幻想郷では異変が終わったあとには宴会で幕を閉じるらしい
「それで秋人、右腕大丈夫なの?」
紫が心配そうに聞いてくる。それもそのはず、俺の右腕は吹っ飛び今は左腕だけなのだから…
「あ〜大丈夫だよ、心配かけて悪かったな」
「本当、秋人は昔っからよく人を心配させるわよね」
「本当、まったくじゃ」
「えぇー本気に」
はぁ 紫の質問返したら白蛇と美結がすんごい睨みながら紫に同情してんだが…
「わ、悪かったって」
「本当にそう思っておるのか?」
「いや!真面目に思ってるって」
「……まぁいいでしょう、極魔王様には自然治癒の薬打ちましたし」
「そうね」
紫や白蛇、美結の許しが出た!良かった〜
「でも!次やったら知らないわよ…」
「あ、はい」
ところ変わって俺の家にて
「秋人、今日の夜の宴会来なさい」
と藍に言われている…
「え、でも宴会っても俺行っても大丈夫なのか?」
「えぇー大丈夫よ、と言うよりも来て。でないと紫様が可哀想に見えてくるから…」
「え?なんで?」
「だって紫様、今日の宴会のためにお昼から服をあれがいい?これがいいかしら?って私に聞いてくるんだもの」
「なるほど…そう言うことかー」
「えぇー」
「それじゃ今日の宴会行くとしましょうか…綺麗な紫も見たいし酒も久々に飲みたいし」
「旦那様、私達も行ってもよろしいでしょうか?」
「あ〜来い来い、宴会は多い方が楽しいだろ?」
「ありがとうございます。旦那様」
「んー今日の宴会秋人さんは来ないのかしら?」
「知らないぜ、私的には来て欲しいんだがな」
「そうよねー流石に宴会に主役が居ないのは寂しいわね」
「でも、まぁ呼んでるから多分来るわよ。霊夢」
「!?紫?いつからそこに居たの?」
「さっきからよ」
「「え?」」
「酷いわね、貴女達」
宴会の行われている部屋の中からはわちゃわちゃと声が聞こえてきた。なんだか楽しそうだ…本当はこんな所あまり来ないがいいのだが…まぁ今回は特別だ、綺麗な嫁が見れるってだけでいいし
そう思いながら神社の縁側から室内に入る。
ガララッ
俺が戸を開けるやいなや数人がこちらを見てきた。古くからいる妖怪達は恐れ始め、若い妖怪達はなんだこの人間って感じで見ている、それもそのはずだ古くからいる妖怪達は俺のことを知っている。
それして俺が起こしたことを知っているからそこ警戒している…
まぁそんなことは気にせずに霊夢や魔理沙、紫の所に行く
「よぉ紫、宴会来たぞ」
「あら、秋人珍しいわね。普段はこんな所にはあまり来ないのに」
「え?そうなの?紫」
と霊夢が聞いているが…紫が引きつった顔で
「まぁ古くからいる妖怪達は貴方のことを知ってるしね…」
「まぁーな、んで宴会に来た理由だが、可愛い格好してる嫁を見ながら酒を飲みたかったからだよ」
「まぁ!」
紫は扇子で口元を隠し照れている。…可愛い
「はいはい、惚気はその辺でいいから…秋人さんそれより古くからいる妖怪達が秋人さんのことを知っているってのはなんでなの?」
「あ!それ私も思ったぜ!」
と霊夢と魔理沙が目を輝けせながら聞いてきている。だが紫は
「駄目よ、貴女達に秋人がやったアレを教える訳には行かないわ」
「え?秋人さんがやった…アレ?」
紫は は! とついついしゃべったことに対して口元を隠しそっぽを向いて酒を飲んでいる…
ねぇねぇ教えてと言ってくる霊夢と魔理沙…そんなこんなをやっていると、突然背中に衝撃が走った
「お兄様!」
背中を見るとフランドールがくっついていた
「うぉ!?フランドール?!」
「む、お兄様!私のことフランって呼んで」
と、顔をムスっとし言ってくる
