トリコ 一夏がトリコの世界に行って料理人になって帰ってきたお話 作:ZUNEZUNE
私は黒髪美人で年上でおっぱいもでかくて身長も高い母性のある人が好きです(唐突な性癖暴露)。
『さぁートライアスロンクッキングも終盤半ば!もう殆どの料理人が第3ステージのマラソンに挑んでおります!その道中では給水所ならぬ
「あった!黒星と白海、間に合って良かった……」
何とかバイクコースを乗り越えマラソンに挑んでいる一夏、もうガルベルトとは別れ単独で走っていた。そして給具所で見事自分の包丁を獲得でき再びそれと食材を持って走り出す。他にも沢山の料理人が高速で風の如く駆け走っている。
『このトライアスロンクッキングで生き残る料理人は70名!そしてそのうち50人がこの後の料理勝負で残ります!ちなみにランキング上位のスタージュン、のの、大竹、ヘラクドスシェフはもうゴールしています!残り66名!』
「もうゴールしている人がいるのか!俺も急がないと!」
ムナゲの実況を受け奮闘を開始する一夏、他の料理人たちもよりスピードを上げ数十キロ先のゴールへと目指した。その道中に現れる猛獣に苦戦しながらも確実に倒しながら先へと進み、ゴールを目指す。
大量の食材や連戦による疲れで、もうヘトヘトになっていた一夏であったが前方に見覚えのある背中を確認する。
「あれは……師匠!」
「ゼェ……ハァ……ゼェ……ハァ」
それは一夏の師匠である小松であり、息を切らしながら顔を真っ青にしている。小松は他の料理人のように戦闘能力が無いためこのトライアスロンは最大の敵であり、他の料理人たちに次々と抜かれていっている。一見可哀そうにも見えるが、ここで手を抜くのは自分の師を裏切る行為に近い。そのまま一夏はスピードアップをし小松の横を突き抜けた。
「師匠!お先に失礼します!」
「ハァ……ハァ……一夏君に越されちゃった」
そうして一夏はそのままゴール、順位は55位と結構ギリギリであった。そして後から遅れ小松も68位という本当に危ない順位で何とかゴールした。
『おぉーと!小松シェフがゴールしたぁ!今年の小松チャレンジが成功したぞぉ!これはもう優勝者が決まったに等しいのではーー!?』
「アホ抜かせ……師匠を超えて優勝するのは俺だ!」
ここで30人の料理人が脱落、そしてそこから始まるのはこのトライアスロンクッキングのメインと言っても過言ではない料理の時間であった。料理人はスイムで手にいれバイクとランで運んだ食材を調理しそれをG7に試食してもらう。そうやって美味い順から50名が予選を通過できるのであった。
『ガルベルトシェフ予選通過ぁーー!!!』
「当然である!我が料理人の頂点に君臨して見せよう!」
ガルベルトやセリア、そして上位組は当然予選を通過していく。ガルベルトはチョコレートを駆使した料理など自分の個性を生かした料理を作っていった。
そして次はいよいよ一夏の番である。
『次は一夏シェフだぁ!果たして今祭典のダークホースとなり得るのかぁ!!』
「お久しぶりですパッチさん、実食お願いします!」
「一夏シェフ、期待しているぞ」
実食をするG7の一人、パッチは一夏とも面識があり小松の大ファンでもあった。だからといって甘めに審査などしない、味覚マスターとして正面から料理人の全力を受け止める。
そうして7人分の
「おぉ……これは……!」
「題して、『2つの味のマグマダムカレー』です!」
『一夏シェフが作ったのは、ドーイド火山で採れるマグマカレーを作ったカレー!しかもライスで皿の真ん中にダムのような壁が形成されており、ルーが2種類に分かれてるぅー!』
「では……いただきます」
パッチはそのままスプーンをとり、一夏のカレーを頬張った。右側のルーは野菜がタップリ入っており、左側は海の幸が豊富なシーフードカレーであった。
「右側は野菜仙境の野菜で作った野菜カレー、左側はミカエルフィッシュをメインにしたヘブンオーシャンの海の食材を使ったシーフードカレーです」
「山と海、2つの幸がマグマカレーのルーと見事に調和しているな……栄養満点の野菜仙人たちの野菜、ヘブンオーシャンの爽やかな潮の味、そしてそれらが程よい辛さでより引き立てられている……絶品だ!」
「2つのルーを混ぜ合わせてみてください!」
「ルーを……?」
そう言われてパッチはスプーンでライスのダムを崩壊させる。隔離されていた2つの味が混じり合いまったく別の味のカレーへと変化した。
「んん!一見合わないと思っていた野菜とシーフードがベストマッチとなっている!」
「まったく別の食材、正反対の方向で見つかった食材、例えバラバラでもカレーなら一括りにできるかと思って……野菜仙境、ヘブンオーシャン、ドーイド火山の3つの土地が融合させました!」
「うむ……ここまで異色揃いの食材たちをここまでまとめられるとは……これは文句なしの合格だ!」
『一夏シェフも予選追加ぁーー!!これで更に勝敗が分からなくなって来たぞぉー!』
「よっし!」
今までIS組と乗り越えて手に入れた食材を使ったカレーで見事予選出場を勝ち取った一夏、しかしこれだけでは終わらない。本当のフェスはここからであった。
『いよいよ予選第1回!次の種目は、調理の早さを競うハヤワザクッキングレースです!果たしてこの50人の内誰が生き残るのかぁー!!」