〜客船内〜
今日、私は初ミッションで監督として香蓮さんが同行してくれている。
「よし、やるぞ」
私が小声で呟くと香蓮さんが
「気合いを入れるのは構わないけれど足でまといにはならないでね?」
「は、はい」
「ふふ、冗談よ。さぁ行きましょ」
そう言って香蓮さんは今までのメイド服とは真逆の派手な紅いドレスを着てターゲットのいるとされる当たりへと向かった。
途中数人の男にナンパされたがそこはキッチリお断りした。と言っても香蓮さんもかなり絡まれたようで面倒くさそうにしながら男の耳元近くで小声で「私のパパ、ロシアのマフィアのボスだから私に手を出したらパパが貴方を殺しにくるわよ?」と囁いていた、、。本当に旦那様直属のメイドは頭がキレるうえに更に殺しの腕もいいから怖い、、
香蓮さん曰く「大体の男ってのは自分より強い相手には尻尾巻いて逃げるもんよ。まぁ旦那様はそれでも殺しに行くけどね」とのこと。
さ、流石は旦那様が直接会いにってまで雇ったメイドの内の一人、、私らとは格が違った…。
「椿、殺しで相手が男の場合の良いテクニック教えたげる」
そう言われ説明されたが、、これ私に出来るのか?
と思いつつターゲットを見つけ実行する。
「ねぇそこのカッコイイお兄さん?」
そう言うとターゲットはこちらを向く
「俺のことかい?お嬢ちゃん?」
そう言いながら私の体を舐め回すように見てくる、、ハッキリ言ってキモい…
「そうそう貴方。良かったら少し貴方の部屋でお話しない?」
と香蓮さんに言われた通り少し胸元を開けながら言うとターゲットは
「いいねぇーそれじゃぁ案内するよ」
そう香蓮さんから教えて貰った方法、、それは''ハニートラップ''
ターゲットは、そんなこともつゆ知らずニヤニヤしながら案内してくれた、、本当キモい…そう思いながら私はついて行った。
〜客室〜
ターゲットの客室に着くとやつは私にシャワーを一緒に浴びないか、と言ってきた。殺しにおいてそれは好都合だった。そして香蓮さんからも「出来れば一緒にシャワーでも浴びないって言って誘き出しなさい。そうすればシャワールームにはカメラとかは無いし流れ出た血も洗い流せるから」と言われていたので都合が良かった。
ターゲットは「先に待ってるからねぇ〜」と言ってシャワールームに入って行った。私はそのタイミングでバッグから''デリンジャー''を取り出し谷間に挟み込んで隠す。
今回私が使ったこのデリンジャーと言う銃はレミントン社製の銃であり、全長12.38cmと小さい割に口径は41口径と以外に大きく、使用弾薬は41shortリムファイアと言う弾を使用し装弾数は二発と少なくバレルも短いため射程は約8mと短いがゼロ距離射撃をするためその心配はない。
そして私は服を脱ぎ出すタオルを体に巻いてシャワールームに入る。するとターゲットが堂々と裸で後ろを向いて座っているため殺すのには好都合だった。
私はデリンジャーを取り出しターゲットの後ろから軽く抱き着き胸を押し当てた後デリンジャーを頭に押し付け「コレなぁーんだ」と言ってハンマーを起こし発砲する。
ターゲットは完全に頭が吹き飛んでいるがその点は安心香蓮さんが言った通りシャワールームの中なので水蒸気で何も見えない上客室は客船の端で尚且つ今は客船内のホールで舞踏会がありここには誰も居ない。
私は体についた血を洗い流すとまたデリンジャーを谷間に戻し先程着ていたドレスとは違う黄緑色のドレスを着て部屋を出た。
部屋を出るとそこには香蓮さんが壁に背を預け立っていた
