報告会が解散したあとそれぞれ博麗神社をあとにした。
だが、一部は博麗神社に残り室内で話をするのであった。
〜博麗神社〜
「、、にしても奴らの行動が本格化してきたな死神」
「、、、、そうだな」
「秋人、そろそろ仲間を増やした方がいいんじゃない?」
不意に麗華がそう言った。
「仲間を増やすって、、どうやるんだ?そもそも秋人は色々と恨みを買ってる訳だろ?なら増やそうにも増やせるわけが、、」
慧音がそう言った時だった。パチュリーが不意に口を挟む。
「いえ、、ちょっと待って。破壊神はさっき14人敵がいるって言ってたわよね?」
「ん?そう言えばそうじゃの、じゃがそれがどうかしたのか?」
天魔がそう言うとレミリアがあることに気がついた。
「忌み子は''18人''いた?」
「「「「「?!」」」」」
その言葉に数人が驚いた。
「、、よく気がついたわねレミィー」
「、、算数くらい出来るわよパチェ」
「まぁそうね、、」
ちょこっと馬鹿にされたレミリアは少し不機嫌気味にそう答えた。
「、、それで?仲間はどうするんだ?」
慧音がそう言うと破壊神がニヤリと笑った。
「それがなぁ味方になりそうなのがあと2人いるんだわ」
「あと二人?」
パチュリーが不思議そうに首傾げる。
「そうあと二人だ」
「なら、そのあと2人に接触さえ出来れば!」
優曇華がそう言ったのだが、、
「「「「「優曇華(ちゃん)(さん)(お前)、、(お)馬鹿か(かしら)(じゃないの)?」」」」」
「ウグッ、、そんなに言うことないじゃないですか、、」
優曇華は幻想郷賢者でもある五大老の面々に怒られ少し泣きそうだ。
「」スッ
「あっ、、」ダキ
そこはスっと嫁を抱き寄せる流石は
「、、あんまり優曇華をいじめるなよ、、」ナデナデ
秋人は優曇華の頭を撫でながらそう言った。
「、、そういうつもりは無かったのだけれど、、まぁそう受け取ったのならごめんなさいね」
永琳がそう言うと優曇華は秋人の胸元に埋めていた顔を壊れて錆びた機械のように首だけをギギギッと向けると驚きと青顔をして、、
「し、師匠がそんなことを言うなんて、、もうこの世はおしまいなんですね?」
、、と言い出したのでこれには流石の永琳、またしてもどこからともなく和弓を取り出すと秋人の頬と優曇華のうさ耳の間を丁度通過するように狙い、矢を放ってきた。
これには流石の秋人も優曇華と同じで壊れた機械のように首だけをギギギッと後ろに向け矢を確認すると永琳を方を見て乾いた苦笑いを見せた。
「、、あ、あの永琳、さん?」
「あら、秋人何かしら?」ニコニコ
「あ、あの頬に少し当たったのですが?」
「あら、いいじゃないの、大丈夫よ?
今 度 は 外 さ な い か ら 」フフフッ
ギャアアアアアアア
アッマテヤメロ!
ダメダメ! マッテシショウ! ソレ、ソレシンジャイマスッッ!!
ア"ア"ア"ア"ア"ッッ!!
