主:すいません許してください。
???:.hackとcodと?
主:すいません許してください。
???:12月にはゼノブレとEDFか。
主:すいません許してください、何でも(ry
???:ん?今何でもするって言ったよね?
という訳で、今月もう一話投稿します。
今回はテオさんの扱いが悪いです。
また、ネタもそんなにありません。
ご注意ください。
修正
リィンがテオと会話する場面のリィンのセリフを敬語に変更しました。
誤字報告ありがとうございます
「父さん。」
「?どうしたリィン?皆さんは外へ行ったようだが。」
「ええ、それは知ってます。でも、話したいことがあって・・・。雰囲気変わったって思いませんでした?」
俺の勘違いかもしれないけどさ、皆よそよそしかったんだよね。
やっぱあの技も原因の一つだけど、一番は俺がリィンに憑依したせいで雰囲気や印象が変わったことにある気がするだよ。
でも、馬鹿正直にそのことを言ったら、
『リィン。お前には仲間の場所よりも行くべきところがあるだろう?(病院を指刺しながら)』
されるのは明白だから、ぼかしてっていうかセリーヌに言った時の様に話したいんだけどさ・・・・・。
俺、他人だけど父親と話しするの7年ぶり位だから・・・ちょっとね、話しにくいっていうか・・・。
「リィン」
「はい!!」
「・・・・いや、そんなに固くならなくてもいいから。とにかくリィン、お前には色々あったん・・・・・・・・」
ダメだぁぁ!!
全然話が頭に入ってこない。
真剣な話だろうからテオさんの顔見てるけど、脳内では「見つめあった瞬間、好きだと気付いた・・・・」この部分だけがループして流れてるよ。
・・・・どうしよう、笑えて来た。
いや、この状況だと笑う要素0なんだけどさ、さっきの硬くならなくていい発言からくだらないこと考えてそれで笑いそうになっている。
抑えようとしてるんだけど、自分じゃ・・・・・・ヤバイ、体が笑いで震えてきた。
今喋ったら、
『そwうwなwんwでwすwかw。』
となること間違いなし!
煽ってる場合じゃないぞ、俺!
テオさんも何とも言えない表情になってるじゃないか。
・・・・・・・・ふぅ、収まってk・・・
「・・・お前にも伝わって良かった。大切な事は何を成すか。その過程でお前が変わってもそれは良い変化だ。だから俺は、お前を誇りに思うよ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい。」
これしか言えません。
会議とかで一番最初だけ真剣に聞いて、途中ほとんど寝て、最後を聞いたとしても何となく話は分かるけど、何か質問されても『はい』しか言えないあの状況だよ。
ニートがなんで知ってるって?
大人の都合だからさ。
「・・・・そうだな。今日は夕飯にお前の好きなあれを作ってくれるって母さんが言ってたからな。少し、狩りに行ってくる。」
何だっけその料理?
シチューだったはずだけど・・・。
兎に角、美味しいに違いない。
原作ではアルフィン殿下とエリゼちゃんが連れ去られた後で、重々しい雰囲気だったけど、それでも味は変わらない・・・・変わらない筈。
兎に角、俺は家を出てまずは足湯の方に向かう。
ユミルの中心、そこではエリゼがセリーヌにホットミルクを与えていた。
ホットミルクか・・・・懐かしいな。
砂糖を入れると美味しんだよ。
「エリゼ。・・・・セリーヌにミルクを?」
「ええ。外は冷えると思って。ホットミルクでも、と。」
優しいなエリゼちゃんは。
・・・・・・この後くるイベントには何も言うまい。
さて、エリゼちゃんにも俺の印象聞いてみるか。
「なあ、エリゼ。それにセリーヌも。俺って何か印象変わった?」
「え?・・・・まあ、それなりに・・・・。」
え?
何その反応。
いや、回答してくれたのは有難いけど・・・・ど、どうしろと?
セリーヌは?
「まあ、変わったわよ。そうねぇ、鈍いところは相変わらずだけど、その・・・・・色々とねぇ。」
だからその反応、何?
2人とも俯かないでよ。
・・・・っていうか頬赤いよ?
足湯のそばにいるから、温まったんじゃ?
・・・・・もしかして、熱!?
それはまずい!!