「少し遅かったわね?なに?お楽しみだったの?」
「そんなんじゃないですよ、、それになんであんな私の体目当ての男と寝ないと行けないんですか、、私はハッキリ言って初めては旦那様って決めてますから」
私がそう言うと香蓮さんは少し笑いながら
「ふふ、確かにね。正直旦那様くらいよ?私達を体目当てじゃないの」
「そうですねぇ〜あの人はまぁ見た目はそうなんですけど…大体は仕事のやり方とか性格とかきちんと見てくれますもんね」
「えぇそうね」
「あ、あと言っとくけど私、旦那様と一緒に寝たことあけれどそれはもうベットから出れない程ヤられたわよ。まぁ気持ち良かったらイイんだけどね?」
と言われ「ほ、本当ですか!?」とつい言ってしまったがその後
「貴女もそれなりに業績上げてオネダリしてみれば旦那様にもご褒美として抱いてもらえるかもよ?」と言われ、これから仕事頑張ろ、、と密かに思ったのは言うまでもない、、
私たちはそんな話をしながら横を並走している伊402改に乗り込みReiさんと合流して客船を離脱した。
〜幻想郷・橘亭〜
「そうか、わかった。報告ありがとうそれじゃ」
俺はそう言って電話を切ってふぅ〜と一息つくとそれを聞いてか聞かずかLostが茶を持ってくれた。
「旦那様、お茶をどうぞ」
「お、ありがとう」
そう言うとLostはお盆を両手で前に持って一礼し、退室した。
、、カンッ、、
鹿威しが甲高い音を立てて水を落とす。
「、、、久々に外に出るかな」
俺はそう思い着替えを始めると白蛇が俺に気づき「おや?主どこへ行くのじゃ?」と言われたので「んーちっと旧都にな」俺がそう言うと白蛇は「なるほど、、散歩じゃな!我も付いてくぞ」お、おうそうか、、
まぁいいんじゃね?
俺はそう思いながらLostに今日はあっちに泊まると言って家を出た。
ほぇーここが旧都に繋がる洞窟か、、やけにデケェな
(そうじゃの主)
と白蛇が答えてくる。
まぁとりあえず入るか、、
歩くのも面倒なので飛んでいると目の前にいきなり刃物的な中が前に来たので反射的に腰の刀を抜き抑えた。
すると洞窟の上から「嘘でしょ!?」と聞こえてきた、、なんだ妖怪か。俺はそう思いながら白蛇に(今からフラバン投げるから目と耳閉じ込めとけよ)と送り俺は腰にかけてあるフラバンを手に取りピンを抜き天井目掛けて投げた。
大量の光とモスキートーンのような高い音が鳴り響くなかゴトンっ!と言って上から何かが落ちてきた。
「うぅぅぅ」
桶の中で唸って目を抑えながらうずくまった深緑の髪の少女は俺を見るなり「貴方を何者?」と言ってくる、、。俺が聞きたいわそんなんそう思いながら俺は久々に自分から名を名乗った。
「俺の名は''橘 秋人''だ。お前こそいきなり首落とそうとしてきやがって危ねぇじゃねぇか」
そう言うとまた「うぅぅぅ」と頭を抱え桶の中に入っていった。、、名前くらい名乗れや、、
「んで?お前さん名前は?」
俺がそう言うと少女は
「キスメだよ、、あとまだ貴方に攻撃された光がここっててきついんだけど、、」
そう言いながらキスメは桶の中から顔を出した。
「ハハハすまんな」
「いいよ別に」
「あ、それでひとつ聞きたいんだがこの先進んだら旧都に着くのか?」
「うん、着くよ、、でも旧都と洞窟を繋ぐ橋には''パルシィ''っていのがいるから気をつけてね」
「おうよ、ありがとな」
俺はそう言って先に進んだ、、進んだのだが、、
「あ〜妬ましい妬ましい、、あまり知られてないど幻想郷では最強とか妬ましい、、」