ますます青ざめる秋人と優曇華をよそに破壊神と麗華、秋人の嫁達、そしてその他の者共は話し合いを続けるのであった。
「、、にしてもじゃの、どうやって連絡を取るのじゃ?流石に敵もその辺は抑えているであろうに、、」
「、、うむ、そうですよね」
布都、神子がそう言うと麗華がポツリと呟いた。
「、、死神なら、奴なら煉獄にいるんじゃないか?」
「なに?煉獄だと?なんでロリ神がそんな所に居るんだ?」
麗華がポツリと言ったとこに破壊神が食いついた。
「、、その死神という人は呼べないのでしょうか?」
「いや呼べないことはないんだが、、その、、」
麗華が珍しく渋る、、それを見て呼べないか、と言った聖は不味かったかしら?と首を傾げるのであった。
「、、いや呼べない事はないんだ、、だがなぁ」
「、母さんが渋るなんて、、どんな人よ、、」
「霊夢、間違いなくヤバい人だぞ」
「、、そっそれは分かってるわよ、ただどんなヤバさなのかなって」
霊夢と妖斗がヒソヒソと話をしているとその答えが帰ってきた。
「、、いやそのだな、、実は奴は、秋人にベタ惚れしててな、、」
「「「「「えっ(はいっ)!?」」」」」
「えっマジで!?」
まさかの惚れられていた本人さえ驚く始末、それを見て麗華は頭を抱えた。
「お前なぁ、アイツ昔結構アプローチしてたと思うぞ?お前に手料理持っていったりだとかプレゼント持っていったりとかその他色々、、」
「えぇ、、あれまさか俺に惚れてたからかよ、、」
「それ以外に何があるんだよ、、」
「いやただの親切心かなぁと」
「、、お前本当に一度死んだ方がいいと思うぞ」
「えっ!?なにそれ酷い」
まさかの嫁に死んだがいいゾ、発言をされ案外凹む秋人であった。
「まぁ禍津、、あの時の秋人は完全にサラ、禍津絶対至上主義だったからよォ、、」
挙句の果てには破壊神さえも遠い目をし始めた、、
「、、なんだよ」
「いや、今から死神を呼ぶのが可哀想になってきてな、、」
「、、まぁそうよね」
「と、取り敢えず呼びませんか?このままじゃ埒が明かないので、、」
聖がそう言うと麗華はため息を吐きながら、
そうだな、とだけ答えた。
「我、汝を求む、汝我の前に姿を表せ、
魔法陣の全体が白く光り出すと今度は魔法陣の中のルーンが黒く光だし空中にまで浮き上がた。
「、、こんな魔法があるなんて、、有り得ない」
パチュリーが一言そう言った。それを隣で聞いていたレミリアはふと疑問を感じパチュリーに聞いた。
「ねぇパチェ、何も転移魔法なら貴方だって、、」
すると今度はパチュリーの隣にいた魔理沙が答えだす。
「いや、レミリア普通は有り得ない事なんだぜ」
「どうしてよ、、」
霊夢も気になり聞きに入った。
「、、考えても見なさいよ。今麗華さんがこの魔法使った時なんて言ったか覚えてる?」
「「えっ?」」
思わず霊夢とレミリアは目が点になり、考え始めた。麗華がなんと言ったのかを、、
だが、霊夢の隣にいた妖斗は何かに気づいたのかハッ!とした顔を見せた。
「、、妖斗はわかったようね」
「、、あぁ今分かったよ。確かに不可能に近いな、、''ある特定の人物を召喚魔法で呼び出すなんて''、、」
「「!?」」
霊夢とレミリアはやっと気づいたか顔を驚かせる。その後もパチュリーは話を続ける、、
「そう、今妖斗の言った通り有り得ないのよ。''召喚魔法で特定の人物を呼び出す''、、なんてね」
「、、さて準備は出来たな」
そんな言葉を無視するかのように麗華は魔法陣を完成させ最終段階へと入る。
「秋人、あとは頼む」
「、、わかった」
「、、汝我の問いかけに答えよ、我が求むは数多の戦を勝ち抜いてきた旧友である。汝今ここに来たれ」
秋人がそう唱えると魔法陣は更に白く輝きを増した。
その直後だった、、白く輝き出す魔法陣の中からフワッと黒ベースの赤いフリルの付いたスカートが見えたと思った直後には光がスゥーとだんだんと消えていき目を瞑り登場したのは身長145程のゴスロリ幼女だった。
「久しいな死神、、」
秋人がそう言うと死神はゆっくりと目を開けジッと秋人を見た。
「、、なんだよ、、ジッと見て、アルト俺の顔になにかついてるか?」
「いえ、師匠顔には何も付いていないかと、、」
唐突に現れたアルトに霊夢が少しびっくりする。
「、、秋人、その頬の傷どうしたの?」
「あっ?あぁこれな、さっきちょいと巻き込まれたついでに撃たれた」
すると死神は不意にプルプルと震えだした。
「お、おい、、どうした?」
「、、が、、たの」
「は?」
「、、誰 に や ら れ た の」
と静かで落ち着いた声で語りかけてきたはいいが、、目が完全にハイライトオフになっております。
「あちゃーやっぱこうなるか、、」
「、、やっぱり昔から変わらんな、、」
と麗華と破壊神はそう言った。
それに気づいたのか死神は二人の方を向くと秋人の傷をピシッと指差しジッと睨むようにしてみていた。その視線はまるで どうせお前らがやったんだろ 的な視線だった。
「おいおい、私達じゃないぞ?やったのは秋人の嫁だぞ」
麗華の突然の告白に永琳がビクッとなる。これまた丁度永琳が弓を持っていたのだ。
死神はゆっくりと永琳の方を向くと睨みつけ、一言呟いた。
「、、許さない」
「えっ?!」
死神はそう呟きゆっくりと永琳の方へと歩みを進めようとするのだが、、
ガシッ!
