東方 幻想録   作:秦霊

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第35話 家族の絆

ふん、ふんっふん

私は鼻歌を少し歌いながらお昼ご飯を作っていた。

にしても相変わらず私の旦那、、もとい上杉 龍稀はお昼になっても起きてこない…まぁいつも通りの光景である。

てか、本当に起きてこないわね…

そんなことを思いながらお昼を作っていると突然コンコンっとドアの方から音がした

 

「あら?誰かしら?はーい今出ますー」

そう言って私は台所の火を1度止め玄関へ行きドアノブをひねってドアを開けた。

するとそこには白黒の帽子をかぶった魔女がいた。「はぁ…」私は思わずため息が出た

「おいおい、私が来てため息ってのは客人に対して失礼じゃないか?」

「そうかしら?でも魔理沙どうせまたお昼食べに来たんでしょ?」

私が呆れたようにいうと魔理沙は片手を頭の後ろに上げて

「いやーやっぱりバレたか」

とアハハと笑っている。全く魔理沙は…そう思いながら魔理沙を家に上げた。

 

「あ、魔理沙まだ龍稀が起きてないから起こしてきてくれない?」

そう私が言うと魔理沙は少し面倒くさそうに

「どうせすぐ起きてくるだろ…」

「魔理沙…お昼あげないわよ」

私がそう言うと魔理沙は渋々

「仕方ないなー全く龍稀は昼になっても寝てるなんてだらしないなー」

そう言って魔理沙は私たちの寝室へと向かった。それにしても自分がお昼作りたくないからって人の家に来てお昼食べようとする魔理沙も龍稀と変わらないと思うけどなー。そう思いながらまたやり掛けの料理を再開する。

 

 

 

 

料理も出来てお皿に盛り付けテーブルに置いていると寝室の扉が開いた

「おはよぉー」

そう言いながら龍稀は目を指でかきながらまるで寝起きの子供のように起きてきた。するとひとつの疑問が生まれた。

 

あれ?魔理沙は…?

 

「あら?龍稀、魔理沙は?」

私がそう言うと龍稀は何かを思い出したかのようにそっぽを向き

「そうそう、そう言えばなんか朝起きたら魔理沙が隣で寝てたんだがなんだでか知らないか?」

…魔理沙ったら。龍稀を起こしに行って自分まで寝てるじゃないの!

「はぁ〜龍稀あとの食事の用意頼める?私は魔理沙を起こしてくるから…」

 

「おう任せとけ」

そう言って俺は寝室へと入っていくアリスを目で追った。

「はぁ〜寝起き早々だけど食事の用意するかー」

そう言って俺は台所にある調理された料理をテーブルに置いているとコンコンと玄関の方から音がした…

「ん?誰だ?もう昼飯近いのに」

そうぶつくさ言いながら扉開けるとそこには銀髪に眼帯を付け禍々しい刀を腰に差している見知った友人と…あと2人は知らん…

 

 

「よ、よぉー龍稀昼飯時に申し訳ないんだが上がっていいか?」

とあの幻想郷賢者の旦那らしくないくらい少し弱々しい声で喋った

「お、おう、まぁ上がりな」

そう言うと秋人より先に後ろにいた銀髪のドレス姿の女性がズカズカと入っていきそして…

 

「アリスちゃん!」

 

と呼んだ…ん?アリスちゃん!?

するとアリスが慌てたように寝室から出てきた。そして耳を疑うような発言をした

 

 

「な!''お母さん''!?なんでここにいるの!?」

 

 

は?え?お母さん!?

「お、おい!秋人どういうとこだよ!?」

 

 

 

 

「……」

すまねーマジ龍稀に申し訳ねー

「そ、そのな?俺が久々に神綺に会いに魔界に行ったて話をしてた時にな?つい別れ際にアリスの話が出たもんで結婚したこと言ったら…こうなった…すまん」

「え?じ、じゃぁアリスはお母さんに結婚のこと言ってなかったわけ?」

龍稀がそう質問するとアリスは

「う、うん。お母さんに言ったら絶対反対すると思ったから…」

ま、そうだよなー、俺も娘とか出来たらこういう気持ちになるんだろうか…

そう思っていると

 

「そうね、私は結婚には反対する」

「やっぱりね」

「そりゃそうよ!私の愛しい娘が誰かと結婚するんだもん…」

というかもうしてるけどな…

「って言いたいけど…アリスちゃんがとっても貴方のことは好きそうだからあんまり言えないのよねー。だから許そうと思うわ」

 

「「え?」」

 

まぁそりゃ驚くよなー

それにしても意外やな〜あの神綺が娘の結婚許すとは…

「お母さん…本当にいいんですか?」

と龍稀が聞いている

「本当は貴方みたいなのにはアリスは上げたくないのよ…」

「お、お母さん!?」

「でもね、アリスの目を見れば分かるのよ。アリスが貴方のことをどれだけ好きか…ね」

「お母さん…」

アリスがそう呟く

それにしても俺は今暖かい家族の絆が垣間見えた気がする

 

「ハハ…」

「ん?どうしたの?秋人…」

そう神綺が聞いていた

「HAHAHA」

「え?秋人ど、どうしたの?