「エリゼ、大丈夫か?頬が赤いようだが、熱じゃないよな?」
そう言って俺のおでことエリゼのおでこをくっつける。
ん~、そんなに熱くないような?
あ、でも熱くなってきた。
どうしたのエリゼ・・・・・・すいません、すいません!!
そりゃ嫌ですよね。
兄と言っても勝手におでことおでこを合わせられるのは。
ごめんなさい!
謝ります。
謝りますから、怒りで体を震わせないでくださいぃぃぃ!
「あ・・・・・そ、その・・・・・ごめんなさいぃぃぃ!!」
「・・・・・・(絶句)」
「まあ、そうなるでしょうね。」
・・・・・
「聞いてくださいトヴァルさん。」
「お、おう、そんな世界の終わりのような顔をしてどうした?何かあったのか?」
「実は・・・・・嫌われたかもしれないんです。エリゼに。」
「そ、そうか。それは災難?だったな。」
俺はお茶が入ったコップをテーブルに叩きつける。
「俺はただ!エリぜに熱があったら大変だからと!それで、それで・・・。」
勿論、他意が無かった訳じゃないですよ。
エリゼちゃんに顔を近づけられるって思いました。
でも、そんなことしてもリィンパワーでどうにでもなると思ったんです。
でも、結果として・・・・・。
「そうか・・・・。で?実際、どういうことしたんだ?」
「俺のおでことエリゼのおでこをくっ付けて、熱の具合を図ろうと・・・それで、それで・・・・。」
「・・・・・・・・、う、うん。俺は、大丈夫だと思うよ!嫌いになったって事はないって。多分数日ぐらいギクシャクすると思うけど、大丈夫だって。」
数日ってことは、ギクシャクしながら数十日別れるってことじゃないですかぁ!
再開した時、どう接していいのか分からないよ!
教えて、セリえもん。
トヴァえもんでもいいからさ。
「ダメなんですよ!それじゃ遅いんです。今すぐじゃないと・・・。」
「兎に角、大丈夫だって!ほら、子供は外で遊んできなさいって。酒場に居てもつまらないだろ?」
トヴァルさん・・・・中に入ってるの30代のおっさんですよ。
あと、そんなシスコンを見るような目をしないでください。
俺は断じてシスコンでは・・・・っていうか妹なんか本当はいないんだよ!
と、無理矢理酒場を追い出された俺は再び足湯を訪れ、足を湯につけてリラックス兼、これからの事を考えていた。
はぁ・・・・・・・、どうしようかなぁ。
エリゼちゃんとはイベントで会うんだけど・・・・会いずらいなぁ。
嫌われたくなかったけど、あれで完璧に嫌われたから、原作とも・・・・・。
どうしようかなぁ・・・・・。
「ねえ、ちょっと。」
「ん?ああ、セリーヌか。どうしたんだ?」
「どうしたんだじゃないわよ。アンタ、さっきからここに居すぎよ。」
セリーヌは腰掛けにうずくまって俺にそう言ってくるが、あいにく今は力が出ない。
それもこれも自分の身勝手な行動の結果なのだが・・・・。
「どうしようかなぁ。」
「?何よ、そんな声しちゃって。」
「いやさ、さっきの事でエリゼに嫌われたからさ・・・・・。会いにくいかなって。」
「・・・・・・は?」
いや、そんな素っ頓狂な声出されても困・・・・・なんでネコパンチ俺にやってくるんだよ。
怒らせることしたかな?
なんかユミルに来てから不幸なことが続いている気がする。
「なんで、アンタは、そんな、鈍感なのよ!ハア・・・ハア・・・。」
「疲れるならやらなくていいのに。」
「アンタがそんなこと言うからでしょ!!兎に角、アンタはこんなところに居ないで、どっか歩くか、お風呂にでも入りなさい!」
なんでイベント進行場所の事を知ってるんだよって。
・・・・まあ、イベント進めなくちゃオルトヘイムさん出てこれないからね。
2時間前からスタンバってましたとか言われても困るからね・・・・。
仕方ない、教会に行くか。
・・・・・・で、教会に着いた。
ざっくりしすぎだって?
尺だよ、尺。
兎に角だ、このイベントどうしようかな・・・・。
アルフィン殿下は原作通りに祈ってるし、いつもだったらハイテンションに、
きたぁぁぁぁ!!!