「お、おう、すまんな…フラン」
「うん!」
と、すんごい笑顔で言ってくる反面紫が、俺を取られすんごくフランを睨んでいる。正直、女って怖いなって思った瞬間である…
「んで、フラン?なんで俺のことお兄様って呼んでるんだ?」
「ダメ?お兄様…」
やべぇ今一瞬ロリコンの気持ちがわかった気がする…と思ってると紫がフランの方に手を向けようとしているが、霊夢達が凄く必死に抑えている。
「ま、まぁいいよ」
「やったー!」
いや〜今一瞬ロリコンに落ちる所だったわ、あぶね。俺には紫達みたいな嫁もいるし気をつけないと…
「ひ、久しぶりね、右腕は大丈夫かしら?秋人さん」
と話をかけてくる奴が一人、そうレミリア・スカーレットだ
「お、よぉ!レミリア、お前達も宴会来てたんだな」
「え、えぇーまぁ」
と、引きつった顔で話をかけてくる…まぁおおよそ白蛇と美結絡みなんだろう。
「あ、レミリア」
「なにかしら?秋人さん」
「その秋人さんっての止めて、あと友達感覚でいいからそんな感じて接してくれると俺的には嬉しいんだが…」
「えぇーわ、わかったわ、秋人」
「よし」
と、このように雑談をしたりして酒を飲んでいると今度は二人来る
「どうもこんばんは!私は清く正しい「射命丸 文」と申します!是非取材させてもらいたく来ました!」
あ、みんな うぁ〜めんどくさいの来た みたいな顔をしている…
と後ろから酒を持った色々と大きな鬼が背中にくっついてくる。あ、やべ色々と当たってる…
「おー!秋人!久しぶりだねー!ていうかこっちに来てたんだな」
「久しぶりだな、勇儀。まぁこっちに来たのは紫に連れられて来たんだがな」
彼女は、「星熊 勇儀」だ、俺の嫁の1人でもある
「あ、勇儀さん!?なにやってるんですか?!」
「ん?天狗、お前には前言っただろ、この男は私の旦那だよ」
「「え、ぇぇぇぇ?!」」
おいおいもう流石に慣れたわ…と思いながら酒を飲む
「まぁ!それはさておき秋人さん、先程面白い話をしていらっしゃいましたね!」
「ん?面白い話?」
「えぇー!秋人さんの過去についてとか、紫が言っていたアレとか!」
と興味津々で聞いてくる。あ〜アレかー俺的には言ってもいいんだかな、と思っていると紫と勇儀が
「アレについて話すことは無いわ、死にたくなければ聞かない事ね」
と紫
「アレかーもう何百年前だ?まぁ今でもアレの出来事は鮮明に覚えているがな」
と勇儀が
「だーかーらーアレって何なのよ!余計気になるじゃない!」
「そうだぜ!霊夢の言うよりだぜ!私も聞きたいのぜ!」
「是非とも私も聞きたいですね」
「お兄様の過去、面白そう」
「まぁ、でもアレアレ言われたら普通気になるわよね」
とみんな言っている、しゃーね話すか
「もういいよ、二人とも」
「「でも!」」
「人でも何でも長く生きてる限り時には話さなくちゃいけない時もある」
「あ、秋人が良いなら私は手を引こう」
「ちょ、勇儀?本気?この子達は昔の残酷さを知らないのよ…」
「まぁいいだろ紫、本人達が聞きたいって言ってるんだし」
「……わかったわよ、でも、貴女達覚悟して聞く事ね」
「そうだな、生半可な気持ちで聞くくらいなら今すぐ止めたがいいぞ」
「んじゃ、警告もしたし話すぞ〜」
「「ゴクン」」
霊夢達は唾を飲む…
「うーん、確かあれはいつより満月が綺麗な日ことだった」
最近色んな事が一気に起こりきつい作者です…
今思えば「俺そういえば不定期更新じゃん!」とは思ったのですが…
やっぱり数日やってないと焦りが出てきてやばかったです…
という訳で今回も凄く長いですが物語の内容は良かったでしょうか?
次回は秋人の過去です!