 

つい笑ってしまった…

 

「いや〜すまん。少し笑ってしまった」

「えぇ、でも少しってレベルじゃなかったわよ…」

「いや、それは本当にすまん…でも俺は今長い間俺の中で眠っていた何かが動き出したような気がしたんだ」

「ふふふ、何それ」

そうお互い笑ったいるとアリスが

「と、ところで秋人さんとお母さんはどういう知り合いなの?かなり仲良さそうだけど…」

お、その質問やっと来たか

 

 

「あ〜それはねアリスちゃん。''秋人が私の命の恩人だからよ''」

 

 

「え!?」

「秋人さんが…お母さんの命の恩人…?」

「そうよ」

「今頃この人が私を助けてくれなかったら貴方もいなかったんだから」フフ

そう言って神綺は笑っていた…

「とうの本人はそう言ってるが俺が神綺を助けた理由は簡単だよ」

「あら?親切心じゃないの?」

神綺が不思議そうに聞いてくる。

「いや、違う」

するとアリスも聞いてきた

「え、えぇーと親切心じゃないならなんなの?」

と、まぁ今の嫁たちがこれを聞けば大体が分かる…と言っても少数ではあるが…

「答えは簡単だよ…」

俺はそう言って少し天井を向きながら言った

 

「''俺の昔の嫁にそっくりだったからさ''」

 

「え?それって永琳とかか?」

龍稀が聞いてきたが俺は首を横に振り

「昔の嫁さんだよ…神綺なら分かるだろ?」

そう話を振ると神綺は俯き暗い顔をして

「そう…ね」

と答えた

「え?それってどういう…」

アリスが不思議そうに聞いてくるが途中で話を遮るように

「知りたきゃ紅魔館の図書館にでも行くこった〜それじゃ俺は帰るぞー。神綺はもう少しいるだろ?」

そう言いながら立ち上がると神綺は俯きつつ「えぇ」と小さく答えた

 

さて、帰りますか〜

「それじゃ〜なー」

俺はそう言って玄関の方に行き扉を開ける。そして振り向かずに手を振ってアリス邸を後にした

 

 

 

俺は秋人を見送ったあと

「さっきの''知りたきゃ紅魔館に行けって''どういう意味だよ…」

と俺が愚痴っていた。するとアリスのお母さん…神綺さんが

「龍稀…だったかしら?」

と聞いてきた

「えぇーそうですよ」

「あの人のことはあまり詮索することをオススメしないわ…」

「「え?」」

神綺さんはそういった

「お、お母さんそれってどういう…」

「そのまんまの意味よ…貴方達は絶対あの人について調べちゃダメよ…でないと」

そこまで言って神綺さんは口篭った

「で、でないと?」

俺が聞き返すと神綺さんは

 

「龍稀…貴方が死ぬかもしれないわよ…」

 

「え?」

俺が驚いていると神綺さんは

「さぁーて久々に地上に出たのだもの''聖''に会いに行きましょうかねー」

そう言って神綺さんは立ち上がった

「あ、そうそう龍稀?」

「は、はい」

「アリスちゃんを死なせるんじゃないわよ」

「「え?」」

「アリスちゃんは魔界を出る前までほ私の力で守っていたのだけれどこっちには届かないの…だから貴方が守りなさい」

するとアリスがその言葉を聞いて

「も、もうお母さんは…心配性なんだから」ハァ

とため息をついていると神綺さんが神妙な面持ちで

「アリスちゃん言っとくけど貴女は私の娘よ…だから色々なところから実際狙われてるのよ。今まで言ってこなかったけどね」

 

「「え?」」

 

本日何回目かわからない''え?''が出た…だけどアリスが狙われてる?

「忠告はそれだけよ…それじゃ夢子、行きましょう」

そう言って神綺さんは家を出ていった…




こんちはこんばんは〜作者です…また訳の分からないものが出来ましたが完全に自分の趣味程度に作っているので目をつぶっていただけたら幸いです…
と、まぁ話すこともあまりないので次回もよろしくお願いします
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