トリコ 一夏がトリコの世界に行って料理人になって帰ってきたお話   作:ZUNEZUNE

63 / 90
フェスの内容は原作と同じようにしています。流石に競技内容を考えるのには時間がかかりますから。


グルメ62 予選スタート!

『記念すべき55回クッキングフェスティバルゥウ!!今100人の料理人たちが集結しましたぁ!』

 

「「「うおおおおおおおおおお!!!」」」

 

『このネオクッキングスタジアムも沸騰寸前!当然でしょう、彼らはグルメ時代に現れた超新星たち!!我々を新たな世界に導いてくれるぅーー!!』

 

司会者のムナゲの言う通り3億人で埋まっているネオクッキングスタジアムは人々の声援で盛り上がっている。数十年前の美食會襲来により崩壊した前のスタジアムを改築し、より広い施設へと生まれ変わっていた。

以前のランキング覇者たちはもう殆ど姿を見せず、今その名を上げているのはいずれもその技術を受け継いできた猛者ばかり、そしてそれはこの男も同じであった。

 

『今回注目すべき料理人はこの男ぉ!!小松シェフの弟子である一夏シェフだぁ!!超新星の中でも人際目立っている人物であり、その腕前はしっかりと師匠から受け継がれています!果たして今祭典にて師匠と弟子のバトルが見られるのかどうかに期待ですッ!!』

 

「頑張れ一夏ぁー!!」

「負けんなよー!!」

 

(師匠から教えてもらった技術……今ここで活かして見せる!)

 

放たれる声援に応えるかのように奮起を見せる一夏、フェス初出場の彼にとってこれは自分の腕を世界に見せるチャンスであった。そして師匠である小松を超えようとやる気を示していた。

するとそんな一夏に歩み寄る1人の料理人……赤いエプロンと帽子を身に付けた若い男であった。

 

「君が一夏か、一度会いたかったよ」

 

「あ!ヘラクドスシェフ!」

 

それはランキング7位にして調理王ザウスの孫である「ヘラクドス」、ザウスは元料理人ランキング1位の男で彼もまたその技を受け継いでいた。

 

「小松シェフの弟子と聞いてね。今回のフェス、共に奮闘しよう」

 

「はい!勿論です!」

 

92位の一夏に7位のヘラクドス、周りから見れば対等な関係になど見えないはずだが歳も近いためまるで友のように接し合っていた。

するとそんな和気藹々とした雰囲気に、何と馬に乗った男が現れた。

 

「ヘラクドス!今日こそ長きにわたるライバル関係に終止符をつけよう!」

 

「アーサーシェフまで!」

 

「ああアーサー!今回もよろしく!」

 

「このフェスに優勝し、調理王の名は我が貰う!」

 

英国料理専門店「キャメロット」のオーナーシェフであり、ランキング9位であるアーサー。ヘラクドスとは「王」同士でライバル関係で基本アーサーの方から勝負を挑んできている。

 

「ハハッ……皆さんやる気で……私なんか吹き飛ばされそうですよ」

 

「あ!ユラシェフ!」

 

次に現れたのは膳王ユダのひ孫であるユラ、彼もまたランキング8位であり膳王の血と名を受け継いでいる料理人であった。

 

「ユラ……貴様も膳『王』の名を持つ男か……その玉座も我が貰ってやる!」

 

「曾祖父から受け継いだその名は、決して安いものではありませんよ……!」

 

『おおっーーと!ランキング上位たちがいきなり火花を散らしているぅー!!もう勝負は始まっているのかもしれません!!』

 

ムナゲの司会により盛り上がりは更に絶好調。そしてランキング上位の新世代料理人たち、一夏を含めた彼らを遠くから傍観している料理人が3人いた。

その料理人こそ一夏の師匠である小松、そしてその親友ともいえる「大竹」と「中梅」であった。

 

小松(こま)っちゃんの弟子……手ごわそうだね」

 

「そうだね竹ちゃん……小松っちゃんは凄い人を育てたなぁ」

 

「梅ちゃん竹ちゃん……でも今回は僕が勝つよ!」

 

ランキング5位6位、そして3位が勢ぞろいしているその場も一際存在感を放っていた。

 

「小松シェフ……今年もよろしくお願いします」

 

「ののさん!負けませんよ!」

 

そこに話しかけたのは人間国宝節之の弟子であるののであった。国宝の腕と名はしっかり彼女が守っていた。

 

「相変わらずのようだな……小松シェフ」

 

「スターさん!フェス出場おめでとうございます!」

 

そしてこの男はかつて美食會副料理長としてIGO、そしてトリコと幾度も戦ったスタージュンであった。今は正式な料理人として活躍しかつての蛮行をその料理の腕で償っている。

 

「ブランチさんはいつも通り休みですけど……皆さん頑張りましょう!」

 

 

 

 

『それでは早速行きましょう!まずは予選第一回戦!!スイム、バイク、ランの食のレース、毎年恒例『トライアスロンクッキング(・・・・・・・・・・・・)だァアアーーーーー!!!』

 

「え……トライアスロン?」

 

そしてムナゲの口から言われる予選の内容、観客たちはそれによって更に盛り上がっていくが、料理の大会なのに何故トライアスロンという単語が出るのか、そう疑問に思った春十たちIS組は首を傾げる。

 

『スイムで手に入れた食材をバイクで運び、ランで調理器具を手に入れゴール地点で料理するこの予選!より速い者が良い食材を手に入れ、良い調理器具を使えるようになっています!』

 

「うーん……トライアスロンの部分必要かそれ……?」

 

『では!早速予選を始めていきましょう!!』




オリキャラ全員活かせるかどうか不安……
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。