっしゃいましたよ」
とグザファンが話しかけてきた
「ほぅ、そうなのかぁーそれは楽しみだな」
と笑いながら返した
ちなみにグザファンはその昔天界に火計を仕掛けようとした魔神であるためかなりの知名度また地位が高い魔神である
そうこうしていると神綺のいる神殿へと到着した。
「ありがとうな、グザファン」
「いえいえ貴方様に感謝の言葉を頂くなど私には勿体無いお言葉です」
グザファンは頭を下げ跪きそう言った
「堅いなぁーもう少し気楽でいいんだぜ」
俺はグザファンの肩に手を添えて言った。
「いえ、そのようなことは貴方様には出来ません。貴方様はあの神綺様が敬われる程のお方なのですから」
「そうか、まぁいいそれじゃここまで案内ありがとなー」
俺はそう言いながらグザファンに背を向け手を振りながら神殿へと入っていった
俺が神殿へと入るとそこにはまるで俺が神殿へと入ってくることが分かっていたようにメイドが片手にはナイフもう片方には魔方陣を展開させ待っていた。
「失礼ながら貴方はどちら様でしょうか?それとも神綺様にお会いに?」
そう言ってナイフを構え直す。なるほどこいつ夢子だったのか。大きくなりすぎてわからんかったわ…
「おいおい夢子、俺を忘れたか?」
「はい?」
俺がそう言うと夢子は首を傾げながら返事をし、近寄ってきた。まぁ近寄って分かったようで
「も、申し訳ございません極魔王様!」
と何度も頭を下げてきた。
「ん、あ〜分かったから神綺のところへ連れてってくれんか?」
「は、はい!こちらです」
そう言って夢子は長い廊下を歩きやがて中庭に出た。そこには、様々な地表の植物などが咲き誇り木々の隙間からは魔界にはない日差しのようなものが零れ落ち幻想的な雰囲気を醸し出している。まぁなんと俺好みのところか…。
そしてそこの中心に白いテーブルと白い椅子が置いてあり、そこには白髪の女性が座っていた。俺も思わず息を呑んだ…まるでアイツそっくりじゃねーか…
「神綺様お客様をお連れいたしました」
そう夢子が言うと神綺は
「夢子…貴女にはいつも言っているでしょ?ここに私がいる時は人を通すな、、と」
そう言いながら振り向いた神綺は俺の姿を見た途端、目を見開き「あ、秋人…?」と小さく言った
「よぉー神綺久々に会いに来たらなんとまぁ神のように讃えられて、俺が来た時はサタンやグザファン達もびっくりしてたし、、、全くここに来るまで大変だったぜ…ところで向かい側に座ってもいいかな?」
と言うと神綺は慌てた様子で立ち上がり
「え、えぇ!もちろん座って」
「お、おう…」
まぁそこからは世間話や俺の研究が嫁にバレたこととか色々話した。そうして時間が過ぎ帰ろうとした時、、、神綺が一言言った
「あ、そう言えば'''私の娘''の''アリスちゃん''元気にしてる?幻想郷にいるらしいんだけど」
え?アリスちゃん?私の娘?
「え?ア、アリスちゃん?」
俺が疑問形で返すと神綺は少し驚いた顔で
「えぇアリスちゃんよ」
は?え?あの''アリス・マーガトロイド''!?しかも私の娘って…
不思議に思い神綺に尋ねた
「え?アリスってあの''アリス・マーガトロイド''?」
「そうそう!やっぱり知ってたのね!それでアリスちゃんは元気にしてる?」
そうだったのか…そう思いながら
「なんだあの子お前の娘だったのかよ…」
「えぇそうよ!いい子でしょ?」
と満面の笑みで言ってきた
「確かにいい子だ。アリスなら''結婚''して''旦那''と魔法の森で幸せにくら、、して、るぞ?」
俺は神綺を見た瞬間恐怖を久しぶりに覚えた…その恐怖は、、そう!サラがキレた時と同じくらいの恐怖だった
神綺の顔からは笑顔は残って入るが目が笑っていなく先程の光も無くなっていた…。
「はい?気のせいかしら?今''結婚と旦那''ってワードが聞こえた気がするのだけれど?」
と少し首を傾げ目の光が消えた目で俺を見つめてきた。あ、これ神綺知らないやつ?
「え、えぇーそれはだな…」
「あ、アリス様がご結婚なさって、、る?」
夢子があからさまに顔を暗くしびっくりしていると突然
「……。夢子少し外出するから支度しなさい」
「は、はい!神綺様」
そう言って夢子は小走りで神殿へと戻っていった
「お、おい?外出って」
「…秋人、、アリスちゃんのとこまで案内して。」
「…え?」
「幻想郷にいるアリスちゃんのところで案内して!」
「お、おう」
睨みつけながら言われ俺は少し引いてしまった。やっぱ女って怖いな、、、
おはこんにちばんわ作者です。
最近は休みが増え色々とやったりして小説の投稿が遅くなりすいません。あまり後書きを書く事も無くなりつつあるのですがどうぞよろしくお願いします。
さて、では次回もよろしくお願いします