着ましたよこのイベント!
リィンよ早く星になってくれイベント!
なんでこんなに女がちょろくなるんだよイベント!
(何故、中の人がこんなにはしゃいでいるのか説明しよう。このイベントは《閃の軌跡Ⅱ》の序盤と言っても過言ではないユミルで発生するイベントで、リィンがアルフィン殿下の頭を撫で、抱き着かれと、画面の前で歯ぎしりしていた中の人にはたまらないイベントなのだ。なお、このあとにも・・・・。)
となるんだけど、いかんせん元気が出ない・・・・。
仕様がない、ここはアルフィン殿下に言い聞かせるだけにして、今は風呂イベントに急ごう。
と言っても、蔑ろにする訳じゃないから!
「アルフィン殿下。」
俺がそう話しかけると、アルフィンは祈りを中断し俺の方を向く。
その目には今まで泣いていたような跡が付いているが、あえて言わない。
なるほど。
原作じゃ分からなかったけど、このイベントにも詳細があるんだなぁ。
まあ、ゲームと現実じゃ全く違うけどさ。
「あ、リィンさん。気分は・・・・少し沈んでますか?」
「ええ・・・・エリゼにもしかしたら嫌われたかもしれないので、少し。」
「まあ!あの子がリィンさんを嫌いに?それはよほどの事ですわ。・・・・何をしたんですの?」
またか・・・・。
なんか原作ととても乖離してるような・・・・。
まあ、会話とかだけだし、別に結末が変わらない訳じゃ・・・・・・変わらない?
え?
このままいったらあの結末直行?
おやじ殿にボコられたり、拘束プレイされたり?
ミリアムが死んだり、呪いが全世界覆ったり?
挙句の果てには最終章まで数年待たされたり?
・・・・・・・まずい。
それはまずい。
あれは俺が傍観者というか3次元の住人というか、ともかく関係なかったから認められ・・・なかったけど、
『希望があるんだ、ふぅ~ん。また数年待たされるんだ、ファルコムしっかりしてくれ』
で納得してた。
でもさ、普通に考えてリィンとかアリサとかゲーム内に登場する人物ってそれじゃ納得なんてできない筈だ。
かくいう俺がキャラ目線で考えて納得できないと思ってるんだから、絶対にできないんだろうなぁ。
あぁ~、なんでリィンなんだ。
リィンなんかに憑依したんだ、俺。
オリ主とかモブ転生とかあっただろうに。
・・・・・すいません、モブは勘弁してください。
呪いで\(^o^)/になるので。
兎に角、方針変えようかな?
流れは変えずに最後だけ変えるとか。
でも、バタフライエフェクトが・・・・・。
「あの?リィンさん?」
「え?・・・・あっ、すいません。すこしぼ~っとしちゃって。えっと、それで、何をしたかでしたっけ?」
ヤバイヤバイ、答えないと。
・・・・・・・え?
エリゼにした事言うの?
・・・・・・いや、いやいやいや。
無理、無理だから!
なんであんなことしたんだろう、って後悔してる最中だから!
「いや、あの・・・・・少し言いづらいというか、何というか・・・。」
「う~ん、なんか釈然としませんね。・・・・・では、エリゼにやったことを私にもやってくれませんか?その方がどうしてエリゼが怒っているのか分かりやすいと思うのですけど。」
・・・・・・・WHAT?
・・・・・・・WHY?
一体どこがどうなってそう繋がるんだよぉぉぉ!!
今はそういうの求めてないから!
つうか、アルフィン殿下も自分が皇族だって理解してください。
あなたにあれをするって、下手したら帝国国民全員を敵に回すようなものだから!
半上条当麻状態だから!
あの兄貴あってのこの妹だけどさ、色々と大胆すぎるよ!
兎に角、キャンセル、キャンセル。
「あのですね。それは・・・・ちょっと恥ずかしいし、俺から言うのもあれなんで、エリゼから直接・・・」
「・・・・・・ダメですか?」
上目遣いは卑怯ですよ殿下!
で、でも、その程度じゃ落ちんよ。
上目遣いになんて負けない!
「喜んで」
・・・・・・・・やっぱり上目遣いには勝てなかったよ。
即オチ2コマかよ。
おっさんの即オチって誰得?