そう言って彼女、、''水橋 パルシィ''は俺の行く手を阻んでいる、、さてどうしようか、、俺がそう考えていた時助け舟が来た
「おや?パルシィ、、またちょっかいかけてるのかい?」
「、、、''ヤマメ''じゃない、、あぁ妬ましい、、」
「全くどの辺が妬ましいんだい、、たまに意味がわからなくなるよ」
そう言って助け舟を出してくれたのは茶色と黄色のドレス?を着た150くらいの女の子が言ってくれたのは良かったのだか、、
「にしてもアンタ、、人間かい?珍しいねぇ〜人間がここに居るのは」
、、なんかイラッときたんだが?俺はそう思いながら少し妖力と霊力を3割程出しながら
「俺は人間じゃねぇんだけどなぁー」
と少しキレ気味に言うと不味いと思ったのか「あ、いやすまなかったね、あはは」
と苦笑いしながら言っていた。、、まぁ丁度いいし聞いてみるか。
「なぁこの当たりに''星熊 勇儀''って鬼は居ないか?ちょいと用があってな」
「なに?勇儀?なんでまた、、っていいか別に、、」
そう言ってヤマメは「案内するよ。付いてきな」と言って先を行く。俺はそれを追っていった。
「ここだよ、勇儀はいつもここで飲んでるからねぇー」
「ありがとう助かるよ」
「いやいやあんなん見せられたら断れないから」
と言いつつ苦笑いしている、、どうやら怖いようだ。
「別にそんな怖がらないくていいぞ。俺はやられたらやり返すが自分からやることはあまりしないんだ」
「そ、そうかい。なら、今度旧都来た時は一緒に呑もうよ」
「あぁそうだな。それと案内感謝するよ」
そう言って俺らは店へと入った。
店へと入ると案の定かなりの鬼が店の大半を占めており入ってきた俺を見るなり「なんだこいつ、、人間か?」などと小声で聞こえてくるが無視して勇儀の名を呼ぶ
「おーい、勇儀は居るか?」
そう言うと周りの鬼共の顔が変わり「、、あいつ勇儀の姐さんを呼び捨てなんて命知らずだな」と言っている。全く俺を人間扱いした命知らずはどっちだよって話だな。
「なんだい?誰だい?」
そう言って奥から勇儀の声が聞こえる、、まぁ声からしてかなり呑んでいるようだ。俺は勇儀の近くへと行き隣に座る。すると勇儀が俺に気づいた。
「秋人じゃないかい!珍しいねぇアンタが旧都に来るとは」
と言って背中をバシバシ叩かれるが気にはしない、、まぁいつもの事だからな。それを見ていた鬼共は「ゆ、勇儀姐さんの叩きを動じてもいない!?」っと驚いていた…
勇儀と呑みながら話をしていると俺のことを知らない若い鬼が勇儀に質問をした
「勇儀姐さんその隣の人間は誰っすか?」
と若い鬼が言うと勇儀は一瞬青くなり俺を向いた。
「んぁ?なんだ勇儀。」
「ア、アンタ、、大丈夫なのかい!?」
「なにがだ?人間扱いされることがか?」
と言いつつさっきとは違う5割程の殺気を放つと周りの鬼共がビビり始めた。
「お、お前さん!そのくらいにしといてくれ」
そう勇儀に言われたのでその辺にしておいた。だが、鬼たちからは「勇儀姐さんよりおっかねぇー」と小声で言われていた、、
「はぁーそういや白蛇、、お前は出てこないのか?」
と言うと勇儀が「え?」と声を上げて首を傾げると同時にボンッと白煙が出て中から白蛇が出てきた。
「お、お前さん今までどこにいたんだ?」
勇儀がそう聞くと白蛇は俺の膝の上に乗ると「さっきから一緒におったじゃろうが我は主の首に巻きついておったのじゃ」と言うと周りの鬼共が目を点にして「は?」と言っていたのが白蛇は気にくわなかったのか「ほれ!」と言って俺の膝の上で体長1mくらいの白蛇になった。それに勇儀を含めた鬼共がびっくりする