そこは流石に秋人が止めに入る。
「、、なんで止めようとするの?あの女は秋人に矢を射った女だよ?例え秋人のお嫁さんであっても許される事はないんだよ」
死神はハイライトオフにゆっくりと冷徹な態度で秋人をジッと見つめていた。
「待て、待て!永琳は俺の嫁だ。これ以上嫁を失いたくないんだよ!ちょっと冷静になれ!」
「、、冷静になれ?秋人は何を言っているの?、、というかこれ以上失いたくないってそれはどういう、、」
死神はハッとした様な顔をした。何かに気づいたようだ、、
「、、秋人、、サラ姉様は?、、姉様は?」
「、、サラは、、、10億年前に、、、人間共の策略にハマって禍津を逃がして、、、、、
「、、う、、そ、、嘘でしょ?、、姉様が、、、姉様が、、」
バッと秋人泣きついた、、死神は絶望感にゆっくりと浸っていく、、
死神は生前のサラの事をサラお姉様、姉様と慕っていたのだ。またサラも死神の事を妹のように可愛がっていた。
「、、コロス、、ゼッタイニコロス」ニヤッ
死神はさっきのハイライトオフとりも更に深い深淵に光が目から消え不敵な笑いを浮かべた。
そして突如として二つの魔方陣を側面に展開させると
「クリエイション:ジェネシスor桜花」
そう呟くと右からは死神の身長をゆうに超える大型の斧とハンマーの付いたウォーハンマーに柄の下には鎌も備わっているその名も''ジェネシス''。
そして左からは''桜花''と名ずけられた刀身が薄ピンクの大型の鎖鎌を取り出した。
「、、嘘、、でしょ?生成の魔法陣から武器を創造した?」
パチュリーが驚き顔を見せる中死神は
「、、秋人その人間共はどこ?というか今すぐ人間共を殺そう?」
「「「「「「「」」」」」」」ゾクッ
そう持ちかけた、、あまりの殺気に皆の背筋が凍る、、
「、、死神、、俺はもう、殺し尽くしたんだ、、」
「、、、、なら仕方ない、、秋人が殺らないなら私が殺る」
バッ!
「、、破壊神、何をする」
「何をするじゃねぇ、、まずは話を聞け」
「、、わかった。
死神はそう呟いた。すると両手のジェネシスと桜花は紫色の粒子になって消えた。
「、、有り得ない、、規格外すぎるわ、、これが全種族サイキョウを誇る忌み子」
「パチェそのサイキョウってどういう意味のサイキョウなの?」
不意にレミリアがそう聞くと美優が不意に呟いた。
「、、サイキョウ、、それは最も強い者、最も凶悪な者、最も恐ろしい者、最も狂っている者…確かそれらを全て合わせてサイキョウ、、」
「な、なにそれ、、」
「全くよく知ってんなお前ら、、まぁ大体あってるがちょいと間違ってる」
「「「えっ?」」」
秋人の一言に驚きを隠せないレミリア達に秋人は不気味な笑いを浮かべながら言った。
「美結ちょいと惜しいなぁ、、サイキョウ、、それは正確には、、
最も強い存在''
最も凶悪な存在''
最も恐ろしい存在''
最も狂っている存在''
最も脅かす存在''
最も兇れる存在''
この6人から構成された忌み子のトップの実力者を人間共がそう言ったのがお前らの知ってるサイキョウなのさ」
「六人、、ですって?!それじゃ忌み子は20人いたの?!」
紫が驚く
「でも、私が調べた限りでは4人って、、」
パチュリーがそう言った。だが、死神がそれを否定した。
「、、貴女が調べても出てくるはずがはない、だって私はネクロマンサー、そもそも自分で動くことなんて滅多にない。それにリオンに至っては魔術で遠距離法撃してたから見られてないのも当然、、」
「、、ネクロマンサーにマジックキャスター、、ですって?まさかじゃあ、、」
「そう、あれは文献では禍津や破壊神達がやった事になってたりするけど実際は私達二人の力」
パチュリーが口を開けたまま動かなくなってしまった。そんなパチュリーを見て隣のレミリアは驚きをしていた。なんせパチュリーと100年程一緒に居る彼女でさえパチュリーのこんな顔は見た事ないからだ。
「、、それにしても、、ださっきの話だがロリ神悪いが後で死神の家で教えてやる」
「、、わかった。それにしてもライアンは相変わらず私の事をロリ扱いする、、私はもう10億歳は越えた大人」