ていうか俺、覚悟が足りないだろ!
どうするんだこれ、喜んでとか言っちゃったぞ。
えぇ~い、ままよ!
もうどうにでもな~れ。
俺はアルフィン殿下に近づいて俺の手を殿下の後ろ頭に回して、額をくっ付けた。
殿下のほんのりと温かい体温が直に分かる。
・・・・・・なんか熱くなってる?
いや、なんか殿下の体が傾いて・・・・って!?
「・・・・・へ?・・・・・・・////」
「だ、大丈夫ですか!?倒れかけるなんて、やっぱり家族の事で疲れてるんじゃ?」
そんなことより早く医者に見せないと!
気絶はまずいよ。
兎に角、シュバルツァー家に運んで・・・・・・ん?
シュバルツァー家って今の俺の自宅で、そこへ殿下を持って行って・・・・・、お持ち帰り!?
い、いや、そんなこと今は関係なくて・・・・でも、皇族をお持ち帰りって。
ヤバイよ、ヤバすぎて、兎に角ヤバイよ。
ヤバイよと連呼しながらも殿下の膝と肩を持って立ち上がる。
これが本当のお姫様抱っこって?
やかましい!!
そして恥ずかしい。
何よりも、これをエリゼに見られたりしたら・・・・
『兄様、絶交です!」
『ぐっはぁぁぁぁ!!!』
中の人は999999のダメージを受けた。
中の人は真っ白な灰になった。
『おお、中の人よ、死んでしまうとは情けない』
ってことになるから!
いや、今はそんな事どうでも・・・・・・よくない!
どうすればいいんだぁぁぁ!!
「・・・・・・あれ?・・・・・リ、リィンさん?どうされ・・・・・///」
待ってぇぇ!!
それでまた気絶しないでぇぇぇ!!
せっかく起きたんだからそのままでいてぇぇぇ!
「しっかりなさってください、殿下。・・・・立てますか?」
「は、はい。支えてくださってありがとうございます。もう、大丈夫です。」
「それは良かった。では、俺はここで・・・。」
教会から出て行こうとする俺の手を殿下が掴んで引き留める。
いや、また気絶したらまずいから、手を放してもらいたいんですけど・・・?
「良かったです(ボソッ)」
「・・・・・・え?」
「兎に角、エリゼの事は大丈夫です。私の方からフォロー・・・・・みたいな事をやっておきますから。・・・・それと、やっぱり気づいていらしたんですね、私の気持ちの事を。」
「・・・・・・・(やっちまったぁぁぁぁ!!と心の中で叫んでいる)え、ええ。俺も仲間と離れ離れになった身。殿下のお気持ちは、痛いほどわかります。ええ、分かりますとも!!(中の人は(ry)ですから、殿下も無理だけはしないでください。辛いときは立ち止まったり、叫んだりしてもいいんです。その時はエリゼが、トヴァルさんが、街の皆が殿下を支えます。勿論、俺も微力ながら力になりましょう。だから、そんな作った笑顔じゃなくて、本当の笑顔を見せてください。」
よくもまあ、こんなセリフが出てくるな。
ていうかこれ、俺の言葉じゃ無くね?
俺って、自然とこんな言葉を言える人間じゃなかったような。
つうか体が勝手に言ってるような。
「・・・・はい。リィンさんに励ましてもらって少し勇気が出ました。・・・・兄様達の事は心配です。でも、皆さんがいるんですから。特にリィンさんが。だから、少し心を落ち着けてみようと思います。そして・・・・」
殿下は俺に近づくと自分の唇と俺の唇を合わせる。
って、なにやってんのぉぉぉぉぉ!!!
「で、殿下」
「ふふ・・・・励ましてくれたお礼です。これからもよろしくお願いしますね、リィンさん♪」
その時見せたアルフィンの笑顔は、作り物じゃない本物の笑顔だった。
今回のネタ一覧
無し
中の人「今回のネタは?」
ハニカム「無い」
中「は~、つっかえ。今回のオチは?」
ハ「無い!」
中「ウゾダドンドコドーン!次回予告は?」
ハ「無い!!」
中「このっ・・・馬鹿野郎!!」
次回は温泉会になるはず。