「まぁこんなんでも元は神だからな〜」
「「「は!?」」」
俺がそう言うと鬼共がまた騒ぎ始めた
「あ、秋人それホントなのか!?」
「ん?まぁなー」
俺は勇儀の質問に答える。
「秋人、、白蛇が本当に神ならなんで神社抜け出して今お前のそばにいるんだ?」
と不思議そうに言っていたがそれを聞いて人形に戻った白蛇は俺の膝の上で勇儀を睨んでいる、、
「勇儀、、さっき言っだろ?''元''神だってな」
「ちょっ?!主!」
「元?」
白蛇がかなり焦っていたが(俺も過去のことを晒したんだお前も同じ目にあえ)、と念を送ると白蛇は(あ、あんまりじゃー)と言っていた。
「そうだな元だ、まぁ元って言ってももう何十億年前の話だ?」
そんなことを言うと更に鬼共だけじゃなく周りのヤツも騒ぎ始めた。そりゃそうだろう、、この幻想郷では大妖怪と言われる八雲 紫でさえ1000年、月の頭脳と呼ばれる永琳でさえ約1億から2億年、、そう何十億年と言った時点でもう十億確定なのである、、そんなのは神以前かただの化け物でしかない。
「な、何十億年前!?あ、アンタが一体何歳さね!?」
そう勇儀が言うので答えた
「ん?聞きたいのか?」
「、、聞きたいに決まってるだろう?」
、、そうか聞きたいのか、、まぁいいか別に
「そうだな〜俺が生まれてもう11億年位になるかねぇー」
「「「「「はぁあ!?11億年!?」」」」」
うっせいなぁおい、、
「お、お前さんそんなに生きてたんかね?」
「まぁーなー」
俺はそう言いながら酒を飲む。しばらくして勇儀は冷静を取り戻した
「それで?秋人は今日何しに来たのさね?」
「ん?あぁ今日俺が来た理由か?」
「そうさね」
俺は左手で勇儀の頭に手を置き撫でながら
「お前とは宴会の時とあの異変以来会ってなかったし何より''嫁''を放置するわけにもいかんだろ?」
と言うと周りのヤツらがまた騒ぎ始めた…。うるせえなーと思っていた時大きな声が店内に響き渡った
「コラ!何騒いでるんですか、少しは静かに呑みなさい」
という声を聞いた鬼共は一瞬で黙った。そしてその人物は俺のところまで近寄ってきて挨拶した
「お久しぶりね秋人。」
「あぁ久しぶりだな''華扇''」
そう鬼共を叱り俺に挨拶して来た人物は主に旧都にいる仙人
''茨華仙''こと''茨木 華扇''だ。
「全く騒がしいと思ったら中心にいるのが貴方だったから納得したわ」
「ハハハすまんな、、自慢の嫁に用があって来ただけなんだがなぁー」
と笑っていうと華扇は以外にも笑いながら「ふふふっ全く貴方らしいわね」と言っていた。
店を出たあと俺らは勇儀の家へと行った。
「いやー久々に勇儀の家に来たなー」
「そ、そうかい?前に来た時はいつだったかね?」
「我は知らんぞ、そんなこと」
「確か月面戦争終わってから100年位経ったあとだったなぁーんで勇儀の初めてを貰ったのもここだったn」
ドカーン!!
「ぬ、主が吹き飛ばされたじゃと!?」
「そ、その話はな、無しさね」///
「痛てぇーお前、、本気で殴ったろ、、」
と言ったが当の本人は照れていて聞いてなかった、、ダメだこりゃ。
まぁそして夜は何やかんやあり翌朝となった
おはこんにちばんわ作者です、、
この頃虫が多くなりつつあって怖いです、、。一昨日なんて枕の下にヤモリがいましたからね。
まぁそんなことはさておき色々と朝チュンが多いですがどうかお気になさらず。しばらくは平和な幻想郷がご覧いただけます
では次回もよろしくお願いします!