死神の発言に一部を除き皆が驚く、、それに被せるかのように破壊神も反論する。
「いや、お前は姿がロリだからロリ神だな」
「、、もういい、秋人は名前で呼んでくれるから」
「、、一度も名前で呼んだ記憶が私にはないんだが?それに秋人は自分の嫁以外にはかなり鈍い、、」
「、、うるさい禍津。秋人はこれから呼んでくれるからいいの。ねっ?秋人」
「は?あ〜スマンが話を聞いていなかった悪いな''死神''、んで俺がなんだって?」
麗華の一言はやはり的を得ていた。これには流石の死神も呆然だった。というか皆が秋人を冷たい目で見た。
「おっ、おいおいなんだよ、、なんか悪いことしたか?」
「えぇ、、それもかなり」
「やっぱり貴方には女心というものがわからないようですね」
「、、今のは、、酷いわね」
「、、んーやっぱり秋人ねぇー」
と嫁達にかなりダメ出しされ秋人は膝をおり四つん這いで凹んだ。
「、、と、取り敢えずロリ神、、今度の相手は同じ忌み子だ」
「、、何があったの?」
「初めは数ヶ月前のことだ、unknownが裏切り私と秋人を攻撃してきた。その次は数日前だ、、今度はリクス、、私の娘とここにいる妖斗が死にかけた、、死神これは奴らからの私らへの宣戦布告だ。今後全面戦争は免れる事は出来ない、だから今私達は旧友であるお前達を呼んだんだ」
麗華がそう言うと死神の顔は曇りこう言った。
「私のところにはランディが来て殺しに来た、、だから返り討ちにしたけど逃がした、、」
「、、お前もか、ならリオンも時間の問題だな」
「ん、でも首謀者がわからない」
「、、首謀者なら分かるぞロリ神」
そう破壊神が言うと、死神は静かに
「、、誰?」
とだけ言った。
「首謀者はアステラだ。そんでサラを死に追いやったのもアステラがやったそうだ」
その言葉を聞いた瞬間、死神の禍力が一気に暴走気味になり一言だけ言った。
「、、殺す、アステラ殺す。アイツに関わってる奴らも皆殺しにする」
全く秋人と同じことを言う死神だった。
「、、あ〜あ〜俺の精神が、、」
そう言って立ち上がったのはさっき嫁達にボロカスに言われた秋人だった。
「、、秋人、、アステラはどこ?奴は殺す、、絶対に殺す」
「、、、、取り敢えず落ち着け死神、俺だってそれが分かってたら今頃ここには居ない」
「、、そう、、だね」
そう言って死神は力を弱めた。
そしてふと気になったのか秋人に質問した。
「そう言えば私は今後はこっちで暮らせばいいの?」
「んーまぁそうなるな」
「住処は?ご飯は?」
「、、それは俺の家に来ればいいだろ」
秋人がそう言った瞬間、誰が見ても分かるような ほわぁ〜 っとした表情になった。
「秋人の家、、私と二人っきりの環境、、」
そう言って顔を紅くしていた。
、、何を勘違いしているかは分からないが現在秋人の家には秋人直属のメイド、そして秋人の式である白蛇、イーグルまた旧橘邸の家をそのまま交換したためシルフィード達、精霊達もいるのだ。
つまり何処にも二人っきりという環境とは程遠いのだ。
「、、ふふふ、、二人っきり、、二人っきり」
と死神はボソボソと話していた。
「、、まぁ死神は放っておくとして、、取り敢えずは奴らの動きを確認する必要がある。破壊神上からの監視は任せる」
「あいよ任せとけ」
「禍津は霊夢達を頼む」
「分かっている」
「アルトは非常事態に備えて俺の家に待機だ、それと今から俺の家に帰って白蛇に幻想郷全域に眷族の配置を伝えてくれ」
「承知致しました」
一言そう言いアルトは神社を後にした。
「あと各自身の回りには気をつけてくれ、、特にウチの嫁はな。あと紫、もし結界に異常があったら知らせてくれ」
「えぇもちろん」
「よし、これにて解散する。他に報告か何かあるか?」
「「「「「……」」」」」
「ないならこれで解散だ」
秋人の一言により各自解散した。破壊神は天界に戻り秋人と死神は旧橘邸へと戻った。
お久しぶり作者でございます。
死神ちゃんと共にリオンも出そうかと思ったのですが、、それはまた後ほど〜ということで今回はリオンは出ませんでしたが後々出ますのでどう言った奴なのかお楽しみを
ということで次回もよろしくお願いします。